海外一人旅第13段はオランダ田舎町をお散歩 - 4日目（ザーンセ・スカンス、エダム、フォーレンダム編）

2017/08/15 - 2017/08/20

海外旅行の行き先を決めるにあたって、まず候補先となるのが『行ったことのない国』

もちろん気に入った国にはなんど行ってもいいと思うんですが、せっかく行くなら見たことのない場所を訪れてみたい。

今回の旅先も初めての国オランダ。
アムステルダムはもちろんのこと、ローカル線に乗ってオランダの田舎町を巡る旅となりました。

8月15日；出国
8月16日；アムステルダム観光
8月17日；キンデルダイク、ロッテルダム観光
8月18日；ザーンセ・スカンス、エダム、フォーレンダム観光（＊この旅行記）
8月19日；マウデン、ナールデン、ハーレム観光（＋帰国）

エリア ザーンセ・スカンス(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

オランダ観光の3日目は、バスを利用してザーンセ・スカンス、エダム、フォーレンダムに行ってきます。
いずれも今回の旅行のために買ったガイドブックで初めて知った場所です。
よく考えると、オランダってアムステルダム以外、全然知らなかったな～。

まずは、まだ誰もいないレストランで、早々に朝食を済ませます。

代り映えしない３日目の朝食です。

まあ、日本にいても毎朝食同じなので、別に構いませんが。。。

この日は曇り空ですが、天気予報によると雨は降らないようです。
良かった～～～。前日は雨風が強かったので一安心。

まず観光１か所目は、ザーンセ・スカンスへ向かいます。
時刻とプラットフォームをチェックすると、ザーンセ・スカンスへは１時間に３～４本くらいバスが運行しているようです。便利ですね。

バスのプラットフォームはアムステルダム中央駅の2階にあって、見晴らしがいいです。曇り空ですけど。

バスに乗り込む際に、入り口に立っていたスタッフに「どこ行きのバスに乗るの？」と確認されました。
ザーンセ・スカンスに行くと伝えると、「このバスで大丈夫だよ。15分くらいで到着するから」と教えてくれました。
間違ったバスに乗らないためにも、こういったチェックは観光客にとって嬉しいです。

通常は40分くらいかかりますが、たまたま直行便のバスだったので早く到着するようです。
5～6人くらいの乗客を乗せて、定刻に出発です。

あっという間にザーンセ・スカンスに到着！

バス停を降りると、こんな田舎道が広がっていました。
ただ、すぐ目の先にザーンセ・スカンスの入り口が見えるので迷うことなく、その方向へ歩いていきます。

バス停から3分ほど歩くと、緑の草原の中に多くの小さな風車が見えてきました。

なんとも可愛らしい光景にちょこっとテンションアップです。

この跳ね橋がザーンセ・スカンスの入り口です。

この先には可愛らしい街並みが広がっていて、まるでテーマパークのような感じです。

メルヘンチックな街並みで、童話の世界に飛び込んだ感じです^^

街の中にある木造の家はお土産物屋さんです。

観光客の多くが、大きな木の靴の中に入って写真を撮影していました。

濃い緑色の草原と木造の家、大きな木の靴が並んでいて、絵本の1ページのようですね。

ザーンセ・スカンスには多くの観光客が多くいましたが、混雑という風ではなく、人が入り込んでいない写真も沢山取れました。

ザーンセ・スカンスは小さな街。
風車がある奥の方まで歩いてみることにしました。

ちょっとどんよりしたお天気ですが、水面に面して並んでいる風車が素敵です。

奥を目指して歩いていくと、どんどん観光客が少なくなっていきました。

多くの人はお土産物屋さんが密集しているエリアあたりを観光するのみで、
あまり風車が立ち並んでいる奥の方までは行かないようなので、
気持ちよく、のんびりと散策することができました。

風が強いので、風車の近くへ行くと、びゅんびゅん音が聞こえてきました。

一番奥まで行って、同じ道を引き返して歩いていると、少し晴れ間が広がってきました（嬉）

雲の隙間から青空が見えています^^

ザーンセ・スカンスはとても可愛い街で、アムステルダム中央駅からバスで少し移動するだけで、こんなに素敵な観光地に来ることができるなんて、本当に来て良かったなと感じました。

