2017/08/04 - 2017/08/09
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kazimさん
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ブダペシュトを歩いて驚いた。街じゅうが凝った建物であふれている。この街の人々はなぜここまで装飾的な建造物を作ったのか、それを考えながら、地下鉄・路面電車・バスなどを駆使して歩き回ったブダペシュト市内。
8月4日に着いた後、翌5日はスロバキアで泊まり(別旅行記「スロバキア南部の小さな街へ」)翌6日の夕刻ブダペシュトに戻ったので、実質7日から9日夕刻まで2日半のブダペシュト紀行だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
◎橋とドナウ川-1
海や川のある街はいい。それらが軸として街に締りを与える。旅行者はそれらを起点に頭の中の地図を作る。 -
◎橋とドナウ川-2
ブダペシュトの場合はもちろんドナウ川だ。ドナウを挟んで西がブダ、東がペシュト、この街の成り立ち自体にドナウ川が関わっている。 -
◎橋とドナウ川-3
ドナウに架かる橋から見ていこう。市内には9つの橋があり、その橋自体が観光名所だ。主なものは、南から自由橋、エルジェーベト橋、くさり橋の3つだ。 -
◎橋とドナウ川-4
ペシュトの中央市場、ブダのゲッレールトの丘のふもとを結ぶ自由橋は1896年の造営だ。自由橋 建造物
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◎橋とドナウ川-5
緑色の骨組みにハンガリーの紋章が配されて美しい。装飾好きなこの街の雰囲気の一端を伝える。 -
◎橋とドナウ川-6
その400メートルほど北にあるのがエルジェーベト橋で、ハプスブルグ皇帝フランツ・ヨーゼフの妃の名を取っている。エルジェーベト橋 建造物
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◎橋とドナウ川-7
オリジナルは第2次大戦で破壊され戦後再建されたが、近代的なデザインに変更されてしまった。 -
◎橋とドナウ川-8
そして、セーチェニーくさり橋。ペシュト側では聖イシュトヴァーン大聖堂やデアーク広場に近く、ブダに渡れば王宮の丘のふもと。この街の中心であり、旅行者も集まるところにあるシンボル的な橋だ。セーチェニー鎖橋 建造物
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◎橋とドナウ川-9
この国の英雄にセーチェニー・イシュトヴァーン伯爵がいて、多くの建物がその名にちなんでおり、この橋もその1つだ。 -
◎橋とドナウ川-10
1849年、ブダとペシュトを初めて結んだ橋であり、ハンガリーにとっても記念碑的な橋だ。これも第2次大戦で破壊されたが元の姿に復元されたという。 -
◎橋とドナウ川-11
ドナウ川といっても、さほどの大河ではない。水量は豊富だが、川幅は400メートルほどで、橋を架けるにも対岸を眺めるにも程よく、この街の代表的な景観を成している。 -
◎ペシュトの華麗-1
ペシュトの中心部を基本的に北から南に歩き回る。起点の国会議事堂は威厳と繊細さのある印象深い建造物だ。国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築
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◎ペシュトの華麗-2
一つの国がその顔として国会議事堂に威厳を持たせるのは当然だけれど、このこだわりぶりは尋常ではない。このあと何度も感じる思いだ。 -
◎ペシュトの華麗-3
議事堂の北側地下にビジターセンターがあり、内部ツアーのチケットもここで買えるが長蛇の列であきらめる。チケットの行列に私は並ばないので、この後も建築内部の写真がない。 -
◎ペシュトの華麗-4
しかし、併設のギフト・ショップはハンガリー各地の名産品が並んで、なかなかの品ぞろえだった。ブダ側からの夜景は定番の写真。 -
◎ペシュトの華麗-5
議事堂前のコシュート・ラヨシュ広場。銅像と議事堂を背景に、ブダ側の王宮の丘にあるマーチャーシュ教会の尖塔が望める。 -
◎ペシュトの華麗-6
広場の向かいには民族博物館があり、トラム2号線が通り過ぎる。この風景は100年前も変わらないのではないか。コシュート ラヨシュ広場 広場・公園
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◎ペシュトの華麗-7
議事堂の正面で儀仗兵のパフォーマンスが始まった。おそらく国を代表するイケメンを集めている。 -
◎ペシュトの華麗-8
一通りのパフォーマンスが終わると「一緒に写真を撮りたい方はどうぞ」とのことで、子供たちと中国人観光客を喜ばせる。 -
◎ペシュトの華麗-9
