2017/07/08 - 2017/07/15
84位(同エリア438件中)
お砂糖猫さん
パレルモを後にし、ナポリへ移動します。
シチリア⇔ナポリの移動手段は飛行機か列車かバスか船か、の
いずれかでしょうが、今回は船を選択しました。
飛行機は高くなるし、列車にしろバスにしろ、それごと船に乗り込むわけだし。
しかし問題は時間。移動時間が10時間くらいになってしまうので、ここは夜行で。
移動代+宿泊代が一緒になったと思えば、
飛行機移動してホテル1泊分払うより安くあがりますしね。
船中泊は初めての経験でしたが、なかなか便利ですね!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フェリーはあらかじめネット(https://www.aferry.jp/)で予約・支払い。
パレルモ・ナポリ間はTirreniaとGNVの2社が航行してますが、
私の予約時はTirreniaの方が安かったのでこちらにしました
(写真は英語表示ですが日本語選択できます)。
夜20:15パレルモ出航、翌6:30ナポリ着の予定。 -
デッキか椅子席ならさらに安くなりますが、
荷物もあるしちゃんと寝たいし、防犯のためにベッドありの船室を選択。
1人部屋というものはないので2人部屋を1人で使う感じです。
窓のある外側の部屋の方がお高いので、どうせ寝るだけだし迷わず内側。
予約完了メールを印刷して、当日チェックイン時にチケットに引き換えるのですが
よく見たら「出発3時間前までにチェックインしてね☆」ってある! -
パレルモ中央駅に16:50に着いた私。
20:15の出発3時間前までに港へ行くって、結構ギリだよ!
バス乗り場でその辺のシチリアーノに、地図上の港を指さしながら
「I want to go porta!」(なぜか「港」だけイタリア語)と尋ねると
何やらイタリア語で答えが返ってきます。どうやら英語はわからないっぽい。
すると近くに居合わせたシチリアーナが「107番のバスよ」と英訳してくれました。
やがてやって来た107番のバスにシチリアーノは「あれだよあれ!」(たぶん)
私がバスに乗り込むと、シチリアーノは運転手に
「このセニョリータは港で降りるから教えてあげてね!」(たぶん)
ありがとう英語の喋れないシチリアーノ……思えば治安を
どうこう言われることも多いシチリア、特に怖い思い出もなく過ごせました。 -
バスは無事港に到着、運転手も指パッチンで港に着いたと教えてくれました。
バス車窓からもTirreniaの看板が見えていたので、その建物を目指します。
なんだかんだでTirreniaのオフィスでチェックインできたのは17:30頃。
さてチェックインしたはいいけど、これから出航までどうする?
駅ビルならぬ港ビルのようなものがあると勝手に思い込んでいたのですが
小さなバーと土産物屋が1軒ずつあるくらいで特に待合室的なものもありません。 -
こちらがナポリへ渡るTirreniaのフェリー。
車ごと乗船する車両の列はあるけど、身ひとつで乗るにはどこから入るんだろう?
……などと疑問符を頭の上に飛ばしながらあたりをウロウロすることしばし。
ふと気づくと私のようにスーツケースをひいた徒歩乗船組が5~6人、
フェリーのお尻に列を作っていたので私もそこに混ざります。
18:45くらいに乗船開始。中でチケットを見せたらエスカレーターで上がっていきます。フェリー(パレルモ) 船系
-
レセプションでホテルのようにカードキーをもらって、
-
次々と廊下を進み船室に入っていく乗船客たち。
-
私も部屋に入ったら……あれ? ベッド4つ? 2人部屋で予約したはずだけど……
部屋を出てその辺にいる乗船員に「ベッドが4つある……」と言いかけると
皆まで言わさぬ勢いで「No problem! All for you!」
そ、そうですか…… まあ、4人部屋が余ったんでしょうね。 -
トイレ&シャワースペース。石鹸はあります。
全然考えが及ばなかったけど、ドライヤーがなかったですね。
出航後に使用した感想としては、狭いし換気扇がないからすごく結露するけど、
船上でシャワー浴びられるだけ贅沢というもの…… -
こちら船内図。出航前に船内を見て回りましょう。
-
お土産ショップ。何も買わなかったけど。
-
ゲームコーナー。
あと映画館とかもありました。全然何を上映してたのかすら把握してない。 -
ラウンジ。ひとまずここで生絞りオレンジジュース(3.6ユーロ)で一息。
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椅子席はこんな感じのようです。
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甲板に出て、次々とフェリーに乗り込むトラックを眺める。
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お隣にはもうひとつパレルモ⇔ナポリを就航しているGNVの船が停泊してます。
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汽笛鳴らしたりとかもなく、至極あっさりと定刻通り出航。
さようならシチリア。あっという間だったな……
死ぬほど暑かったという記憶と素敵な建物、おいしい食事、
そして親切なシチリアーノたちをありがとう…… -
フェリーにはレストランが入っていますので夕食にします。
学食みたいな(?)スタイル。 -
シーザーサラダ7.5ユーロ、ラザニア8.5ユーロ。生意気にもコペルト1ユーロあり。
そして量多すぎィ!
え、味? 豪華客船ならいざ知らず、こういう船のレストランなんだから、さ。
シャワー浴びて寝ようとするけど、空調が凍えるほど寒い……
でも温度調節するようなパネルなりスイッチなりが見当たらない……
しょうがないからクローゼットに入っていた毛布を2枚かぶって寝ます。
All for youだからね! -
おはようございます。5:00起床しました。
ちなみに揺れはほとんど気になりませんでした。大きい船だしね。
ラウンジでヌテッラつきクロワッサンとカプチーノの朝食。
ラウンジで雑魚寝している人も結構いますね。 -
既に日は昇り、ナポリも見えております。
-
乗るときは昇り方向だったエスカレーターは下船時には下りとなります。
ほぼ定刻通り、ナポリのヌォーヴァ城の脇に着きました。
まだチェックインできないでしょうが、まずは荷物を預けにホテルに行くことにします。メルジェッリーナ港 ビーチ・海
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