2017/07/23 - 2017/07/23
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会津田島祇園祭、本祭の様子です。
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会津田島祇園祭の見所の一つ、七行器行列の日。
あいにくの雨模様の天気でした。 -
お党屋本の前。
七行器行列の準備をしていました。
急いで神社方面に向かいます。 -
七行器行列は7:50にスタートします。
この時点で7:30でしたが、神社の方はみっちり人が詰まっているようだったので、踏切の手前の比較的空いているところに待機しました。 -
こういうイベントの時とかって、いつも亀爺には悩まされます。
脚立で場所取りがここにもいた! -
七行器行列は道の真ん中を歩いて行くので、先触れの警察の方が「白線の内側まで下がってください」というのですが、そんな注意などお構いなしに、どんどん前の方に出てきます。
行列を横切るのはマナー違反だと思うのですが、脚立のあるこっちとあっちを行ったり来たり。 -
行列の先頭が近づいてきました!
子供たち、ちょっと眠そう? -
昨日の旅行記にも書きましたが、七行器は、「神酒を角樽3つ、赤飯を脚のついている独特の行器3つ、鯖7本を載せた魚台が1つ」です。
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神様に捧げる供物ですから、なるべく息がかからないように高めに持つんだそうです。
手を上げっぱなしではつかれるので、所々で交代するみたい。
自分で傘を差せないので、お母さんかな?が差してあげてました。 -
七行器行列は、別名花嫁行列といって、例年30人~50人ほどの女性が花嫁のかっこうで行列に参加します。
もともとは、お党本さんゆかりの女子しかでられなかったそうですが、最近では一般の方も出られるようになったとか。 -
せっかく、花嫁さんが来る!
という感じになったのに、お祭りのスタッフがロープを持って視線をふさぐように登場。 -
さらには、子供の親まで乱入してきてこの有様でした。
白線の外側で待てと言われたらそうすればいいのに(T_T)
一人ルールを護らない人がいると視線の妨げになるからその後ろの人も飛び出し、さらにその後ろも・・・という具合になっちゃうんですよね。 -
花嫁行列がきました。
返す返すも雨なのが残念です。
せっかく綺麗な着物なのにね。傘がじゃま~。
祇園祭の頃は雨が降ることが多いので、花嫁衣装はレンタルする人が大半だそうです。
着付け、ヘアメイク、レンタル料込みで7万円くらい。
南会津町から3万円の助成があると聞きましたが? -
きれいですね~!!
神事が7:50に始まるので、花嫁さんによっては夜中の1:30頃から着付けを開始したりすることもあるそうです。 -
花嫁行列の後ろ姿。
とってもあでやかでした。 -
花嫁行列が神社に入っていくのを見送ってから、祇園会館に向かうことにしました。
三脚持ちの亀爺、ほんと危なくて。
肩にかけて振り回すから(T_T)
ゴツンとやられて振り向いたら、このおじさんの三脚でした。
もちろん、謝罪はなし。 -
こちらが祇園会館。
神社からは徒歩2分くらいのところにあります。 -
お目当てはこちら。
お党屋本膳料理。
祇園祭開催中だけの期間限定メニューです。
お党屋直会で出される本膳料理を再現したものだそう。
入館料込みとはいえ、この内容で1,600円はご祝儀かかくですね(^_^;)
でも、記念ですから。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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入り口で食券を購入し、好きなテーブルに座ります。
私が入店した8:40頃はテーブル席には余裕がありましたが、9時には満席になっていました。
雨が降っているので、皆さん、雨宿りしたいってのがあるんですよね。
料理は、待つこと5分くらいで出てきました。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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せっかくなので、順不同にご紹介します。
ご飯は赤飯でした。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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つゆじ。
会津田島の郷土料理だそうです。
本来の、本膳料理には付かないそう。
会津地方で食べられているこづゆから、いとこんと麩を抜いたような感じかな。
出汁はホタテの貝柱と煮干しです。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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お煮染め。
高野豆腐、蕗、身欠き鰊です。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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鰊の山椒漬け。
身欠きにしんをもどして醤油と山椒で漬け込んだ会津地方の郷土料理です。
「身欠きにしん」とはにしんの干物のこと。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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たで鯖(サーモン、切りイカ付き)。
たで鯖って何でしょうね(^_^;)
よその人間にはわからないので、メニューの説明があればいいのに。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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お味噌汁。
具は豆腐と何か(^_^;)
山菜系の味がしましたが、突き止められなかった。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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香の物。
ひたすら薄味でした。
本膳料理は全体的に薄味で、赤飯のお供になるようながっつり味がなかったように思います。会津田島祇園会館 美術館・博物館
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ご飯を食べたら、ちょっと歩きます。
祇園会館の向かって右手には祇園公園があり、こんな橋を渡って行けます。 -
祇園公園です。
池と東屋があるのみで、特別なアトラクションはありません(^_^;) -
公園を取り囲むように、きれいな紫陽花が咲いていました。
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公園の池には4羽のアヒルがいました。
アヒルの家もありました(^_^;)
池の中には鯉もいた。 -
公園を抜けて、神社へ。
七福神の銅像発見。
デジカメを向けたら、手前の布袋さんの顔認識しました(^_^;) -
神社の境内です。
結構な人出ですね。 -
ご飯を食べている間に30分以上は過ぎたと思いますが、拝殿内では今だ神事が継続中でした。
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拝殿の前に鎮座している御神輿。
御神輿は田出宇賀神社のものと熊野神社のもの、2つありました。 -
拝殿前には人がたくさん!
私も一応お参りをしました^^
御利益がありますように。 -
昨日は気配を見つけられなかったどぶろくを発見しました!
いっぱいください!
