2017/07/18 - 2017/07/20
1262位(同エリア1805件中)
井守岩さん
ひさしぶりに、ロシア欧州地域に行ってきた。成田発は地域的に交通費や事前宿泊代が掛かるので、仁川空港経由に初挑戦したかったという意味もある。クリミア問題を巡って制裁が言われているが、観光に限っては昔よりは多くの人々が訪れていて、盛況な感じがした。写真はペテルゴフ。
噴水の一つ「傘の噴水」にガイドさんが入った様子。
https://www.youtube.com/watch?v=ygWyA6aAufI
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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最高時速250キロと聞いたものの、気づかなかっただけか、スピード表示で上はこれぐらい。となりはテレビの画面。テレビの音はどうやって聴くのか分からなくて、車掌さんに質問した。ヘッドフォンが近くにないことを聞く。何故か彼女は苦笑いし、しばらくすると、続いてやって来ていたスタッフの一人がゴミ箱の上方の棚を開きイヤフォーンを取り出してくれた。それから肘掛けの先あたりの端子につなぐこと、それにボリュームのボタンを教えてくた。
最後に返却しないといけないのかと聞くと、その必要はないと。
これは憶測?
ヘッドフォンはみんな自分で持っている、
外国人はロシア語を聞いても分からないだろう、
イヤフォーンを持ち去る人が続出したので、隠すことにした。
これが彼女が苦笑いした原因かな? -
車窓に写る風景。とにかくトンネルがまったくなく(トンネルに入るときと出るときの衝撃音がない)車内は比較的静かに感じた。さらに田園風景が続くことで退屈せず、4時間弱の車中を長く感じなかった。他の日本人旅行者にもそう言っていた人がいた。人によるが、個人的には飛行機よりも快適であった。
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5号車にある小さなビュッフェ。手前に写ってないがスタンドが二つ。乗車時間が短いのでちょっとコーヒーを飲むぐらいの作り。コーヒーを注文して、受け取ったあとストローを捜すが、ない。聞こうにも、ロシア語でストローは何だったかと思い出さない。キョロキョロしていると、チョコレートをくれる。まあいいかと、ホテルのサービスでも置いてあったチョコを頂き、ストローはあきらめて飲むことにした。
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ツアーで用意されていた日本の弁当を食べるため、空いていた席に勝手に移動して食べる。ついでに車内も撮影。向かい合う席はたしか一車両で一列しかないのに、そこに座ることになり、ロシア人の前で弁当を広げるのは気が引けた。モスクワの日本食レストランが用意したカツ弁当は、なかなか美味しかった。
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これは下車の際、ホームと車両の間が開きすぎていて「危ない」と思ったので撮影。出口に車掌さんが立っている。しかし、日本ではこのホームとの隙間の放置は考えられない。落ちそうになったら、美人の車掌さんが抱えてくれるからいいか?
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サンクトペテルブルクで宿泊したホテル「クラウンプラザ サンクトペテルブルク エアポート」の一階ロビー。名前の通り空港のすぐ近くにある。個人的に市内中心部に行くには遠くて、バスや地下鉄に乗らないといけない不便さはある。ただ(コストコかと最初思ったぐらいな)巨大なスーパーマーケットが歩いて5分ぐらいの近くにあり、そのスーパーはおまけに安かった。帰国直前、ルーブルが余りそうで、そのスーパーで買い物。しかし安い物をかき集めてもかさばるばかり。キャビアの瓶を3000ルーブルちょっとで買う(レジで一度計算したあと、何故かあとで値引きしてくれた。あれは何だったのだろう?付加価値税の免除か?いずれにしてもレジの店員の親切に感謝!)。キャビアは昔一度だけ食べたが印象が薄い。それでもお土産としてはなかなか思い切って買えない品物なので、話の種にはなりそうで妥当かも。
ホテルの東側にスーパーマーケットがあり、その前の幹線道路「プルコフスカエ・ショッセ」を走るバスに乗り、地下鉄駅のある「モスコーフスキー・バロータ」で乗り換えるとネフスキー通りなどの中心部まで行ける。クラウン プラザ サンクト ペテルブルク エアポート ホテル
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渡されたキーを持って部屋番号を探すと、なんと角部屋で、しかもループ形状。写真は扉を開けて入ってすぐの場所から撮影。椅子らしきもの(なんのための椅子かわからず、洗濯物を干すのに利用)の向かいに浴室の扉。その手前にハンガーボックス。
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これは入口から少し廊下を進んだ場所から撮影。
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これは逆に奥まったベッドの端から入口方向を撮ったもの。豪華な部屋で見晴らしもいい。だが夏の白夜の時期、眠るためにはカーテンを引かねばならず、こんなことを書いたら贅沢と怒られるかもしれないが、端から端までカーテンを引くのが一仕事であった。
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シャワー室が透明ガラスに囲われていてオシャレ。右側に見えるバスタブ、どうやって底の蓋を閉じるのか探すのに苦労した。手前の蛇口についている(バスタブに掛かっているタオルの先に見える)レバーを動かすことで解決。
余談だが、ソウルのホテルでも洗面シンクの水の排出に頭を悩ました。そこでは蓋の部分がプッシュ式と最後に分かったが、ところによって違いすぎ戸惑ってしまった。 -
「チェスの山の滝」を背にして、「フランスの噴水」と「ローマの噴水」
フランスの噴水 散歩・街歩き
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夏の庭園の混雑具合。ロシアはシリアにおける空爆とかで、もっともテロ攻撃を受けそうな国。だが、ここはKGB出身の大統領がいる警察国家。日本よりも警戒は厳しいと思えるほど(чего греха таить アフガニスタンやチェチェンにおける悲惨な戦いの経験が背景にある)。世界的に見れば、意外にも「安全」な国に属するのかも。ただ、サンクトペテルブルグにスリが多いのは、別の問題なのか?
