どこかにマイルやってみました。行先は宮崎　①宮崎から特急海幸山幸に乗って城下町・飫肥へ

2017/05/12 - 2017/05/14

4トラの旅行記眺めていたら「どこかにマイル」の文字があり何物？という事で、JALのサイトを見て内容を確認。知らなかったことを後悔し、早速使ってみる事に。

最初出た候補が山口宇部、秋田、北九州、宮崎の４つ。

宮崎以外は行った事無い空港だったし、宮崎も仕事で1回だけだったので、正直どこに決まっても、まぁいいかという感じ。
しいて順番付けするなら、山口宇部→宮崎→秋田→北九州　でしょうか。

そして結果は「宮崎」
早速情報収集の上、宮崎県2泊3日で行けそうな所をピックアップ。

金曜日の夜便で宮崎着いた翌日は、一応城好きなので百名城に登録されている飫肥城へ行くことにしました。
で、鉄道使ってどの位かかるもんなのか調べてみたら、流石に気合の入っているＪＲ九州、『特急　海幸山幸』なるリゾート特急が走っている事がわかり、予約もできそうだったので折角の機会、これに乗って飫肥まで行く事に。

という事で一発目は宮崎への移動と海幸山幸乗車記となります。

エリア 日南(宮崎)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

金曜日、会社を定時で上がり、YCATよりバスで羽田空港第一ターミナルへ到着。
案内ボードで搭乗ゲートをチェックしていたら衝撃の文言


「宮崎空港　雷のため　引き返すことがあります」


確かにこの日は天気が悪く、特に九州の方は大雨とは聞いていたんだけど・・・

まぁ飛ぶことは飛ぶので、大丈夫でしょう。
と前向きにとらえ、空港内「ひとしなや」で食事。
いつの間にやら、こんな洒落た店ができていたとは。

結構いい値段しますけどね。

食事後、セキュリティチェックを済ませ搭乗ゲートへ。
何回も使っている羽田空港ですが、ここバスラウンジは行った事無いなぁ～。

こちらがバスラウンジ。
売店もありますし、自販機・充電スペース等もあり。
エスカレーター降りた所に、こんな広いスペースがあるとは知らなんだ。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

定刻に搭乗です。
相変わらず引き返すとのメッセージは残ったままですが、飛ばしてくれるからに乗るしかありません。

羽田空港で機体までのバス移動。初体験です。

そして羽田の沖止め初体験。
タラップ上がって搭乗する感覚堪りません。

羽田に関しては天候問題無いので定刻に離陸。
それ程大きな揺れも無いまま宮崎に近づいています。

そして宮崎空港着陸に向け降下開始とのアナウンス。
まずは一安心と思いきや、やはり天気が悪いというのは間違いではありませんでした。

いきなり尋常じゃ無い揺れが発生。
一気に2,000m位降下したんじゃねぇか？と思う位の揺れでした（盛り過ぎ）。
その後も、なかなかの揺れが継続し、これなら引き返すというのも無理ないなと実感しつつ、ようやく宮崎空港に着陸です。

降機の際、ＣＡさんが付けていた都道府県バッジに気づき、早速この日搭乗していた４名に千寿札をおねだり。

あと４３都道府県か～先は長いなぁ、と思ってたら、もうこの企画終わりみたい。
なんだよそれ！

という事で、宮崎ブーゲンビリア空港です。

雨の勢いがもの凄いです。
市街地までどうしようかなと思い、まずはバスを確認するもどうやら３０分近く待ちそう。

であれば鉄道ですな。
隣接している宮崎空港駅から移動するとします。

21:19の特急ひゅうがに乗り込みます。
宮崎空港―宮崎の間は、普通料金だけで特急に乗車できます。

で、こちらがその特急ひゅうが。
７８７って飛行機みたいだな。
それにしても、この車両１つとってみてもJR九州が気合入っているのがわかります。
東証一部にも上場したしね。

株買おうかな。

車内はこんな感じで、空港からの乗客は数名でしたが、宮崎駅からは多くの乗客が乗り込んでました。

宮崎駅からは、この大雨の中、何を思ってか歩いてホテルまで移動。
見事なまでに靴も体もグチョグチョに濡れました。
こんな感じで移動終了。

そして場面は翌日朝へと変わります。
こちらが今回2泊する、前日靴も体も心もグチョグチョになりながらたどり着いたホテルJALシティ宮崎。ここを拠点に宮崎巡りします。

