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今回の視察は、新企画となるトゥーラ遺跡に、洞窟温泉のトラントンゴへと行きます。日記の順番が逆になってしまうのですが、トラントンゴ洞窟温泉があまりにすごかったので、日程は前後しますが、こっちから仕上げてアップしていきます(^^;<br /><br />というわけで、いきなり店長日記からはじまりはじまり。。。(笑)<br /><br />さて、トゥーラ遺跡から2時間30分(メキシコシティからは4時間)<br /><br />次なる目的地である、トラントンゴ洞窟温泉へと向かう。<br /><br />トラントンゴとは、トランス-メキシコ火山帯に位置するMezqutal谷に連なり、ユネスコの世界自然遺産に指定されているMetztitlan峡谷の湖を源流とするトラントンゴ洞窟にある源泉から沸く温泉で、メキシコでは古代より大切に守られてきた有名なパワースポットだ。<br /><br />古代アステカのナワトル語では、TONALTONKOと書き、「暖かな母なる大地」を意味する。この語源からも分かるように、当時からここトラントンゴは、湯治の聖地であったことが分かる。<br /><br />因みに、雑談だが、ここトラントンゴがメキシコで有名になったのは1970年の旅情報誌に紹介されたことがきっかけだそうだ。その雑誌に、TONALTONKOと書かねばならないところを、間違ってTOLANTONGOと書かれてしまった為に、間違った名称が広まってしまい、やむを得ず、こちらを正式名称に変えたという逸話が残っている。。。<br /><br />一体、それでいいのかメキシコ!というストーリーだ(笑)<br /><br />くねくねと曲がりくねるワインディングを延々と走ると、突然、その入口が現れる。トラントンゴ洞窟温泉方面と、パライソ・ホテル方面と分かれるが、基本的には、入口は違っても、中でつながっていて、両方の施設を自由に利用が出来るので、どちらに行っても、園内を徒歩で移動は可能だ。<br /><br />ただし、徒歩で各施設を移動するには険しい山道をひたすら20分近く歩かないといけないので、目的がはっきりしているなら、目的地方面の入口へと進んだ方が賢明だ。<br /><br />ボク的には、人工的な段々畑のプールが並ぶパライソホテルの方は、おそらく整備がされているという意味で、メキシコ人の家族や観光客に人気があり、また、今は夏休みの為、あまりの人の多さに辟易してしまったので、こうしたバケーションシーズン以外の時期ならおすすめとしておきたい。<br /><br />因みに、パライソ・ホテルのエリアは、単なる町のウォーターパークスタイルの温泉みたいなものなので、大自然に触れることに意味を感じるボクのようなタイプは正直あまり興味がない。<br /><br />ここトラントンゴ洞窟温泉は、日本のテレビでも紹介されたりしていて、ボクも見たことがあるのだが、何故か、こっちのパライソ・ホテルの方ばかり紹介して、実際にこのトラントンゴの名称がつけられた大自然に沸く源泉の紹介はさらっとしたものだけだった。。。絵的に難しかったのかもしれないが、コーディネートした会社の知識不足と、紹介の仕方が悪かったとしか思えない。勿体ないという事だ。<br /><br />そんなボクも最初は、テレビの情報につられてこっちのパライソに入ってしまった。おりしも、今は夏休み、、、大挙して訪れるメキシコ人観光客が芋の子洗い状態で、温泉プールに浸かっている。。。そこからの渓谷を眺める景色は壮大で美しいのだが、とにかく、人工的に開発されたチープなテーマパーク感が否めず、テンションが下がってしまった。<br /><br />しかも、開発の波は確実に続いていてどんどん人工プールは拡大している。。。まだまだ、メキシコは自然保護という意識は希薄なようだ。<br /><br />気を取り直して、より自然が保護されているというトラントンゴ洞窟温泉へと歩を進める。<br /><br />山間に恣意的に建設が続けられたのだろう、、、全く効率的な作りになっていない。付け足し付け足しで、施設が大きく拡大していったからなのか、道路も標識も、初めてだと確実に迷う迷宮のようだ。なので、ここにもし日帰りで行って来ようとするならば、ちゃんとした案内人がいないと勿体ない思いをすることになる。<br /><br />実際、トラントンゴを紹介するブログはどれも、パライソホテルで感動した!