2017/05/12 - 2017/05/14
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winningさん
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どこかにマイルにより導かれた宮崎。
前旅行記で宮崎よりリゾート特急「海幸山幸」で飫肥に着いた今回は、日本百名城の1つとして登録されている飫肥城の城下町・飫肥の街巡りと、そこからバス移動で、崖っぷちにある神社として何か有名らしい鵜戸神社に行ってきました。
飫肥っていうけどいきなりこの漢字出されて読める人は2割いるでしょうか。実際私も読めませんでしたが「おび」です。
「おび」と入力して頂ければ、ちゃんとこの漢字が登録されている事を理解して頂けることでしょう。
お城としては立派な天守があるわけでもなく地味な感じでしたが、街の雰囲気が良く城も街の1つとして溶け込んでいて、とてもいい街でした。数時間しか滞在できなかったのが悔やまれます。
その後訪れた鵜戸神社は、最近、安売りされ気味のパワースポットとして話題の場所みたいで、飫肥の街以上に観光客が多かったです。崖っぷちにあるという事で有名みたいですが・・・それは本旅行記にて。
前旅行記
どこかにマイルやってみました。行先は宮崎 ①宮崎から特急海幸山幸に乗って城下町・飫肥へ
http://4travel.jp/travelogue/11258439
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ホテルズドットコム
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-
飫肥駅出て左に曲がり、そのまま道なりに進みます。
前を歩く女性4人組は台湾or大陸からの観光客。
こういう所を調べて来るとは相当ですな。
まぁ台湾では、日本人が同じような事やってますけどね。 -
廃線では無くれっきとした日南線の線路です。
奥に見えるは先ほど下車した飫肥駅。 -
酒谷川にかかる稲荷下橋のたもとに「是より飫肥城下町」の石碑。
-
で、その酒谷川ですが、ご覧の通り結構な水量。
昨日の大雨の影響ですが、本当最近の雨の様子見てると不安になるね。
昔はスーパー堤防?と思ったけど、必要だわこりゃ。 -
橋を渡り真っ直ぐ伸びる大通(本町商人通り)を進みます。
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途中にあったこの古い家屋は旧高橋源次郎家。
うっかり八兵衛の住まいでは無く、この町出身の実業家で政治家の高橋源次郎氏の邸宅との事です。中には入らず外観のみ。 -
ここを右に曲がった突当りが飫肥城ですが、先に確認したいことがあるのでひとまず真っ直ぐ進みます。
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本町商人通りを歩き切った所にあるのが、宮交バス飫肥待合所。
ここで宮崎行きバスの時間を確認。 -
宮崎駅行きはだいたい1時間に1本ペースで走っているみたいでした。
ちなみに平日も同じようなペースです。 -
では帰りの時間も確認できた所で、改めて飫肥の町歩き開始します。
-
4枚前の写真の所を曲がり、まずは飫肥城へ。
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ここ飫肥は小村寿太郎生誕の地。という事で生誕地記念碑。
小村寿太郎と言えば、ポーツマス条約。
「ポーツマス ポーツマス」って言ってた人は、今カンボジアでしたっけ。 -
こちら普通の一般家屋ですが、非常に味のある造りしてます。
特に石垣の年期の入り具合がいいです。 -
鯉の遊泳地があるというのでちょっと寄ってみます。
-
道の端を流れる水路を優雅に泳ぐ鯉。と思っていたら・・・
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水路へ近づいてくると、さーっと大量の鯉が向かってきました。人=餌という事でしょう。餌など持ってませんよ。
口をパクパクさせて待ち構えている鯉の姿をしばらく観察していましたが、飽きてきたので城に向かいます。 -
イチオシ
大手門の交差点を渡ると、突当りに飫肥城の大手門が見えてきました。
緑に囲まれたいい雰囲気の城ですね。 -
少し角度を変えて。
九州の小京都と呼ばれる飫肥の街ですが、この日は土曜日でしたが、天気の影響でしょうか、それほど観光客はいませんでした。
写真を撮るという点では非常に助かります。 -
飫肥城大手門手前にあるこの建物は「豫章館」
旧藩主が明治維新を機に居を移した屋敷です。 -
それでは中を見学してみましょう。
という事で入場券購入しようとすると、係員よりお得なセット券があるとの事で5分程じっくり説明して頂きました。これだけ話されたら買わざるをえません。 -
飫肥城下町の7つの有料施設に入れるセット券です。それに加えて
-
それに加えて、5枚の引換券がついていて、写真の店で食事や商品などと引き換えする事ができます。料金は1,200円。
店のリストで、その日休みの店には休みスタンプが押されてあるなど気が利いてます。
では元が取れるように周っていきます。 -
豫章館入場券売り場の住所表示。
都会に住んでると、これ見なくなりましたね。 -
母屋は飫肥城の本丸奥御殿の書院を解体移築し手を加えたものだそうです。
季節柄でしょうか五月飾りがされてました。
最近これも見なくなりましたね。伊東家庭園(豫章館) 公園・植物園
