2017/07/19 - 2017/07/19
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kasakayu6149さん
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ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
ふとした事から今年5月にダムカード収集巡りを始めて、すっかりはまってしまい、気が付けば早くも4回目です
第1回、第2回は神奈川方面を巡り、
前回の第3回は埼玉県の秩父方面と山梨県の山梨市周辺を巡りました
※第3回の様子はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11264978
今回の第4回は山梨県北西部及び長野県南東部を巡ります。
ダム周辺も素晴らしいですが、ダム周辺だけではなく明野の「向日葵」等も楽しみつつ、ドライブを満喫しながら、順調にダム巡りして、1日で6つのダムを訪問することが出来、最後は八千穂高原の温泉で汗を流しました。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
今回は前編・後編に分けてお届けします
前編は山梨県の「荒川ダム(能泉湖)」「塩川ダム(みずがき湖)」及び「大門ダム(清里湖)」です
「山梨県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 7
前編訪問数・・・ 3(42.9%)
累計訪問数・・・ 5(71.4%)
未訪問数・・・・ 2(28.6%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
※う~ん・・・自分なりのこだわりで、基本的に各編の旅行記紹介写真は最初に訪問したダムの正面側の写真としてるのですが、ロックフィルダムだとなんだか良く解らない写真になっちゃいますね(汗)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
本日は山梨県&長野県のダムカード収集の旅
まずは山梨県
山梨県には全部で7箇所のダムカードがあるダム等があります
大きく分けると、県北部に5ダム、やや離れて県北東部に1箇所、大きく離れて県南西部に1箇所となりますが、県北部の5ダム中2ダムは訪問済み、今回は県北部の残り3ダムを順に巡る事としました
県北の残り3ダムとは
・荒川ダム(能泉湖)
・塩川ダム(みずがき湖)
・大門ダム(清里湖)
基本的に山梨・埼玉・長野にまたがる秩父山系にあるダムです
その後、せっかく清里方面まで行くので、そのまま長野県に入り
更に秩父山系をなめる様に
・南相木ダム(奥三川湖)
・古谷ダム(抜井川)
・余地ダム(余地川)
と巡る予定
出発前の愛車のODメーターの値は121,045km
今日のドライブでどこまで伸びるのでしょうか?
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発~! -
東京都の西部、多摩地区在住なので、
まずは国立府中ICから中央道に乗り、山梨方面を目指します -
中央道は順調そのもので
1時間程で甲府昭和ICに到着 -
荒川ダムは有名な昇仙峡の奥地にあります。
休日等は歩行者専用になるであろう道も、平日ならば通行可だったので、昇仙峡を堪能することが出来ました昇仙峡 自然・景勝地
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昇仙峡を抜けて程なくすると、荒川ダムの提体が見えてきます
自然に優しいロックフィルダムですが、写真映えしないのが残念(・・・たぶん腕のせいです)荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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天端の右岸側に無料の駐車場がありました
荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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取水設備、洪水吐ゲート、管理事務所等は提体左岸側に集約されている様です
荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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荒川ダム
1986年(昭和61年)竣工のロックフィルダム
堤 高 88.0m
堤頂長 320.0m
ラジアルゲート 1門
スライドゲート 2門
洪水期なので洪水対策としてダム湖の水位はやや低めの設定荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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ダム天端より下流方面を望む
ロックフィルダムのあちこちから草木が生えています
歴史を感じますね荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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荒川ダムによって作られたダム湖は「能泉湖」
荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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洪水吐は自由越流式
相変わらず写真の腕が悪くて、大きさが表現できませんが、とても大きな施設です荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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大水等で洪水吐を越流した場合、この水路を伝って下部の減勢工に流れます
この施設もとても大きいんですよ(写真て難しいです)荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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ダム下に減勢工が見えます
発電機利水が流れ込んでいました荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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能泉湖左岸側より荒川ダムを望む
ロックフィルの提体の横に先程の自由越流式の洪水吐があります
大きさが伝わるでしょうか?荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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荒川ダムのダムカードはダム左岸にある管理事務所で貰う事が出来ます
荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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インターフォンを押してダムカードを頂きたい旨を伝えると、なんと自動的にこの機械からカードが出てきました。
成程、これなら有事の際に職員が不在でも、インターフォンの回線と操作回路を遠隔操作すれば、遠くの管理所からでも対応可能にできます荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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ダム湖である能泉湖を一周しようとしましたが、周回道路は途中でゲートが閉まっていました。
