2017/08/03 - 2017/08/05
21位(同エリア57件中)
ヤットコさん
カッセルの領主が集めた美術品のコレクションは想像以上です。特にレンブラントのコレクションはドイツでも有数のコレクションです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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下からのヴィルヘルムスヘーエ宮殿とその向こうに見えるヘラクレス像
朝の散歩で、下見に行きました。丘をダラダラ上る感じでヴィルヘルムスヘーエ駅から15分ぐらいの場所です。トラムの1番はここから右手の方に向かっていきます。 -
カッセルの中心街から1番のトラムでこの駅まで来ることができます。ここがヴィルヘルムスヘーエ宮殿に一番近い場所になります。本数もそれなりに多いので便利です。ただ、この近くにトラムの車庫があって、回送車もあるので注意しないといけない。
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朝、下見に行った帰りに既に開店していたパン屋です。7:00にはお客がいて、店先の椅子で食べています。
後で聞いたところ、このあたりではおいしいお店だそうです。この日の朝はこの店のサンドイッチでした。 -
そこで購入してきた今日の朝食です。
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9:00に宿を出て10:30分頃ヘラクレス像に着きました。そこから宮殿に向かって降りて、最初の池の所で休憩しています。余り人には出会いません。正面の構造物の中には彫刻が飾られています。
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このような彫刻が、それぞれにあります。
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ヘラクレス像から降りてきた途中、まだまだたどり着けない宮殿を撮しました。ヘラクレス像からの距離は随分ありますが、バスの待ち時間等を考えると、やはり歩いてしまいます。なだらかな道なので散歩だと思ってゆっくり歩いています。
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Raffaael The Holy Family with The lamb
宮殿の中に入りました。中は博物館です。1階は古代(ローマ・ギリシア。エジプト)の収蔵物です。2階が、ドイツの作品とイタリアの古い作品。3階がヘラクレスがテーマになった一角がある展示場、4階がルーベンス、レンブラント。広いのである。入場料6ユーロ、撮影料5ユーロ。
2階に上がってまずビックリ。あるはずのない一枚。ラファエロ。コピーだと思いますが、入り口の所にあります。 -
鑑賞している途中で見つけた一枚です。なんとカラッバジョまで置いてあります。コピーです。表示が読めず、コピーなのか本物なのか、来歴等もわからないので、後で調べるのが大変です。
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Giovanni Pietro Rizzoli(ジャンピエトリーノ)
2階の絵画の所の入り口に展示されている。
レオナルド・ダ・ヴィンチの工房の一人で、その模写を多くしたと考えられている。それはそれとして、レダと言えば白鳥なのに、ここでは子どもなのでビックリする。 -
Lucas Cranach(工房)Judith mit dem Haupt des Holofernes
ここを訪れる皆さんが書いておられるのですが、光の加減が悪く上手に撮せません。目に焼き付けるのが一番でしょう。 -
Lucas Cranach (工房)マルチン・ルター
ドイツですから、クラナッハとルターは至る所にあります。 -
Lucas Cranach(クラナッハ)工房 Barbara
扉絵の顔の部分だけ撮りました。美しく仕上がっていると思うのですが、いかがでしょうか。 -
上の絵は、こんな感じで展示されています。
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Lucas Cranach(工房) Lucretia
モデルとしては物足りないと思うのですが、どういう経緯でこの女性がモデルとして採用されたのか、その謂われを知りたくなる一枚で、前々から気になっていました。 -
マーティン シャフナー テーブルトップ画
四方形の大きなテーブルクロスをイメージして下さい。その4辺にそれぞれ絵が描かれています。これはその一辺のdetailです。 -
Albrecht Altdorfer(アルブレヒト・アルトドルファー)Christ on the Cross between Mary and St John
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Albrecht Dürer(デューラー)Elsbeth Tucherの肖像 ドイツ20マルク紙幣の図案だった。
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Titian(テッチアーノ)の「鎧姿の男性」。左下のキューピッドと犬の関係が微妙。
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Peter Paul Rubens(ルーベンス) Jupiter and Callisto
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Peter Paul Rubens (ルーベンス)ケレスとバッコスがいないとヴィーナスは凍えてしまう
ルーベンスを代表する寓意的神話画。本作は古代ローマの吟遊詩人テレンティウスの有名な一節を題名に、愛を司る女神ヴィーナスも、美食を意味する豊穣の神ケレスと、酒神バッコスがいなければ、その愛も醒めてしまうという寓意を描いたもので、当時のネーデルランドやフランドルなどで好まれた。 -
ルーベンス 鏡を見る女性
女性の表情を見たくて、鏡の部分はカットして撮影しました。 -
ルーベンス Flight into Egypt
「エジプトへの飛行」は訳としておかしい。「エジプトへの逃避」が適切でしょう。 -
これもルーベンス Pan and Syrinx
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Anthonis van Dyck(ヴァン・ダイク)Family Portrait of Sebastian Leerse with his Wife and Son
ダイクも数点あります。そのうちからこれを選びました。 -
Frans Hals(フランス ハルス) 二人の歌う子ども
17世紀のオランダ絵画黄金期の大画家。明瞭な色彩と軽やかなタッチによる人物の表情を自然的描写で捉える独自の画風。 -
Jocob Jordaens(ヨルダーンス) サテュロスと農夫
この美術館には、ヨルダーンスの大きな作品が5枚ある。その中の一点。
酒神バッカスの従者で好色、狡猾な性格の森精サテュロスが、農夫らに一夜の夕食を与えるというイソップ寓話を典拠としている。 -
Jocob Jordaens Der Triumph des Bacchus(バッカスの勝利)
これも大きな作品。 -
Rembrandt(レンブラント) Jacob Blessing the Children of Joseph
旧約聖書を典拠とした作品。ヤコブが子どもたちに祝福を与えている。 -
Rembrandt(レンブラント) Saskia in Pompous Dress
妻のサスキアをモデルにしている。横顔のサスキア。1998年伊勢丹での展覧会の目玉であったとか。2006年には切手の図案になっている。 -
Rembrandt(レンブラント)Portrait of a Man in Profile
肖像画が多くある。中にはコピーでないかと思われる作品もあるので注意してください。 -
レンブラント 1628年のSelf-portrait
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バルトロメ・ムリーリョ ヨセフとポテバルの妻
ヤコブの6人の息子たちは、父ヤコブが17才の息子ヨセフを一番気に入っていると知って嫉妬する。日本の神話にもよく似た話があった。大国主命が確かそれだ。 -
Nicolas Poussin(ニコラス プッサン) バッカス・シーン
17世紀フランス古典主義巨匠。所謂≪フランス古典主義≫の基礎・基盤を完成させ、後世の画家らに多大な影響を与えた。 -
14時も過ぎました。今日も元気だ。ビールがうまい。
この後、旅先で知り合ったカッセルに住んでいるドイツ人夫婦と3年ぶりに再会します。ヴィルヘルムスヘーエ城 城・宮殿
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