ノゾリキスゲ満開の野反湖へ　雨で白砂山は断念

2017/07/22 - 2017/07/23

昨年天候不良で中止した野反湖からの白砂山。今年は満を持して梅雨明けに計画しましたが、まさかの悪い天気予報。
それでも1日目は15時以降雨、2日目は午後から雨という予報を信じて実行に移しましたが、予報以上に早い天候悪化にエスケープルートを使うことになり、結局2日目も白砂山は登れず。

自分的には白砂登れませんでしたが、未踏のルートを歩けたし、満開のノゾリキスゲを見ることができたし、テント幕営後は天気も良く楽しいひと時を過ごすことができて満足できたかなーと思います。

天空の湖「野反湖」はとても良いところなので、晴れた青空のもと来年リベンジしたいなと思います。

1日目：2時間
富士見峠(野反峠)11:20～11:33弁天山～12:30エビ山12:40～13:20野反湖キャンプ場

2日目：2時間
野反湖ビジターセンター5:30～5:44野反湖バス停～6:25池の峠登山口6:34～7:25富士見峠(野反峠)

エリア 中之条(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋葉原駅集合～首都高～関越道～渋川伊香保ICより下道。
下道は結構長いです。六合村過ぎたあたりから野反湖までは車線が狭くなる箇所ありますが、おおむね走りやすい道です。

予定より30分ほど遅れて富士見峠駐車場に到着。
既に駐車場には多数の車が停まっていました。いやー人気ですね。

富士見峠の野反峠休憩舎。
トイレ、自販機あり。朝早いと閉まっています。

ここで準備して野反湖逆側のキャンプ場まで左回りで歩きます。

野反湖を南側の富士見峠から眺めます。ちょうどキスゲが満開ですし、他にも多数の花々が咲き誇っています。

南側の富士見峠から北側までのキャンプ場までは車入れます。大体10分位か。
さてここからはハイキングコースが多数あります。

・野反湖湖畔を1周散策するもよし。お手軽♪
・外側の登山コース西側（弁天山、エビ山、高川山）を歩くもよし。
・外側の登山コース東側（三壁山、堂岩山、八間山）を歩くもよし。
・さらに東側の名峰白砂山まで登るのもよし。

外側のコースから湖畔へのエスケープルートも各所にあります。
この時期ノゾリキスゲが満開で一見の価値あり。春のシラネアオイ、晩秋のマツムシソウなど季節を通して花が楽しめます。

