2015/01/04 - 2015/01/10
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コート・ダジュールの小さな村々を巡り、ペイヨン村にある「オーベルジュ・ド・ラ・マドンヌ」に宿泊しました。
秘境の中の隠れ家です。
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ペイヨンという小さな村は、ニースからほど近い、小高い山の上にあります。
対向車がきたらどうしよう…と心配になるような狭くて急なつづら折りの道路を上がって、やっと辿り着きました。 -
山間の辺鄙な場所にありますが、現在でも人々が住み続けていて、村の姿は中世の頃とほとんど変わっていないそうです。
この素朴な村は、すぐそばにある華やかなニースとは全く違う雰囲気。ペイヨン旧市街 旧市街・古い町並み
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他の鷲ノ巣村と異なり一切商業化されておらず、静けさと穏やかさに満ちています。
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ペイヨンの村を仰ぎ見る場所に建つホテル「オーベルジュ・ド・ラ・マドンヌ」。
オーベルジュ ドゥ ラ マドンヌ ホテル
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こちらはホテルのロビーです。
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ダイニング。
オフシーズンのためか、宿泊客は私達親子2人のみ!!
ディナーも貸切状態で贅沢でした。 -
ダイニングには暖炉があり、温かみがある雰囲気でした。
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ディナーはシェフが色々と希望を聞いてくださり、焼きたてのパン、サラダ、スープ、メインを出していただきました。
どれも素材の持ち味を最大限に引き出したお料理で、旅の疲れなどすっ飛んでしまうくらいおいしくいただきました。 -
メインのラム。
ものすごく柔らかくて、臭みが全くありません。
こんなにおいしいラムは食べたことがありませんでした。
日本のジュエルロブションで同じようなラムのグリルをいただいたことがありましたが、これほどまでにおいしいと感じたのは初めてです。
もう、本当に感動的でした。
またシェフのお料理をいただくためだけにこちらに訪れたい位です。
こんな辺鄙なところにありながら、フランス中からグルメたちが、シェフのお料理を求めに訪れる理由がよくわかりました。 -
オーナーシェフはルイキャーンズでアランデュカスに師事し、その後シェーブルドールのシェフを務めるなど大変な経歴の持ち主。
紳士的で、とっても気さくな素敵なおじさまでした。 -
ダイニングのテラスからはペイヨン村や峡谷の景色が一望できました。
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お部屋は広くはないですが、木製家具でまとめられたアットホームなインテリアで、シルバニアファミリーにありそうな、かわいらしい雰囲気でした。
シャワーとバスタブが備わったプライベートなバスルームも完備されていました。 -
お部屋からの眺め。
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翌朝、お散歩がてら村の散策へ。
ホテルの近くには村人の住居がありました。 -
石造りの家々。
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全く商業化されていないこの村は、中世、ルネッサンス時代に、海賊の襲撃や戦争から身を守るために要塞化されているのだそうです。
同日に訪れたサンポール・ド・ヴァンスやトゥレット・シュル・ルーのように観光地化されておらず、素朴で、いい意味でほとんど色がないように感じました。
ここで一夜を過ごし、おいしい空気と大地の恵みをたっぷりと味わい、体の細胞が入れ替わったかのようなすばらしい気持ちになりました。
まさに、秘境。
たまたま見つけたニースとモナコのツアーに組まれていたペイヨン村の宿泊。
今までこの村の存在を知りませんでしたが、今回訪れた中で1番のお気に入りの場所になりました。 -
ペイヨン村を後にエズへ。
絵本に出てくるおとぎの国のようです。 -
迷路のようなエズの案内図。
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エズの村は山の下からは見えませんが、それは、サラセン人の攻撃を防ぐため、山によって隠れるように造られているからだそうです。
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細い石畳の道をただひたすらに上へ上へと。
エズの旧市街 旧市街・古い町並み
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ひしめき合う家々の間にある上り下りする細道を気の向くままに歩いていくと、アトリエやレストラン、ホテルなどがありました。
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エズの断崖に建つ、シャトーエザ。
シーズンオフのため、残念ながらお休みでした。シャトー エザ (レストラン) フレンチ
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村で1番高い場所にあるエズ熱帯庭園。
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こちらの植物園は1949年に庭園技師のジャン・ギュスタードにより、何百種もの植物が集められた庭園だそうです。
私達を含め、観光客は庭園よりも絶景を目的としてるようでした。エズ熱帯庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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真っ青な空と海、まぶしい太陽と美しい景色。
地中海に沿って広がる町、歴史を感じさせてくれる鷲ノ巣村など…
それぞれが違った雰囲気を醸し出しているコート・ダジュールに魅了されっぱなしでした。 -
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この美しさは言葉になりません。
海抜約420m、海から垂直に切り立つ崖の上は、空に限りなく近い感じがしました。 -
教会を見下ろせます。
時計の付いた鐘楼がどこからでも見えて、エズのランドマークになっています。 -
お店が開いていたらこちらでお茶したかったなぁ。
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崖から見えていた教会は、1764年から1772年に建てられたバロック式の教会だそうです。
いかにもエズの旧市街に似合う、薄い黄色の壁のかわいらしい建物でした。 -
内部の装飾も豪華で、フラスコ画が素敵でした。
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いつか泊まってみたいエズの山頂にあるシャトーホテル。
こちらもオフシーズンのためお休み。La Chevre d'Or ホテル
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続いて、フラゴナール香水工場へ向かいます。
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フラゴナール香水工場はエズの真下にあります。
フラゴナール その他の店舗
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ガイド付きで、伝統的な職人による香水の蒸留法、製造過程を見学させていただきました。
私達に付いたフラン人女性のガイドさんは、日本に留学経験がおありで、日本語がとても上手、わかりやすく説明してくださいました。 -
この大きなタンクの仲に香水の原液が。
他にも、5000年にわたる香水の歴史を物語るオブジェの数々や繊細なクリスタルの香水瓶なども見学できます。 -
ニースに続く橋。
エズを後に、私達はモナコへ向かいました。
今回訪れたコート・ダジュールの小さな街や村はオフシーズン中で、お休みしているホテル、レストラン、お店などが多くありましたが、その分、観光客が少なく、ゆっくりのんびりできるというメリットもありました。
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