ペテルゴフ宮殿(夏の庭園) 城・宮殿
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巡洋艦オーロラ。
巡洋艦オーロラ 観光名所
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ネヴァ川を行く遊覧船。
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ネヴァ川に停泊する現役の軍艦。
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アレクセイ皇太子の肖像画。彼は母系の血を引いて血友病であったと言われ、父ニコライ二世は、女の子ばかりの中の唯一の息子を、この穏やかな環境の「皇帝の村」ツァールスコエ・セローで慈しんだそうである。
実は、この旅行で、ガイドさんからこの可愛いらしい少年の病気の話を聞くまで、その事実を知らなかった。今では治療法があるが、当時(1960代以前)はまだ治療法が確立されておらず、患者は激しい痛みや慢性的な障害に苦しんだそうである。しかも、革命の嵐の中、13歳の若さで家族共々銃殺される。そんな可哀想な子を慈しんだ、父ニコライ二世は、皇太子の時に滋賀の大津で切りつけられて大問題になった(大津事件)。
日本に関わる、大黒屋光太夫、ニコライ二世とともに、このいたいけな王子の肖像画がこの旅で一番印象に残った。エカテリーナ宮殿 城・宮殿
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その皇帝(あるいは皇太子)が使った簡易ベッド。
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ツァールスコエ・セローの控えの間。ペチカが豪華。大黒屋光太夫もこの地で、エカテリーナ女帝との謁見を待った。
漂流してたどり着いたアリューシャン列島から、はるか遠いこの地までどんな思いでやって来たか、それは想像さえできない大変なことであったろう。紀州藩を出航したとき総勢17名だったのが、日本に帰国できたのが大黒屋光太夫を含め3名だけであったということだけでも、その過酷さがうかがえる。 -
ツァールスコエ・セロー
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ツァールスコエ・セロー、エカテリーナ公園。直訳すると「皇帝の村」といわれる由縁は、緑豊かな農村の雰囲気があるからだと、こうした風景を見ると思われる。
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エルミタージュの広場、奥に聖イサク大聖堂が見える。
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ロシアの有名な画家アイヴァゾフスキーやレーピンなどは、基本的にサンクトペテルブルクの国立ロシア美術館に展示されているのに、なぜかこのカンディンスキーの作品群だけは、ここエルミタージュに展示されている。
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プリャーニキ(糖蜜菓子)、65ルーブル。ホテル脇のスーパーで購入。かさばるけれど話の種にお土産として持って帰った。昔からある庶民的なお菓子で、日本のお菓子の「黒棒」ような感じ。このラベルのロシア名称は、「昔ながらのお茶菓子」というところ。いろいろな製造元、種類がある。
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今回の旅行の大きな目的のひとつであった、仁川空港経由でのロシア入りについて。
成田に近い東京近辺の人にはあまり意味がないかもしれないが、成田まで時間がかかる人には便利だと思う。特に仁川空港に近い西日本で、大韓航空だけを利用してモスクワやサンクトペテルブルクに行く場合、費用、時間ともに節約できる。
仁川空港で乗り継ぎの待ち時間を利用して軽食やコーヒーを楽しんだ。すこしだが日本語が分かる店員がどこもいて、買物だけの会話ならなんとか通じる。支払いはすべてクレジットカードで出来た。
写真はシェレメチボ空港入国審査で隣りあわせになった、モスクワまでの大韓航空のキャビンアテンダント。ヘアピンが印象的で気に入った。特に、ハブ空港をめぐる競争のためか、仁川空港と日本を結ぶ便には魅力的な乗務員を揃えている気がした。
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