母と女2人♪ニース、モナコ、コートダジュールの村々を巡る旅 モナコ編

2015/01/04 - 2015/01/10

コートダジュールの小さな村々からモナコへ。
華やかで洗練された街の中に、よりいっそうの輝きを添えているグレースケリーの面影を垣間見ることができました。

エリア モンテカルロ(モナコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

モナコグランプリのコースをドライブして、モナコの中心街へ。

アルゼンチンのF1ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオの銅像がありました。
モナコグランプリに４回出場のうち２回優勝、F1において5回のワールドチャンピオンにになっているそうです。
ミハエル・シューマッハに破られるまで、46年間最多記録となっていました。

大公宮殿に向かうとものすごい人！！
モナコ公室に双子のお世継ぎが誕生し、偶然にもお披露目に立ち会うことができました。

大公宮殿 城・宮殿

真ん中の窓にシャルレーネ妃とアルベール2世のお姿が。
お世継ぎのジャック公子とガブリエラ公女を抱かれています。

大きなスクリーンでもお二人の様子が映し出されていましたが、とても幸せそうで、特にシャルレーネ妃は赤ちゃんを産んだばかりとは思えないくらいの美しさでした。

お祝いムード一色です。

こちらは通常時の大公宮殿。
屋根の上に白い旗が掲げられている時は、大公が在館中なのだとか。

モナコ国内２５ヶ所の「グレースゆかりの地」には、その場所で撮影された写真パネルがあり、展望台にも写真が飾られていました。

大公宮殿広場のモナコ港側、展望エリアにある大砲と砲丸。
これらの大砲は今では使えませんが、モナコが自力で独立を守ってきた象徴として今でも置かれているようです。

大公宮殿の展望台から、港や市街地を見晴らせます。
美しい絵のようでした。

モナコ大公宮殿は、13世紀にジュノバ人により要塞として築かれたお城そうです。

こちらはステファニー王女のお屋敷(カロリーヌ王女だったかな…）。
ご姉妹、お隣同士で住んでいらっしゃるそうですが、一般の住宅の中に王女のお屋敷があるなんてすごいですね。

モナコ・ヴィルにあるモナコ大聖堂で公室の公式行事が行われます。
レニエ3世とグレースケリーが結婚式を挙げられた場所ですが、一般の人の結婚式も時々ここで行われていているそうです。

モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

モナコ大聖堂には、歴代の大公の墓石があります。
天井が高く、荘厳でとても素敵な教会です。
宗教祭の機会にはミサが行われ、また、素晴らしい宗教音楽などのコンサートが開かれるそうでうす。

現在ではレニエ3世とグレースが二人並んで埋葬されています。
今もなお、人々が花を捧げに来られる為、大理石の墓碑の上には花が耐えることがないそうです。
多くの人々に愛されていることがわかります。

モナコ・ヴィルにあるこちらのかわいらしいピンクの建物は郵便局なんです。
年賀状代わりに日本のお友達数人にポストカードを送りました。

旧市街の裏路地。
ピンクの建物が並んでいます。

「ショコラトリー・ド・モナコ」。
こちらでお土産を。


旧市街の入り口にあり、公室御用達のチョコレートショップだそうです。
おしゃれな雰囲気のティーサロンも併設されていました。

ショコラトリー ドゥ モナコ スイーツ

日本でお留守番中の夫に、トリュフを。
パッケージも上品で、高級感があります。

大公宮殿からも程近い海洋博物館。
海沿いにあり、造りが荘厳で圧巻でした。

モナコ海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

時間の都合で、海洋博物館の中には入りませんでしたが、地下には広々とした水族館があり、世界中の魚が集められ、まるで海底散歩をしているかのような気分を味わえるそうです。

ハーバーには数え切れないほどの、たくさんのクルーザーやヨットが停泊しています。

モナコ港 船系

豪邸が余裕で買えてしまうという数々のクルーザー。
すごいです！！

多くのスポーツカーが街中を走り抜けていきます。

カジノ・ド・モンテカルロはヨーロッパを代表するカジノで、高級リゾート地モナコを象徴する建物です。
パリのオペラ・ガルニエを手がけた建築家シャルル・ガルニエの設計で1878年に完成されたそうです。