みたいな話で終わっている。結局初めての日帰りでは、深遠なトラントンゴの神秘に触れることは難しいのだと実感させられる。<br /><br />相変わらず人でごった返す山道を進む。キャンプのテントが所狭しと並んでいる。はー、何でこんなに人が多いんだ?!と辟易しながら歩いていると、ふと、霊気を感じる。<br /><br />霊気なんて胡散臭い言葉を使ってしまったけれど、この源流に近づくにつれて、自分でもびっくりするほどの体がその波動を感じているのが分かる。<br /><br />源流に近づくにつれて、観光客は比例するかのように増えていくのだけれど、そんな事はもう全然気にならないほど、気持ちはそっちへと引き寄せられていく。<br /><br />なんとも不思議な感覚だ。。。<br /><br />そして、実際に、トラントンゴ洞窟の鍾乳洞の前に立てばその理由が分かる。これは言葉では言い表せない感覚の話になってしまう。とにかく、行けばボクの言っている意味が分かる。<br /><br />ここに沸く源泉は、水温38度の湯を凋落差15mの天井に開いた洞穴より噴出している。もちろん自然にだ。その場に佇み、源泉の滝を眺める。源泉に触れ、打たれ。浸かる。ここが大自然のすべての源であることに心を震わせる。<br /><br />しっとりと体にエネルギーが充満していくのが分かる。ボクは温泉が大好きで、日本に帰国する度に必ず温泉に行く。その時に選ぶのは加温なしの源泉100%にこだわっているのだけれど、温泉宿で浸かるその感覚とは全く違う。<br /><br />温泉宿で当たる温泉は、人工の施設や湯船を挟んでいる。どこか、大自然の恵みを人間の世界まで持ち込んで、我々人間にとって都合の良い理想の形に成形してしまっている。<br /><br />この時点でもはや自然ではない。<br /><br />更に、源泉100%かけ流しといっても、考えてみれば、パイプをつないで源泉から各宿までお湯を引いていたりもする。自家源泉のところもあるが、大体は、地下からくみ上げていて、湯温が高いと加水したり、低ければ加温をしていることもある。<br /><br />もちろん、完全100%加水加温なしの源泉かけ流しもあるけれど、源泉から沸く湯に直接その場で当たりたい!というのは、今の日本ではまず不可能ともいえる。<br /><br />それに対して、ここトラントンゴの洞窟に沸く源泉は、まんま源泉だ。しかも、天井に開いた自然の穴からこの源泉が噴出し、滝のように流れ落ちている、その湯に直接当たれるのだ。<br /><br />こんなすごい体験は、まず出来ないスケールの大きな体験になる。<br /><br />この源泉に触れること。これこそがトラントンゴ洞窟温泉の極みであり、ここに触れなければ、ここまでくる意味がない。人工的なホテルにつくられた施設のプール温泉につかり、渓谷の景色を眺めるだけなら、ボクの実家のある石川県の山中温泉にでも行けばそっちの方がずっと綺麗だ。<br /><br />わざわざ、メキシコシティまで12時間。そして、トラントンゴまでは4時間という大変な時間を割いてまで行く価値のある場所じゃーない。<br /><br />でも、このトラントンゴの洞窟温泉の源泉については、これだけの為にここに来る価値があると断言する。間違いなく、ここには霊気が宿っているから。<br /><br />何で、テレビではこっちをもっとしっかりと紹介しなかったのだろう? 勿体なさすぎるという気持ちが再び頭をもたげる。あまり有名になっても困るというなら分かるが、既にここは1970年からメキシコの観光地としてかなり有名なパワースポットなのに、遠慮はいらない筈だろう?<br /><br />物事の本質というものをしっかりと理解してこそのオプショナルだと考える僕には、こういう、単にキワモノのように面白スポットとして紹介されるだけの最近のテレビ番組には落胆を感じえないのだけれど、それでも、ここに行ってみようかという気持ちにさせるきっかけを作ってくれたその番組には感謝をしている。<br /><br />それにしても、、、ここはあまりに素晴らしい。。。素晴らしすぎて、ここは半日で戻るつもりだったのに、急遽、一泊滞在に変更してしまったくらいだ。なので、今回の日記は二回にわける。<br /><br />面白いのは、朝の時点で、ここに3軒営業しているホテルはすべて満室だと言われていたのに、帰りにキャンセルなどが出ているかもと立ち寄ってみると空きが出ていたという事。