2017/07/12 - 2017/07/17
62位(同エリア392件中)
けんいちさん
たかぢ、ぴょんさん、けんいちの3人旅です。
竹芝桟橋からフェリーで24時間・1,000キロの旅。いつか行かなくてはと思っていましたが、とうとうその時が来ました。トレッキングにシュノーケルに星空観察と、たった76時間滞在の中に盛りだくさんの思い出ができました(^-^)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 レンタカー JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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小笠原・父島へのフェリーは竹芝桟橋から出航します。24時間もの航海になりますので築地に寄って船内で食べるものを調達します。
築地場外市場 名所・史跡
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竹芝桟橋に到着です。これから乗船する「おがさわら丸」が停泊しています。
竹芝桟橋 名所・史跡
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たかぢ、ぴょんさんと合流していよいよ乗船です。
竹芝桟橋 名所・史跡
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キャッチコピー「一週間帰れないってことは、一週間休めるってことです。」
おがさわら丸は1週間に1便しか出ません。他の航路や飛行機はありませんので、現実世界からの逃避行ですね。 -
荷物を寝台に置くや否や展望ラウンジに行きます。出港までまだ30分はあるというのに早速宴会です(^-^;
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午前11時。おがさわら丸は定刻通りに出航しました。レインボーブリッジをあっという間に潜り抜けます。
レインボーブリッジ 名所・史跡
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乗客の船内での過ごし方は様々です。デッキに座り込んで海を眺める人も多くいます。
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ぴょんさんは酔い止めが効いたのか寝てしまいました。たかぢとお昼ご飯&飲みを続けます。船内では酒類が良心的な価格で販売されています。小笠原 島レモンチューハイが美味しくて、飲んでは買いに行くを繰り返しました(^-^;
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夕方になると船内のレストランで夕ご飯にします。しかし場所が悪いようで気持ち悪い揺れ方をします。下の階&前方ほど揺れるようです。さっさと退散しました。
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たかぢは昼間に飲んだ島レモンチューハイが効いたのか、体調が悪いようで寝てしまいました。
夕焼けと八丈島のシルエットが綺麗でした。 -
しかし船の進行方向を見ると、まったく光の無い暗闇が広がっていて怖さを感じました。
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ぴょんさと私は展望ラウンジで夜の10時まで飲んでいました。飲みっぱなしですね(^-^;
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2日目です。
ぐっすり眠ることができました。まったく島影が見当たりません。もちろん携帯電話の電波も入りません。ぴょんさんは起きてこないので、たかぢと展望ラウンジで朝食です。 -
タブレット端末に入れてきた映画を見たり、シャワーを浴びたりして過ごします。出航から22時間ほどで島影が見えてきました。とうとう小笠原までやってきたのです。
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11時に父島に到着です。丸1日の航海でしたが、船内が快適であったこともありあっという間に着いた感覚です。
二見港 乗り物
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迎えに来ていたホテルの人に大きな荷物を託し、レンタカー屋さんに歩いて向かいます。さすが南国らしく日差しがジリジリと強いです。
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竹芝桟橋から24時間/1,000キロも旅行してきたのに、クルマはみな品川ナンバーです。そうここは紛れもなく東京都なのです(^-^;
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レンタカーを借りたあとお昼ご飯にします。メインストリート湾岸通りにある島寿司に入ります。レンタカーだというのに、たかぢとぴょんさんは躊躇なくビールを注文です(^-^; もちろん私(ドライバー)はお茶にします。
島寿司 グルメ・レストラン
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ここ小笠原は亀料理が名物です。島寿司と亀の握りをいただきました。
亀入り小笠原寿司島寿司 グルメ・レストラン
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今日は晴れたりスコールが来たり天気が不安定です。天気図を見てみると・・・小笠原周辺に熱帯低気圧がありました。さすが嵐を呼ぶ女・ぴょんさん、期待を裏切りません(^-^;
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この旅の宿泊地となるPAT INNにチェックインです。離島とは思えない綺麗でオシャレなホテルです。港でお願いした荷物を受け取って・・・ありません!(TT)
どうやら港で行方不明になっていたようです。ホテルの人が港に確認に行ってもらって無事手元に届きました。 -
まずホテルから近くの小笠原海洋センターに行きます。
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ウミガメが飼育されていて見学&餌やりをすることができます。
小笠原海洋センター 美術館・博物館
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生まれて2日目の子亀たちは可愛いです。
小笠原海洋センター 美術館・博物館
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さあ海に入りましょう!まずは船が沈んでいる境浦に行きます。時折雨が強く降ってきます。
境浦海岸 ビーチ
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沈没船の残骸が海底に広がります。
境浦海岸 ビーチ
