2017年7月11日一時帰国休暇　北京、ラサ旅行

2017/07/11 - 2017/07/11

2017年2度目の一時帰国休暇を迎えました。１回目は1月で、中国の世界遺産紅河ハニ棚田と澄江の化石産地に行き中国世界遺産制覇大作戦を継続しました。
7月の休暇も大作戦を続行することにしました。
そして中国世界遺産制覇の最大の難関となると思われるチベット、拉薩のポタラ宮の歴史的遺跡群をこの機会に片付けておくことにしました。中国赴任時2009年の国慶節の休みに行こうとしたのですが、中華人民共和国建国６０周年にあたりパーミットが降りなかったため断念したことがありました。

ちなみに日本人がチベットに行くには
1.行くのは中国国内なので15日以内の滞在ならビザはいりませんが、外国人がチベットに行くのにチベット自治区入境パーミットが必要です。
2.一人で行くにしてもチベット自治区内はガイド帯同が必須。

１、２は中国国内の旅行会社に依頼する必要があります。
そこでアラチャイナさんにエクセルで日程を作って送付し、パーミットとガイドの手配、拉薩のホテルの予約、西蔵鉄道のチケット予約をお願いすることにしました。

支払いはクレジットカードを使ったネット決済でした。

日本から中国の飛行機と中国国内の飛行機。そして西寧のホテルは自分で手配し金額をできるだけ抑えることにしました。

パーミットの発行はお願いしてから約１ヶ月かかりました。
アラチャイナさんに西寧のホテルの住所を連絡しそちらに送付してもらいました。パーミットがなければ列車に乗ることすらできません。

一応６月末には全て完了しいよいよ出発となります。

この旅の予定です。

★7/11★←この旅行記

CA160 名古屋9:00→北京11:35
時間を見ていけるようなら2015年の大同旅行の時にあった顔晨さんのやっているお茶屋さんに行ってみる
（出会いの旅行記↓）
http://4travel.jp/travelogue/11041801
CA1261 北京17:00→西寧19:45
和頤酒店（西寧西大街王府井店）泊

7/12
Z917次特急列車　西寧14:01→
西蔵鉄道の旅

7/13
→拉薩11:10
ガイドさんと合流し、西蔵クールヤク酒店にチェックイン
世界遺産ノルブリンカ見学

7/14
世界遺産ポタラ宮殿
ポタラ宮広場
世界遺産ジョカン
八角街
を見学

7/15
ナムツォ日帰り旅行

7/16
CA4126 拉薩9:30→北京13:25
CA159 北京17:00→名古屋21:00




７月１１日

北京について携帯をWi－Fiに繋げると同時に受信した北京→西寧のCA1261便がフライトキャンセルになったというびっくりな連絡。
チケットカウンターに駆け込んだら、言うフライト言うフライト。「そのフライトは存在しません」と言われ、結局自分でインターネットでチケット予約をする。という軽いトラブルはありましたが、おかげで北京滞在時間が４時間近く延び、２年振りの再開となる顔晨さんのお茶屋さんで中国茶道を堪能することができました。

新たに取り直したMU2444便は30分遅れで街から離れた西寧空港に到着。そこから約1時間バスに乗り、深夜2時にようやく宿の和頤酒店に到着。

ほっとしたのもつかの間。

部屋に入って30分かそこらで突然の停電。

真っ暗な中シャワーも浴びれずに就寝となりました。

小さなトラブルが連続したチベット旅行1日目です。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早く行かなくてはならないので、名古屋に前泊していました。
納屋橋のホテルリッチモンドからタクシーで名古屋駅までやって来ました。

この日は名鉄電車を利用します。

地下にある名鉄名古屋駅に向かいます。

自動改札口が並んでいます。

中部国際空港までは全席指定のミュースカイを利用するので３番線に行きます。

ちょっと有名な名鉄名古屋駅。
上りと下り１本づつの線路を朝なんかは２、3分おきに列車がやって来ます。
両側の扉が開いて、真ん中のホームが降車専用。両側のホームは乗車専用となっていますが、特別席への乗車ホームは真ん中のホーム。

６時発のミュースカイ中部国際空港行きが

やって来ました。
名鉄2000系電車です。

車内です。
空を意識しているのかなぁ。

名古屋圏以外の方にはシートテーブルの上にチケットホルダーがあるのが大きな特徴らしいです。
これがあれば、指定席券の確認に車掌さんが来ても爆睡できて便利なんだけどね。

