2017/06/08 - 2017/06/23
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Lauraさん
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バスク地方の旅も最後の滞在地となり、サンタンデールへやって来ました。 ここで思いもよらない嬉しいサプライズが…
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朝7時15分発のバスに乗るため、朝食はパス。 前日伝えておいたが、チェックアウトの時もフロントには誰もいなくて、小さな箱が置いてあり、ここに鍵を入れて下さいと書いてあった。
スーツケースを引っ張りながら坂を下りて行くと途中海に映る朝日が美しくてカメラを取り出してパチリ。夕陽の様に見えますが、朝日です。
時間通りにバスが来て、サン・セバスティアンのバスターミナルへ。 そこで時間があったのでターミナル内のカフェで簡単な朝食を食べて、サンタンデール行きのバスを待つ。 -
日本でバスを予約した時に間違ってサンタンデール空港で下車としてしまい、実際空港で降ろされてしまった。運転手に街まで行きたいんだけれどと言うと、ここから市内行きのバスに乗れと言う。仕方なくスーツケースをバスから引っ張り出し、市内行きのバスを待っていたが外はカンカン照りで暑い。 バスターミナルからホテルまでもどのくらいの距離があるか分からないので結局空港の外に並んでいたタクシーに乗ることにした。
着いたホテルはかなり高台にあったし、バスターミナルからもかなり遠かった。25ユーロもしたけれど、乗って正解だったかな。
今夜のホテルはアート・ホテル。廊下のあちこちにこんなオブジェが。 -
ホテルの入り口。
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ホテルの入り口近くになぜか兵馬俑!
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ホテルのレセプションデスクで今回来た目的のひとつ、サンティジャーナ・デル・マルにあるアルタミラの博物館に行くつもりでバスの時刻を調べてもらうと、行きのバスはもう出てしまい、タクシーで行くしか手段がないということが分かった。行くのを諦めることに。
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それでもホテルにずーっといるわけにもいかないので、街歩きを始め、こんな壁一面に絵が描いてある建物を見たり、お昼を食べるところを探したり。
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市場のような建物の中にバルが数軒あるのを見つけた。
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野菜不足なので、こんなサラダを。
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昼食後ブラブラと歩き、大きな広場に出てきたらそこに鉄の枠に吊るされた数々の写真の展示が。
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夫の敬愛するサルガドの「ジェネシス」の写真も展示だった。
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炎天下の広場、人もまばら。
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40枚近い写真を見ながら、もしホテルからすぐにサンティジャーノ・デル・マルにタクシーで出かけていたら、ひょっとしてこれらの写真を見ることなしに翌日出発していたかもしれないと思うと行かなくて良かったね~とお互いに言い合う。
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広場は日陰もなく、あまりにも暑いので、もう少し陰が出来てからじっくり見ようかと相談していたら、近くにいた年配のご婦人がカメラを首からぶら下げている私たちを見て、フランス語は出来るかと聞いた後でサンタンデールの美しい景色を写真に撮るには海が見える高台に行けば良い。 私はこの後特にすることもないので案内してあげると言い出し、何だか事情も良く分からないうちに近くのバス停まで歩いて行くことになった。
やって来た市バスに乗り、窓から見える景色や建物を説明してくれる。
かなり上まで登ってからバスを降り、ここで写真を撮れと言われ、私たちも仰せのままにパチパチと海や周りの風景の写真を撮る。
夕方にはあの写真展示の広場に戻りたいと言ってあったので、しばらくして又市内に戻るバスに乗り、ご婦人に案内してくれたお礼を言い別れる。 -
右の方に座っている人が案内してくれた親切な女性。
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高台から見下ろしたビーチ。6月だと言うのに結構大勢の人が泳いでいる。
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まだ広場は暑く、少し見て回ったがもう少し涼しくなるまで時間を潰そうと近くにある考古学博物館に入る。地下にあり、冷房も効いていて入館者も数人。 静か。シニアだと言うとひとり2ユーロの入館料になった。
展示も興味深く面白くて、この暗くて静かな、涼しい空間で朝からの疲れが取れていくのが感じられた。 -
博物館から出ると陽が陰ってきて見物の人たちがワラワラと集まり出して、私たちもゆっくり1枚づつ鑑賞。 少しづつ暗くなって来た9時頃までこの広場で過ごした。
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サルガドの写真。
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サルガドの写真。
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翌朝ホテルをチェックアウト。サンタンデールのバスターミナルまではタクシーで、そこからビルバオのバスターミナルまで行き、そこで空港行きのバスに乗り換えてやっとビルバオ空港に到着。こじんまりしてスタイリッシュな空港。ここからドイツのデュッセルドルフ経由で成田空港に向かいます。そこから羽田へ。 家まではまだまだ長い道のり。
予想していたより暑くて真っ黒に日焼けし、良く歩き、さすがに疲れたけれど、楽しい16日間の旅でした。各地で道などを教えてくれた優しい、親切なバスクの人たちに感謝し、無事帰国出来たことにも感謝してこの旅行記を終えます。 ありがとうございました!
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