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山種美術館で開催中の「川端龍子展」を見に出かけた。最終日が近づいてきたので、思い切って平日の午後に出かけてみた。<br /><br />館内は多少込んでいたが、ゆっくり見ることが出来ないという程ではなかったので、時間をかけて見て回った。<br /><br />川端龍子は1885年(明治18)に生まれ、1966年(昭和41)に没し、今年は没後50年という節目の年にこの展覧会が開催されたようである。川端龍子についてはそう詳しい知識があるわけではなかったが、いくつかの作品を見たことがあり、割と記憶に残っていたので、再確認の意味でも今回の展覧会は興味を覚えたと言ってよいだろう。

山種美術館で「没後50年記念 川端龍子 ー 超ド級の日本画 ー」展を鑑賞

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2017/08/03 - 2017/08/03

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Weiwojing

Weiwojingさん

山種美術館で開催中の「川端龍子展」を見に出かけた。最終日が近づいてきたので、思い切って平日の午後に出かけてみた。

館内は多少込んでいたが、ゆっくり見ることが出来ないという程ではなかったので、時間をかけて見て回った。

川端龍子は1885年(明治18)に生まれ、1966年(昭和41)に没し、今年は没後50年という節目の年にこの展覧会が開催されたようである。川端龍子についてはそう詳しい知識があるわけではなかったが、いくつかの作品を見たことがあり、割と記憶に残っていたので、再確認の意味でも今回の展覧会は興味を覚えたと言ってよいだろう。

旅行の満足度
5.0
  • JR恵比寿駅から歩いて山種美術館へ向かった。ちょうど昼時だったので、展覧会の前に昼食をとった。「九十九とんこつラーメン」という店が美術館近くの途中にあり、入ってみた。ちょうど昼食時だったので、外にまで人が並んでいて込んでいたが、そんなに待たないですんだ。

    JR恵比寿駅から歩いて山種美術館へ向かった。ちょうど昼時だったので、展覧会の前に昼食をとった。「九十九とんこつラーメン」という店が美術館近くの途中にあり、入ってみた。ちょうど昼食時だったので、外にまで人が並んでいて込んでいたが、そんなに待たないですんだ。

  • 小生が頼んだのは「パクチーラーメン」で、ラーメンにパクチーがトッピングされているのは珍しいと思い、食べてみた。少々匂いのきついパクチーの味が鼻に付き、不思議な味わいとなったが、食べられないということではなかった。

    小生が頼んだのは「パクチーラーメン」で、ラーメンにパクチーがトッピングされているのは珍しいと思い、食べてみた。少々匂いのきついパクチーの味が鼻に付き、不思議な味わいとなったが、食べられないということではなかった。

  • 連れが注文したのは「野菜ラーメン」であるが、実はかなり分量があり、これで半分にしてもらった位である。

    連れが注文したのは「野菜ラーメン」であるが、実はかなり分量があり、これで半分にしてもらった位である。

  • 山種美術館の全貌であるが、1階のみが美術館で、そう広いというわけではない(この画像は山種美術館ホームページより利用させていただいた)。

    山種美術館の全貌であるが、1階のみが美術館で、そう広いというわけではない(この画像は山種美術館ホームページより利用させていただいた)。

  • 美術館の入口には「山種美術館」と彫られた大きな石の案内板がある。木々に囲まれ、美術館らしい落ち着い雰囲気が感じられた。

    美術館の入口には「山種美術館」と彫られた大きな石の案内板がある。木々に囲まれ、美術館らしい落ち着い雰囲気が感じられた。

  • 美術館入口。この日はあと何日かで最終日となるので、通常よりかなり来館者が多いように思えた。

    美術館入口。この日はあと何日かで最終日となるので、通常よりかなり来館者が多いように思えた。

  • 今回の展覧会で唯一写真撮影が可能な作品だったのは「八ッ橋」(1945年 昭和20)で、何人もの方々がカメラを向けていた。<br /><br />「八ッ橋」は2曲の屏風で出来ていて、すべてを一枚の写真に収めることは出来ない。

    今回の展覧会で唯一写真撮影が可能な作品だったのは「八ッ橋」(1945年 昭和20)で、何人もの方々がカメラを向けていた。

    「八ッ橋」は2曲の屏風で出来ていて、すべてを一枚の写真に収めることは出来ない。

  • 『伊勢物語』第九段「東下り」に基づいた作品で、三河の国の八橋で群生する杜若を目にした主人公が「かきつばた」の5文字を読み込み、都を懐かしんだという場面を題材にしたものである。<br /><br />この場面は琳派を初めとして盛んに繰り返し描かれてきたが、川端は尾形光琳の『燕子花屏風風』や『八橋図屏風』に触発されて製作したと分かる。