議事堂を後に自由広場へ。その一画にナジ・イムレの像が立つ。1956年ソ連に対する市民蜂起(いわゆるハンガリー動乱)の時の首相だ。このときに処刑された彼は、銅像となって自由公園から議事堂を見つめる。付近の建造物には当時の弾痕が敢えて残されているとか。 -
◎ペシュトの華麗-10
自由公園の噴水。人が近づいた部分だけ水が止まるようにできていて、噴水の囲みの中に入ることができる。自由広場 広場・公園
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◎ペシュトの華麗-11
5分も歩けば聖イシュトヴァーン大聖堂だ。イシュトヴァーンは初代のハンガリー国王。いわば、政治と宗教が結びついた聖堂で、巨大なのもうなずける。聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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◎ペシュトの華麗-12
正面入り口上部の装飾。ここでも行列を嫌って、中には入っていない。 -
◎ペシュトの華麗-13
観光の定番スポットが続くので、人の流れに従えば、いつの間にかエルジェーベト広場へ。土産やちょっとした食べ物の露店が並ぶ。 -
◎ペシュトの華麗-14
そして、デアーク広場。振り返れば、まだ近くに聖イシュトヴァーン大聖堂の尖塔が見える。 -
◎ペシュトの華麗-15
付近には大きなホテルが多く、地下鉄も複数乗り入れるこのあたりが、街の中心といえる。 -
◎ペシュトの華麗-16
けれど交通量はそれほど多くなく、むしろ静かで落ち着けるたたずまいだ。写真左に、空港バス100Eの標示があり、これはガイドブックにはない情報だ。 -
◎ペシュトの華麗-17
さらに南に歩くとヴァーツィ通り。歩行者天国で、レストランも多く、歩いて楽しい道だ。ヴァーツィ通り 散歩・街歩き
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◎ペシュトの華麗-18
いったん北東に道を折れ、ユダヤ人街へ向かう道で見つけた看板。というか、ビルの側面。 -
◎ペシュトの華麗-19
ユダヤ人街のシナゴーグ。ヨーロッパ最大級のものらしく、正面入り口前には、ジューイッシュのレストランが並んでいる。シナゴーグ 寺院・教会
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◎ペシュトの華麗-20
ヴァーツィ通りに戻り、そのまま500メートルあまり歩き続ければ中央市場に達する。 -
◎ペシュトの華麗-21
この中央市場の建築に、私は最も感動した。渋い緑と黄土色の色彩が独特だ。政治や王侯貴族や宗教に関わる建築に力を入れるのはありがちだが、庶民が使う市場にも凝った建築意匠を配していることがすごい。中央市場 市場
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◎ペシュトの華麗-22
ブダペシュトの建築マニアぶり、ここに極まれり。ラテンでもゲルマンでもない、ヨーロッパでは異質な民族性を彼らがアイデンティティとするためにこうした建築があるのかと思う。 -
◎ペシュトの華麗-23
内部は1階が現地の庶民のためのエリアで、生鮮食料品など多様な店が並ぶ。 -
◎ペシュトの華麗-24
2階が主に観光客に向けた各種物産店。手の込んだ刺繍が美しかった。 -
◎ブダの豪壮-1
対岸のブダには王宮の丘がそびえており、政治と商業のペシュトに対して、王と貴族の街というイメージだ。くさり橋を渡った先は、クラーク・アーダーム広場で、大ハンガリー時代の国章を掲げる天使が描かれた壁の向こうが王宮への登り口だ。クラーク アーダーム広場 広場・公園
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◎ブダの豪壮-2
丘へはケーブルカーがあるけれど長蛇の列なので、徒歩での登りを敢行し、10分ほど頑張って丘の上に着いた。すぐに下を見下ろせば、くさり橋、ドナウ川、遠く国会議事堂を望む定番の写真が撮れる。 -
◎ブダの豪壮-3
上り詰めたところは旧王宮で、今は国立美術館や歴史博物館などに使われている。国立美術館 (王宮B~D) 博物館・美術館・ギャラリー
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◎ブダの豪壮-4
観光客の流れに沿って丘の上をぶらぶら歩けば、数分でマーチャーシュ教会に達する。マーチャーシュ教会 寺院・教会
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◎ブダの豪壮-5
これは壮麗としか言いようのない建築。ブダペシュトの建築のシンボルといえば、この教会なのだろう。ペシュト側からもドナウ川をはさんで、この尖塔がひときわ映えていた。 -
◎ブダの豪壮-6
写真左側、教会の前には三位一体の塔が立ち、その広場も三位一体広場という。ペストが流行った時に、その終息を祈念したものだとか。三位一体広場 広場・公園