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沈没船まで辿り着きます。
境浦海岸 ビーチ
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境浦海岸 ビーチ
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海面に顔を出しているところより沈んでいる部分が多く、海中探検をしているようです。
境浦海岸 ビーチ
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睨まれた(^-^;
境浦海岸 ビーチ
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ホテルに戻り今日の夕ご飯のお店を考えます。
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島の中心地である大村集落に歩いて夕ご飯を食べに行きます。
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つい最近オープンしたというCHARAに入ります。
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亀の煮込みやオープン記念で1人前100円のメバチマグロなど地のものをいただきます。
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帰るころには雨が降ってきましたが、お店の人がホテルまでクルマで送迎してくれました。助かりました(^-^)
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3日目です。
今日は海三昧の予定です。大村集落に飲み物やお弁当を買いに来ました。 -
まず最初に宮之浜で泳ぎます。とても透明度が高く綺麗な海岸です。
宮之浜 自然・景勝地
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さあシュノーケルをしましょう!
宮之浜 自然・景勝地
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宮之浜 自然・景勝地
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宮之浜 自然・景勝地
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ここだけ作られたリゾート感がいっぱいです(^-^;
宮之浜 自然・景勝地
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宮之浜 自然・景勝地
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買ってきたお弁当でお昼ご飯です。
宮之浜 自然・景勝地
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次に製氷海岸に行きます。
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ここは枝珊瑚が広がっています。
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その枝珊瑚を追っていくとドロップオフがあり、吸い込まれそうな感覚を覚えました、、、ちょっと怖かったです。
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次にどこへ行こうか迷っていたところ、、、名前の響きだけでコペペ海岸に行くことにしました。
コペペ海岸 自然・景勝地
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ここも綺麗な海岸です。今日は夜のイベントもあるのですぐに引き揚げる予定でしたが、たかぢは全く戻ってくる気配がありません(^-^;
たかぢとぴょんさんは、無数の魚に囲まれる体験をしたようで感動していました。コペペ海岸 自然・景勝地
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大村集落でお土産屋さんや農協に入ってみます。島の野菜やフルーツが並びます。
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星条旗がかかるチャーリーブラウンに入ります。
チャーリーブラウン グルメ・レストラン
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手作りハンバーグやピザなどどれも美味しかったです(^-^)
チャーリーブラウン グルメ・レストラン
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たかぢが行きたいと言い出したナイトツアーに参加します。
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オガサワラオオコウモリを探しに行きます。コウモリというので森の中の洞窟にでも行くのかと、登山用の靴を履いてみましたが、居酒屋の集まる大村集落にある木々を観察です(^-^; 残念ながらいませんでした。
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次にクルマに乗ってクネクネの山道を行きます。光るキノコ「グリーンペペ」を見に行くのですが、その前に「オレンジペペ」を見に行くというのです。その正体は国立天文台VERA小笠原観測局の電波望遠鏡でした。
しかし運が悪く今日は門が閉められており、遠目にしか見ることができませんでした、残念! -
そして夜明山近辺の森に分け入ると、闇の中で緑に輝くグリーンペペを発見です。ホタルのように綺麗な緑色の光が幻想的です。こんなに明るく光るとは驚きです。
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その後コウモリを探しに農業センターに向かいます。鳴き声は聞こえるものの姿を捉えることはできませんでした。
ナイトツアーを終え大村集落まで送迎してもらい、福ちゃんで夕ご飯にしました。ふくちゃん グルメ・レストラン
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大村海岸ではウミガメが産卵のために砂浜に上がってきていました。福ちゃんに入る前にはまだ産卵のための穴を掘っているところだったのですが、ふたたび訪れたときは産卵が終わっていました。タイミングが悪かったですね。
空を見上げると雲の合間に多くの星を見ることができました。大村海岸 自然・景勝地
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4日目です。
今日はハートロック(千尋岩)トレッキングツアーに行きます。朝のうちに大村集落へお弁当を買いに行きました。 -
ホテルを経営している瀬堀お兄さんによるガイドのもと、小港駐車場からスタートです。