翌日チェックアウトの際にはまったく空きがなかったから、そう考えると奇跡の一部屋だった。<br /><br />宿も確保出来たので、今度はトラントンゴの源泉を源流とする通称トラントンゴ川に下りてみる。<br /><br />びっくりするほど美しい。マーメイドブルーと言われる美しい水色だ。そんな魅惑的な川の流れに誘われるように、手を入れてみた。暖かい。。。30度くらいだろうか。。。温水プールくらいの湯温だ。寒い時期だとちょっと物足りないかな、、、とは思ったが、実際に入ってみるとちょうど良い。<br /><br />この川は流れを緩やかにするために、岩を入れて流量を調整しているのだけれど、その岩場にちょうど良いくぼみを見つけてゆったりと座ると、川の流れがいい感じで肩や首筋にあたって天然のジャグジーのようにくつろげる。ボクは温泉は熱めが好きなのだけれど、ここの若干ぬるめのお湯は、ずっと浸かっていられるのがいい。<br /><br />後で湯質表があったので、見てみると、PH値は7.8-8.1と弱アルカリ性の湯だった。しかも、塩素濃度が0.2%以下という事で、浸透率が低い低張泉だ。一寸、説明すると、塩素の性質として、濃度が高い方から低い方へと浸透していくという性質を数値化したもので,この低張泉というのは、体の塩分が温泉へと流れ出て、逆に、温泉の塩分がミネラルと共に体に吸収されていくという性質を指す。つまり、簡単に言えば、デトックス効果があるということ。<br /><br />その上、硬度をみると、341.18ppmもある。まー、鍾乳洞から湧き出る温泉なのだから、当然硬水であることは間違いないとは思っていたが、かなりの硬質にびっくりさせられた。日本三大美人の湯である島根県にある湯の川温泉でも277ppmだから、そんな日本三大美人の湯よりも硬度が高いという事になる。因みに、日本の水道水は61ppmで、軟水の定義は10ppm以下と言われている。<br /><br />この硬度が高いということは、それだけミネラル分が豊富だということ。特に、カルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれているという事だ。<br /><br />弱アルカリ性だから、角質をやわらかくし、酸性に傾いた肌を中和してくれる。その上、低張泉の硬水だから、たっぷりのミネラルが身体の中の悪い成分と代謝しながら吸収されていくわけだ。<br /><br />更に付け加えると、湯温32-38度というのは、実は温泉としては最適の温度だということで、ゆったりと温めのお湯につかる事で、リラックス効果も得ながら、大自然のマイナスイオン一杯の森林浴もあわせてたっぷりと幸福感に浸る事が出来る。<br /><br />実際、ここの湯に浸かる事で、セロトニンとオキシトニンというホルモンが分泌されるそうだ。ご存じ、これらのホルモンは、多好感とリラックス効果をもたらすホルモンだから、科学的にもお墨付きというわけだ。<br /><br />何だか、また理屈っぽくなって来たので、軌道修正(笑)<br /><br />いずれにしても、ここが何故古代より湯治の聖地と言われていたのかが、こうした科学的なデータでもっても、はっきりと証明されているわけで、そんな事を考えながら、じっくりと天然のジャグジーに身をゆだねていたら、結局、1時間以上浸かってしまっていた(笑)<br /><br />湯からあがってみると、体がつるつるになっている。これは弱アルカリ性の湯質がもたらした美肌効果って奴だろうか。男のくせに肌のことなど気にしても仕方がないが、それよりも、ゆったり長く浸かったおかげで、筋トレで痛めた右肩の痛みもすっかり良くなってしまったことが何よりもうれしかった。<br /><br />宿で着替えて目の前にある食堂へと行く。とにかく、値段が安くて旨い。。。鳥のチポトレソースが1プレートで65ペソ。ボクが注文したコスティージャ(骨付きカルビ)でも95ペソだ。値段も安いので、ついつい、ビールなども飲み過ぎて一杯機嫌になってしまったが、こうして自然からパワーをもらい、地物を口にするとやっぱり人間元気になるのだと、心も体もリセットされた気持ちになった。<br /><br />ここはまたプライベートでも来たいと思っているし、弊社のツアーにも取り入れようと思っているので、是非期待してください。<br /><br />というわけで、DAY2へと続きます。。。<br /><br />店長吉田<br />