湖を時計に例えて提体を12時とすると、丁度10時位の位置にゲートがありました
尚、私は徒歩で訪れましたが管理事務所を訪ねる場合は天端を車で通れます。
写真はダムの丁度反対側にある荒川大橋から望んだ能泉湖と荒川ダム荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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「山梨県」ダムカード収集の旅
全7ダム中第3号(本日の第1号)は
・荒川ダム
右上の目的記号は「FNW」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「R」
□ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
■ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
荒川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「ロックフィルダム」という事になります荒川ダム(能泉湖) 名所・史跡
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「荒川ダム」を後にして次なる目的地「塩川ダム」を目指します。
ダム巡りを始めて気付いたのですが、当たり前の事実を再認識しました。
それはダム同士の距離は地図上(ナビ上)で直線距離では然程離れていなくても、
間には険しい山々があり、移動するには一旦山を下って再度登る必要がある事実です
今回も「荒川ダム」から次なる目的地「塩川ダム」までは
険しい林道を抜けるか、一旦韮崎付近まで山を下り、八ヶ岳広域能動で明野を抜け再び山を登る必要があります。
林道を抜けようかとも思ったのですが、今回は「明野地区 ひまわり畑」も見ようと思い、八ヶ岳広域農道経由としました
「荒川ダム」から「明野地区 ひまわり畑」迄は
昇仙峡ライン~八ヶ岳広域農道経由で26km程の距離明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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訪問日は夏休み直前の7月19日
本格的なシーズン直前で仮設売店等は最終準備の真っ最中明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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あれれ
本格的なシーズン前なので、開花には少し早すぎたかな?明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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いえいえ、長いシーズン楽しめる様に、開花時期に差をつけている様です
本格シーズン前なので開花エリアはやや狭いですが、それでも十分な美しさ明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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・青い空
・白い雲
・翠の葉
・黄色い花
とても絵になります明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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林道経由も良かったかも知れませんが
今回は八ヶ岳広域農道経由で大正解♪明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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折角なので愛車と向日葵
明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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お許しください
車オタクだもので・・・明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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「明野地区 ひまわり畑」を後にして「塩川ダム」にやって来ました
「明野地区 ひまわり畑」から「塩川ダム」迄は県道を駆けあがり13km程の距離塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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塩川ダム(みずがき湖)にはビジターセンターがありました
山梨県内のダムにしては珍しいです。塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ビジターセンターは、小さ目の道の駅の様でした
広めの駐車場・トイレ・売店・レストラン等、基本的なものは揃っていました
平日なのでガラガラでしたが、トップシーズンは賑わうのだと思われます塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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この辺りは天体観測に適しているのか
企画展と言う程では無いかも知れませんが、天体写真の展示がありました塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ビジターセンター駐車場付近から見た湖
塩川ダムによって作られたダム湖は「みずがき湖」
おそらくは近くの日本百名山「瑞牆山(みずがきやま)」が由来かと
静かで美しい湖です塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ビジターセンターから車で1分
トンネルを抜けると直ぐに塩川ダムの提体があります
塩川ダム
1998年(平成10年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 79.0m
堤頂長 225.0m
ゲートレス
平成竣工の比較的新しいダムです塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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平成に竣工したダムの流行りなのか、非常用洪水吐は自由越流式です
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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塩川ダムのダム湖側です
水位は洪水期(洪水対策の低めの水位)の、ほぼ満水位の様です塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ダムの天端は道路兼用になっていました
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ダム天端より下流部を望む
洪水期のほぼ満水位の様ですが、発電機利水のみで常用洪水吐からは放流していませんでした塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ダム天端から見た「みずがき湖」