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ハートロックへの道はガイド同伴が必須です。コースの入り口では靴底の清掃・消毒と服をコロコロでクリーニングです。
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さあハートロックを目指してスタートです。
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蒸し暑い中ジャングルを突き進みます。
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スタート地点から2時間半ほどで島の南端まで来ました。今までジャングルの中で木々に囲まれていましたがイッキに視界が開けました。
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ゴールのハートロックまであと少しです。
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スタートから3時間弱でハートロックに到着です。やった!(^-^)
千尋岩 自然・景勝地
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素晴らしい絶景です。こんな絶景はなかなか無いですね、感動してしまいました。
千尋岩 自然・景勝地
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向こうにはうっすら母島も見えます。
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柵など無いので一歩踏み間違えば大変です。めちゃくちゃ怖いです。
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断崖絶壁とはこのことです。海が綺麗です。
ここでお昼ご飯です。木陰など一切なく直射日光が照り付けます。千尋岩 自然・景勝地
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さあ帰りましょう。
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途中戦時中の軍用車の残骸を見ることができます。
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カジュマルの木に登って遊んだりしながら来た道を戻ります。
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野生のヤギさんを山の斜面で見つけることができました。
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午後3時過ぎにスタート地点に戻ってきました。
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とても楽しいツアーでした。行って良かったです(^-^)
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ホテルに戻りシャワーを浴びた後、今晩は単独ナイトツアーをやってみます。昨日連れていってもらったナイトツアーの道を再び走ります。綺麗な日の入りを見ることができました。
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そしてグリーンペペを見に行きます。すると昨日よりも多くの光を放っているではありませんか!
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いい写真が撮れました(^-^)v
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そしてオレンジペペも今日は敷地内から見上げることができました。
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茶里亭で小笠原最後の夕ご飯にします。
茶里亭 グルメ・レストラン
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地元の人で混雑しているお店でした。
茶里亭 グルメ・レストラン
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今日もさそり座が輝いています。
大村海岸 自然・景勝地
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昨日産卵シーンを見ることができなかった大村海岸を再訪です。
大村海岸 自然・景勝地
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するとちょうど産卵しているウミガメがいました。監視員の方がライトで照らしてくれていました。次々と卵を産み落としているところを見ることができました。
大村海岸 自然・景勝地
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5日目です。
今日父島を離れなくてはなりません。 -
お世話になりました。とてもいいホテルでした。
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荷物を宅急便で送るために港まで運びます。あ~もう帰るんだなと寂しくなってしまいます。
二見港 乗り物
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フェリーは15時半出航です。それまでレンタカーでブラブラしましょう。2日目に訪れた宮之浜に来ました。
宮之浜 自然・景勝地
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その後ここも初日に訪問した小笠原海洋センターで亀さんにお別れを言いに来ました。
小笠原海洋センター 美術館・博物館
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今日は最高に暑い日で直射日光の強さが半端ではありません。そんな中高台にある大神山神社に参拝です。
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大村海岸は白浜がとても綺麗でした。しかしとにかく暑いです(^-^;
大村海岸 自然・景勝地
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お昼ご飯は波食波食です。
波食波食 グルメ・レストラン
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さあこれで帰ります。
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二見港船客待合所 乗り物
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おがさわら丸に乗り込みデッキに出ます。見送りの人が大勢います。
