2017/07/08 - 2017/07/08
121位(同エリア2714件中)
旅行三昧さん
あじさい観賞で訪れた京都で、京都の寺社の素晴らしさを再認識し、どうしても行きたくなってしまった。
そこで、まだ行くことができていないメジャースポットを巡ることに。また、改めて巡る京都の好きなスポットも投稿していこうと思う。
今回訪れたのは、
・貴船神社
・南禅寺(今投稿)
・下鴨神社
・建仁寺
・伏見稲荷大社
南禅寺は、日本最初の勅願禅寺。京都五山と鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院。日本の全ての禅寺のなかで最も格式が高い。
国宝 :方丈(大方丈、小方丈)
重要文化財:三門
史跡 :境内、琵琶湖疎水(水路閣)
名勝 :方丈庭園
これらを観に訪れた。
<<お詫び>>
投稿途中の他の旅行記は、なるべく早くということで、先にこの旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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重要文化財「勅使門」。
何気なく存在する重要文化財で、殆ど誰も観ている人はなし。
この勅使門の前にある南禅寺駐車場に駐車(2時間以内1,000円也!お高い)。南禅寺 寺・神社・教会
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中門を潜って境内へ。
南禅寺 寺・神社・教会
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中門を潜って境内に入ると観えてくるのが、藤堂高虎公が寄進建立した、重要文化財「三門」。
南禅寺 寺・神社・教会
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近づくにつれて大きさが実感できてくる。
勅使門からこの三門を通り法堂へと続く参道は、紅葉が大変美しい場所だそうだ。
通りすがりの何人もの方が、「秋の紅葉が凄い」と言っていた。
是非、秋に訪れてみたい。南禅寺 寺・神社・教会
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をーっ!三門、でっけー!!
かの大盗賊の石川五右衛門が、この三門の楼上から京の都を見下ろし「絶景かな、絶景かな」と言ったとか。南禅寺 寺・神社・教会
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三門は、藤堂高虎公(伊勢伊賀領主)が、大坂夏の陣の戦没藩士の慰霊のために寄進したもの。
1628年建立。南禅寺 寺・神社・教会
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楼上を参拝することも可能。
宝冠釈迦如来坐像が本尊。
その脇に、徳川家康公、藤堂高虎公の木造を中心とした一門の重臣の位牌などが安置されているとのこと。
旅行三昧は今回は参拝しなかった。南禅寺 寺・神社・教会
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三門を潜り真っ直ぐに延びる参道の先には、法堂(はっとう)。
南禅寺 寺・神社・教会
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振り返り観る三門。確かに紅葉の季節は大変美しいだろう。
南禅寺 寺・神社・教会
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改めて法堂。
南禅寺 寺・神社・教会
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法堂で有名なのは、この「天井の龍」。
明治時代の今尾景年(けいねん)の筆。かなり迫力がある。南禅寺 寺・神社・教会
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そして、拝観料500円を支払い、国宝「方丈」と名勝「方丈庭園」へ。
右側の建物が大方丈。建物内の各部屋には重要文化財に指定されている数々の傑作がある。
その中でも、残念ながら写真撮影はNGだが、狩野探幽筆の大変有名な「水呑みの虎」を観ることができ、大変嬉しかった。南禅寺 寺・神社・教会
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大方丈庭園は、国の名勝として日本を代表する枯山水の庭園。俗に「虎の児渡しの庭」と呼ばれる。小堀遠州作庭。
「虎の児渡し」は、左手前の大きな親虎の岩から、右に続く児虎の岩へ、順に渡していく様子が表現されている。右側に砂利で広がる広い余白があることで、この名園を楽しめるのだと分かった。
砂利は、流線で流水を表す。南禅寺 寺・神社・教会
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こちらも国宝「小方丈庭園」。別名「如心庭」。
その名の如く心の字に庭石が配された枯山水の庭。
大変落ち着いた雰囲気の庭で、旅行三昧はこちらの方が好み。南禅寺 寺・神社・教会
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仏教の世界観を表現した「六道庭」。
仏教の教えでは、天上道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の六つの世界を生まれ変わり続けるのだそうだ。南禅寺 寺・神社・教会
