中国東北旅１

2017/08/15 - 2017/08/20

中国東北部、延吉・瀋陽へ行ってきました。
中国東北部、近くて行ってみたいけれどなかなか行けなかった場所です。
延吉・瀋陽出身の友人がいて案内してもらいました。
延吉到着日と２日めです。

エリア 延吉(中国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

一週間に２本ある関空から延吉への直行便、中国東方航空を利用しました。機内食は鶏・豚から選べます。往きは鶏を選択。

延吉空港へ到着。あっさり外へ出られました。こぢんまりとした空港です。とても使いやすい空港ですが新空港を建設中だそうです。
友人ともすぐに出会えました。

今回、お世話になった旅館の廊下。玄関で靴を脱ぎ（置き）、備え付けのスリッパで。実際はとても暗くてピンボケしています。

お世話になった部屋。快適な部屋です。ポットも冷蔵庫も薄型テレビもパソコンも、部屋に欲しいと思うものはほとんどありました。金庫はどうだったかな？なかったような。シャワーはありますがバスタブはありません。

市内を流れる布尓哈通河（なんと読むのかは分かりません）。

市内にあるショッピングモールで夕食。
春巻きのように巻いて食べる春餅のお店です。
古くからある食べ物（食べ方）で春餅にちなんだ漢詩が壁に描かれていました。
もちもちした皮もくるむ具材もおいしかったー！
この日はお年寄りを敬う日で、多くの人が年配の方と食事を楽しんでおられました。

２日めの朝。部屋の窓から。

エレベーターホール。
古き良き、というのでしょうか。
柔らかな日差しとソファに灰皿。お年寄りがお茶を飲みながら歓談している風景が頭をよぎります。

尹東柱生家。入り口からの景色です。
生家は学校や教会として使われていたそうです。
池田晶子さんの『2001年哲学の旅―コンプリート・ガイドブック』に出てくる風景と重なります。

尹東柱生家の壁。
韓流ドラマの時代劇に出てくるものと同じように見えます。

龍井市にある尹東柱が通った学校に1994年当時の生家の写真がありました。2017年現在（下）と比べてみると整備されているのがよく分かります。

中央右よりにあるのが2017年の生家。木が植えられ、広場が整備されているます。
資料館ももうあと少しで完成するようです。

生家の屋内。
中央に並ぶのが煮炊きをする鍋。横にあるのが火をくべるところ。
この火は煮炊きをするのと部屋を暖められるのに利用されていた、とのことです。

龍井市にある旧間島日本総領事館。
現在は工事中でしたが、玄関にかかっている案内の番号に連絡をすると係の人が来て見学できます。たぶん、中国語でのやりとり。館内の見学は有料40元でした。
地下には監獄があり、拷問の様子が蝋人形で展示されています。

旧間島日本総領事館のエントランス。

龍井市にあるお店でお昼ごはん。
友人とドライバーさんの同級生？同窓生？のお店。
寒天・葛のようなもの（イカではない）と野菜を混ぜていただきます。
ごま醤油ドレッシングのような味でとてもおいしい。辛くありません。

コングクス？
冷麺に入っているどんぐりをつかった麺のようなものを棒状に固めたのが入っています。麺ではないのが延吉風なのかな。
夏になるとコングクスが恋しい～というお友達がいたので、どんな味かとても興味がありました。すこしとろみがあって出汁の味がきいているけどあっさりしていておいしいです。キムチを入れるとまた味も違ったのだろうなぁ。

チヂミ。友人が説明してくれたけど忘れてしまいました。
もちもちしていてこれもおいしい。

白菜キムチとスンデ。スンデも初めて食べました。もち米が入っていておいしいです。豚の血が入っているとのことですが、肉の臭みとかはまったく感じられませんでした。

大根と牛肉の煮物。
青い半月切りのが大根です。
日本の大根と牛肉のみそ煮込みと変わらない味です。
薄切り肉の方が利用頻度が高いというようなことも教えてもらいました。

石焼きビビンパ。
栗やぎんなん、豆が入っています。

こちらも石焼きビビンパ。
人参入りのもの。

龍井市から延吉市に戻りました。
延辺大学の正門です。
大きな通りで車が途切れることがありません。