■メキシコシティ発■ メキシコが誇る大自然のパワースポット洞窟温泉トラントンゴは凄かった DAY1 前編 Byウォータースポーツカンクン店長吉田

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2017/08/01 - 2017/08/01

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watersportscancun

watersportscancunさん

今回の視察は、新企画となるトゥーラ遺跡に、洞窟温泉のトラントンゴへと行きます。日記の順番が逆になってしまうのですが、トラントンゴ洞窟温泉があまりにすごかったので、日程は前後しますが、こっちから仕上げてアップしていきます(^^;

というわけで、いきなり店長日記からはじまりはじまり。。。(笑)

さて、トゥーラ遺跡から2時間30分(メキシコシティからは4時間)

次なる目的地である、トラントンゴ洞窟温泉へと向かう。

トラントンゴとは、トランス-メキシコ火山帯に位置するMezqutal谷に連なり、ユネスコの世界自然遺産に指定されているMetztitlan峡谷の湖を源流とするトラントンゴ洞窟にある源泉から沸く温泉で、メキシコでは古代より大切に守られてきた有名なパワースポットだ。

古代アステカのナワトル語では、TONALTONKOと書き、「暖かな母なる大地」を意味する。この語源からも分かるように、当時からここトラントンゴは、湯治の聖地であったことが分かる。

因みに、雑談だが、ここトラントンゴがメキシコで有名になったのは1970年の旅情報誌に紹介されたことがきっかけだそうだ。その雑誌に、TONALTONKOと書かねばならないところを、間違ってTOLANTONGOと書かれてしまった為に、間違った名称が広まってしまい、やむを得ず、こちらを正式名称に変えたという逸話が残っている。。。

一体、それでいいのかメキシコ!というストーリーだ(笑)

くねくねと曲がりくねるワインディングを延々と走ると、突然、その入口が現れる。トラントンゴ洞窟温泉方面と、パライソ・ホテル方面と分かれるが、基本的には、入口は違っても、中でつながっていて、両方の施設を自由に利用が出来るので、どちらに行っても、園内を徒歩で移動は可能だ。

ただし、徒歩で各施設を移動するには険しい山道をひたすら20分近く歩かないといけないので、目的がはっきりしているなら、目的地方面の入口へと進んだ方が賢明だ。

ボク的には、人工的な段々畑のプールが並ぶパライソホテルの方は、おそらく整備がされているという意味で、メキシコ人の家族や観光客に人気があり、また、今は夏休みの為、あまりの人の多さに辟易してしまったので、こうしたバケーションシーズン以外の時期ならおすすめとしておきたい。

因みに、パライソ・ホテルのエリアは、単なる町のウォーターパークスタイルの温泉みたいなものなので、大自然に触れることに意味を感じるボクのようなタイプは正直あまり興味がない。

ここトラントンゴ洞窟温泉は、日本のテレビでも紹介されたりしていて、ボクも見たことがあるのだが、何故か、こっちのパライソ・ホテルの方ばかり紹介して、実際にこのトラントンゴの名称がつけられた大自然に沸く源泉の紹介はさらっとしたものだけだった。。。絵的に難しかったのかもしれないが、コーディネートした会社の知識不足と、紹介の仕方が悪かったとしか思えない。勿体ないという事だ。

そんなボクも最初は、テレビの情報につられてこっちのパライソに入ってしまった。おりしも、今は夏休み、、、大挙して訪れるメキシコ人観光客が芋の子洗い状態で、温泉プールに浸かっている。。。そこからの渓谷を眺める景色は壮大で美しいのだが、とにかく、人工的に開発されたチープなテーマパーク感が否めず、テンションが下がってしまった。

しかも、開発の波は確実に続いていてどんどん人工プールは拡大している。。。まだまだ、メキシコは自然保護という意識は希薄なようだ。

気を取り直して、より自然が保護されているというトラントンゴ洞窟温泉へと歩を進める。

山間に恣意的に建設が続けられたのだろう、、、全く効率的な作りになっていない。付け足し付け足しで、施設が大きく拡大していったからなのか、道路も標識も、初めてだと確実に迷う迷宮のようだ。なので、ここにもし日帰りで行って来ようとするならば、ちゃんとした案内人がいないと勿体ない思いをすることになる。

実際、トラントンゴを紹介するブログはどれも、パライソホテルで感動した!みたいな話で終わっている。結局初めての日帰りでは、深遠なトラントンゴの神秘に触れることは難しいのだと実感させられる。

相変わらず人でごった返す山道を進む。キャンプのテントが所狭しと並んでいる。はー、何でこんなに人が多いんだ?!と辟易しながら歩いていると、ふと、霊気を感じる。

霊気なんて胡散臭い言葉を使ってしまったけれど、この源流に近づくにつれて、自分でもびっくりするほどの体がその波動を感じているのが分かる。

源流に近づくにつれて、観光客は比例するかのように増えていくのだけれど、そんな事はもう全然気にならないほど、気持ちはそっちへと引き寄せられていく。

なんとも不思議な感覚だ。。。

そして、実際に、トラントンゴ洞窟の鍾乳洞の前に立てばその理由が分かる。これは言葉では言い表せない感覚の話になってしまう。とにかく、行けばボクの言っている意味が分かる。

ここに沸く源泉は、水温38度の湯を凋落差15mの天井に開いた洞穴より噴出している。もちろん自然にだ。その場に佇み、源泉の滝を眺める。源泉に触れ、打たれ。浸かる。ここが大自然のすべての源であることに心を震わせる。