１９世紀末にモナコにカジノが作られたのをきっかけにモナコは裕福な国となり、当時９５％の収入は、カジノから得ていましたが、現在では５％だそうです。
モナコ居住者（５年以内モナコ在住のフランス人を除く）には所得税はかからないため、裕福な人たちがモナコに住む理由はそこにあるのだとか。

現在はモナコ居住者はカジノが禁止されているそうです。

カジノ ド モンテカルロ （グランカジノ） カジノ・ギャンブル

この建物は何だったかな。ホテルだったかな。
ご存知の方がいたら教えてください。

ハーバー沿いのこちらの建物。
素敵なホテルだなぁと思って眺めていましたが実は病院だそうです。
モナコは病院まで素敵です。

夜のモナコ。
幻想的な雰囲気で、テーマパークにいるかのようでした。
夜になると、カジノの前にはたくさんの高級車が並び、着飾った紳士淑女たちが続々とカジノへと集まってきます。
ライトアップされた美しい夜景に華やかさがプラスされ、なんともセレブ感漂う空間へと変わっていきます。
まるで映画のワンシーンのようでした。

お天気が良いので、カフェ ド パリのテラス席でランチをいただきました。
こちらはデザートのイチゴのタルト。
お料理もおいしく、ケーキ類も豊富でした。

カフェ ド パリ モンテカルロ カフェ

オテル ド パリの前はシーズンごとに装飾が変わるそうです。

憧れのオテル ド パリへ。

オテル ドゥ パリ モンテカルロ ホテル

モナコで一番有名で優雅なホテルに泊まれて幸せでした。
歴史のある内装は重厚感があって美しく、本当に心を奪われました♪

某サイトから前もってルイ キャーンズを予約していたのですが、当日行ってみると改修中、フロントの方に教えていただくまで知らず、大ショックでした…涙

幸いなことに、あまりお腹もすいていなかったので、ロビーフロアにある「Bar American」で軽めの食事を。
何十年もの間、有名人たちがやってきて、ジャズの演奏を聴きながら、おしゃべりを楽しむ特別なバーとして、名声を博してきたお店なんだそうです。
やわらかな照明の灯りと、皮のアームチェア、海の眺めが、居心地よくエレガントな雰囲気を醸し出していました。

ル バー アメリカン バー

ホテルの前にはロールスロイスやベントレーなど多くの高級車が目立ちます。

ホテルの近くにはブティックもたくさんあります。
モナコにいる人達は、老若男女問わずおしゃれで素敵な方ばかりです。

地中海に突き出た岩山の上に築かれたモナコの旧市街。
ロシェと呼ばれているそうです。

日本庭園へ。
日本びいきだったグレース公妃は「モナコに日本庭園を造りたい」という望みを持っていたそうで、この庭園はグレースの死後、彼女の意思をついだレニエ３世により造られたものだそうです。
設計、施工は日本の造園家が担当、1994年に完成されました。
8000㎡の広大な庭園は手入れが行き届き、絶好のお散歩コースでした。

モナコ日本庭園 広場・公園

ヨーロッパ初の本格的な日本庭園として知られおり、池泉廻遊式庭園となっています。
枯山水や錦鯉が泳ぐ池、茶室、休憩所、門、太閤橋、石灯篭などが設けられ、石や水、植物との調和も見事に表現されていました。
ほっと一息、心休まるようなスポットでした。

椿も美しく咲き乱れていました。
バラの時期でしたら、ぜひバラ園にも足をのばしたかったですね。

モナコは小さい国ですので、１日あれば十分に観光できますし、素敵なホテルが多いので、ホテルステイを楽しむのも良さそうですね。
季節を問わず楽しめそうで、またいつかモナコに旅行できる日を楽しみに♪
今回、旅のスポンサーになってくれた父と、長旅を許してくれた夫に本当に感謝しています。