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◎ブダの豪壮-7
ドナウ川の方向を見渡せるビュー・ポイントが漁夫の砦。国会議事堂はここから眺めるのが一番美しいかもしれない。漁夫の砦 建造物
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◎ブダの豪壮-8
相当な広さのこの丘には他にも見どころがいくつかあるようだが、私が見たのは以上。ケーブルカーを使わなかったためか、いささか疲れていた。 -
◎ブダの豪壮-9
1時間ほどで王宮の丘を西側に降りる。降りた辺りは「血の原」という恐ろし気な名前がついた公園で、こちらから上り下りする人は少なかった。 -
◎ブダの豪壮-10
王宮の丘を除くと、ブダは庶民の街だ。以下4枚は、地下鉄М2号線の駅があるバッチャーニ広場周辺の写真で、これは広場に面したスーパーマーケット。その右隣に、郷土料理パラチンタの有名店があったということを、帰国してから知った。 -
◎ブダの豪壮-11
同じくバッチャーニ広場に面した聖アンナ教会は、小ぢんまりとはしているがバランスが整い、センスの良い建築。聖アンナ教会 寺院・教会
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◎ブダの豪壮-12
こちらは、その100メートルほど南にあった教会。ガイドなどには紹介されていないが、改革派(カルバン派)の教会らしい。
Calvinist Church 寺院・教会
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◎ブダの豪壮-13
いくつかのサイトでは、この教会の写真が聖アンナ教会と紹介されているが、おそらく誤りだ。 -
◎オーブダの古色-1
オーブダは「古いブダ」の意、つまり街の起源となった一帯だ。先述のバッチャーニ広場から郊外列車ヘーヴでセントレーレク・テール駅で降り、駅前に停まっていたバスで向かったが、大分乗り越してしまったようで、新しい団地の中を大分歩いた。 -
◎オーブダの古色-2
ポイントがつかめないまま歩く中で、それらしい古い建物をいくつか見つける。この地区は、古いものと新しいものが混在しているが、それが庶民の住む地区らしい趣きになっている。
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◎オーブダの古色-3
この街区の1つのポイントはローマ軍の円形劇場跡だが、あくまで「跡」であり、草原に石積みが残るだけ。それより隣にあったこの名前もわからない教会の方が印象に残る。 -
◎オーブダの古色-4
円形劇場跡からペシュト側へ戻ろうと9番の市内バスに乗っている時、車窓から美しい建物を見つけて飛び降りた。くさり橋の北側にあるマルギット橋のブダ側のたもとだ。 -
◎オーブダの古色-5
王宮の丘とオーブダ地区の間にあたり、もしかしたらオーブダには入らないかもしれないが、とにかく騎馬像を前にした黄色い建物が美しい。この右側にはルカーチ温泉があるが、ここは単なる病院らしい。 -
◎オーブダの古色-6
庶民が使う市場や病院の建物にも力を入れた点が素晴らしいと改めて思う。このマルギット橋あたりから見る国会議事堂の眺めもなかなかのものだ。 -
◎オーブダの古色-7
マルギット橋のたもとの野外レストラン、ヒード・ビストローで、川風に吹かれながら昼食をとった。ビールとピザを一緒に頼むと「まず飲み物。食べ物の注文はその後にしろ」とウエイターに言われる。それがハンガリー流の注文の仕方だ。ビール大、夕食がいらないほど大きなマルガリータ、水で3000フォリントは1200円ほど。 -
◎街の歩き方-1
ブダペシュト市内は4路線の地下鉄に加え、トラムが充実している。さらに、市内バスや郊外列車のヘーヴも使えて、これらを駆使すればタクシーなど全く使わずに歩き回れる。 -
◎街の歩き方-2
写真は地下鉄・トラム・市内バスに共通する発券機だ。券種→人数→乗り放題券の場合いつから有効にするか→支払いは現金かカードか、などの数段階を踏むが英語表記もある。 -
◎街の歩き方-3
4路線の地下鉄はそれぞれ個性があり、М1号線はヨーロッパでロンドンについて古いと言われる路線。地下といってもとても浅いところを通っており、アンドラーシ通りの地階を貫通している感じだ。車両も小さくてかわいい。写真はそのコダーリィ・コロンド駅、だった思う。 -
◎街の歩き方-4
一方、М3号線はロシア的で、地下深くを走る。写真はМ3からМ1の乗り換えエスカレーターで日本のものより高速。ドアの閉まり方が容赦ないのもモスクワの地下鉄を思い出した。М2号線も同様だが、М4号線は最新でドアの閉まり方も優しい。 -
◎街の歩き方-5
トラムが四方に広がり、トコトコと各地を結んでいるのが素晴らしい。これはこの街の大きな特徴だと思う。
写真は、国会議事堂の前、コシュート・ラヨシュ広場を走るトラム2号線。 -
