2017/06/22 - 2017/06/23
2位(同エリア106件中)
かっちんさん
北海道の旭川から宗谷本線に乗り、最初の峠「塩狩峠」を訪れます。
ここには1軒宿の塩狩ヒュッテがあり、気さくなおもてなし、野菜たっぷりメニューの食事、鉄道が見える部屋など、鉄道好きには魅力ある宿です。
夕食後、三浦綾子の作品を展示した「塩狩峠記念館ナイトツアー」に参加します。
翌朝、朝食前に宗谷本線の秘境駅「東六線」に行って戻ってくることができます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
新函館北斗駅
北海道新幹線を降り、在来線で札幌へ向かいます。 -
新デザインの札幌行特急「スーパー北斗」
今日6/22から「大人の休日倶楽部パス」が利用できるので、東京から朝一番の新幹線に乗ってきた年配者がほとんど。
この特急に乗ります。 -
最後尾車両の側面ロゴ「HET 261」
当初のキハ261系特急用気動車は、高速でカーブを走れる車体傾斜装置を搭載し、ロゴが”Tilt261 Active Suspension Sysytm”(Tiltは傾斜という意味)でした。
2015年以降は、軌道や車両への負担軽減、機器トラブルの防止を目的として、車体傾斜装置の搭載を取りやめ、”HET261 Hokkaido Express Train”のロゴに変更されました。 -
仁山(にやま)駅通過(車窓)
新函館北斗を出発すると、20%の急勾配「仁山越え」の途中にある仁山駅を通過します。
昭和62年まで仁山信号場だったところで、大沼方面へ向かう長い編成の車両は、スイッチバックの引き込み線で行き違いし、ここから加速して登っていました。 -
小沼(車窓)
仁山越えのトンネルを抜けると、視界が開け小沼が見えてきます。
今日は曇っているので、駒ケ岳が眺められません。 -
名物「大沼だんご」
大沼公園駅から積み込んだ「大沼だんご」を、車内販売で買います。
一口サイズのやわらかいだんごを、甘い餡とコクのある醤油の両方の味が楽しめます。 -
北海道らしい風景(有珠付近の車窓)
長万部から室蘭本線に入り、有珠山が見えるあたりの風景です。
今は使われなくなった牧場のサイロです。 -
馬の放牧(社台付近の車窓)
後ろの山は雲がかかる樽前山です。 -
あれっ、地面の上に船がいる(社台付近の車窓)
このあたりは泥炭地帯が続き、肥料になる泥炭を採掘している船です。 -
札幌から特急「ライラック」
旭川行の自由席に乗ります。
北海道新幹線が開通するまで、青森~函館間の在来線を走っていた特急「スーパー白鳥」の電車が使われています。 -
変わった車両がいる!(車窓)
苗穂(なえぼ)運転所に止まっています。
付着した雪を振り飛ばす「旋回窓」があるので、除雪作業用の車両でしょうか?? -
旭山動物園の仲間がお出迎え
旭川駅に到着し、ここから宗谷本線の普通列車に乗り換え、塩狩(しおかり)へ向かいます。 -
旭川運転所に並ぶラッセル車(車窓)
DE15ディーゼル機関車の前に取り付けるラッセル車です。
夏の期間、ゆっくり休んでいます。 -
永山駅前の製材所(車窓)
北海道の山から切り出した丸太を加工しています。 -
蘭留(らんる)駅構内を彩るヒオウギアヤメ(車窓)
-
塩狩峠(車窓)
蘭留駅を過ぎると、ディーゼルカーは轟音を唸らせながら塩狩峠を登っていきます。 -
まもなく塩狩駅(車窓)
急坂を登り切ったところ(峠)に塩狩駅があります。 -
塩狩駅に停車
列車から降りたのは、かっちん夫婦と旅行者1人。 -
塩狩駅の駅舎
大正5年(1916)鉄道院宗谷線の塩狩信号所として開業し、大正13年(1924)塩狩駅に昇格しました。
現在は無人駅です。 -
イチオシ
山の緑に溶け込む「塩狩駅」
-
塩狩峠の案内