常滑を過ぎ、

海を渡り見えて来ました中部国際空港。

名鉄中部国際空港駅の１番線はミュースカイ専用乗り場になっています。
ガラスでがっちり囲まれているので列車の撮影がしづらいのよね。

中部国際空港駅着 6:30。

名鉄中部国際空港駅からまずはチェックインカウンターに向かいます。
荷物が重いからね。

乗るのは中国国際航空。大きなリュックを預けたら、再び名鉄中部国際空港駅に戻ります。

改札口の並びにグローバルWiFiのカウンターがあります。
ポケットWiFiを借りて行きます。
VPNがついたプランを依頼したので、ライン、フェイスブックが中国で使用可能です。

再び空港に向かいます。

夏休み前だから空港は空いています。

出国審査と安全検査が終わるとすぐに免税店ゾーンに入ります。
北京の顔ちゃんにお土産の抹茶チョコを買って

朝食をいただきます。

いつもならハンバーガーを食べるのですが、２日前にインドから戻ったばかりの僕としては、

朝とはいえ豚骨スープがすごく魅力的だったんですよね～！
というわけでとんこつラーメンを注文。
食べ終えてから

出発ゲートの23番ゲートに移動です。

出発ゲートに向かいます。
もう飛行機は到着していました。

ゲート前の待合室で前日の相撲が放映されていました。
鶴竜ってローマ字で書いてあるのがちょっと新鮮。

8時30分に搭乗開始です。

中国東方航空の飛行機が見えますが、あれも北京行き。

ほぼ時間通り9時ちょっと過ぎにCA150便は離陸しました。

海に映る飛行機の影。

セントレアを眼下に見ながら飛行機は西に向かいます。

離陸して30分。日本海側に到達しました。

ドリンクサービスがスタート。
朝からお酒はやめておきました。

白ワインぽいけどこれはりんごジュース。

料理はフィッシュヌードルを選択。
付け合わせは茶そばとチキンローストのサラダ。

そして名古屋人のソウルフードしるこサンドが付いていました。

ひょっとしたら僕は食べたの40年ぶりくらいじゃぁ。。。

飛行機に乗ること２時間半
北京上空に到着。

相変わらず空気は良くなさそう。

忘れてたけどこの空港無駄に広過ぎ！！
着陸してから30分くらいタクシングしました。

さらに沖留めだったのは計算外。
バスで移動します。

入国審査を終えたところにある絵。ここで仲間を待つのに使うのですが、仲間のいない僕はここで立ち止まりWiFiをオン！

すると中国国際空港からメールが。。。

『本日７月１１日17：00発CA1261便北京発西寧行きはフライトキャンセルになりました。』

……………！！！！！！
何ですと！！

とりあえず預けた荷物を取りに行くことにします。

北京首都空港T3国際ターミナルは本ターミナルから一番遠くて移動にこの無人の列車を利用します。

荷物を受け取り中国国際航空のカウンターに行って尋ねると、

国：「天気予報で北京の夕方は雷雨との予想になっているので運休になりました。」

！！！
ぱ：「ってことはほかの会社の飛行機も飛ばないかもしれないってことですね？」

国：「何とも言えません」

ぱ：「中国東方航空のカウンターは？」

国：「ターミナル２です。」

ぱ：「中国南方航空のカウンターは」

国：「ターミナル２です。」

・・・

とにかく無料シャトルバスを利用してターミナル２に移動しました。ターミナル３からターミナル2までは15分くらいかかります。

選択肢は2つしかありません。
一つは北京をさらに遅くに出る中国東方航空MU2444便に乗る。これの不安はまさに雷雨。
もう一つは急いで北京西駅に移動して高速鉄道で石家庄空港へ移動し、18:00発のCZ6705便で西寧に行く。

チケット販売所にいったらどちらの飛行機もありませんとおっしゃる

いつも使っているネットサイト携程旅行網では載ってるよ。。。

ここは人は当てにせず、直接取ってみることに。
携程旅行網で北京20：55発中国東方航空MU2444便を予約するといとも簡単に完了。

逆に大丈夫なのか？と心配になり

中国東方航空のカウンターに飛び込むことに。

ぱ：「今日20：55発の西寧行MU2444便って飛びますか？」
東：「飛びます」
ぱ；「このフライトは存在してますよね？」
東：「もちろん。なんでそんなこと聴くの？」
ぱ：「あっちのチケットカウンターでこのフライト番号は無いって言われたので。」
東：「あっちは国際線メインのチケットカウンターだからどっか他の都市と聞き間違えたんじゃない？」
ぱ：「僕の発音の問題か！！！」