しっとりと体にエネルギーが充満していくのが分かる。ボクは温泉が大好きで、日本に帰国する度に必ず温泉に行く。その時に選ぶのは加温なしの源泉100%にこだわっているのだけれど、温泉宿で浸かるその感覚とは全く違う。

温泉宿で当たる温泉は、人工の施設や湯船を挟んでいる。どこか、大自然の恵みを人間の世界まで持ち込んで、我々人間にとって都合の良い理想の形に成形してしまっている。

この時点でもはや自然ではない。

更に、源泉100%かけ流しといっても、考えてみれば、パイプをつないで源泉から各宿までお湯を引いていたりもする。自家源泉のところもあるが、大体は、地下からくみ上げていて、湯温が高いと加水したり、低ければ加温をしていることもある。

もちろん、完全100%加水加温なしの源泉かけ流しもあるけれど、源泉から沸く湯に直接その場で当たりたい!というのは、今の日本ではまず不可能ともいえる。

それに対して、ここトラントンゴの洞窟に沸く源泉は、まんま源泉だ。しかも、天井に開いた自然の穴からこの源泉が噴出し、滝のように流れ落ちている、その湯に直接当たれるのだ。

こんなすごい体験は、まず出来ないスケールの大きな体験になる。

この源泉に触れること。これこそがトラントンゴ洞窟温泉の極みであり、ここに触れなければ、ここまでくる意味がない。人工的なホテルにつくられた施設のプール温泉につかり、渓谷の景色を眺めるだけなら、ボクの実家のある石川県の山中温泉にでも行けばそっちの方がずっと綺麗だ。

わざわざ、メキシコシティまで12時間。そして、トラントンゴまでは4時間という大変な時間を割いてまで行く価値のある場所じゃーない。

でも、このトラントンゴの洞窟温泉の源泉については、これだけの為にここに来る価値があると断言する。間違いなく、ここには霊気が宿っているから。

何で、テレビではこっちをもっとしっかりと紹介しなかったのだろう? 勿体なさすぎるという気持ちが再び頭をもたげる。あまり有名になっても困るというなら分かるが、既にここは1970年からメキシコの観光地としてかなり有名なパワースポットなのに、遠慮はいらない筈だろう?

物事の本質というものをしっかりと理解してこそのオプショナルだと考える僕には、こういう、単にキワモノのように面白スポットとして紹介されるだけの最近のテレビ番組には落胆を感じえないのだけれど、それでも、ここに行ってみようかという気持ちにさせるきっかけを作ってくれたその番組には感謝をしている。

それにしても、、、ここはあまりに素晴らしい。。。素晴らしすぎて、ここは半日で戻るつもりだったのに、急遽、一泊滞在に変更してしまったくらいだ。なので、今回の日記は二回にわける。

面白いのは、朝の時点で、ここに3軒営業しているホテルはすべて満室だと言われていたのに、帰りにキャンセルなどが出ているかもと立ち寄ってみると空きが出ていたという事。翌日チェックアウトの際にはまったく空きがなかったから、そう考えると奇跡の一部屋だった。

宿も確保出来たので、今度はトラントンゴの源泉を源流とする通称トラントンゴ川に下りてみる。

びっくりするほど美しい。マーメイドブルーと言われる美しい水色だ。そんな魅惑的な川の流れに誘われるように、手を入れてみた。暖かい。。。30度くらいだろうか。。。温水プールくらいの湯温だ。寒い時期だとちょっと物足りないかな、、、とは思ったが、実際に入ってみるとちょうど良い。

この川は流れを緩やかにするために、岩を入れて流量を調整しているのだけれど、その岩場にちょうど良いくぼみを見つけてゆったりと座ると、川の流れがいい感じで肩や首筋にあたって天然のジャグジーのようにくつろげる。ボクは温泉は熱めが好きなのだけれど、ここの若干ぬるめのお湯は、ずっと浸かっていられるのがいい。

後で湯質表があったので、見てみると、PH値は7.8-8.1と弱アルカリ性の湯だった。しかも、塩素濃度が0.2%以下という事で、浸透率が低い低張泉だ。一寸、説明すると、塩素の性質として、濃度が高い方から低い方へと浸透していくという性質を数値化したもので,この低張泉というのは、体の塩分が温泉へと流れ出て、逆に、温泉の塩分がミネラルと共に体に吸収されていくという性質を指す。つまり、簡単に言えば、デトックス効果があるということ。

