2017/08/05 - 2017/08/05
21位(同エリア57件中)
ヤットコさん
8月3日の夕刻、一時間遅れの大韓航空機から急いで降り、フランクフルトからDBでカッセルに移動しました。カッセルはのんびりした街で、ゆったりと時間が過ぎていく感じです。はじめて訪れたのですが、大変気に入りました。
さて、翌8月4日は晴天。今日の目的は、5年に一回催されるドクメンタを堪能することです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
8月の日本には、咲いていないアジサイが満開です。
ウィルヘルム・スヘーエ駅がIceの停車駅なので、中心街からは離れているけれど、そちらの駅にの近くに宿泊しています。トラムに乗って、中心街へ向かうために一日乗車券を購入しようと思い、シティインフォメーションで聞いたところ、なんとホテルのサービスで宿泊客は、ホテルで一日券がもらえるはずとのこと。そこで、ホテルへ戻り(駅から3分です)、確認すると、宿泊の間使える乗車券を発行してくれました。pentahotel Kassel ホテル
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中心街は車は走っていません。でも、トラムが鼻先を走るように感じられて、少し怖い。訪れている観光客は多いと思います。結構たくさんの人が、入場券を買い求めています。入場券は、大きな会場に入るときに提示しなければなりません。
大きな広場の中心に立つパンティオン。世界中から禁書を集め、ビニールの中に入れ、そのビニールを柱状にしたりして作ったもの。今回、ギリシアと共同開催だからこれを作ったと思われるが、その時には、創作意図があまり理解できない作品であった。
この作者の同じように作った「バベルの塔」という作品の存在があるそうだ。それを考え合わせてはじめて、この作者のメッセージが見えた気がした。 -
このパンティノンの中は空間で、誰でも立ち入ることができる。大学生が観光客に社会学的なアンケートを採っていました。
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この建物がメインの会場の一つFridericianumです。中はお楽しみ。大きなカバンなどは、建物横の荷物預かり所に預けなければなりません。
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隣の建物の軒にもさりげなく作品が置いてある?
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中に入りました。Dimitris Alithinosの作品。ドクメンタのホームページにほぼ全作品の解説がある。
http://www.documenta14.de/en/ -
寅さんの首がないバージョン? Vlassis Caniaris
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Stelios Faitakis
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Bia Davou
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Nikos Tranos
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Jan Fabre 昆虫記のファーブルの子孫だそうです。
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Bertille Bak 「1808年5月3日 ゴヤ」などが暖簾のように順に吊されている。
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Vassilis Skylakos
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この映像には感動しました。Bill Viola Fridericianum
順にいろんな人が割りこむようにして入ってきます。それを受け入れていく人々の表情・・・。 -
最後の方で、こんな風になります。放水が終わった後の、立ち上がる人々の表情がまた興味深い。
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ちょっと離れた会場に、トラムで移動します。
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ムスリムが多そうな所を辿ってやって来た会場です。マネ『草上の昼食』ですね。それにしても大きい。真ん中からこちらを覗いている人が見えます。
Beatriz Gonzalez -
Arin Rungjang 旧日本軍でしょうか。
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二箇所目を出て、さすがにお腹が減ったのでケバブ屋で昼食です。さすがにビールは止めておきました。
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Fridericianumの近くのドクメンタホールに戻ってきました。お面のようなものがたくさん並んでいます。Beau Dick
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誰の作品か、探せませんでした。でも素朴でおおらかな感じがします。
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ホールから出て、そのまま東に降りていくとカールスアウエ公園です。さらに進むとフルダ川です。週末にはフェスティバルでもあるのでしょうか。たくさんの屋台・テントが準備中でした。
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また中心の公園に戻ってきて、今度は南の方に向かいます。
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広場を通り抜けようとすると、そこにもこんな作品がありました。コンクリート管の中は生活ができるような感じのものが入っています。
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アートギャラリーです。ここにもたくさんの作品が展示されています。
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額が垂直に立てられ、両面から見ることができるようになっています。面白い。
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これも作者がわかっていません。
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この作品にも感動しました。腕がないのです。鬼かと思われる不思議な人物(生き物)が、赤ん坊にミルクを与えています。色の使い方も変わっているように思います。
Lorenza Bottnerという人の作品ですが、既に故人です。 -
イチオシ
同じ所に巨大なこんな顔が飾られています。点描のように見えますが、その点は足跡でできています。この作品については、帰国後、同じようにドクメンタを見学した専門の方の評がウェブ上にありました。是非お読み下さい。
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カッセルと言えば、グリム兄弟です。新しくなったGrimm Welt Kassel もドクメンタの会場の一つです。アートギャラリーからここへ来て、ホッと一息つきました。
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東側は随分低い土地になっています。Grimm Welt Kassel でコーヒーを飲みながら窓越しに見ることのできる景色です。
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pentahotel Kassel
3.22
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