    『伊勢物語』第九段「東下り」に基づいた作品で、三河の国の八橋で群生する杜若を目にした主人公が「かきつばた」の5文字を読み込み、都を懐かしんだという場面を題材にしたものである。

    この場面は琳派を初めとして盛んに繰り返し描かれてきたが、川端は尾形光琳の『燕子花屏風風』や『八橋図屏風』に触発されて製作したと分かる。

  • 川端の作品には白い花が描かれているが、光琳には見られなかった特徴で、彼が光琳に大きな影響を受けながらも単なる模倣に終わらなかったことが窺える。

    川端の作品には白い花が描かれているが、光琳には見られなかった特徴で、彼が光琳に大きな影響を受けながらも単なる模倣に終わらなかったことが窺える。

  • 「四季之花」(1899年〈明治32〉)<br /><br />右下に川端昇太郎と名前が書かれているのがわかるが、これは龍子が高等小学校4年(14歳頃)の作品で、名前の脇には当時の指導していた教員の上と記された朱書きが見える。

    「四季之花」(1899年〈明治32〉)

    右下に川端昇太郎と名前が書かれているのがわかるが、これは龍子が高等小学校4年(14歳頃)の作品で、名前の脇には当時の指導していた教員の上と記された朱書きが見える。

  • 「慈悲光礼賛(朝)」(1918年〈大正7〉)

    「慈悲光礼賛(朝)」(1918年〈大正7〉)

  • 「火生」(1921年〈大正10〉)

    「火生」(1921年〈大正10〉)

  • 「華曲」①(1928年〈昭和3〉)<br /><br />次の絵と対をなすもので、獅子と牡丹を組み合わせた作品である。

    「華曲」①(1928年〈昭和3〉)

    次の絵と対をなすもので、獅子と牡丹を組み合わせた作品である。

  • 「花曲」② (1928年〈昭和3〉)

    「花曲」② (1928年〈昭和3〉)

  • 「鳴門」①(1929年〈昭和4〉)

    「鳴門」①(1929年〈昭和4〉)

  • 「鳴門」②( 1929年〈昭和4〉)

    「鳴門」②( 1929年〈昭和4〉)

  • 「請雨曼荼羅」(1929年〈昭和4〉)

    「請雨曼荼羅」(1929年〈昭和4〉)

  • 「鯉」(1930年〈昭和5〉)

    「鯉」(1930年〈昭和5〉)

  • 「羽衣」(1935年〈昭和10〉)

    「羽衣」(1935年〈昭和10〉)

  • 「千里虎」(1937年〈昭和12〉)

    「千里虎」(1937年〈昭和12〉)

  • 「香炉峰」( 1939年〈昭和14〉)

    「香炉峰」( 1939年〈昭和14〉)

  • 「五鱗」(1939年〈昭和14〉)

    「五鱗」(1939年〈昭和14〉)

  • 「百子図」(1949年〈昭和24〉)

    「百子図」(1949年〈昭和24〉)

  • 「金閣炎上」( 1950年〈昭和25〉)

    「金閣炎上」( 1950年〈昭和25〉)

  • 「萩の宿」(1952年〈昭和27〉)

    「萩の宿」(1952年〈昭和27〉)

  • 「花下独酌」(1960年〈昭和35〉)

    「花下独酌」(1960年〈昭和35〉)

  • 「白堊と群青」(1962年〈昭和37〉)

    「白堊と群青」(1962年〈昭和37〉)

  • 「月鱗」(昭和時代)

    「月鱗」(昭和時代)

  • 自邸に設けた持仏堂での川端龍子。ここには「十一面観音」が収められていて、川端はこの仏像を描いている。

    自邸に設けた持仏堂での川端龍子。ここには「十一面観音」が収められていて、川端はこの仏像を描いている。

  • 「十一面観音」(1958年〈昭和33〉)<br /><br />今回、川端龍子展を鑑賞して、久しぶりに日本画の素晴らしさを再認識させられたと言ってもよいだろう。彼の作品はほとんど派手さはなく、むしろ地味とも思えるものが多い。中にはこれが日本画と思えるような作品もあったが、小生にとっては大いに興味が引かれたものも多い。大田区には龍子記念館があるので、また見てみたいものだ。

    「十一面観音」(1958年〈昭和33〉)

    今回、川端龍子展を鑑賞して、久しぶりに日本画の素晴らしさを再認識させられたと言ってもよいだろう。彼の作品はほとんど派手さはなく、むしろ地味とも思えるものが多い。中にはこれが日本画と思えるような作品もあったが、小生にとっては大いに興味が引かれたものも多い。大田区には龍子記念館があるので、また見てみたいものだ。

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