(ちなみにこちらは熊野神社) -
というわけで、いただきます^^
(こっちでも飲んだ。田出宇賀神社)
おいしかったけど、結構きたー!
昨日はさらさら目のどぶろくだったそうですが、今日のはこってり。 -
どぶろくを飲んでいい気分になっている間に、神事が終わり、拝殿から人が出てきました。
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何をするのかなと思ったら、写真撮影のようです。
手早く撮影セットを設営。 -
もちろん亀爺もみっちり。
例の三脚振り回し親父もいましたね。
写真に写り込んでしまうから下がってくださいと何度注意されても下がらない。
あげくに、後ろが詰まってるんだから下がれません! と逆ギレしてました。
せっかくのお祭りなのに、マナーが悪い人がいると、心が折れる(T_T) -
写真撮影開始。
亀爺もすごかったですが、子供たちの母親もすごかったです。
私たちは別なの!と言わんばかりに、規制ロープの内側に陣取ってました。 -
花嫁さんたち。
朝(深夜?)からお支度で大変だったでしょうが、写真撮影が終わればお役ご免ですね。 -
全員での写真撮影の後は、「男の人抜けて~!」ってことで、花嫁だけの写真撮影がありました。
あでやかですね。 -
そんな花嫁さんの後ろにはやっぱり亀爺。
写真に写り込むから横から出てくるなと注意されても、出てきちゃう生態の方々。 -
写真撮影が終わる頃、神社の前の広場にバスが停まって、稚児姿の子供たちが下りてきました。
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次の神事までの時間つぶし。
街中に戻ってきました。
昨日気になっていた御蔵入蕎麦の店へ。
江戸時代中期、南会津地方は南山御蔵入領(現在の南会津町・下郷町・只見町・三島町・金山町・昭和村の一帯)と呼ばれ江戸幕府の直轄支配地だったんだそうです。
御蔵入って、ここからきてるんでしょうね。 -
お蕎麦は手打ち蕎麦。
店頭で職人さんが打ってました。 -
蕎麦は1人前500円でした。
受付でお金を支払い、しばらく待ちます。 -
テーブル席の様子。
変な時間だったせいか、空いていました。
卓上にネギとわさびがあって、セルフサービスのようでした。 -
お蕎麦の盛りはこんな感じ。
500円ですからね(^_^;)
お腹もあまり減っていなかったので、ちょうどよかったです。 -
腹ごなしに出店を冷やかします。
食べ物系じゃないものが欲しいな~。 -
ということで、綺麗な箸袋の割り箸を購入しました。
祇園会館でも祇園祭バージョンのヤツが売ってたんだけど、お値段がわからなかったのですよね。
こちらは、なんと50膳で400円でした。
破格! -
町中を散歩していたら花火の音が聞こえてきました。
何か始まるようです。
神社へと続く道を覗くと、行列が見えました。 -
「神輿渡御」という神事でした。
午前10時頃に神社前から出発し党本・御旅所を廻るというものですが、少し遅れて1:30頃だったとおもいます。
神輿の行列は露払い2人、稚児行列約20人、猿田彦1人、猿女君1人、御鉾2基8人、長持2人、挟箱2人、大拍子2人、立傘3人、沓取2人、御神輿16人、氏子総代16人、その他従者となっています。 -
露払い2人の後ろの稚児行列です。
可愛かったです。 -
御神輿は2台やってきました。
それぞれ、田出宇賀神社の神様と熊野神社の神様なのでしょうか。 -
行列はお党屋宅に到着しました。
家の前にはゴザが敷かれていました。
ここで神事を行うのですね。 -
杉の葉と砂で作られた橋から、ビニールシートが除かれました。
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御神輿にお賽銭を上げるともらえる紙の花です。
保露花(ほろばな)といって、一年に一度、祇園祭の時だけ配られるありがたいお花です。 -
神事が始まりました。
お党屋組全員で神の臨御を迎える神事だそうです。
御神輿にのっていらっしゃる神様を、神様の休憩所であるお党屋宅にお迎えするのかな。 -
まずは、今年の当番お党屋からお参り。
なおこの神事は、たとえ雨が降ってもやるんだそうです。
一時的に雨が上がっていてよかった。 -
続いて去年の。
茶髪が新鮮(^_^;) -
最後に来年の。
パンパンと手を2回叩きます。 -
お党屋本が頭を下げるときには、周りに待機していた方々もこのような感じに。
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神事が終わると、神官はいよいよ御神橋の注連縄を外します。
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渡っていきます。
神様のお渡りです。
砂の橋なので、大変そう・・・ -
皆様続きます。
この後、党屋側と挨拶や祝いの言葉を交わし、昼食をとるらしい。 -
お党屋本前の御神輿。
今は神様が乗っていない空っぽの状態ですね。 -
御神橋に残った神様の足跡(^_^;)
この後田島祇園祭は、御鉢米神事→神輿巡行→奉鎮の神事→大屋台運行と続いていきますが、私はここで見学を切り上げました。
儀式と儀式の間が30分~1時間空くのですが、その間座って休憩できるようなところが意外にないんですよね(T_T)
昨日からぶらぶらと歩いて時間をつぶしていたため、なんだか疲れてしまって。
来年リベンジ・・・するかもしれません(^_^;)
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この旅行記へのコメント (2)
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- 墨水さん 2017/09/28 23:34:15
- お蔵入り。
- 収穫物一切(経費は除く。)が、幕府御用蔵へそのまま送り込まれるので「御蔵入り」と言います。
多分、木材が幕府御用蔵へ入る領地なので、「御蔵入り地」=幕府直轄領を意味します。
別名「天領」とも言われます。
お上が直接支配する領地。
墨水。
- Mileagegirlさん からの返信 2017/10/15 21:47:17
- RE: お蔵入り。
- そうなんですか。
ありがとうございます。
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