渋くておしゃれなクズグンジュク

2017/08/01 - 2017/08/01

　ボスポラス海峡を渡り、ユスキュダルまで出かけたなら、もう一歩、足を延ばしてグズグンジュクを歩いてみよう。昔風のトルコの民家と、おしゃれなカフェやギャラリーが並んでいます。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

　ユスキュダルから海峡沿いにボスポラス大橋(2016年のテロ騒動以降、訳せば「７月15日犠牲者橋」と名前が変わりました)に向かって、１キロ半ほど、20分ほど歩きます。途中、海峡沿いには公園が、1つ、2つ。こんな風景が広がります。

　そして、3つ目に海が見えたところが、グズグンジュクの波止場です。反対側では並木が足を誘ってくれます。グズグンジュクのメイン・ストレートであるイジャディエ通りです。この日はなぜかサッカーのベシクタシュ？の旗が掲げられていました。この左側はシナゴーグとのことです。

クズグンジュック 散歩・街歩き

　並木に足を踏み入れると、すぐに右手に教会が見えます。トラックが邪魔ですが、アルメニア教会のようです。

　クズグンジュクの見どころは、こうした懐かしい感じの建物でしょう。並木に加えて、それぞれの家が緑を大切にしており、気持ちのいい街並みです。

　保存・改装して、こんなおしゃれな装飾をした家もあります。

　表紙にもした写真です。左の白い建物はブック・カフェのようですが、改装中でした。

　しゃれたカフェやギャラリー、ブティックもあり、街の人は意識高い系と見ました。

　猫ものんびりとお過ごしです。散策自体は30分もあれば十分です。カフェにでも寄りながら、ゆったりと過ごしましょう。

　海峡沿いに戻れば、カモメも一休みしていました。

　帰りは、ユスキュダルへバスが頻発しています。5分で戻ることができます。

　まもなく、地下鉄М4号線が開通し、チャムルジャの丘へのアクセスが便利になります。その行程の1つとして、クズグンジュクを加えてはいかがでしょうか。なお、本篇は「イスタンブール－アジア側を歩く(改訂版)」の一環として書きました。ご興味のある方はそちらもご覧ください。
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