その上、硬度をみると、341.18ppmもある。まー、鍾乳洞から湧き出る温泉なのだから、当然硬水であることは間違いないとは思っていたが、かなりの硬質にびっくりさせられた。日本三大美人の湯である島根県にある湯の川温泉でも277ppmだから、そんな日本三大美人の湯よりも硬度が高いという事になる。因みに、日本の水道水は61ppmで、軟水の定義は10ppm以下と言われている。

この硬度が高いということは、それだけミネラル分が豊富だということ。特に、カルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれているという事だ。

弱アルカリ性だから、角質をやわらかくし、酸性に傾いた肌を中和してくれる。その上、低張泉の硬水だから、たっぷりのミネラルが身体の中の悪い成分と代謝しながら吸収されていくわけだ。

更に付け加えると、湯温32-38度というのは、実は温泉としては最適の温度だということで、ゆったりと温めのお湯につかる事で、リラックス効果も得ながら、大自然のマイナスイオン一杯の森林浴もあわせてたっぷりと幸福感に浸る事が出来る。

実際、ここの湯に浸かる事で、セロトニンとオキシトニンというホルモンが分泌されるそうだ。ご存じ、これらのホルモンは、多好感とリラックス効果をもたらすホルモンだから、科学的にもお墨付きというわけだ。

何だか、また理屈っぽくなって来たので、軌道修正(笑)

いずれにしても、ここが何故古代より湯治の聖地と言われていたのかが、こうした科学的なデータでもっても、はっきりと証明されているわけで、そんな事を考えながら、じっくりと天然のジャグジーに身をゆだねていたら、結局、1時間以上浸かってしまっていた(笑)

湯からあがってみると、体がつるつるになっている。これは弱アルカリ性の湯質がもたらした美肌効果って奴だろうか。男のくせに肌のことなど気にしても仕方がないが、それよりも、ゆったり長く浸かったおかげで、筋トレで痛めた右肩の痛みもすっかり良くなってしまったことが何よりもうれしかった。

宿で着替えて目の前にある食堂へと行く。とにかく、値段が安くて旨い。。。鳥のチポトレソースが1プレートで65ペソ。ボクが注文したコスティージャ(骨付きカルビ)でも95ペソだ。値段も安いので、ついつい、ビールなども飲み過ぎて一杯機嫌になってしまったが、こうして自然からパワーをもらい、地物を口にするとやっぱり人間元気になるのだと、心も体もリセットされた気持ちになった。

ここはまたプライベートでも来たいと思っているし、弊社のツアーにも取り入れようと思っているので、是非期待してください。

というわけで、DAY2へと続きます。。。

店長吉田

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  • トラントンゴに到着すると早速迎えてくれるマーメイドブルーの青い川。これは、長い年月をかけて、石灰やマグネシウムなどのミネラルが溶けだした結果生み出された奇跡の色もあります。<br /><br />最初に目にするとかなり衝撃的です(^^)<br />

    トラントンゴに到着すると早速迎えてくれるマーメイドブルーの青い川。これは、長い年月をかけて、石灰やマグネシウムなどのミネラルが溶けだした結果生み出された奇跡の色もあります。

    最初に目にするとかなり衝撃的です(^^)

  • トラントンゴで紹介される温泉プール。棚段に作られた人工的な温泉プールが渓谷に向かって多数設置されています。<br /><br />パライソホテルに行くとあります。人工的な建造物で占められているので、大自然派の店長的には、ちょっと町のやすっぽい温泉プール施設のように感じてしまいテンションが下がりました。。。<br /><br />が、これは時期的に今は夏休みということで、観光客が多い事が一つの理由だと思いますので、閑散期であれば、印象はきっと違うはず?!<br /><br />

    トラントンゴで紹介される温泉プール。棚段に作られた人工的な温泉プールが渓谷に向かって多数設置されています。

    パライソホテルに行くとあります。人工的な建造物で占められているので、大自然派の店長的には、ちょっと町のやすっぽい温泉プール施設のように感じてしまいテンションが下がりました。。。

    が、これは時期的に今は夏休みということで、観光客が多い事が一つの理由だと思いますので、閑散期であれば、印象はきっと違うはず?!