◎街の歩き方-6
滞在中に利用した路線を少し煩瑣になるが書き出す。ホテルが地下鉄М3とトラム24が交差するネギヴァーラド・テールに近いので、そこから出てそこへ帰ることを繰り返す。
写真は中央市場前のトラム。 -
◎橋とドナウ川-7
8月5日、スロバアキアの友人とともに、彼らの子供の要望でブダペシュト動物園に行く。地下鉄М3からМ1に乗り換えて動物園へ。帰りは反対の経路。24時間券(1650フォリント)を買ったが、4回の乗車では元を取っていない。
写真は、ドナウ川沿いのトラム2号線線路。 -
◎街の歩き方-8
8月6日、スロバキアからユーロシティで東駅に着き、午後7時に72時間券(4150フォリント)を買う。9日夜の便で出国するので、この72時間券がぴったり。地下鉄М4とМ3を乗り継いでホテルへ。
写真は市内バス車内、手前のオレンジ色の機械で改札をする。乗り放題券なら不要だが。 -
◎街の歩き方-9
8月7日、ペシュト側の主だったところを歩いた1日。地下鉄М3からМ1を乗り継いでコダーリィ・コロンド駅下車。以下ずっと歩いて、アンドラーシ通り、デアーク広場、くさり橋、国会議事堂、自由広場、聖イシュトバーン大聖堂、ユダヤ人街、(シナゴーグ近くで昼食)、ヴァーツィ通り、中央市場を見て、カールヴィン・テールから地下鉄М3でホテルへ。
休息後、夕食と夜景を眺めに再び外出。トラム24と2を乗り継いで、エルジェーベト橋で下車。くさり橋あたりまでの夜景を眺めて、夕食。再びトラム2と24を乗り継いでホテルへ。
写真はヴァチャーニ・テールから出ている郊外列車ヘーヴ。 -
◎街の歩き方-10
8月8日、ブダとオーブダを歩いた1日。トラム24で東駅へ。地下鉄М4でデアーク・テール下車、くさり橋を徒歩で渡り、王宮の丘へ。血の原方向に降り、南駅から地下鉄М2でヴァチャーニ・テールへ、郊外列車ヘーヴに乗り換え、セントレーレク・テールで下車。オーブダ方向に行きそうな市内バスに乗ったが、行き過ぎ大分歩いてオーブダ散策。ローマ軍の円形劇場跡あたりから市内バス16で、マルギット・ヒド下車、(昼食)、トラム4と地下鉄М3を乗り継いでホテルへ。
休憩して夕刻に再び外出。地下鉄М3とМ2を乗り継いでヴァチャーニー・テール下車。夜景を見ながら、トラム19でエルジェーベト橋のたもとで降りる。徒歩で橋を渡って、トラム2と24を乗り継いでホテルへ。
写真はヘーブのセントレーレク・テール駅。 -
◎街の歩き方-11
8月9日、市民公園あたりを見た半日。トラム24と2を乗り継いで、自由橋のたもとで降り、ドナウ川の見納め。デアーク広場まで歩き、地下鉄М1をホショーク・テレで下車。英雄広場、ヴァイタフニャト城、市民公園を見る。(昼食)、東駅まで歩いて、トラム24でホテルへ。
休憩後、ホテルチェックアウト。地下鉄М3の終点クーパニ・キシュペシュト駅から、空港バス200Eで空港へ。以上72時間券で28回の乗車。これは十分に元を取っているだろう。
写真はホテルに近い、トラムのネギヴァーラド・テール停留所。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-1
デアーク広場近くから北東に英雄広場に向かうアンドラーシ通りは、この街のメイン・ストリートだ。国立オペラ劇場あたりまでは、人通りが多い。ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-2
その先へ進むと人の姿が減ったのは、雨模様の午前中に歩いたからかもしれない。アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-3
しかし、リスト広場、リスト・フェレンツ記念博物館など、見どころは多い。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-4
例によって、私はさまざまな建築の外観を見るだけで満足して、これらの館内には入らずに進む。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-5
通りの終点には、広大な英雄広場があって、再び観光客の姿が多くなる。中央が建国1000年記念塔、左右にハンガリーの英雄14人の像が並ぶ。英雄広場 広場・公園
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-6
この広場の背後は市民公園になっており、その一画には動物園もあり、その入り口は、またしても凝った建物だ。ブダペスト動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-7
この動物園には8月5日に訪れている。スロバキアの友人とリスト・フェレンツ空港で落ち合い、市内1泊した翌日、子供連れの彼らが希望したのが動物園だった。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-8
