香港に引っ越してきて2か月。<br />以前から気になっていた、<br />景賢里のオープンデーに行ってきました。<br /><br />15番バスで中環（セントラル）から<br />山頂（ピーク）に向かう時、<br />跑馬場（ハッピーバレー）から<br />少し上がった坂の途中、<br />右側に見える中西折衷の建物が<br />景賢里です。<br /><br />こちらは香港法定古跡の一つですが<br />普段は一般公開されていません。<br />年に何度か香港居住者向けに<br />公開されているのみです。<br /><br />今年は絶対に見に行ってみたいと<br />数週間前にオープンデーのチケットを<br />入手して、Tさんと一緒に行ってきました。<br /><br />★★　景賢里について　★★<br />景賢里（King Yin Lei）は、80年の歴史を持つ嶺南建築の豪邸で、香港島の東半山（ミッドレベル）にある。中国建築と西洋建築の特色をうまく融合させた建築で、華南地区で最も保存状態のよい1930年代嶺南豪邸と言われている。<br /><br />景賢里は1937年ごろ、香港の名家、李陞の家族であった李寶椿が出資して建てたもので、もともとは「禧廬」と呼ばれていた。その後、李寶椿が妹で、李陞の娘の李寶麟とその夫岑日初に譲った。<br /><br />1978年になると、邸宅は邱氏家族（邱子文とその息子邱木城）に売られ、「景賢里」と名前を変えた。

香港新生活★香港居住者向けの景賢里オープンデー

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2017/07/09 - 2017/07/09

5069位(同エリア20544件中)

#遺跡・歴史

熱帯魚さん

香港に引っ越してきて2か月。
以前から気になっていた、
景賢里のオープンデーに行ってきました。

15番バスで中環（セントラル）から
山頂（ピーク）に向かう時、
跑馬場（ハッピーバレー）から
少し上がった坂の途中、
右側に見える中西折衷の建物が
景賢里です。

こちらは香港法定古跡の一つですが
普段は一般公開されていません。
年に何度か香港居住者向けに
公開されているのみです。

今年は絶対に見に行ってみたいと
数週間前にオープンデーのチケットを
入手して、Tさんと一緒に行ってきました。

★★　景賢里について　★★
景賢里（King Yin Lei）は、80年の歴史を持つ嶺南建築の豪邸で、香港島の東半山（ミッドレベル）にある。中国建築と西洋建築の特色をうまく融合させた建築で、華南地区で最も保存状態のよい1930年代嶺南豪邸と言われている。

景賢里は1937年ごろ、香港の名家、李陞の家族であった李寶椿が出資して建てたもので、もともとは「禧廬」と呼ばれていた。その後、李寶椿が妹で、李陞の娘の李寶麟とその夫岑日初に譲った。

1978年になると、邸宅は邱氏家族（邱子文とその息子邱木城）に売られ、「景賢里」と名前を変えた。

エリア

香港(香港)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 5.0

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

14時からの見学チケットを持っていたのですが、金鐘駅に到着したのは13時40分ごろ。本当はバスで行こうと思っていましたが、用事があって時間があまりなかったので、金鐘駅からタクシーで向かいました。タクシーを降りると、そこには景賢里が！！
私たちは14時からの見学。到着したのは13時50分。すでに入り口には列ができていました。日差しが強くて、傘を差しながら待ちました。
入場開始～
法定古跡ですが、普段は一般公開されていません。
いきなり井戸がありました。

そして涼亭。
建物の入り口へ向かいます。
イチオシ

正面から。

○　景賢里
早速中へ。

天井★
入ると正面がメインホールになっています。

○　正廳（メインホール）

お客さんを接待するところ。
窓が素敵。
入り口そばにあった灯り。
高そうな骨董家具がありました。（鏡に私は写っていません(笑)

2人目の家主、邱木城（Yow Mok-Shing）氏の家具。
メインホールの天井が素敵で、ついつい写真を撮ってしまいました。
イチオシ

入口入って右側にあるのがこちらのお部屋。

○　圓廳（ラウンドホール）

中餐廳（チャイニーズダイニングルーム）とも呼ばれるホール。天井の石膏彫刻と地面のモザイクが特徴。

モザイクもしっかり復元されています。
正廳の右裏にあるのがこちらのお部屋。

○　西偏廳（ウエストサイドホール）

西餐廳（ウエスタンダイニングルーム）とも呼ばれていたお部屋。壁に小さな窓があり、そこから料理を出せるようになっていたそうです。
建物の中庭みたいなところ。
縁起が良さそうな。
地面のタイルも中西折衷。
○　東偏廳（イーストサイドホール）

中国式ホール。主にコウキの家具が置かれており、コウキの間（紫檀廳）と呼ばれていました。
別の角度から。
立派な建築にため息です。
階段で2階へ。
2階ベランダ？
2階のホール。
2階の正面ベランダ。
イチオシ

そしてベランダからの絶景～！！！！！
イチオシ

いいなー毎日この絶景。
2階の裏手ベランダ
コの字型のベランダをてくてく。
1階が見えます。
イチオシ

今見てもすごいお宅だと思うぐらいだから、80年前は相当な豪邸だったんでしょうね。
○　睡房（ベッドルーム）

2人目の家主、邱木城（Yow Mok-Shing）氏の寝室。
○　浴室

もともとピンク色のタイルでできていたのでしょうか？可愛いけど…笑
帰りは別の階段を降りて行きます。
○　厨房

2階から少し階段を降りたところにあるので、中2階といえばいいでしょうか。こんなところにキッチンが。
こちらの階段はシンプルですけど、素敵です。
1階へ。
建物を出るとそこには檻？鶏とかを飼っていたのかも。
こっちは…何だろう…
この建物は倉庫かそれともこちらも家畜小屋だったのか？
こんな感じに建ってます。右が景賢里。
また表にまわってみてみようと思います。
景賢里を正面から見て右側にあった建物。
ずっと写真を撮っていた女子たち。
確かに窓が美しいです。
約1時間の見学を終えました。
そうそう入り口近くの、井戸のところにあった木は蓮霧（レンブ）の木で、実がなっていました。

帰りは15番バスで。灣仔で途中下車。

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この旅行記へのコメント（2）

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野花さん 2017/08/03 22:18:20

これはいい～～！

ここ、なんだかすごく素敵ですね！
観覧できて羨ましい！！

熱帯魚さんからの返信 2017/08/09 23:17:17

RE: これはいい??！

野花さん

コメント有難うございます。

ピークに行く途中にあるほかの建物とは全く違った趣の建物でした。ずっと気になっていたので、中を見ることができて、興奮してしまいました。機会があれば一緒に行きましょう〜

それでは！

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