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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塩川ダムのダムカードはダム右岸にある管理事務所で貰う事が出来ます
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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みずがき湖に架かる「鹿鳴峡谷大橋」から望んだ「みずがき湖」と「塩川ダム」
あれ?、湖畔の小さな山を挟んで右側が重力式コンクリートダムですが
左側のビジターセンタの辺りはロックフィルダムの様塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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どうやら「塩沢ダム」は
堤 高 79.0m
堤頂長 225.0m の
重力式コンクリートダムと塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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堤 高 48.9m
堤頂長 399.0m の
ロックフィルダム の複合ダムの様です塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ダム対岸の展望台から見た塩川ダム(重力式コンクリートダム部)
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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この位置からだと
常用洪水吐(中心部の四角い穴)の直ぐ下まで水位があるのが良く解ります
またダム天端下部の殆どが自由越流式の非常用洪水吐なのも一目瞭然です塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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ダム対岸の展望台から見た塩川ダム(ロックフィル部)
成程、駐車場やビジターセンターが整備してあって珍しいなあと思っていたら
ロックフィルダムの上部を有効利用していたのですね塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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「山梨県」ダムカード収集の旅
全7ダム中第4号(本日の第2号)は
・塩川ダム
右上の目的記号は「FNAWP」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
■ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
塩川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・かんがい用水・水道用水・発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
※表面にはロックフィルダム部の説明は特にありませんが(写真にはしっかり写っています)裏面にきちんと説明がありました塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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「塩川ダム」を後にして「大門ダム」にやって来ました
「塩川ダム」から「大門ダム」は、直線距離で6kmですが、例によって間に山があるので、一旦高根地区まで山を下り再び清里ラインで山を登って21km程の距離
写真はダムカードを頂けるダム右岸にある大門ダム管理事務所大門ダム 名所・史跡
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大門ダム
1988年(昭和63年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 65.5m
堤頂長 180.0m
コンジットゲート 1門
クレストゲート 1門
大門川に作られたダムなので大門ダムですが
名前を尊重してか「大きな門」が特徴的なダムです
このダムも天端の下は自由越流式の非常用洪水吐きが並んでいます大門ダム 名所・史跡
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ダム下端部の減勢工は谷間に沿って90度に曲がっていました
大門ダム 名所・史跡
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大門ダムのダム湖側です
先程の塩川ダム同様、水位は洪水期(洪水対策の低めの水位)の、ほぼ満水位の様です大門ダム 名所・史跡
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大門ダムによって作られたダム湖は「清里湖」
勿論由来は近くの超有名な観光地「清里」から大門ダム 名所・史跡
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しかし清里湖は清里のイメージに似合わず
周辺の地質が八ヶ岳噴火時の火山灰等で、漏水しやすい地質のため
清里湖右岸尾根部は底面からアスファルトフェィシングしてある
通常の人造湖以上の人造湖の様相大門ダム 名所・史跡
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この右岸部は、30度から40度の傾斜がありますが、ダム湖底部よりアスファルトで覆われています。
その広さ約42,000m2、概ね200m四方の広大な大きさです。
確かに凄いですが、個人的には人造湖過ぎてあまり好きになれません・・・大門ダム 名所・史跡
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「山梨県」ダムカード収集の旅
全7ダム中第5号(本日の第3号)は
・大門ダム
右上の目的記号は「FNW」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
大門ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
これで、山梨県は
県北東部の「深城ダム(シオジの森ふかしろ湖)」と
県南西部の「西山ダム(奈良田湖)」を残すのみとなりましたが
現在位置は山梨県北西部の清里付近
山梨県を巡るより、このまま長野県に入り秩父山系をなめる様に長野県のダムを巡る方が効率的なので、長野県南相木村にある「南相木ダム(奥三川湖)」を目指す事にします
第3回で巡った山梨県の「琴川ダム(乙女湖)」は
日本一高所に在る「多目的ダム」でしたが
これから行く「南相木ダム(奥三川湖)」は
日本一高所に在る「ダム」だそうです。楽しみです。
とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです大門ダム 名所・史跡
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旅行記グループ
2017年7月:第4回ダムカード収集の旅 山梨 & 長野編
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