ブダペシュトに着いて最初に見るのが動物園とは、と思ったものの、彼らの希望を入れて半日歩いた動物園でも、建築の面白さが目に付いた。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-9
動物園のすぐ東側にはセーチェニ温泉がある。一見そうとは見えないが、左側の入り口から入ると、中はプールのような温泉が広がっている。セーチェニ温泉 温泉
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-10
英雄広場のすぐ裏、池の中の小島には、ヴァイダフニャド城がある。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-11
これも凝った作りの城で、さまざまな建築の様式が折衷されている。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-12
その一部は農業博物館になっているそうで、池越しの景観は見事だ。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-13
2017年は世界水泳がこの街で行われ、その会場が城の隣にあった。
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-14
小島を再び渡れば、広大な市民公園がある。平日の昼間だと人の姿をあまり見かけない。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-15
緑豊かな夏だが、四季に応じてそれなりの趣きが想像される。市民公園 広場・公園
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-16
木陰のピクニック、犬の散歩、子供と老人の散策などの姿がちらほらと見える。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-17
私は最終日のチェックアウト前に訪れ、公園の中のカフェのアイスクリームをブダペシュトでの最後の食事とした。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-18
市民公園から1キロほどを歩けば、東駅に達する。その途中にも古い建物がいくつかある。観光的とされないところでも見飽きない街だ。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-19
東駅の正面口。この街には他に西駅、南駅もあるが、スロバキアからのユーロシティもこの駅に着いたように、この駅が最大のものだ。ブダペスト東駅 (ケレティ パーイアウドゥヴァル) 駅
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◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-20
事実、列車の発着はかなり頻繁で、乗降客も多く、活気が感じられる。 -
◎アンドラーシ通り、市民公園、東駅-21
ふらりと待合室に入って驚いた。この装飾は貴賓室ではないのか。最後まで建築に驚かせてくれる街だ。 -
◎ホテルについて-1
ホテルはFortuna Budapestに5連泊(1日は荷物を残したままスロバキアの友人宅に泊)して、計19000円余りという安さに十分満足している。どうせ男の一人旅、私がホテルに求めるのは、安さと交通の便と、とりあえずの安眠だ。だから、豪華・おしゃれ・贅沢は求めない。Hotel Fortuna ホテル
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◎ホテルについて-2
このホテルはハンガリーがまだ東側だった頃に建てられたのだろう。3階建ての「ロ」の字型の大きなビルの3階の一画がホテル(「Taiwan」という中華の店も同じビル)になっており、その中庭から入る。エレベーターの古さ、重く大きなカギ、旧式のテレビが、その古さを象徴するが、wifi環境は良好。 -
◎ホテルについて-3
何より地下鉄と路面電車が交差するナジヴァーラド・テールまで徒歩5分というのがありがたい。半数近い部屋は4人部屋などでユースホステルのようだが、私はダブルベッドの部屋でもちろん1人で過ごした。ネットで見るより価格が安いのは、5連泊だからか。家族3人で1晩泊まったスロバキアの友人は、48ユーロだった。 -
◎ホテルについて-4
スタッフは感じよく、英語も堪能(それは、この国の人の多くに言える)。最終日、帰国便が夜8時なので、レイト・チェックアウトを頼んだら、14ユーロのプラス。それも「チェックアウト後でも荷物は預かりますよ」と、確認したうえでの親切さだった。
ここと前の写真は、ホテルに近い病院。歴史ありげな建物で、「イシュトバーン」という初代国王の名がついている。
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