世界遺産ドロミテとアルプス展望ルート10日間の旅〔総集編〕後編

2017/07/19 - 2017/07/28

今年の海外ハイキング旅行は連れの体力の衰えより、軽いハイキングと散策程度の絶景が見られる「H社の世界遺産のドロミテとアルプス展望ルート10日間の旅」に決めた。　決め手となったのは当方が今まで見られなかったフネスの谷を訪問できることと今まで三回のドロミテ訪問で訪問していなかった北側ルートのアルペ・ディ・シウジを訪問できることとアルプス展望のエルブロンネ展望台へ2015年完成の新しいロープウエイ利用によりモンブラン及び中腹にある高山植物園を見ることが出来ることであった。日程は下記の通り。
7月19日　東京羽田国際空港発、フランクフルト、インスブルック経由
　　　　　ブレッサノーネ　　　　　　　ブレッサノーネ連泊
7月20日　サンタ・マッダレーナ村散策ハイキング〔フネスの谷〕
7月21日　アルペ・ディ・シウジ展望台　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コルティナダンペッツオ連泊
7月22日　トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードハイキング
7月23日　ファルツァレーゴ峠、ポリドイ峠展望台
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボルツァーノ連泊
7月24日　ボルツァーノよりレノン高原へ
　　　　　ピラミデ・ディ・テッラのパノラマ展望
7月25日　シルミオーネへ　イタリア最大のガルダ湖ミニクルージング
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サンヴィンサン連泊
7月26日　クールマイユールへ、エルブロンネ展望台訪問
　　　　　チェルビニアへ、ラーゴブルー訪問
7月27日　サンヴィンサンよりトリノ、ミュンヘン経由で東京国際空港へ
7月28日　東京国際空港着

後編は7月23日～7月28日迄の印象に残る風景その他をまとめる。

*写真はレノン高原から見られるシリアル山塊

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

7月23日8:00にコルティナダンペッツオを出発し、ファルツァレーゴ峠〔2107m〕で休憩
ファルツァレーゴ峠よりラガツォイ〔2742m〕を眺める。
ロープウエイが見られる。

午前10時にポルドイ峠〔2239m〕に到着

ロープウエイによりポルドイ山頂駅〔2950m〕へ

山頂よりサッソルンゴ〔3182m〕が見られる

山頂よりピッツ・ボエ〔3152m〕と鋭い絶壁のセッラ山塊が見られる。

山頂よりドロミテでの最高峰であるマルモラーダ〔3342m〕が見られる。

ポルドイ山頂へ徒歩で上っている登山者がかなりみられる

午後2時半に神秘的な青い湖のカレッツア湖に到着

7月24日　午前9時40分　ソプラノボルツォァーノ駅で1907年に完成したレノン高原鉄道に乗る。

車中よりシリル山塊が見られる。

ソプラノボルツァーノ駅より約20分後にコラッボ駅に到着、ここより徒歩でピラミデ・ディ・テッラへ行く

途中、街の中を歩くと教会とシリル山塊が見られる。

花があふれる街の中を歩く

約30分くらい歩くとシリアル山塊と牧草地等が見られる。

約40分後にピラミデ・ディ・テッラに到着、ドロミテの山々をバックにした美しい牧草地と教会が見られる。

ドロミテの山々をバックにした美しい牧草地と教会の景色とピラミデ・ディ・テッラの不思議な風景が見られる。

三角錐の土柱の上に石を帽子のように乗せた細長いピラミッドの林が見られる。

7月25日、ボルツァーノ出発前に町の中心であるヴォルター広場前に聳え立つドゥオーモを眺める。

7月25日　午前8時にホテルを出発し、午前11時にイタリア最大のガルダ湖のシルミオーネに到着

シルミオーネの案内図

スカラ家の城塞〔13世紀にスカラ家のマスティーノ1世が建造したもの〕が見られる。

シルミオーネを空から見た写真

ローマ時代の遺跡が見られる。　カトゥッロの洞窟と呼ばれるローマ帝政初期の別荘の遺構。　遺構には古代ローマ時代の柱廊、温水プール、廊下が残る。

シルミオーネの先端部分を一周するミニクルーズでスカラ家の城塞に戻ってきた。

スカラ家の城塞の入り口

ガルダ湖

ガルダ湖

シルミオーネの街の風景

7月26日、午前9時15分にクールマイヨールに到着し、2015年に完成した新型ロープウエイ「スカイウエイ」の乗り場であるボンタル・ダントレーブ〔標高1300m〕へ向かう。

