圧巻のバチカン！（母娘で行く初めてのイタリア７）

2012/09/25 - 2012/10/02

恒例の夏の母娘で行く海外旅行。
今回はイタリア旅行の記録です。

旅行記その７は世界最小の国バチカンです。
バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂へ行きました。
システィーナ礼拝堂は撮影ＮＧでしたので、写真はありませんが、天井画は圧巻でした。しかし首が痛くなるので、個人的には天井画は苦手です。笑

エリア バチカン(バチカン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

オリビエートからツアーバスでバチカン市国観光のためローマへ。
バスからサンタンジェロ城が見えました。

サンタンジェロ城はバチカン市国のサンピエトロ大聖堂と繋がっている通路があると言われている謎めいた城です。
映画「ローマの休日」にも登場します。
お城というよりも要塞のような雰囲気です。

まずはバチカン美術館へ！
入口からして重厚です。
前日楽しみにしていたウフィツィ美術館がストライキのため入れず、ものすごい悔しい思いをしたので、バチカン美術館へは並々ならぬ意気込みで臨みました。笑

さっそくおもしろいオブジェ。

美術館の美しい中庭です。

有名なまつぼっくり。

古代ギリシャ時代の彫刻「ラオコーン像」です。
作者・制作年は不明ですが、ミケランジェロら芸術家たちに大きな影響を与えたと言われている作品。

トロイア戦争で神官ラオコーンは、女神アテナの怒りを買ってしまい、ヘビ2匹が放たれ、息子2人とともに絞め殺されるという場面が表現されています。
ラオコーンが迫力満点で、それに対して息子二人が違和感あるほど小柄に作られていたのが印象的でした。

「ベルヴェデーレのトルソ」１世紀頃の作品。
こちらもミケランジェロに多大な影響を与えたと言われています。

頭部や両手、両足がない胴体には「アテネのアポロニウス」というサインが彫られているそうです。

髷？

こんだけ混んでます。

足の親指だと思われます。

親指がこんだけ大きいと、いったい元の全体像はどれくらい大きかったのか、想像が膨らみます。

こんなサンダル、持ってます。笑

バチカン美術館内の床は、主に大理石でつくられていますが、その中でもこの装飾の青い部分はラピスラズリという宝石だそうです。

聖書の物語が続く壁画。

有名な「地図の間」です。
豪華の一言！

地図壁画の枠のこの人の表情が怖すぎて、ひきつけられてしまいました。笑

ラファエロの最高傑作といわれる「アテネの学堂」です。
大きすぎて全体像を撮ることはできず。
50人以上の古代ギリシャの賢人が集まり、議論しあう様子が表現されています。
中央左の赤い服を着た人物はレオナルド・ダ・ヴィンチがモデルの哲学者プラトン、右隣の青い服が弟子のアリストテレスです。中央下段で頬杖をついている人物はミケランジェロがモデルのヘラクレイトスと言われています。

黒い帽子の男性がラフェロの自画像だと言われています。

サンピエトロ大聖堂の「聖なる扉」です。
２５年毎の聖年の年にだけ開けられ、普段はがっちりしまっています。
扉には聖書の物語が描かれています。

サンピエトロ広場です。

超有名なミケランジェロ作「ピエタ像」
十字架から降ろされたイエスの亡骸を胸に抱き、悲しみの表情を浮かべる聖母マリア像です。

「聖セバスティアヌスの殉教」。

ドメニキーノ作「聖ヒエロニムスの聖体拝領」

ベルニーニ作の大天蓋です。
この巨大なブロンズ製の天蓋の真下には、聖ペトロの墓があります。

大天蓋の真上を見上げると、ミケランジェロ作の大円蓋（クーポラ）があります。

「聖なる扉」の裏側です。

サンピエトロ広場です。バロックの巨匠ベルニーニによる設計です。

広場の中央には高さ２５ｍという巨大なオベリスクが建っています。

この円盤の石の上に立って柱廊を見ると、
４列あるはずの柱が１本に見えるそうです。確かに１本に見えました。

バチカンの傭兵は伝統的にスイス人であることが条件なんだそうです。

お読みいただきありがとうございました！

イタリア旅行その８はカプリ島です。