2017/08/15 - 2017/08/20
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saesae68さん
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中国東北部、延吉・瀋陽へ行ってきました。
中国東北部、近くて行ってみたいけれどなかなか行けなかった場所です。
延吉・瀋陽出身の友人がいて案内してもらいました。
4日めの瀋陽到着から街歩きをした5日め、そして帰国まで。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
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-
延吉から瀋陽へ向かう車窓に見える風景。
防風林のなかをのびる一本道とか、延々と続く整備されたトウモロコシ畑とか、きれいな景色もたくさんあったのに見とれて写真を撮り忘れています。
街に近づくと、解体されつつある古い家と新しく建てられた高層住宅が見えます。今昔そのもの。古い家並みにあったであろうコミュニティは維持されているんでしょうか。気になります。 -
瀋陽北駅に到着しました。瀋陽駅に到着する高速鉄道もあるようです。
次回はそっちに乗ってみたい。
ホームから駅の出口へ降りる階段(もちろんエスカレータもあります)は1カ所しかなかったように思います。階下に降りると北出口と南出口があります。 -
瀋陽北駅の北出口(だったと思います)。
ここで瀋陽出身の友人に見つけてもらって宿へと向かいます。 -
渋滞がヒドイので駅でのタクシー乗降が警察官によって制限されています。
ひとつブロックを離れてここでタクシーを探します。
Uberのようなアプリでの予約が優先され、目の前にタクシーは何台も走っているのになかなかつかまりません。もうすぐ渋滞になるので友人は気が気ではない様子です。 -
少し渋滞に巻き込まれましたが宿のあるコリアタウン(西塔)へ到着しました。
朝鮮族ネットによればロサンゼルスのコリアタウンに次ぐ世界第二のコリアタウンだそうです。 -
晩ご飯をここ西塔の焼き肉屋さんでいただいてから同じく西塔のカフェでコーヒーを飲みました。ここは韓国資本のお店だそうです。焼き肉もコーヒーもおいしい。キンパのお店もありました。北朝鮮のお店も数軒あります。
このエリアなら一人で歩いてもイイですよと言ってもらってましたが、すでに9時。お水を買ってホテルに戻りました。
週末でなくても渋滞はヒドイのですが、週末は大変。車線変更も半端ないです。道を横切るのは横断歩道であっても十分注意してくださいね。 -
瀋陽2日め。ホテルの窓から見える景色。
暑くなるなんてちっとも感じさせない空なのに。
瀋陽滞在は今日一日。
明日の早朝には飛行機に乗って帰国です。
AM8:30にホテルロビーで待ち合わせて街を見て回ります。 -
瀋陽駅までは西塔エリアから歩いて行けますが、蒸し暑くて気温も高いのでたった二駅ですがローカルバスに乗ります。
行きたいエリアのバス停が分かればわりと簡単らしいです。
私たちは太原街中山路に行きたいので255番のバス。
ローカルバスはエアコンなしが1元、エアコンありが2元だそうです。
最近、瀋陽ではシェア自転車がはじまって、とても目につきます。
眼に入るのはオレンジ色の自転車です。
アプリを入れていくらかの保証金を払えばどこで乗り捨てても良いそうです。
自転車で風を切って街を走るのも楽しそうですが、こちらも楽しそう。
ローカルバス体験です。 -
バスの車内には電光案内板があって次の駅が黄色くなっています。
バスは各停留所に止まりますが、長くは停車しないので停留所に着くまでに降車ドアのあたりで待つ方が良いそうです。
料金は先払いです。 -
奉天郵便局旧址です。
いまも郵便局として使われています。 -
日本のポストは赤ですが、中国は緑。
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電光案内板が現在の中国風で、使いやすいように活用されていると思えば良いのか判断に迷うところです。
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全景を撮るのはなかなか難しいです。
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七星(七福屋)百貨旧址のプレート。
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七星百貨(七福屋百貨店)。
大阪市内も近代的な背の高いビルが林立しています。そこでたまにこうした古い建物を見ると現代にいながら過去へとタイムトリップさせられます。このビルもそんな思いにさせてくれます。 -
七星百貨(七福屋百貨店)旧址の裏側に非常階段があって、リチャードギアがジュリアロバーツを迎えに来そうです(古っ)。
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(たぶん)旧藤田洋行。そのあとはロシア人が所有。秋林公司という看板?がいまもかかっています。