どちらにしてもよっぽどひどい雷雨が深夜に及ばない限り飛ぶことは確認できました。

出発が約４時間遅れたため安心して北京市内に行けるという副産物を産みました。
顔晨さんに中国版のラインWe-Chatで「行くよ」と連絡。

地下鉄空港線第二ターミナル駅に向かいます。

第二ターミナル駅は地下にありガラスで安全ドアーで囲まれていて列車の写真は撮れません。（っていうか中国は列車の撮影禁止ですけど）

なので以前第三ターミナル駅で撮った写真を載せています。

列車はQKZ5型電車。
デザインはかっこいいと思いますがどうですかね～？

第一第二ターミナル駅は第三ターミナル駅を過ぎてからやってきますので、人が多くて立っていくことが多くなります。

三元橋駅で地下鉄１０号線に乗り換えます。

北京１０号線は環状線です。
地下鉄内の路線図では双井駅で地下鉄７号線に乗り変えるように見えましたが、７号線側の双井駅はまだ工事中とのことです。

そこで千里河まで行って

１４号線に乗り換えることに。

１４号線地下鉄で2つ目の駅九龍山で再び乗り換え、７号線に乗ります。。

車内は綺麗です。
列車はA車という形式だそうです。

乗ること7分九龍山駅で乗り換えです。

今度は７号線にのりかえです。

７号線の駅の表札かっこいい！
と思って撮影したら駅員に撮影はダメ！と注意されました。
わかっていますとは言えません。知らなかったふりです。

７号線に乗りました。
こちらの列車の形式はB車。

北京西駅行きです。

終点北京西駅の一つ手前湾子駅で下車。

湾子駅から南北に伸びる馬連道路を南に向かいます。

この馬連道はお茶屋さんが集まったお茶ストリートです。
顔晨さんのお店に行く途中にも北京国際茶城というお茶市場のビルがありました。

さらに南に向かうと馬連道第三区商業街に出ます。
この中のお店はみんなお茶屋さん。
この中に顔晨さんのやっているお店『遵義紅』はこの中にあります。

電話して出てきてもらってお店でお茶をいただきます。

2年ぶりの再会顔晨さんです。

彼女の故郷貴州の緑茶をいただきました。

美味しい緑茶です。

左がジャスミン茶の茶葉。右が貴州の緑茶。

久しぶりに中国の茶道を満喫させていただきました。
２時間くらいいました。
5時になりジャスミン茶を購入して後にします。

顔晨、また来るね～！

駅まで乗り捨てレンタサイクルのofoってのを使うことを勧められました。

中国ではすごい流行っているようです。
スマホで近くの自転車を検索してその番号の自転車に乗り、行きたいところまで行ってそこに乗り捨てるスタイル。

確かにこれは便利。日本でもやってるといいのになぁ。

黄色の自転車がofoの自転車。行き30分の道のりを10分ほどで地下鉄駅まで戻りました。

再び湾子駅から地下鉄に乗ります。

菜市口駅で４号線に乗り換えて、

宣武門駅で２号線に乗り換えです。

２号線は文字通り北京で2番目に古い路線。であると同時に北京最初の環状線。

東直門で空港線に乗り換えです。

19:10に第二ターミナル駅に到着しました。

飛行機に乗る前に夕食を食べることにします。
ターミナル２のレストラン街の慶豊包子舗に入ります。

注文したのは豚肉の水餃子と青島ビールの生ビール。
餃子は１人前１７個入り。

チェックインします。

約30分遅れて搭乗開始。時間は9時ちょっと過ぎ。

MU2444便北京発西寧行き。
エアバスA320型飛行機で運行です。

久しぶりの中国東方航空。
ひょっとしたら僕は新しいカラーリングの飛行機には初めて乗るのかも。

21時半。離陸の順番待ちです。後ろにも飛行機がいっぱい待っていました。
ほぼ30分遅れで離陸。

機内食は中国国際航空の朝食の定番ホットドッグが出ました。
烏龍茶といただきます。

西寧の夜景が見えてきました。谷間に広がる街だというのがわかります。

西寧空港には30分遅れの0:30に着陸しました。

西寧市内には空港バスを利用します。
市内まで高速を走って50分。２１元。

本日到着最後の飛行機のようです。空港は静まり返っていました。

和頤酒店王府井支店に到着したのは2時AM。
和頤酒店は中国のビジネスホテルチェーン店如家酒店の経営する高級ホテル。
チェックインしてアラチャイナさんから郵送されたパーミットを無事に受け取り、部屋に向かいます。

この日の部屋はダブルベッドルーム。
とても広い部屋。

中国ではこれはつきもの。ポットとミネラルウォーター。

レストルームも広くて非常に清潔。

アミニティーも充実していました。
シャワーを浴びてくつろごうと思った瞬間、突然の停電。

シャワーも浴びることできず眠ることになりました。

翌日は14：01発の西蔵鉄道でチベットラサに向かいます。