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蓬莱神仙庭。
南禅寺 寺・神社・教会
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鳴滝庭。
南禅寺 寺・神社・教会
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華厳庭。
南禅寺 寺・神社・教会
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六道庭脇の回廊を通って行くと、
南禅寺 寺・神社・教会
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先に広がる、龍吟庭。
南禅寺 寺・神社・教会
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回廊の先から振り返ると、回廊左に華厳庭、右に鳴滝庭が作られている。
南禅寺 寺・神社・教会
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還源庭。
南禅寺は臨済宗の大本山。そのため、中国北宋の臨済宗禅僧の廓庵が作った、十牛図(悟りに至る10の段階を表したもの)の9番目のものから作庭したのだろう。
「返本還源」:何もない清浄無垢の世界からは、ありのままの世界が目に入る。
「南禅寺の庭園で心を清めた時間が終わり、この庭を最後にリアルな世界に戻る」のような意味合いなのかな?南禅寺 寺・神社・教会
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さて、リアルな世界に戻って、初めて見たのは「水路閣」。
あれ、ネットで見る写真と異なり、木に覆われているな。南禅寺 寺・神社・教会
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ローマの水道橋を彷彿とさせる、赤レンガの水路閣。
この南禅寺の境内にある水路閣は、「琵琶湖疏水」と呼ばれる国の史跡に指定されている、琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路の一部。南禅寺 寺・神社・教会
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南禅寺の境内にあるのは異様な感じがするが、水路閣自体の雰囲気は大変良い。
南禅寺 寺・神社・教会
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明治時代、西洋技術が導入され始めて間もない頃、日本人だけの手でこの疎水を完成させたそうだ。
日本人のこういったところは、大変に誇れるところだと心底思う。南禅寺 寺・神社・教会
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是非、疎水の上部を観てみたいと思って高いところに上ってみたが、残念ながら観ることは叶わなかった。
南禅寺 寺・神社・教会
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南禅寺を堪能し、次の目的地に移動しようとしたら、旅行三昧の気を惹く苔の景観が目に入ってきた。
苔と言えば、西芳寺かぁ、行ってみたいな。
往復はがきで事前申し込みがいるんだよな。思い立ってすぐという訳にはいかないな。。季節を考え、計画的に申し込まなきゃな。南禅寺 寺・神社・教会
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改めて法堂の屋根瓦などを見学しながら駐車場に戻る。
南禅寺 寺・神社・教会
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さて、南禅寺の寺紋は、龍紋のひとつ「入れ違い雨龍」だそう。
それが、実は法堂の鬼瓦を付けるんぢゃないの?というところに。
図柄は少しずつ変わることがあるので、微妙なカンジもあるが、恐らく、
入れ違い雨龍紋が描かれていると思う。南禅寺 寺・神社・教会
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これも法堂だが、こんなところ。
これは分かりやすい。明らかに入れ違い雨龍紋。
はじめ、あれ、寺紋がないな?
と思っていたが、やはり探せばあるもんだ。
最近、寺紋、神紋探しがクセになってきた。楽しい。。南禅寺 寺・神社・教会
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三門の瓦の文様を観ていると、トンボが。
小さくて分かりにくいが。
トンボの季節、、ではないよな。。南禅寺 寺・神社・教会
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南禅寺三門の瓦の龍。
南禅寺 寺・神社・教会
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鬼瓦も含め、どこか可愛らしいカンジ。
南禅寺 寺・神社・教会
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南禅寺の最後は、改めて駐車場前の勅使門。
重要文化財なのに、やはり誰も見学していない。。
寛永十八年(1641年)に時の明正天皇から拝領したものだそうで、確りと天皇家の菊花紋も装飾されている。
さて、次は下鴨神社に向けて、移動開始。南禅寺 寺・神社・教会
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