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小笠原太鼓で見送られます。そして「行ってらっしゃい~」の声があちらこちらから掛かります。フェリーからは「ありがと~」の声です。
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フェリーが出航すると多くの船が並走してきます。この光景は圧巻です。
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あ、人魚が見送ってくれています(^-^;
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一艘ずつおがさわら丸に近づいてきたと思うと、みんな船から海に向かってダイビングです。
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そして海の中から手を振ってくれます。
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次から次へとやってきては海に飛び込みます。
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こちらも手を振って答えます。
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これは感動的ですね(^-^)
これを見にまた小笠原に来たくなっちゃいました。またくるね~(^-^)/ -
多くの乗船客がいつまでも離れゆく小笠原を眺めています。
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なんか寂しそうです。
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私も生ビールを飲みながら去り行く父島を眺めていました(^-^;
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夕ご飯を食べようと展望ラウンジに行くも満席だったため、まず軽く寝台で飲み始めます。
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夜9時ごろに空いたラウンジに行きます。相変わらず飲みっぱなしですね(^-^;
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6日目です。
船内では映画を見たりして過ごします。午後1時すぎには東京湾まで帰ってきました。横浜の街が見えたときにイッキに現実に戻されていく感覚を覚えました。 -
東京湾の海はまるで泥水のようです。やだ~帰りたくな~い(^-^;
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見慣れたお台場の風景です。もうすぐ到着です。
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午後3時半に竹芝桟橋に帰ってきました。
おがさわら丸 乗り物
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帰りは新橋で反省会(と言う名の飲み会)をして解散としました。
キャッチコピー「カンタンに手に入る感動は、ちょっと物足りない。」
コピーのとおり、丸1日船に揺られて行かなくてはならない小笠原・父島は、他には無い島時間と感動をくれました。
たった76時間の滞在では感動のすべてを手に入れられないと思うので、機会があればもう一度訪れてみたいですね(^-^)
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「予約」
今回フェリーや宿の予約は小笠原を専門に扱うナショナルランドさんにお願いしました。
小笠原の宿はその多くが旅行会社に委託をしており、直接宿に電話をしても部屋の割り当てがほとんど無い状態でした。
また予約開始日も訪問する日の何日前というのではなく、夏期間はすべてこの日と決められていました。日本中旅をしていますが、こんな組織的な地域は初めてです。
「おがさわら丸」
おがさわら丸は去年就航した新造船ということもあり、綺麗で快適でした。今回は2等寝台という下から2番目のランクにしましたが、今はほとんど見かけなくなった鉄道の2段B寝台のようなベッドでした。自分のスペースがしっかり確保でき、また電源もあるのでとても快適です。
それにフェリーは上の階ほど揺れません。2等寝台は5階ですので快適でした。見学で2等和室の階にも行ってみたのですが揺れが大きかったです。船酔いが心配な方は多少金額は上がっても2等寝台以上をお勧めします。
船内では飲み物(アルコール類を含む)が良心的な価格だったことは嬉しかったです。ソフトドリンクは通常料金、アルコール類でも通常+20円程度です。
仲間でワイワイとおしゃべりしたりお酒を飲んだりする場所として展望ラウンジがあるのですが席数が少なくいつも混雑しています。一人であれば問題ありません。
「島内での移動」
レンタルバイクを多く見かけました。今回私たちは3人ということもありレンタカーにしました。3人であればバイク(3台)とだいたい同じ金額になります。今回は非常に暑かったのでレンタカーで正解でした。
ただしレンタカーはそれほど多くありません。前もって予約が必要です。
「島内での食事」
今回のホテルは基本的に朝食のみでしたので、夜は大村集落まで食べに出かけました。島料金で割高でした。
「島内での買い物」
大村地区にある生協とスーパー小祝でだいたいのものが揃います。水は割高でした。お土産は正直なところパッとしたものはありません。
「島内ツアー」
ジャングルを歩くツアーなどは世界遺産地域になるためガイドが居ないと入れません。1日に入れる人数が決まっているところもありますので、あらかじめ予約する必要があります。竹芝桟橋 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
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- 琉球熱さん 2017/07/22 12:47:40
- 同感です
- けんいちさん、こんにちは
父島を思い出しながら拝読いたしました。
「カンタンに手に入る感動は、ちょっと物足りない」からこそ、行くだけでも大変な小笠原の旅は本物の感動・・・
正にその通りですね。
時間的にも懐具合的にも、そうそう簡単に行けない、悩ましい場所です。
グリーンペペの写真がきれいに撮れていてびっくりです。
雨上がりだとよく光ると聞いたことがありますが、私が見に行った時は晴天続きだったため、とても写真に収められるレベルではありませんでした。
最後の「お別れシーン」は感動もの。
私も何枚も写真を撮り、動画まで撮影してしまいました。
再訪の予定が建っていないため、けんいちさんの旅行記がことのほか懐かしく感じられました。
--------琉球熱---------
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