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ハルビンと長春をLCCおよび高速鉄道を利用して2泊3日で見てきました。<br /><br />(1日目)日曜日の早朝、成田空港第3ターミナルに行くと予想どおりチェックインカウンターに長い行列。ほとんど中国人らしい。後ろに並ぶと前の方が親切に“ここは団体だからあちらへ”と教えてくれた。ようやく手続きを済ませ両替をすると出発時刻になった。LCCに乗るのは初めてですが2時間半のフライトなので直行便は楽ですね。<br />ハルビンの空港に10時過ぎに着き、かねて予約した中国のツアー会社の女性ガイドと無事に出会えて早速観光に出発しました。この日は731部隊と、ハルビン駅の伊藤博文暗殺関連の見学の予定でしたが駅の工事中でダメということ。事前調査が不足していました。<br />とりあえずレストランに寄って我々2名とガイド、運転手の4名で昼食を取りました。日本の中華料理とは少し違うが悪くはない。食後、妻がガイドのシンさんに中国式トイレの使い方を聞いていたが気にもしなかったのが後で失敗の原因となる。<br />731部隊見学はイヤホンガイドで無事に終了し、その後はシンさんの提案でハルビンの官庁街を見てテレビ塔に行きました。市内全域が見渡せて、占いなど時間つぶしもできる。その後ネットで予約した駅前のロンメンホテル新館に行き本日のガイドツアー終了。ここは旧館が旧ヤマトホテルで昔の写真など展示されている。シンさんには旧館のレストランを勧められました。<br />食事前にホテルから南に延びる大通りをぶらぶら歩きましたが、特に買い物はしませんでした。<br />夕食は予定通りホテルの旧館のレストランに行きましたが、私の下手な英語では意志の疎通が難しく、注文には時間がかかった。<br />(2日目)<br />今日は長春観光の予定。朝、シンさんがホテルに来て、3人で歩いてハルビン駅に行きました。周りは大工事中でごった返しており、ガイドがいないとホームまでに時間通りにたどり着けたかどうか。改札には行列ができており、ここでシンさんとお別れ、彼女は心配してか、前の人に私たちの事を頼んでいるようでした。<br />列車の中は日本の新幹線とほぼ同じだが空席はない。PCでDVD鑑賞などしている人もいてさわがしい。<br />後で判ったのはこの鉄道はかつての満鉄と同じ所を走っているらしく途中の停車駅も同じです。<br />さて、長春駅に着き、B1出口でガイドと待ち合わせという予定でしたが、B1が見つからず、結局聞いていたガイドの携帯に電話する羽目になった。それでもガイドのサイさんと無事に出会えて車で出発しました。<br />最初は旧満映の見学ですが、甘粕理事長がいたころの面影はほとんどない。その他旧関東軍司令部などを見た後、皇宮すなわち映画ラストエンペラーに出てきた宮殿が長春観光のハイライトです。ここで珍しく日本人から声をかけられた。列車の一人旅をしているらしい。<br />長春観光も無事終わり、長春駅に送ってもらってサイさんとお別れ。自分の乗る列車の改札口が分かったので切符で入ろうとするが改札が開かない!通りかかった人に聞いたら、彼はスマホを検索して改札はX時X分からだよと教えてくれた。改札に開始時間があるとは思いつかなかった。<br />6時過ぎに無事ハルビン西駅に着きシンさんと再会。ハルビン名物のロシア料理を食べに行きました。<br />生演奏もある大きなレストランで、日本で食べられるロシア料理とは少し違うがおいしい。帰りはタクシーでホテルに戻り、この日はおしまい。<br />(3日目)<br />朝、荷造りをしてロビーに行きチェックアウトしてシンさんの案内で最後の市内観光に出かけました。まず聖ソフィア大聖堂で、車いすに乗った御婦人に日本語で話しかけられた、昔日本人の小学校で学んだそうで、ネイティブの日本語を話される。次にロープウェイで松花江を渡りアッミューズメントパークを見学。最後に中央大街(キタイスカヤ)を歩いた。ここはパリのシャンゼリゼを思い出させる。<br />さて空港に行く前に、昼食は北朝鮮レストランというのが私の希望です。シンさんによると国境近くの延吉まで行くこともあるが、ここハルビンにも北朝鮮レストランはあるということ。<br />レストランに着くと民族衣装を着たウェートレスがお出迎え。昼間なので演奏はないがこの衣装でサービスをしてくれる。味は辛くなく焼肉は焼いたものをテーブルで切ってくれます。シンさん曰く彼女たちは北朝鮮の高官の娘が多いらしい。脱北の心配がないということか。<br />レストランから空港に向かい、いよいよシンさん、運転手のシュウさんともお別れになりました。シンさんは念のためか親切そうな女性に私たちのことを頼んでいました。<br />空港にはごくわずかな店しかなく待合室で待つしかない。昼食をたべすぎたせいかトイレに行き、洋式のトイレは壊れていたので中国式トイレに入り、出るとき間違いに気が付いた、方向が逆で流れないのである!<br />さてチェックインがはじまり移動する際には、先ほどの女性に間違った所に行かないよう目で確認されている感じ、本当に中国の方は素朴で親切です。<br /><br />