駅の近くには、塩狩峠記念館、長野政雄氏殉職の碑、塩狩ヒュッテなどがあります。
この地域で暮らす住民は3世帯とのこと。 -
塩狩峠記念館
三浦綾子旧家を旭川市内から移築した塩狩峠記念館です。 -
塩狩峠
天塩国(和寒町)と石狩国(比布町)との国境にあり、天塩川水系と石狩川水系の分水界です。 -
長野政雄氏殉職の地
明治42年2月28日夜、塩狩峠に於いて、最後尾の客車が突如連結が分離し逆降暴走しはじめ、乗客全員が転覆を恐れ色を失い騒然となります。
乗客の一人、鉄道旭川運輸事務所主任の長野政雄氏(30歳)は乗客を救わんとして、車輪の下に犠牲の死を遂げ、全員の命を救いました。
この実話は三浦綾子の小説「塩狩峠」となり伝えられています。 -
今晩の宿「塩狩ヒュッテ」
ユースホステルを兼ね、一般客も泊まれます。
2013年に開業した新しいユースホステルです。
詳細は
http://shiokari.info/ -
談話室
和寒出身の御主人と大阪生まれの気さくな奥様が、自分たちでトドマツの丸太を組んで建てた宿です。
男女別相部屋と個室(1室)があります。
ユースホステル形式なので、歯ブラシ、浴衣はなく自分で持参します。
ただし、昔のユースホステルのような食器洗い、掃除、ミーティングなどはなく、自由気ままな時間を過ごせます。
かっちん夫婦は個室を予約し、1泊2食付 7,000円弱/人です。 -
個室の部屋
窓からは鉄道が見え、夜汽車の灯りと通過音に癒されます。
布団は自分たちで上げ下ろしします。 -
快速「なよろ」
風呂上がりに、部屋の窓から眺めています。
鉄ちゃんにはたまらない光景です。 -
イチオシ
夕食
18時30分からダイニングルームに宿泊者が集まり夕食。
泊り客は、年配の旅人3人、若いサラリーマン1人をあわせて6人。夕食をとりながら、旅の話が弾みます。
ジュニア野菜ソムリエの女将が作る野菜たっぷりメニューが並びます。
ロール白菜に、焼きたけのこ、ポテトグラタン、おまめカレー煮、わらび炒め、人参サラダ、焼きかぷ、彩りゼリー寄せ、オレンジムース。
地元の旬の食材を使い、和寒産ゆめぴりかのご飯。
豪華な食事を美味しくいただきました。 -
夕暮れの塩狩駅
19時半に通る列車の写真を撮りに行きます。 -
イチオシ
灯りをつけ塩狩峠を登ってくる列車
たった1両の名寄行普通列車です。 -
イチオシ
部屋の明かりが灯る「塩狩ヒュッテ」
-
塩狩峠記念館ナイトツアー
宿の御主人が記念館の鍵を預かっており、夕食後20時頃から記念館の見学に連れていってもらいました。
入館料は200円です。
旭川で雑貨屋さんを営んでいた三浦綾子の家を移築した記念館では、三浦文学に浸ることができます。 -
朝の塩狩駅
朝食前に宗谷本線の秘境駅「東六線」へ行って戻って来れます。 -
イチオシ
塩狩駅6:44発
では、東六線へ向かいます。 -
反対列車と交換してから発車(塩狩駅)
-
防雪林に囲まれた線路(車窓)
塩狩の隣駅「和寒(わっさむ)」を過ぎると、線路の両側に防雪林が現れます。
冬の厳しさを感じる宗谷本線です。
和寒から通学の高校生が乗り込み、列車は満員になります。 -
まもなく東六線(車窓)
線路の右側に、ちっちゃな板張りのホームが見えます。 -
イチオシ
通学に利用する女子高校生(車窓)
東六線は 牛山隆信氏が調べた「秘境駅ランキング2017」の68位。
この高校生が卒業したら、駅は存続できるのやら・・・ -
東六線に停車する「キハ54」
「キハ54」は国鉄民営化直前の昭和61年(1986)に国鉄最終年度予算で製作されたディーゼルカーです。
ステンレス製軽量車体にエンジン2基搭載し、勾配や積雪に耐える性能を持つ優れものです。 -
稚内行とお別れ(東六線)
宗谷本線の全区間(旭川~稚内)を6時間4分かけて走る唯一の列車です。