前日に列車2本とバスを乗り継いで、2時間以上かけて行ってきたキンデルダイクよりも断然交通の便が良く、超おすすめの観光スポットです。

動物にも触れあうことができますよ。

ガイドブックにはちょこっとしか載っていないので、あまり期待していませんでしたが来て良かったです。

ザーンセ・スカンスは小さな街で、ゆっくり散策しても約1時間ほどで一通り見て回ることができました。

バス停に向かうと、ちょうどアムステルダム中央駅行きのバスが止まっていました。

田舎道を眺めながら、バスでアムステルダム中央駅へ帰りました。

列車と違って、バスはこういった景色を楽しみながら移動できていいですね。

前に座っていたご夫婦がワンちゃんを連れていて、足元から顔を覗かせていました。

めちゃくちゃ大人しくって、可愛いわんこ。上目遣いに癒されます。
周囲の乗客もその姿をみてニコニコしていました。

アムステルダム中央駅に帰って来たのはお昼12時前。

次はチーズで有名なェダムへ向かいます。

ェダムまではバスで約30分です。

特に待つことなく、ェダム行きのバスに乗り込むことができました。

のどかな光景を眺めながら、ェダムへ向かいます。

この日2か所目の観光スポット、エダムに到着です！

バスを降りたら、すぐそばに小さな跳ね橋が見えました。

跳ね橋を渡らずに運河に沿って歩いていると、運河沿いには素敵な家が並んでいました。

本当に運河と共に生活しているって感じですよね。

運河沿いを2～3分ほど歩くと、白い跳ね橋が見えてきました。
橋の下では地元の男の子たちが釣りを楽しんでいました。

白い跳ね橋の上から写真をパチリ。

家の横には大きな船が横づけされていました。
すごいな～。これ本当に動くのかな～。

ハネ橋を渡った先には、何やら塔らしきものが見えます。

ガイドブックによるとスペール塔。この周辺が街の中心地のようです。

小さな街の中でも、一番賑わっていたエリアです。
チーズ屋さんやレストランがあって、エダムに来てようやく観光客に出会いました。

美味しそうなチーズの量り売りをしていました。
ちょこっと冷やかし程度に店内を見させていただきました。

チーズ屋さんの目の前には、綺麗な花が飾られた橋が運河にかかっていました。

お腹も空いてきたので、その先にある地元のレストランでランチを食べることにしました。

装飾が可愛らしいお店で、数人の観光客がランチをとっていました。

チーズで有名なエダムに来たからには、やっぱりチーズを食べなきゃ！

Old Edam cheeseと書かれていたサンドイッチをオーダー。
もちろん横にはハイネケン。

はい、チーズはやっぱりチーズ以外のなにものでもありません。
想定内の味ですが、チーズの本場エダムで、エダムチーズを食べたことに満足です。

お腹を満たした後は計量所へ。

小さな街なので、レストランから数ブロック歩けばすぐに到着です。

飾られていたチーズはレプリカですが。

計量所ではエダムチーズが売られていましたが、色々な展示物も飾られていました。

この後は、エダムの街を散策することにしました。

どこを見ても絵になる素敵な街です。

それぞれの家は普通の住居ですが、窓が透明で家の中が結構みえます。

あまりじろじろ見ないように気を付けつつ、素敵な家の中をチラ見しながら街中をウロウロさせていただきました。

とある家の窓際。
ユニークな飾り物が見えたので写真を撮らせてもらいました。

エダムの街をグルッと回っていると、何やら小高い橋が見えてきました。

ガイドブックとチェックすると、ダム広場でした。
適当に歩いていて、街の中心地に戻ってきたようです。

ダム広場周辺にはレストランもありましたが、テラス席はがらんとしていて誰もいません。
あれ、金曜日の真昼間なのに閉まっているのかな～。

エダムは1時間もあれば見て回ることができる小さな街。
街中に運河が通っていて、とても趣のあるエリアでした。

ウロウロと歩き回って、手入れの行き届いた素敵な家も一通り見れたので、そろそろ次の観光地へ行こうかな。

来た道を通って、バス停へ向かいます。

この運河沿いの光景、のどかな感じで結構すきです。

次の目的地であるフォーレンダムへ向かうバスの時刻を確認。

20分ほどすると時刻通りにフォーレンダム行きのバスがやってきました。

バスに乗ること10分ほどでフォーレンダムに到着です。

エダムとは違って、ちょこっと都会的？

