2017/06/08 - 2017/06/17
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東海の西やんさん
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自然遺産をじっくり眺めてみたくて参加した。スケールの違いに圧倒されながらも、生きている地球の姿を感じられたと思った。大地の隆起とコロラド川の浸食で悠久の時を重ねた営みを目前に見る幸せを感じた瞬間だ。
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幾重にも重なる地層は、地球がいかに激しく変動していったかが、つぶさに見て取れる。この動きが今も続いていると思うと、不気味に思えてくる。
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見下ろす谷底は遥か昔の地層だ。
断層の一つ一つに地球の歴史が刻み込まれているのだ。
7千年という時の流れを鮮やかな色彩で体現する峡谷に、ただ目を見張るのみだ。 -
二十数億年前に海底で形成された地層が、7千年前の地殻変動で隆起し、コロラド高原となった。 その後4千年前頃より高原を流れるコロラド川の浸食が進み、深い峡谷に変貌した。 峡谷の深さは1200m~1800m。 幅は6~9km、長さは446kmに及ぶ。
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まさに西部劇の世界だ。 今にもインデアンや幌馬車が飛び出してきそうな景観が、自分を映画の世界にいざなう。
ロッキー山脈から流れ出た鉄分を多く含んだ堆積物が、この赤い地層となっている。 -
その名の通りモニュメントのような石塔が並び立つ景観は、赤い大地と砂塵と共にいやが上にもムードを盛り上げてくれる。
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時折起こる突風に赤い土が舞い上がる。 マスクや帽子は必須アイテムだ。
また、土その物も細かくて要注意だ。 -
時にはこのようなパフォーマンスも楽しいものだ。 またそうしたくなるアイテムもここには多くある。トリック写真を撮るなら最適な場所かもしれない。
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アンテロープキャニオン
アンテロープとは、原住民の言葉で、「水が岩を流れる所」と言う意味らしい。 -
モンスーンの時期に起こる鉄砲水が岩を削り、このような美しい造形美を造ったのだ。自然の力の凄さを思わずにはいられない。
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天気予報で「雷雨」の予報が出ると、ここのツアーは全て中止になる。
数十キロ先で雨が降っても、ここに水が流れ込み生死にかかわるからだ。 -
レンジャーの運転する車で洞窟まで向かう。 レンジャーの案内なしでは洞窟には入れないことになっているようだ。
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ホースシューベント
海抜1300mの所にある景勝地・・コロラド川が馬蹄形にほぼ180度蛇行す る。 -
ブライスキャニオン
地質学では「柱状節理」といって日本の東尋坊などもそうだが、スケールが全く違う。 -
山全体が岩の柱で埋め尽くされていて、その浸食が谷底へと続いている。
その昔 湖の底だった為、地層は意外にもろい。それだけに浸食が早そうだ。
いつごろまでにどれだけ変化するかとの計算もされている。 -
堆積した地層によって色が違うために、鮮やかな色彩が太陽の光に映えて美しい。 白、ピンク、茶色と、色とりどりの岩柱が美しい。 特に夜明け前から数時間の色彩の変化は実に素晴らしい。朝日、夕日の観光が人気のゆえんだ。
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コロラド大地の隆起後半に、特にこの辺りが盛り上がったらしく、標高が2700mくらいあり、坂道の移動は息が切れる。
この大絶景も僅か200年ほどで出来上がったのだ。 -
朝日に映える石柱は刻々とその表情を変える。
断層ごとの色彩の違いも変化の多彩さを演出する。 -
ザイオン国立公園は、コロラド高原を作った地殻変動で1300万年前に隆起した大地が浸食された峡谷。 この山は「チェッカーボード」と呼ばれ、山全体に碁盤のような模様がある。
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バスは切り立った断崖の裾を縫うようにして峡谷の底へと降りていく。
降りていくほどに切り立った断崖の高さが増していく。 高低差は600m~1200mもある。 -
「エンジェルランディング」と呼ばれる一枚岩の山
オーストラリアの「エアーズロック」の倍の高さがある。 -
ザイオンとは古代ヘブライ語で聖地(シオン)の英語読み。地名の由来は、モルモン教徒が旧約聖書に出てくる地名を各所につけた事らしい。
最後の日に、この山に登れば助かると神が示した山の名前らしい。 -
峡谷の底を走るバスの屋根には、岸壁を見るための天窓が幾つもあり、そびえ立つ岩肌が見えるようになっている。
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ザイオンの最上部の地層は一億年ほど前の乾燥砂漠地帯が固まってできたもので、白っぽい色をしている。二番目の地層はバーミリオン層と呼ばれ、火山活動が盛んだった2億年前の少し赤みがかった地層だ。
最下層は地質学では「チョコレート層」と呼ばれている赤い大地だ。 -
バージンリバー
高さこそ違うが一億三千年前から流れている川だ。
流れに沿って遊歩道が整備されている。 -
日本の鎌倉時代にあたる8世紀頃からこの地域に住んでいた原住民は、マヤ文明やインカ帝国にも負けないくらい神秘的な文化をもっていたと言われるが、何故か
13世紀に突然文明が途絶えた。 -
ラスベガスの夜の顔
アーケードの天井に映し出されるマッピング。
派手な映像が次々と展開していく。 -
アーケードの天井をワイヤーでぶら下がった人がすっ飛んでいく。
一回5千円程度かかるらしい。 一度やってみたい気もする。 -
アメリカで最も熱く(記録では最高摂氏57度)、最も乾燥し、最も海抜が低いのがこのデスバレーなのだ。悪夢の盆地、海抜マイナス85.5mと書いてある。
ここは「バッドウオーター」と言われる所(かっては塩水湖で飲料水に出来なかった)。悪魔のゴルフコースと言う地名もある。悪魔でもなければここでゴルフはできないと言う意味らしい。 -
金を探して谷に迷い込み、亡くなった人がいたのでデスバレーと呼ばれた。
ゴールドラッシュはほんの一時で終わり、その後はホウ砂の産出で長期安定的に利益を出している。ホウ砂鉱山で荒れ地がワンダーランドになったと説明に書いてある。 -
地層は古く、17億年前の岩石が発見されており、今も周囲の山脈は隆起し、谷は沈下しているそうだ。紀元前8千年頃から人が住んでいた痕跡があり、当時は巨大な湖で、狩猟対象の動物が住む温暖な気候だったらしい。
ソルトフラッツ(塩の層で覆われた平原の意味)
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