野反湖 自然・景勝地

富士見峠からみた東斜面のノゾリキスゲが見ごろ。

キスゲを愛でに来る人は多数いますよね～。

キスゲと言えば、尾瀬、霧ヶ峰、雄国沼、谷川一ノ倉岳と今までいろんな場所で見てきましたが、どこにも負けないキスゲの群落です。

野反湖 自然・景勝地

雲は重いですが天気予報だと15時くらいまで雨は降らないようなので予定通り歩きはじめます。

キャンプの準備をして遅れて出発。

先行したメンバーを追っていきます。

アザミです。

斜面に広がるノゾリキスゲ。

本当に今が見ごろ！満開のキスゲを満喫です。

ハクサンフウロも咲いています。

イブキトラノオも群生

ノハナショウブ。

弁天山に到着。展望はいまいちです。

雲がだいぶ重くなってきた。なんか少し早く降りそうな感じ。

シモツケソウかな

ショウブは結構たくさん咲いています。

弁天山から下りたあたりでようやく仲間に合流。

エビ山に登るあたりから雨が降ってきました。

それほど強い降りではないので、とりあえず傘を差しながらエビ山へ。

振り返ると東側はもっと強く雨が降ってそう。

こりゃヤバイわー。

エビ山到着。雨が強くなってきた。

高川山からカモシカ平に登ってキスゲ満開の景色を堪能しようと思っていましたが、さらに雨が強くなりそうなのでキャンプ場へのエスケープルートを選択します。

傘を差しながらキャンプ場へ下る登山道へ。

基本笹原ですが、少しキスゲも咲いています。

エビの見晴台。

雨はますます酷くなってきて、ゆっくりしている余裕なし。

笹原の登山道を下ります。

テントサイトに出ました。既に車で入った人のテントが複数張ってありますね。

キャンプ場の受付はここからさらに歩かねばなりません。

テントサイトから歩いて約10分位か、キャンプ場の受付場所に到着。

ネットで予報を見ると3時ごろ雨がやみそうなので、少し雨宿りしましょう。

野反湖キャンプ場 キャンプ場

キャンプ用にレンタルできる道具がたくさん置いてある。

装備がなくても楽しめそうです。

ガスや食料も販売しています。

テント以外なにも持ってかなくても楽しめそう。

雨の中、時間があるので周辺を散策。

野反湖キャンプ場にもノゾリキスゲ満開です。

キスゲはYAMAも好きな花です。

黄色い色が幸せを呼びそうですよね♪

GPVの天気図通り晴れてきました。

待ち時間にも一杯やっていましたが、さーテント張って飲むぞーって感じです。

青空もちらほら出てきて、さっそくテントサイトまで荷物を移動します。

受付場のある場所からテントサイトまでは車の進入は禁止。

リヤカー貸出があるので荷物を積んでひいていきます。

12人の荷物は2台のリアカーで。

以前、乗鞍岳山麓の一ノ瀬キャンプ場が歩いて行かねばならず遠いなーと思ったことを考えると、リヤカーで引けるしまだよいかな。

YAMA1台担当。

若干アップダウンがある10分程度の道のり。
ウッドチップで道は整備されているので引きやすいですが…もうちょい近くがイイよね。

再びテントサイトに到着です。

雨が降っていたので砂地の場所はぬかるんでますね。

だいぶ天気が回復してきました。

八間山のほうかな。明日は晴れると良いんですが…。

幕営場所をどこにするか考えました。

結構広いテントサイトなので、トイレの近くか、炊事棟の近くか、湖の近くか。

結局炊事棟の近くにしました。

青空が広がって野反湖もきれいなブルーになってきました。

今回は12名なのでテント3張。

6-7人用2張と3-4人用1張。

みんなで設営すると早いですね。テント設営時に雨が止んでくれて本当に良かったです。

青空だと気持ち良いテントサイトです。

ここのキャンプ場は本当にお勧め！

炊事棟で料理開始。今日は食料当番でもあります。

早いものおつまみは豆腐、キュウリ、セロリなど、切るだけの簡単なもので。

旨い！

おつまみ第2弾は焼き物で、ソーセージとえのきの炒めもの。

ベーコンと玉ねぎの炒めものなど。

ワインに合うお料理で。

ベーコンと野菜たっぷりのトマトスープ。

最後にパセリをどさっとのせ色合いもバッチリです。

キャンプはスープですねー。

タンパク質は鍋でご飯を炊きました。

12名分の5合なので結構炊くのに時間がかかりました。

十分食事を楽しみ、最後の方は記憶がおぼろげ…21時に就寝した感じです。

2日目
午前中後半くらいから雨が降りそうということで3時起床で行動開始。
雨も降っていないのでテント撤収して受付に戻ってきました。

さー登るかと思った時に雨が降ってきてしまいました。

様子見るため停滞。その間周辺散策。

ノハナショウブかな結構咲いていましたね。

バンガロー周辺の花の状況。

野反湖キャンプ場はこの時期とてもいいところだわ～。

ノハナショウブ

天気はますます悪くなってきてします。八間山も雲の中になってしまった。

この時点で天気回復は望めそうもなく、白砂山登山は中止を決定。

富士見峠まで行くのに最短の野反湖湖畔散策コースを歩くことにしました。

このコースも歩いたことないから楽しみましょう。

こちらもキスゲがとてもきれいでした。

雨で展望はないですが、花はきれいです。

車道沿いに歩いていくと北沢放水口入口に到着。

北沢放水口入口で天気が改善に向かい雨も止んできました。

北沢放水口入口で間違えて湖畔まで下ってしまい再び戻ることになりました。若干ロス。

再び車道歩きをしていると右手より湖畔へ下るルート見っけ。

湖畔に向けて下ってきますが、再び雨が降ってきた。

白樺に囲まれたハイキングコースは、ウッドチップで覆われていてとても歩きやすいです。

しばらく下ってくるとカヤ平という開けた場所へ到着しました。
所々に道標あります。

湖畔を歩くハイキングコース。1時間半くらいのコースタイムです。

イカ岩ワンド
名前の由来になりそうなものは特になかったですが、かなりなセンスの名前ですね。

コオニユリかな。
オレンジが映えます。

センジュガンピ。

花弁の形が特徴的です。

オダマキ。

富士見峠に近づくにつれてノゾリキスゲが増えてきます。

一面花のハイキングコース。

ノゾリキスゲは今が見ごろです。

池平もお花畑。

こんな雨なのに釣している人もいます。

最後は富士見峠への登り。

雨ん中ですが、全員文句も言わず歩いてくれました。

雨でも富士見峠のノゾリキスゲは元気です。

本当は青空のもと歩きたかったですが、お花も十分に楽しめた野反湖でした。

来年また再訪しましょう。

白砂山に登らなかったのでかなり早い帰りとなりました。

9:30には到着。六合村の道の駅に併設する温泉入れるかな？

花まめの温泉。

10:00からでしたが、聞いてみたら早めに入浴できました。

黒い湯花が特徴です。皇太子も白砂山登山時に訪れています。雨に打たれ冷えた体が芯から温まりました。