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(たぶん)旧藤田洋行。
アーチ型の横にくっついているのも同じ建物。
ここは現在も人が暮らしているらしい。
建て替え・建物補強の工事の話が出ているそうです。 -
涼を求めて入った博物館(涼しくなかったけど)で見つけた絵はがきと今の沈阳駅を並べてみました。いま駅前の広場は駐車場になっています。駐車場の敷地内、沈阳駅正面入り口前あたりに警察の見張り小屋もあります。小屋の二階で見張っていた警察官は銃を持っていました。
駅舎へは、乗車券がないと入れなくなっています。
【追記】口コミに書き込もうとしたのですがスポットが出てこなかったのでこちらに。涼を求めて入った博物館をご紹介。2016年4月にオープン。無料です。
日本が占領していた時代も一つの時代として展示されていて、フラットに瀋陽という地の歴史を見通すことができてイイ学びになりました。おすすめです。
産業金融博物館:和平区中山路83号:9:30-18:00:月曜閉館 -
これも涼を求めて入った博物館(涼しくなかったけど)で見つけた絵はがきと沈阳駅からの風景を並べてみました。
沈阳駅を見に行ったときに比較することなど頭になかったので分かりにくいですが。 -
満鉄関係の建物のなかです。
落ち着きのある造り。 -
吉野家もあります。
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いろんなお店が入っています。駅前ですもんね。
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中山広場まで来ました。
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大和旅館のプレート。
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旧大和旅館ですね。現在も遼寧賓館として利用されています。
友人はここでの宿泊も考えてくれたそうですが、交通量が多くしかも横断歩道には信号がないのでやめたそうです。地理も少し分かったので次回の利用はアリかな。
ただ、西塔エリア、居心地良かったんですよね~。 -
満州医科大学の遺構。現在も病院として使われています。
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現在の中国医科大学付属第一医院のビル。
古い建物と新しい大きな建物(ビル)の組み合わせは大阪中津にある済生会病院を思い出してしまいます。・・・超ローカルでスミマセン。 -
写真を小さなサイズにしているので読めないかと思いますが、沈阳中山広場建築群のひとつ、東洋拓殖株式会社奉天支店旧址とあります。
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東洋拓殖株式会社奉天支店旧址の玄関です。
歩道から撮ったので、これが限界。もっと引いた写真が撮りたかったなぁ。 -
現在は沈阳鉄路公安局。昔は法務局だったとか。
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これが現在の瀋陽で話題になっているシェア自転車。
中山広場からタクシーに乗ったのですが渋滞がひどく車がまったく進まないので途中で降りて少し歩きました。なのでシェア自転車は便利だと思います。便利で活用されているのですが置き場所の問題も起こっているそうです。
これから沈阳の故宮です。 -
ショッピングモール。
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老舗の金の装飾品屋さん。萃華金店。前のショッピングモールの目の前にあります。
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萃華金店のよこにある劇場。
漫談?喜劇?かなにかで有名になった人がたてたそうです。 -
沈阳の故宮入り口までやってきました~。
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この壁の後ろに切符売り場があります。
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まだ午前中(11時頃)だというのにチケットは7,000枚も売れています。
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崇政殿は工事中でした。
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崇政殿から右が順路のようです。右手にある建物にも入れます。
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先の写真に書いた右の建物、東七同楼は展示室になっています。
おもしろかったのは、これ!