それでは宮崎駅へ移動。

ホテルＪＡＬシティ宮崎 宿・ホテル

ホテル外観。
ヤシの木で一気に南国感が増加します。

宮崎駅へ向かって歩いてます。
昨日の雨の影響で路面はまだ濡れたままですが、雨が止んだことが一番大事です。

途中、こんなオブジェも。
そのまんま知事の置き土産でしょうか。

ホテルから歩いて10分程で宮崎駅到着。
ホテルの周辺が市の中心街で、駅周辺はこれから開発という雰囲気がプンプン。

本日乗車するのはこちら

南へ回帰するひむかの国のリゾート特急　日南観光特急「海幸山幸」　（読んでるだけ）

日南線、宮崎－南郷間を土日祝日に一日一往復しており、夏休み等の期間はほぼ毎日運行しているようです。
詳しくは、JR九州HPをご覧ください（CM）

宮崎駅 駅

表示板一番下、10:08という一番行動しやすい時間帯に発車してます。
切符はJR九州HPにて事前予約し、昨夜発券済です。
ではホームの方へ。

まずは駅名表示。
ここから目的の飫肥まではほぼほぼ1時間。

すでにホールにおりました、白い車体の「海幸山幸」
他のホームからも注目を浴びていて、周りには写真と撮る人多数。

木目調のボディに焼印されたようなデザインで海幸山幸の文字が刻まれています。

1両目は山幸

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

2両目が海幸の2両編成。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

今度は後ろから。大分乗客も集まってきました。
それではボチボチ車内へ。

車内は2-1列の配置で、飫肥杉が内装全体に使われ落ち着いた雰囲気を出しています。
スギは天敵なんですけどね・・・

こちらが私の席。1人でのんびり過ごせます。
窓も大きいですし、ランプやちょっとした絵があるのも小洒落てます。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

車両先頭にあるソファーシート。
乗客が和む場所という事ではなく、座席予約できなかった人用の自由席用に設置されているみたいです。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

シートの日よけは簾に。
ランプや小さな絵等のアクセントで、小洒落た雰囲気をプンプン醸し出しています。

車両間には山幸

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

そして海幸の暖簾。
グッズとして販売していたかは不明。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

トイレも木目調。バリアフリーで入口が大きい造りとなってます。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

トイレ脇には家紋的デザイン。
こういった所も含め、全体的に様々な国の観光客を意識した作りになってますね。
実際、半数ほどの乗客が外国人観光客（多分中国）でしたし。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

一通り車内も見ましたので、席でゆっくり発車を待っていると、乗務員より記念乗車証いただきました。

そして、サンAの日向夏ドリンク美味し。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

定刻に宮崎駅を発車。

大淀川は昨日の雨ですっかり濁りまくってます。

車内に設置してある記念スタンプも押しておきました。
発車時間前は他の乗客、特にお年寄りに占有されてしまっていたので、発車後に。

それにしても、日本の年寄り本当元気です。
私もそう遠くない将来なんで、こうありたいもんですねぁ～。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

二つ目の停車駅田吉駅では、近くの幼稚園児でしょう、手を振って歓迎してくれています。

日本の将来を支えるこの世代、立派に成長して私たちの年金生活を支えて下さい。
本人たちにその意識は全く無いでしょうが。

2両目海幸の方はソファーにすら座れない人もいました。

通路に立っているのは、恐らく中国人観光客向けガイド。
こんなところまで来る？というところまで大陸からは来るんです。

写真はこんなもので、そろそろビールタイムです。
車内販売の地ビール飲んで、しばらくは窓の外の風景見て過ごします。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

先頭車両、運転席脇、山幸ロゴガラス越しの風景。
乗客がひっきりなしにこの場所で写真撮っていて、やっと順番回ってきました。

後ろの車両は海幸ロゴでした。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

ソファーシートの対面にあるサービスカウンター。
この車両のコンセプトが「木のおもちゃのようなリゾート列車」という事で、飫肥杉製のおもちゃが多数並べられていました。

日南線観光特急 海幸山幸号 乗り物

しばらく進むと進行方向左側に見えてきたのは鬼の洗濯板。
ちゃんと減速、停車して撮影タイム設けてくれます。

時間あったら見に行こうと思ってましたが、こんなにあっさり宮崎名所見る事ができました。
3分程停車の後、先に進みます。

北郷駅過ぎた辺りから乗務員による「海幸山幸物語」の紙芝居開催です。

本列車の由来となった伝説に関する話です。
今はこんな感じで、皆さん話に耳を傾けておりますが、紙芝居が始まるや否や、即写真撮る人が群がり、後ろの方にいた私などは声しか聞こえない状態でした。

そんなこんなで目的の飫肥駅到着。
1時間位がリゾート列車楽しむにはいい時間なのかな。長過ぎも短過ぎもせずに。

ここで10分程度の停車時間があるというので、皆さんホームの方へ降りられてます。

皆さん貴重品はお持ちくださいね。
ここに狙っている人いますよ（嘘）。

停車時間には、地元の伝統衣装を身にまとった地元の方（スタッフ？）がこのように撮影に応じてくれます。頼めば一緒に写真撮ってもらえます。

飫肥駅 駅

そして海幸山幸乗務員2名も記念に撮らせていただきました。

SNSに上げるといっておきながら2か月も放置してスミマセン。
UPしましたので、これからJR九州の宣伝させていただきます。

飫肥駅 駅

思ったよりもここで降りる人は少なかったですね。
皆さん終点まで列車の旅を楽しむという事でしょうか。

飫肥は連続テレビ小説「わかば」の舞台との事。

駅員さんにわかばって主役誰ですか？と聞くと「原田夏希」との事。
ん～全然印象にない。

20～30代の頃に放送された朝の連ドラって本当印象無いなぁと実感。
4，5年前訪れた熊野古道でも「ほんまもん」ってどんな話かヒロイン含め全く覚えてなかったし。

飫肥駅舎。蔵屋敷的な造り。
駅自体は城下町から少し離れた所にあります。

海幸山幸は停車時間を終え、日南方面に向かったのであった。

駅そばにあった観光案内所。
ここでバス停や観光スポットなど位置関係を確認。
レンタサイクルもあるみたい。

駅自体は城下町から少し離れた所にあり、ここから城下町までは10分程歩きます。

では飫肥城に向かいますかね。
長くなってきたので、飫肥城下町散策は次の旅行記にて。