2両連結ですが名寄で1両切り離すので、稚内行はこの先頭車キハ54だけです。 -
坂を越え、走り去る列車(東六線)
-
東六線の駅名板
昭和31年(1956)に東六線仮乗降場として開業し、昭和34年(1959)駅に昇格しました。
北海道の地名には、殖民区画により土地が碁盤の目状になったため、基線に並行する道路に「東~線」・「南~線」、直交する道路に「西~号」・「北~号」などの名前がついています。 -
東六線乗降場 待合室
乗降場の名前が今でも残っています。 -
待合室の中(東六線)
土間に砂利が敷かれています。
板塀に囲まれ雨風や寒さを凌げる待合室です。 -
まわりの風景(東六線)
田園地帯と数軒の民家があります。 -
塩狩へ戻る列車(東六線)
昭和40年代の北海道の鉄道には、北海道時刻表にだけ記載されている短いホームの「乗降場」が数多くありました。 -
塩狩駅でお見送り
塩狩で降り、宿に戻ります。 -
線路わきの「コウリンタンポポ」
-
宿の朝食
7時40分に戻り、朝食をいただきます。
朝食はご主人の担当です。 -
塩狩ヒュッテのブログに掲載
宿を後にし、塩狩駅で列車を待っていたら、女将さんがお見送りに来てくださいました。
このブログはFacebookの「塩狩ヒュッテ ユースホステル・カフェ」にあります。 -
この列車で音威子府へ向かいます
塩狩峠は自然の残る山の中にあります。
塩狩ヒュッテの気さくなおもてなし、野菜たっぷりの夕食、鉄道が見える宿など、また訪れてみたいところです。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- 旅人隊長さん 2017/07/17 09:56:48
- 懐かしくもあり、目新しくもあり
- かっちんさん こんにちは!
いつも懐かしく、また新しい発見をさせて頂きながら旅行記拝見しています。
今回の塩狩峠は、とりわけ懐かしく拝見しました。
とは言え、隊長の知ってる塩狩峠とは、随分と変わってしまっていますが‥‥
初めて塩狩行ったのは、もう36年前。まだ塩狩YHが全盛で風呂の壁が湯船の下で繋がってるって騒いでいた頃。
旭川から塩狩峠の文庫本を読みながら峠越えして、長野さんの墓標の雪かきしたことを、有り有りと思い出しました。
かっちんさんの旅行記拝見して、毎月旭川空港利用してるので、今度少し足を伸ばしたみようかと思ったりしました。
楽しい旅行記ありがとうございました。
隊長
- かっちんさん からの返信 2017/07/17 15:05:31
- RE: 懐かしくもあり、目新しくもあり
- 旅人隊長さん
こんにちは。
旅人隊長さんの旅行記を拝見していると、北海道大好き人間なんですね。
私は若い頃に塩狩YHに泊まっていませんが、塩狩温泉の観光ホテルと同じ経営だったと記憶しています。温泉客は時代の流れとともに減り、YHとともに閉館されたと聞いています。
現在の塩狩ヒュッテは長野さんの石碑が目の前にあり、線路も間近です。
私が泊まったときは、年配の方が3人おり、中にはスタンプ帳を差し出している人もいて、当時のホステラーがそのまま年をとった感じです(笑)
久しぶりにYHに泊まったのですが、あまり束縛されることもなく、手をかけた夕食がとても美味しかったです。旅の情報交換の話は夕食時に出ていました。
塩狩駅は無人駅となり、ここから通勤・通学する人がいないようです。列車交換の場としては必要なので、将来信号場になってしまうかも知れません。
国道には路線バスが走り、残念ながら鉄道の必要性が薄くなっています。
毎月旭川空港利用してるとは凄いです。
ぜひ、機会をみて塩狩峠を訪ねてみてください。
かっちん
-
- ボビーさん 2017/07/14 09:19:42
- 三浦綾子さん衝撃的でした。
- かっちんさん こんにちは!