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母屋の裏側、離れの部屋に向かう道の両側には苔が一面に生えています。
-
イチオシ
苔の美しさに思わず一枚。
この上を歩きたい衝動にかられましたが、ここでは敵わず。
その代りと言っては何ですが、後程城跡にて思う存分踏みしめられます。 -
敷地内の観光客私だけでしたが、どうやら人が来始めたようです。
となれば、ここを離れて城内へ向かいたいと思います。豫章館 名所・史跡
-
イチオシ
こちらが飫肥城大手門。
久々の日本百名城訪問となります。
宮崎県で登録されているのは、ここ飫肥城のみ。 -
伊東氏飫肥藩の藩庁として、ここ飫肥城を中心に繁栄を遂げました。
九州で初めて(日本全国で二番目)重要伝統的建造物群保存地区に指定されたそうです。これがどれだけの価値があるのかはわかりませんが、少なくても九州の中では非常に高い価値のある街並みだという事は理解できます。
実際少し歩いただけですが、雰囲気いいですしね。 -
城を囲む空堀跡に緑もみじでしょうか。
紅葉の時に注目されますが、緑のもみじもいいですね。 -
それでは城の中に。なだらかな階段を上がっていきます。
-
城内には飫肥杉多数。
こりゃ花粉の季節にゃ来れないな・・・ -
石垣の角フェチの私。
この角度だと比較的最近作られたものでしょう。復元されたものかな。 -
こういう低い段差の階段って歩きにくいんですよね。
-
歩きずらい階段を登り切った突当りにあったこの看板。
周りを見渡すと誰もいない・・・ -
という事で、4本の杉の中心に立ってみました。
パワーがもらえたかどうかは現時点では不明。 -
この階段上がったところに、何やら有料施設があるとの事。
-
それがこちら「松尾の丸」
身分の高い武士が住んでいた武家屋敷を再現したものです。
先ほどのセット券を使って中に。松尾の丸 名所・史跡
-
中はこういった着物や日本人形等といった豪華な品物の展示や、トイレ、台所等当時使われていたものが再現されていました。
-
一番珍しい展示品がこの蒸し風呂。
九州ではここだけしか公開されていない逸品という事で、確かにこれは珍しいと思いました。 -
城内にある小学校(飫肥小学校)。
こういう環境で学べる事っていいなと外部の人間は思うのですが、実際通っている人からするとそれ程でもって感じなんですかね。 -
イチオシ
小学校横の道から本丸跡へ。
階段登り切った所に小さく写っている黒い服の外国人女性(パッと見ヨーロッパ系)が一眼レフを駆使して、この辺りの写真撮りまくってました。
苔マニアかな? -
苔マニアで無くても撮りたくなる、この緑鮮やかな石垣。
色の違いは品種の違いって事なんですかね。 -
旧本丸跡到着。
城門の向こうには野球のグラウンドがあって、子供たちの声が静かな城内に響き渡ってました。飫肥城跡 名所・史跡
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天守が無い城で、それ以外の建物も残されておらず、ただ杉林と苔が広がる本丸跡です。
-
杉はともかく、この一面の苔に癒されてます。
上を歩くと何とも言えない感覚。 -
イチオシ
この辺りの苔は、より緑が際立っている様子。
品種が違うという事か、若いという事なのかは不明。
上を歩きましたが、微妙な柔らかさでアスリートだと足痛めちゃうんじゃないかという感じでした。 -
兎にも角にも苔に癒された飫肥城でした。
そういえば1つノルマがあったのを思い出しました。 -
それはこちら飫肥城歴史資料館。
ここで日本百名城のスタンプを押します。
中へはセット券で入場。それほど広くなく展示も少なかった印象。 -
奥に見える鐘つき堂は小学校敷地内にあるとの事。
説明板がある位だから、観光客でも入れるとは思うのですが、何となく行きづらいので遠くから眺めるだけにしておきます。 -
大手門付近に咲いていた紫の花。
写真撮っていたら、初老の御夫婦に「あれ何て花ですか?」と聞かれてしまった。
私も全く知らないんです。植物全然詳しくなくてと返答。
初老夫婦をモヤモヤさせたままにしてしまった。 -
これで飫肥城内は一通り散策完了。
天守や櫓等派手な建物が無いので地味な印象ですが、杉林や苔等緑が綺麗で私は好きな城です。
後、花粉症の方はご用心といった所でしょうか。 -
城を出て城下町を巡ります。5枚の引換券も使い切らなければ
大手門出てすぐ左の所にセット券で入れる場所があります。 -
こちらが入口。
普通の民家みたいなのは伊東家関連のお屋敷で、その裏側に目的の施設があります。 -
それがこちら、国際交流センター「小村記念館」
先程も出てきました小村寿太郎氏の記念館となります。
中は最初の展示を除いて撮影禁止。小村寿太郎記念館 美術館・博物館
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そしてその近くには小村寿太郎生家跡。
今は空き家みたいですが、メンテナンスはしっかりされている感じでまだ十分住めそうです。
鯉のぼりっていつまで飾っておくものなんですかね?小村寿太郎生家 名所・史跡
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小村寿太郎生家近くにあった飫肥杉製品の店「オビダラリー」
引換券で飫肥杉製の箸一膳頂けました。オビダラリー 専門店
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そしてこちらは「おび天本舗」
名物のおび天ぷらとおびあげ1個ずつ引換券でもらえます。