新型ロープウエイ「スカイウエイ」　キャビンは360°回転し、キャビン内のどこからでも素晴らしい景色が望まれる。

ベニの谷が見られる

中間乗換駅であるパヴィオン・デュ・モンフティ〔標高2200m〕を後にしてエルブロンネ展望台駅へ上がっていく。

エルブロンネ展望台駅に到着

スカイウエイのキャビンの中

エルブロンネ展望台(3466m)よりヴェルト針峰とダン・ジュアンが見られる。

ヴェルト針峰が見られる。

遠くにフランスのシャモニー側のエギーユ・デュ・ミディが見られる。

モンブラン〔4810m〕が見られた。

7月26日、午後3時にラーゴ・ブルーに到着

残念ながら、マッターホルンの山頂には雲がかかっていた。

7月26日、午後3時にラーゴ・ブルーに到着


美しい風景が見られた。

7月26日、午後3時にラーゴ・ブルーに到着

ラーゴ・ブルーに映る逆さマッターホルン

この旅行記へのコメント （4）

• batfishさん 2017/08/01 22:21:37

  美味しいとこどりのツアーですね♪

  Tsunetaさん　こんばんは！
  
  とても気の利いた魅力的なツアーに参加されてさすがです！！
  ドロミテのハイライトをたっぷり満喫し、エルブロンネまで(^^)
  お天気もよく、素晴らしいご旅行でしたね。
  
  私も今年また、親とドロミテ＆チロルに行ってきました。
  ちょうどTsunetaさんと入れ違いに近い感じでした。
  ドロミテは何度行っても楽しいです。
  でもTsunetaさんの総集編を見て、エルブロンネの回転ロープウェイ
  に乗りたくなってしまいました(^^)
  
  本編も楽しみにしています。
  
  batfish
  

  tsunetaさん からの返信 2017/08/02 10:44:34

  RE: 美味しいとこどりのツアーですね♪

  batfishさん!　こんにちわ。　書き込みとご配慮をいただきありがとうございます。
  
  今回の行先選択はフネスの谷を是非見たかったことと今迄行ったことがないドロミテ北側ルートのアルペ・ディ・シウジに行きたかったこと及びエルブロンネの新型ロープウエイに乗りたかったことで決めました。
  
  幸いにも天気に恵まれて予想以上に素晴らしい旅になりました。　しかしながら、素晴らしい場所でのハイキングが無かったのが心残りです。　訪問場所では出来る限り(時間の許す限り)歩きました。　約5キロ/日ですが、物足りなかったです。
  
  次回、ドロミテに行くとしたら、アルペ・ディ・シウジ付近のハイキングをしたいと思いました。
  エルブロンネの回転式ロープウエイは素晴らしかったです。　最新鋭で今までとは異なるロープウエイでした。　中間駅及び頂上駅のレストラン及び展示も素晴らしかったです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　tsuneta
  
  > Tsunetaさん　こんばんは！
  >
  > とても気の利いた魅力的なツアーに参加されてさすがです！！
  > ドロミテのハイライトをたっぷり満喫し、エルブロンネまで(^^)
  > お天気もよく、素晴らしいご旅行でしたね。
  >
  > 私も今年また、親とドロミテ＆チロルに行ってきました。
  > ちょうどTsunetaさんと入れ違いに近い感じでした。
  > ドロミテは何度行っても楽しいです。
  > でもTsunetaさんの総集編を見て、エルブロンネの回転ロープウェイ
  > に乗りたくなってしまいました(^^)
  >
  > 本編も楽しみにしています。
  >
  > batfish
  >

• salsaladyさん 2017/08/01 10:13:40

  体力の衰え？なんて何のその〜

  ☆お連れさんが体力に疑問を感じてらっしゃるのですか？ご本人はプロ並みの縦走！
  
  写真もさることながら､海外の山を渡り歩く気分は爽快でしょうね〜 I envy you!〜

  tsunetaさん からの返信 2017/08/02 09:58:00

  RE: 体力の衰え？なんて何のその〜

  salasaladyさん!　　こんにちわ。　書き込みとご配慮をいただきありがとうございます。
  
  連れとの海外ハイキングとして今年で三年間行っています。　このために行く前に秩父山地でトレーニングをしております。
  
  次第に標高差のある山に対して持久力がなくなっているようでハイキングの少ない旅を選択しました。
  今年の旅は天気に恵まれて快適でした。気温が25℃以下でしたから、日本にいる時と比べて
  別世界でした。
  高山植物も咲き乱れていて美しかったです。
  
  
  > ☆お連れさんが体力に疑問を感じてらっしゃるのですか？ご本人はプロ並みの縦走！
  >
  > 写真もさることながら､海外の山を渡り歩く気分は爽快でしょうね〜 I envy you!〜