建物の地面の保護のためでしょうけど上げ底になってます。 -
ここはたしか奥方が人と会う建物。
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で、その横にくつろげる場所も。
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これはベッドですね。
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大政殿までやってきました。
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龍が彫ってあるんでしょうけど風化してしまってます。
なのでガラスで保護。 -
皇帝の玉座。
北京に入ったあとも離宮として使われていたとのことですから、沈阳に皇帝が見えられた時には謁見される方も多かったのでしょう。 -
大政殿から東大門を見るとこんな感じです。
大政殿の前は舞台のように少し高さがあります。
ここで宴をしたり、祈祷をしたそうです。 -
今度は東大門から大政殿を見てみました。
この空間の取り方、皇帝をより偉大に見せます。 -
大政殿の左右に並んでいる建物の内部です。
八旗人と言われた人たちにもこのような建物が与えられていてここで謁見を受けていたようですね。 -
プライベートルームです。
ゆりかごが満族のそれです。 -
バリ島や沖縄、アジアではよく見かける玄関の正面に置かれる壁と同様の意味のもの。結界を張る意味もあるようです。
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西側にある仰熙斎と文溯閣。
学びの場所です。
この二つをつなぐ回廊は工事中でした。 -
西側にある仰熙斎と文溯閣。
学びの場所です。
この二つをつなぐ回廊は工事中でした。 -
西側にある仰熙斎と文溯閣のいずれかの内部。
ここで書を描いたり楽器を弾いたり本を読んで過ごしたいですね。 -
西側にある仰熙斎と文溯閣のいずれかの内部。
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平面図もアップしておきます。
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沈阳故宮をでて昼ご飯。
超ローカルなお店です。きしめんのような平麺に鶏のスープだったか。
横にある皿にあるのはせせり。骨と一緒に揚げているので食べにくいです。
でも、ビールのつまみには良さそう。 -
張作霖・学良の屋敷にやってきました。
『マンチュリアン・リポート』を読んだのでぜひとも来てみたかったところです。 -
張氏帥府と刻まれた石碑がふたつもあります。
1985年と1988年に文化財に指定されています。 -
順路を示した案内図が正門横にあります。
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ここが正門です。
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これは正門前。案内図に影壁とあります。
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ここも沈阳故宮でみた上げ底です。こちらは床の全面がガラスです。
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正門を抜けると四方をぐるりと取り囲むように建物が建っています。
四合院という造りでしょうか。
こちらはオフィシャル空間です。
先ほどの沈阳故宮もそれなりの観光客でしたが、お昼くらいから降ったりやんだりしている雨のせいで部屋には人がいっぱいです。
張学良がどんな人生をたどったかを展示しているのですが、展示が人で見えないくらいです。 -
こちらがプライベート空間。大青楼。
さきほどのオフィシャル空間からは岩で作った壁を抜けてたどりつきます。
私が見たかったのはこれ! -
大青楼の内部。
玄関の様子でも分かりますが内部は歩けないほどの人です。
この部屋もドアから1メートルくらいの空間が設けられているだけで、写真を撮るのも順番を待たねばなりません。
二階へ上がる階段も降りる人とがごっちゃになって上がるのもひと苦労、降りるのもひと苦労です。
階段が鉄板で補強されていて「もう少しマシな補強の方法はないんかいな」と思いましたが、ああでもしないと階段が崩れる可能性があるのでは?
事故のないことを祈るばかりです。 -
大青楼の内部。
プライベートのお屋敷でしたがこちらにも来客が多かったのですね。 -
大青楼の内部。
ここは執務室だったように思います。
調度品がどれもステキです。 -
ようやくのプライベート空間ですね。
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たしか、爆殺事件で張作霖が運び込まれたのはこの部屋ではなかったか。
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張氏帥府博物館とプレートにはありますが、金融博物館です。
張作霖が設立した銀行を博物館として残しています。
ここは張氏帥府と組み合わせてチケットが販売されているようです。
いくつかのパターンがあるようですから、チケット売り場でご確認を。 -
蝋人形に同化して撮られているどなたかの写真を何かで見たことがあってやってみたかったんです。
張氏帥府の人の多さに辟易していましたが、この蝋人形を見た時にそれも吹っ飛びました。ただし、ここも人がいっぱいです。 -
いろいろな場所で蝋人形化にチャレンジしてます。
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瀋陽滞在は一日だけだったのにじっくり見すぎて、九・一八歴史博物館にも行くつもりが開館時間に間に合わず。
これは大変!と急いで北陵(昭陵・ヌルハチ陵墓)に向かいました。
入り口からこの案内の碑の場所まで15~20分は歩いたでしょうか。
園の入り口から陵墓まで往復するカートもあるんですが(有料)、歩くと言って意地を張ったらここも間に合わず。カートに乗れば間に合ったのだろうか・・・。
雰囲気だけでも味わおうと陵墓の周りを歩きました。 -
陵墓の案内図。
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陵墓の入り口ですね。
この門をくぐって右手にチケット売り場があります。 -
北陵からローカルバスに乗り西塔エリアまで帰ってきました。
晩ご飯です。参鶏湯を食べました。
晩ご飯を食べて、早々に引き上げます。
明日の朝は4時起きで空港へ向かいます。
翌朝、4時に起きて空港へ向かいましたがまさかのディレイ。
瀋陽を発てたのは夕方17時。関空に着いていたはずの時間だったのに。
上海で代わりに用意された便は翌日の18時発。その18時発もキャンセルになり
上海で2泊することになりました(だからといって観光できたわけではありません)。
それでも今回の旅はとても楽しかった。
計画していたけれど行けなかったところもあったし。
いつか、もう一度。
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