子供の頃流行りました「氷点」(内藤洋子が印象的)
今考えてみると、韓国ドラマ真っ青のドロドロドラマ(笑)
それで、母が三浦綾子さんの小説結構読んでいたんです。
その中に、「塩狩峠」がありました。
衝撃的でした!この小説知っている方あまりいないのかと思っていましたが、北海道では有名な話でしょうか?
三浦綾子さんもですが、ともにキリスト教信者だったと思うんですが、最後が強烈で、忘れられません。
その場所(事故)も有名なのですね。
塩狩峠記念館もあるんですね。
三浦綾子さん北海道では有名な作家ですからね。
今回長野政雄さんの記念碑まであるとは、知りませんでした。
残すべき悲しい話だと思います。
旅行記とは関係ない話になってしまいましたが、昔読んだ小説が懐かしく、書き込みしてしまいました。
ボビー
- かっちんさん からの返信 2017/07/14 22:25:40
- RE: 三浦綾子さん衝撃的でした。
- ボビーさん
こんばんは。
三浦綾子さんの小説を結構読まれているのですね。
塩狩峠記念館に行き、三浦綾子さんの生い立ちを知ったのですが、旭川で雑貨屋の仕事をしていおり、43歳の時に懸賞に出した作品が入賞し、それから作家になったそうです。
人生はわからないもので、自分の得意なことができれば、一番幸せですね。
かっちん
-
- 横浜臨海公園さん 2017/07/13 14:06:04
- キハ5429
- かっちんさま、こんにちは。
ご無沙汰をしておりますが、ご活躍のことと存じます。
さて、塩狩ヒュッテに宿泊された際の旅行記を拝見させて頂きました。
乗車された気動車が」キハ54型29。
最後の2両は急行礼文用として、新幹線の普通車転換シートを活用した車輌でしたね。
その後、台車を振替へ、最高速度も95キロから110キロへとパワーアップして乗り心地も良くなりました。
本当に、上野から宗谷本線沿線まで昔は2日間かかったものが、今では日着可能というのも時代の流れでしょうか。
小生、はくつる車中泊→青函連絡船→おおとり のコースを愛用しておりましたが、函館で おおとりに乗換え、キシ80食堂車内でサッポロビールで焼き魚定食を味わうと、何故かホッとすると同時に北海道に来たんだという意識が芽生えました。
本当に30年も昔は風情があって良かったですね。
横浜臨海公園
- かっちんさん からの返信 2017/07/13 17:38:38
- RE: キハ5429
- 横浜臨海公園さま
こんにちは。
急行礼文に使われたキハ54に乗っていたとは嬉しいです。
私も青函連絡船に乗ると、本州から離れ北海道に来た実感がわきました。
キシ80食堂車内でサッポロビールで焼き魚定食を味わうと、ますます北海道に来た意識が高まりますね。
横浜臨海公園さんらしい旅の姿があり、羨ましいです。
かっちん
-
- 墨水さん 2017/07/13 00:14:23
- 乗りっぱなしですね。
- かっちんさん、今晩は。
乗りっぱなしで「塩狩」へ行ったんですね。
大変だな〜っ。(笑)
宗谷本線も、軌道が若干手入れ不足感が判りました。
墨水。
- かっちんさん からの返信 2017/07/13 09:16:25
- RE: 乗りっぱなしですね。
- 墨水さん
こんにちは。
北海道新幹線ができて、東京から塩狩まで11時間かけて行けるようになりました。
昔は2日かかっていたことを思うと便利になりました。
青函連絡船が懐かしいです。
かっちん
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