  • だって、これですよ?! 因みに、ここはまだ少ない方でした。。。(汗)<br /><br />まー人が少なければもう少しは印象は良くなるとは思いますが、如何せん、人工的につくられた温泉プールなので、どうかなーーという気持ちにさせられます。<br /><br />メキシコ人はこういう方が好きなのだとは思いますが、日本人のお客様にはどうかなぁというのが店長の本音です。<br />。

    だって、これですよ?! 因みに、ここはまだ少ない方でした。。。(汗)

    まー人が少なければもう少しは印象は良くなるとは思いますが、如何せん、人工的につくられた温泉プールなので、どうかなーーという気持ちにさせられます。

    メキシコ人はこういう方が好きなのだとは思いますが、日本人のお客様にはどうかなぁというのが店長の本音です。

  • この人工温泉プールはいたるところに造設されていて、今でも更に拡張工事が鋭意進められています。<br /><br />プールは人工ですが、温泉は源泉100%です。<br /><br />

    この人工温泉プールはいたるところに造設されていて、今でも更に拡張工事が鋭意進められています。

    プールは人工ですが、温泉は源泉100%です。

  • が!<br /><br />自然の天然温泉トラントンゴ川の方は素晴らしいです。<br /><br />なんといっても、このマーメイドブルーの色が美しい。。。<br />湯温は30度くらいでしょうか。<br /><br />流れを緩やかにするために、岩場を設置しているので、そこの適当なくぼみに体をあわせると、天然のジャグジーのように大自然の恵みを楽しむことが出来ます。<br /><br />ここの湯質は弱アルカリ性の低張泉。更に硬度341の驚くほどミネラルを豊富に含んだ硬質泉になっています。<br /><br />湯温も32-38度と長湯向けなので、デトックス効果も含めてじっくりとこの湯の間隔を楽しんでみてください。

    が!

    自然の天然温泉トラントンゴ川の方は素晴らしいです。

    なんといっても、このマーメイドブルーの色が美しい。。。
    湯温は30度くらいでしょうか。

    流れを緩やかにするために、岩場を設置しているので、そこの適当なくぼみに体をあわせると、天然のジャグジーのように大自然の恵みを楽しむことが出来ます。

    ここの湯質は弱アルカリ性の低張泉。更に硬度341の驚くほどミネラルを豊富に含んだ硬質泉になっています。

    湯温も32-38度と長湯向けなので、デトックス効果も含めてじっくりとこの湯の間隔を楽しんでみてください。

  • トラントンゴ川は本当に美しいです。景色も上流にあがり、源流に近づけば近づくほど美しさを増していきます。<br /><br />この美しい川もすべて温泉です!!

    トラントンゴ川は本当に美しいです。景色も上流にあがり、源流に近づけば近づくほど美しさを増していきます。

    この美しい川もすべて温泉です!!

  • 背後には、世界自然遺産にも指定されるMetztitlan峡谷が広がっています。ここにある湖を源流としながら、石灰岩の岩盤に濾過されて湧き出ているのが、トラントンゴ温泉です。<br /><br />当然てずか、トランス-アメリカ火山帯に位置しています。だからこその温泉なわけですね。<br /><br />

    背後には、世界自然遺産にも指定されるMetztitlan峡谷が広がっています。ここにある湖を源流としながら、石灰岩の岩盤に濾過されて湧き出ているのが、トラントンゴ温泉です。

    当然てずか、トランス-アメリカ火山帯に位置しています。だからこその温泉なわけですね。

  • トラントンゴ洞窟温泉までは、パライソ・ホテルから徒歩だと30分弱かかります。なので、日帰りで行く場合、初めてだと、パライソで終わってしまうか、頑張っても、トラントンゴ洞窟温泉をちょっと体験して終わってしまうという悲劇を生みます。<br /><br />日帰りなら詳しくこのエリアをしるガイドが必要です。<br /><br />園内には、サボテンやメスキート、マゲイなどが自生しています。写真にすると分からなくなってしまいますが、この景色、、、絶景です(^^)<br /><br />このサボテンだけで5m以上の高さがあります。<br /><br />

    トラントンゴ洞窟温泉までは、パライソ・ホテルから徒歩だと30分弱かかります。なので、日帰りで行く場合、初めてだと、パライソで終わってしまうか、頑張っても、トラントンゴ洞窟温泉をちょっと体験して終わってしまうという悲劇を生みます。

    日帰りなら詳しくこのエリアをしるガイドが必要です。

    園内には、サボテンやメスキート、マゲイなどが自生しています。写真にすると分からなくなってしまいますが、この景色、、、絶景です(^^)

    このサボテンだけで5m以上の高さがあります。

  • そして、これがトラントンゴ洞窟。<br /><br />何がすごいって、ここに流れている水がすべて温泉だという事です。暖かいです。<br /><br />写真にすると分かりづらいですが、かなりの大きさです。ちなみに、ここの左上に小さな洞窟があり、そこの何かにも鍾乳洞温泉があります。ライトも何もないので、スマホを防水ケースに入れて電灯代わりにもっていくかしないと、頭をぶつけますので、注意です。<br /><br />また、遅い時間は、かなり混雑をして、この小さな鍾乳洞の源泉のある一番奥までは入場制限がされて入れない事があるので、注意してください。<br /><br />8:00オープンです。<br />