ハルビン、長春2泊3日

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2017/06/04 - 2017/06/06

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kobaさん

ハルビンと長春をLCCおよび高速鉄道を利用して2泊3日で見てきました。

(1日目)日曜日の早朝、成田空港第3ターミナルに行くと予想どおりチェックインカウンターに長い行列。ほとんど中国人らしい。後ろに並ぶと前の方が親切に“ここは団体だからあちらへ”と教えてくれた。ようやく手続きを済ませ両替をすると出発時刻になった。LCCに乗るのは初めてですが2時間半のフライトなので直行便は楽ですね。
ハルビンの空港に10時過ぎに着き、かねて予約した中国のツアー会社の女性ガイドと無事に出会えて早速観光に出発しました。この日は731部隊と、ハルビン駅の伊藤博文暗殺関連の見学の予定でしたが駅の工事中でダメということ。事前調査が不足していました。
とりあえずレストランに寄って我々2名とガイド、運転手の4名で昼食を取りました。日本の中華料理とは少し違うが悪くはない。食後、妻がガイドのシンさんに中国式トイレの使い方を聞いていたが気にもしなかったのが後で失敗の原因となる。
731部隊見学はイヤホンガイドで無事に終了し、その後はシンさんの提案でハルビンの官庁街を見てテレビ塔に行きました。市内全域が見渡せて、占いなど時間つぶしもできる。その後ネットで予約した駅前のロンメンホテル新館に行き本日のガイドツアー終了。ここは旧館が旧ヤマトホテルで昔の写真など展示されている。シンさんには旧館のレストランを勧められました。
食事前にホテルから南に延びる大通りをぶらぶら歩きましたが、特に買い物はしませんでした。
夕食は予定通りホテルの旧館のレストランに行きましたが、私の下手な英語では意志の疎通が難しく、注文には時間がかかった。
(2日目)
今日は長春観光の予定。朝、シンさんがホテルに来て、3人で歩いてハルビン駅に行きました。周りは大工事中でごった返しており、ガイドがいないとホームまでに時間通りにたどり着けたかどうか。改札には行列ができており、ここでシンさんとお別れ、彼女は心配してか、前の人に私たちの事を頼んでいるようでした。
列車の中は日本の新幹線とほぼ同じだが空席はない。PCでDVD鑑賞などしている人もいてさわがしい。
後で判ったのはこの鉄道はかつての満鉄と同じ所を走っているらしく途中の停車駅も同じです。
さて、長春駅に着き、B1出口でガイドと待ち合わせという予定でしたが、B1が見つからず、結局聞いていたガイドの携帯に電話する羽目になった。それでもガイドのサイさんと無事に出会えて車で出発しました。
最初は旧満映の見学ですが、甘粕理事長がいたころの面影はほとんどない。その他旧関東軍司令部などを見た後、皇宮すなわち映画ラストエンペラーに出てきた宮殿が長春観光のハイライトです。ここで珍しく日本人から声をかけられた。列車の一人旅をしているらしい。
長春観光も無事終わり、長春駅に送ってもらってサイさんとお別れ。自分の乗る列車の改札口が分かったので切符で入ろうとするが改札が開かない!通りかかった人に聞いたら、彼はスマホを検索して改札はX時X分からだよと教えてくれた。改札に開始時間があるとは思いつかなかった。
6時過ぎに無事ハルビン西駅に着きシンさんと再会。ハルビン名物のロシア料理を食べに行きました。
生演奏もある大きなレストランで、日本で食べられるロシア料理とは少し違うがおいしい。帰りはタクシーでホテルに戻り、この日はおしまい。
(3日目)
朝、荷造りをしてロビーに行きチェックアウトしてシンさんの案内で最後の市内観光に出かけました。まず聖ソフィア大聖堂で、車いすに乗った御婦人に日本語で話しかけられた、昔日本人の小学校で学んだそうで、ネイティブの日本語を話される。次にロープウェイで松花江を渡りアッミューズメントパークを見学。最後に中央大街(キタイスカヤ)を歩いた。ここはパリのシャンゼリゼを思い出させる。
さて空港に行く前に、昼食は北朝鮮レストランというのが私の希望です。シンさんによると国境近くの延吉まで行くこともあるが、ここハルビンにも北朝鮮レストランはあるということ。
レストランに着くと民族衣装を着たウェートレスがお出迎え。昼間なので演奏はないがこの衣装でサービスをしてくれる。味は辛くなく焼肉は焼いたものをテーブルで切ってくれます。シンさん曰く彼女たちは北朝鮮の高官の娘が多いらしい。脱北の心配がないということか。
レストランから空港に向かい、いよいよシンさん、運転手のシュウさんともお別れになりました。シンさんは念のためか親切そうな女性に私たちのことを頼んでいました。
空港にはごくわずかな店しかなく待合室で待つしかない。昼食をたべすぎたせいかトイレに行き、洋式のトイレは壊れていたので中国式トイレに入り、出るとき間違いに気が付いた、方向が逆で流れないのである!
さてチェックインがはじまり移動する際には、先ほどの女性に間違った所に行かないよう目で確認されている感じ、本当に中国の方は素朴で親切です。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
4.5
ショッピング
1.0
交通
1.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩
航空会社
春秋航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 731部隊

    731部隊

  • テレビ塔から見たハルビン

    テレビ塔から見たハルビン

  • 旧満映博物館

    旧満映博物館

  • 皇宮

    皇宮

  • 日本人小学校で学んだご婦人

    日本人小学校で学んだご婦人

  • キタイスカヤ

    キタイスカヤ

  • 北朝鮮レストランのウェートレス

    北朝鮮レストランのウェートレス

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