ヨーロッパ最後の秘境バルカン半島攻略！旧東欧諸国&砂漠の宝石ドバイの旅：セルビア・コソボ・アルバニア・マケドニア・ブルガリア・ルーマニア・アラブ首長国連邦旅行【４７】（2016年秋７日目⑤ 中央駅の寂寞とセントラルハリの殷賑 ）

2016/09/21 - 2016/09/21

昨年行ったクロアチアなど旧ユーゴスラビアの旅がとてもよかったので、スロベニアを除く残りの旧ユーゴ諸国と謎の国アルバニア、それにブルガリアとルーマニアの旧東欧諸国を訪問し、ヨーロッパ最後の秘境たるバルカン半島の国々をひとまとめに訪問してきました。
ユーゴ紛争で「世界の敵」となってしまったセルビアのイメージはそれと全く異なり、人々は親切で真面目な人が多かったです。そのセルビアとは緊張関係にあるコソボも、観光で訪れる分には平和で落ち着いており、戦争の跡は大分薄れてきているようでした。そして90年代まで鎖国を続け、東欧革命後国を開いたアルバニアでは東洋人がほとんどおらず、異邦人気分を満喫することができました。また、マケドニアの首都スコピエでは、銅像群のあまりの多さに驚愕し、ブルガリアの首都ソフィアでは、物価の安さとお土産の充実ぶりに喜び、ルーマニアはブカレストの国民の館では、その大きさに辟易しました。さらに、中継地点となったUAEでは、躍進を遂げるドバイへ日帰り観光をして、その発展ぶりに目を瞠りました。
いつものように詰め込みの雁字搦め日程で、1か国あたり1日程度で回らねばならない強行軍ですが、前回同様レンタカーでの旅も交えるなどさらに充実した旅となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/15）成田発 ⇒ アブダビ
2日目（9/16）⇒ ベオグラード市内観光
3日目（9/17）ベオグラード市内観光 ⇒ スコピエ 🚙 プリシュティナ市内観光
4日目（9/18）🚙 ティラナ市内観光
5日目（9/19）🚙 オフリド 🚙 スコピエ市内観光
6日目（9/20）スコピエ市内観光 🚌 ソフィア
7日目（9/21）ソフィア市内観光 ⇒ ブカレスト
8日目（9/22）ブカレスト市内観光 ⇒ ベオグラード
9日目（9/23）⇒ アブダビ　ドバイ市内観光 アブダビ ⇒ 成田
10日目（9/24）成田到着日

今回は７日目⑤です。

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェックアウト手続きを終え、荷物を預けてもう一度街へ繰り出します。

トロリーバスには先ほど乗ったので、次はトラムに挑戦です。
一日券があるので気楽に乗れます。とりあえず昨日バスを降りた中央駅まで乗ってみます。
（ﾎﾃﾙ12:00 ⇒ 12:08中央駅）

車内は清潔でガラガラです。寂しいといえば寂しいです。

5分ほどで到着です。駅前電停は道路と別れ、独立した「駅」で、地下道で鉄道駅に行くことができます。

標識はバスと変わりません。

階段を下りて、鉄道駅に行ってみます。

駅前はこんな感じで掘られて低くなっており、その中心には像があります。

像のモチーフはよくわかりません。

階段を上がり、中央駅へ。結構大きな造りです。
（中央駅12:08～12:19）

内部も綺麗です。ただあまり人はおらず静かです。

表示板を見る限り、それなりに発着はありそうです。

改札が無いのでホームに出てみます。
意外と新しそうな電車が停まっています。

ホームは随分と長大です。こんな長い列車が発着するのでしょうか。

反対方向です。ホームも人気が無く静かです。

頭端式のホームに電車が停まっています。

いたずら書きがちょっと悲しいですが、新しい車両です。

ドアが開いていたので中を拝見。
中も清潔で綺麗です。

さて鉄道駅を一回りしたので、トラムで戻ります。
先ほどの地下部分にはお店もありますが、人があまり歩いていないので、どこも開店休業のようでした。

こんな看板も。キリル文字は難しいです。

セルディカ方面行きのトラムは直ぐ来ました。
（中央駅12:22 ⇒12:30ｾﾝﾄﾗﾙﾊﾘ）

昨日降りたアフトガーラセルディカのバスターミナルを左に見て走ります。

こちらは中央バスターミナル。駅前には駅を含めてこうしたターミナル施設があるのですが、どこも賑わいには欠けています。

我がホテルの前を通り、セルディカに到着します。

トラムは結構乗車があり、活気があります。

ここからは観光というよりも土産物屋巡りとなります。
まずは市場であるセントラルハリに入ります。
（ｾﾝﾄﾗﾙﾊﾘ12:30～12:45）

中は採光を取り入れた明るい建物で、地上2階地下1階の三層からなっているようです。

市民の台所となる食材や衣服の店だけでなく、スーベニアショップやバラ製品の店もあって観光客が訪れても楽しいところです。
中央駅とは異なり、たくさんの人で賑わっています。

中央には噴水もあり、共産主義時代からある建物とは思えないくらい垢ぬけています。