    そして、これがトラントンゴ洞窟。

    何がすごいって、ここに流れている水がすべて温泉だという事です。暖かいです。

    写真にすると分かりづらいですが、かなりの大きさです。ちなみに、ここの左上に小さな洞窟があり、そこの何かにも鍾乳洞温泉があります。ライトも何もないので、スマホを防水ケースに入れて電灯代わりにもっていくかしないと、頭をぶつけますので、注意です。

    また、遅い時間は、かなり混雑をして、この小さな鍾乳洞の源泉のある一番奥までは入場制限がされて入れない事があるので、注意してください。

    8:00オープンです。

  • 人が入るとその大きさが分かるかと思います。かなりの洞窟です。こっちの方がメインになります。温泉の滝のカーテンを潜り抜けた先に「ソレ」はあります(^^)

    人が入るとその大きさが分かるかと思います。かなりの洞窟です。こっちの方がメインになります。温泉の滝のカーテンを潜り抜けた先に「ソレ」はあります(^^)

  • この洞窟温泉を源流として始まるトラントンゴ川の源。<br /><br />かなりの湯量を誇っている事が一目で分かります。

    この洞窟温泉を源流として始まるトラントンゴ川の源。

    かなりの湯量を誇っている事が一目で分かります。

  • 中に入ると、凋落差15mの温泉の滝が怒涛のようにその湯を噴出しています。これに当たる勇気がある人が、果敢に打たせ湯ならぬ、もはや修行?!のごとく、源泉に当たりに行きます。<br /><br />かなり激しいので覚悟していきましょう。<br /><br />店長も当たりましたが、かなりの水圧でした。滝行ってこんな感じなんだろうなーなんて想像しながら(^^;<br /><br />時間のない方はとにかく、ここに当たって一気に運気を体に注入してしまいましょう(笑)<br /><br /><br />

    中に入ると、凋落差15mの温泉の滝が怒涛のようにその湯を噴出しています。これに当たる勇気がある人が、果敢に打たせ湯ならぬ、もはや修行?!のごとく、源泉に当たりに行きます。

    かなり激しいので覚悟していきましょう。

    店長も当たりましたが、かなりの水圧でした。滝行ってこんな感じなんだろうなーなんて想像しながら(^^;

    時間のない方はとにかく、ここに当たって一気に運気を体に注入してしまいましょう(笑)


  • 子供や女性向けには、これくらいの小さな滝もあります。<br /><br />ここは女性に大人気でしたよ。<br /><br />周りにフローストーンと呼ばれる鍾乳石が形成されているのが分かります。1cmに100年以上かかるという気の遠くなるほどの時間が流れた場所です。

    子供や女性向けには、これくらいの小さな滝もあります。

    ここは女性に大人気でしたよ。

    周りにフローストーンと呼ばれる鍾乳石が形成されているのが分かります。1cmに100年以上かかるという気の遠くなるほどの時間が流れた場所です。

  • 食事は地物です。トルティーヤは、イダルゴ特産のトウモロコシをつかった手コネ。そして、肉もイダルゴ産の牛や鶏肉を使用しています。<br /><br />何が美味いって値段も安い。。。この店長が手にしているカルビ肉プレートで95ペソです(600円)<br /><br />ビール2杯のんでも1000円!!<br /><br />美味くて安い。。。最高です。<br /><br />大自然の温泉に浸かって、美味い地物を食べる。これでリフレッシュしないわけはありませんよね。

    食事は地物です。トルティーヤは、イダルゴ特産のトウモロコシをつかった手コネ。そして、肉もイダルゴ産の牛や鶏肉を使用しています。

    何が美味いって値段も安い。。。この店長が手にしているカルビ肉プレートで95ペソです(600円)

    ビール2杯のんでも1000円!!

    美味くて安い。。。最高です。

    大自然の温泉に浸かって、美味い地物を食べる。これでリフレッシュしないわけはありませんよね。

  • これが園内地図です。左上のホテルがパライソ。そして、右端がトラントンゴ洞窟です。<br /><br />地図にするとすぐですが、歩くと30分弱かかりますので、注意です。<br /><br /><br />というわけで、2日目に続きます!<br />

    これが園内地図です。左上のホテルがパライソ。そして、右端がトラントンゴ洞窟です。

    地図にするとすぐですが、歩くと30分弱かかりますので、注意です。


    というわけで、2日目に続きます!

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