イートインというほどでもないですが、座れるところがあったのでそこで頂きました。おび天本舗 専門店
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また鯉が集まっている所へ。
こうしてみると綺麗なんですが、これらの鯉が外来種だったという事を知ってしまうとちょっと複雑な気持ちになります。 -
こちら小村寿太郎生誕の地にある「旧山本猪平家」
山本猪平氏は飫肥の実業家で、その家屋、つまりここの事ですが、飫肥の商人屋敷を現在に伝える遺構との事。パンフレット読んでるだけです。旧山本猪平家 名所・史跡
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中はこのように昔ながらの日本家屋で、様々な工芸品が飾られてました。
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硝子に彫られた絵が綺麗です。
パッと見富士山ぽい感じですが、この辺りで富士山という事も無さそうだし、どこをイメージして描かれたものなんですかね?旧山本猪平家 名所・史跡
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バスの時間も迫ってきたという事で、ここ「商家資料館」で飫肥巡り終了といたします。バスセンターの対面にあります。
商家資料館 名所・史跡
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飫肥城下にあった代表的な商家の建物を資料館として改築したもので、当時の商人の生活がわかるような展示がなされています。
商家資料館 名所・史跡
-
入口入ったらいきなり、こんな感じだったのでちょっとビビりました。
最後は少し駆け足となってしまいましたが、落ち着いていい街でした飫肥。 -
バスセンターにちょうど宮崎行きのバスが停まっていましたので、乗り込みます。
-
乗り込んだのは、日南レトロバスという車内に飫肥杉を使ったバスでした。
一日二往復運航されているみたいです。 -
こちら、ちょっと見にくいですがバスルート。
飫肥から宮崎駅まで約2時間かけて走ります。
これで宮崎まで行ってもいいのですが、途中一箇所寄って行きたい所があるので、そこで下車します。
以降は次の旅行記にて。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- リリーさん 2017/08/04 16:51:58
- こんにちは(^∇^)
- 宮崎に行ったことはないのですが、祖母が宮崎出身だったので、血がつながっている人が沢山いるんです。兄弟の多い人でしたから。いつか訪ねてみたいです。建物が低くて、のどかな田舎という感じなんですね。
えっあの鯉、外来種なんですか?どう見ても日本の鯉という感じが。。私たちがそう思っているだけで実際は外来種ってこと結構あるのでしょうネ。
- winningさん からの返信 2017/08/05 18:03:52
- RE: こんにちは(^∇^)
- リリーさん
メッセージありがとうございます。
聞いた情報だと、日本固有の鯉は琵琶湖にいるのだけらしいです。
鯉って何でも食べる雑食で、希少種の卵なんかも食べてしまうため、生態系のバランスを壊すとの事でした。見た目は美しいんですが、性格は‥…という感じみたいです。
飫肥の町機会があれば是非。
> 宮崎に行ったことはないのですが、祖母が宮崎出身だったので、血がつながっている人が沢山いるんです。兄弟の多い人でしたから。いつか訪ねてみたいです。建物が低くて、のどかな田舎という感じなんですね。
> えっあの鯉、外来種なんですか?どう見ても日本の鯉という感じが。。私たちがそう思っているだけで実際は外来種ってこと結構あるのでしょうネ。
-
- はすのはなさん 2017/07/29 21:09:11
- 苔びたし♪いい(๑˃̵ᴗ˂̵)
- winningさん♪
こんばんは。
オフ会では大変お世話になりました。
JALのどこでもマイルは私も気になっていましたが、先日のフランクフルトですっからかんになっているので、次はこれで旅できれば…と思いました。
九州の素敵な電車に乗り、宮崎を満喫されたようで…(*´꒳`*)
2年ほど前に研修でシーガイヤに行き、余った時間に青島まで在来線で行ったのを思い出しました。
飫肥には行かなかったのですが。
苔…♪
いいですね~~(*´꒳`*)
はすのはな
- winningさん からの返信 2017/07/30 19:00:01
- RE: 苔びたし♪いい(??????)
- はすのはなさん
お疲れ様でした。
あれから2週間。早いですね。
苔、なかなか良かったです。
京都のお寺の苔はハードル高いですが、ここのはハードル低めなので、どこでもマイルで宮崎になった場合には是非。
台湾旅行記も近いうちにUPしますので、気が付いたら見て下さい。
それでは。
> winningさん♪
>
> こんばんは。
> オフ会では大変お世話になりました。
>
> JALのどこでもマイルは私も気になっていましたが、先日のフランクフルトですっからかんになっているので、次はこれで旅できれば…と思いました。
>
> 九州の素敵な電車に乗り、宮崎を満喫されたようで…(*´?`*)
>
> 2年ほど前に研修でシーガイヤに行き、余った時間に青島まで在来線で行ったのを思い出しました。
>
> 飫肥には行かなかったのですが。
>
> 苔…♪
> いいですね??(*´?`*)
>
> はすのはな
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