ガイドブックには地図も載っていないので、取りあえず歩いてみることにしました。

こっちの方向であっているのかな～と思いつつ、まあ急ぐ旅でもないので。

歩くこと5分で、めちゃくちゃ開けた港町に着きました！

ガイドブックによるとフォーレンダムは港町。
エダムから、わずか10分ほどバスに乗るだけで、全く趣が異なる街に到着です。

港では大音量で生演奏が。とても楽しいノリノリの音楽でお出迎えです。

海沿いにメインストリートがあって、多くのレストランが並んでいます。

テラス席には多くの観光客がゆったりとお酒を飲みながら、海を眺めていました。

ザーンセ・スカンス、エダムを訪問して楽しく観光してきましたが、港町フォーレンダムも面白い。

どこに行っても全く異なる光景が見れて、オランダって奥が深いです！

ここまでオランダの運河を楽しんできましたが、オランダの港町っていうのもいいですね。

8月なのに決して暑くなく、心地よい風に吹かれて海沿いを楽しく歩きました。

賑わっているのはホンの一帯で、少し道を外れると誰もいません(笑)
ザーンセ・スカンスやエダムもそうですが、フォーレンダムもとても小さな街です。

ガイドブックには1ページしか記載はなく、少し観光化された町…と書かれていたので、あまり期待せずにやってきました。

ただ、これまでとは異なるオランダの港町で、私はとても楽しかったです。

少し道を外れるとこんな感じ。誰もいません。
でも、立ち並んでいる家は可愛くて、歩いていて楽しいです。

1時間ほど散歩して、バス停近くまで戻ってきました。

写真はバス停近くのMuseum。
花が飾られていて可愛らしいです。

バス停でアムステルダム中央駅ヘ向かうバスをチェック。

20分ほど待てば、アムステルダム中央駅行きのバスが来るようです。

バス停の目の前には大きなレストランが。

オランダの田舎町の建物って、ほんと可愛いです。

時刻通りにバスが到着して、アムステルダムへ帰ります。

今日はオランダの地方3か所をバスで訪問しましたが、本当にオランダは公共交通機関が整っていて、どこに行くにも非常に快適な旅でした。

アムステルダム中央駅に帰ってきました。

大きなアムステルダム中央駅を見て、今日、訪問した小さな街との違いを感じました。
オランダって面白い。
全く異なる都会的な一面と田舎町の一面があって、もっともっと違うエリアに行ってみたいと思いました。

このアムステルダムの大きな運河も綺麗ですが、エダムのような田舎街の小さな運河も好きです。

きょうもたくさん歩いて疲れたので、ダム広場のベンチに座って、ちょこっと休憩です。

昨日もそうですが、観光が終わった頃に天気が良くなって、青空が広がってきました。

昼間のダム広場には多くの観光客が。
何やら、奇声を発生している集団の方向から黄色い煙があがっています。

大学生？らしいき集団が、大声をあげながら黄色や赤色の煙を上げて騒いでいます。

どこにいっても、こういうバカ騒ぎする集団がいるんですね。。。

それ以外にも、裸にペインティングしているパフォーマンスなど。
1時間ほど、その光景を眺めた後は、夕食を食べにライツェ広場へ移動しました。

ライツェ広場に到着すると、運河が綺麗でした。

今日の夕食はタイ料理に決めていました。
がつっとスパイシーなグリーンカレーがお目当てです。

ライツェ広場周辺にあったタイ料理レストランに入ります。

まだ早い時間なのでお客さんは私だけ。

帰るころには4～5組くらいのお客さんが入っていました。

注文したグリーンカレーは、ココナッツの甘さが非常に強くって、ちょっと甘すぎ。

こんな甘いグリーンカレーは初めてです。
ヨーロッパの人の好みの味なんでしょうか。

お腹を満たしてホテルへ帰ります。

青空が広がっていますが、PM7時半くらい。
まだまだ明るいです。

ホテルまで帰ってきましたが、もったいないくらいの晴天。。。

も～、昼間にこの晴天が欲しかった。。。

…で、まだ寝るには早いということで、ホテルのバーでハイネケン生ビールです。

外を眺めながら、その日を振り返ります。

一人でビールを飲んでいると、バーカウンターにはイギリス訛りの女子大生（？）が。

皆さん、コーラなどソフトドリンクを飲みながらキャッキャッ楽しそう。
若いな～。はちきれんばかりにピチピチしてます^^

寝酒にもう一杯、ビールをお願いして部屋飲みです。

オランダの田舎町を満喫した1日でした！