2017/05/04 - 2017/05/04
92位(同エリア1176件中)
あっぷるさん
「一生に一度は行きたい世界の絶景」で、いつも上位にあがるのがマチュピチュです。山裾からはその存在を確認できないことから「空中都市」とも呼ばれています。
ユネスコの文化遺産および自然遺産の両方の条件を満たす複合遺産で、新・世界七不思議のひとつにも選ばれました。
マチュピチュへは日本からの直行便はなく、アメリカ、カナダ、メキシコなどから乗り継いでペルーの首都リマに行き、そこからさらに乗り換えてクスコに向かいます。クスコからは電車で行くのが一般的です。
クスコのポロイ駅から3時間でマチュピチュ駅に到着します。電車には持ち込み荷物の最大重量が決まっているため、クスコの宿に荷物を置いてリュックひとつで出かけました。予約したのはペルーレイルの展望列車といわれる人気のビスタードームです。往復ともほぼ満席状態でした。天井にも窓があり、座りながら景色を楽しむ事ができます。
途中乗客が一斉にカメラを向けた場所を見てみると、透明な大きな箱状のようなものが断崖絶壁にいくつも張り付いていました。そこへは切り立つ崖をロッククライミング張りに登山するか、ワイヤーを使って行くかのどちらか。世にも奇妙なカプセル型のホテルです。
車窓から東アンデスの山並みと、ウルバンバ川の河川敷から絶壁が切り立つ姿を大パノラマで楽しみながら、あっという間にマチュピチュ村です。
マチュピチュ駅に着いてからさらにバスに乗り換えて遺跡に向かいます。日本からこんなに時間をかけて行くのですから一日かけてゆっくりしたいと考えますが、そうもいきません。
なぜなら遺跡内は飲食禁止で、さらにはトイレがないのです。再入場は出来ますが、一方通行なのでひんしゅくを買いながら途中で引き返すか、とりあえず一周しないと外に出られないのです。
よく映像などで見るマチュピチュ遺跡は、ワイナピチュ山をバックにした表紙のこの構図が定番となっています。入場口から急勾配の階段を上がるとすぐに見えてきます。
なぜこんなところに作ったのか、一説にはインカ帝国がスペインの侵略から免れためとも言われていますが、今なお謎の多い神秘的な遺跡です。
体力に自信のある人は、ワイナピチュに登る事も出来ますが、繁忙期は何週間先も予約で埋まっているようです。
雑誌では何度も見ていても、実物に見ると言葉にならないほどすばらしく、思わず息をのみます。私が行った中でベスト3に入る絶景。快晴だったのも良かった♪
乾季は5~8月なのでドンピシャのベストシーズンでした。
【行程】
4/30 NH180 NRT MEX 17:05 15:20
5/1 AV73 MEX BOG 14:58 19:23
5/2 AV143 BOG LIM 15:30 18:30
5/3 W42501 LIM CUZ 04:52 06:12
5/4 POROY駅 MACHUPICHU駅 06:40 09:54
5/4 MACHUPICHU駅 POROY駅 17:30 20:55
5/5 W42502 CUZ LIM 06:52 08:12
5/5 AV960 LIM MEX 10:42 16:50
5/6 AM672 MEX GUA 08:10 09:15
5/6 AM679 GUA MEX 18:30 21:55
5/7 NH7161 MEX IAH 06:20 08:44
5/7 NH173 IAH NRT 11:30 15:20(+1)
NH 179,500円
AV 47,323円 遅延による別便振替ペナルティ23,350円
LCペルー 17,670円
AM 27,724円
PERU RAIL (クスコ-マチュピチュ間電車)行$75 帰$94
【宿泊】
オスペダヘ・プエルト・メヒコ・エアロプルト(メキシコシティ)
Zohar Hostel(ボゴタ)
パイプーリックスホステル・リマ・エアポート(リマ)
Hotel Incawasi(クスコ)
【レート】
1メキシコペソ=5.9円(キャッシング)
1コロンビアペソ=0.039円(クレカ)
1ペルーソル=37円(キャッシング)
1グアテマラケツアール=15.6円(クレカ)
【2017GW中南米周遊(1) メキシコシティ・テオティワカン】
http://4travel.jp/travelogue/11242331
【2017GW中南米周遊 ボゴタ(2)(コロンビア)】
http://4travel.jp/travelogue/11244899
【2017GW中南米周遊 クスコ(3)(ペルー)】
http://4travel.jp/travelogue/11255233
【2017GW中南米周遊 クスコ(4)(グアテマラ)】
http://4travel.jp/travelogue/11265873
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日はクスコから日帰りマチュピチュ観光の日。
-
5:30に宿で頼んだタクシーが迎えに来ます。
その前に軽く周辺を散策。 -
ロレト通り。
アルマス広場からラ・コンバニーア・デヘスス教会を横に入った小道。クスコの石組の中では最も長く、200メートルほど続く。
写真では鮮やかに撮れましたが、正直この時間は何が何だか分からない。 -
カテドラルも綺麗に夜空に浮かびます。
-
5:30
運転手はすでに宿に来ていました。
宿の人が帰りも頼む?と聞いてきたので、一瞬迷いましたが折角なので頼むことに。帰りの時刻を伝えました。
もし、時間の変更があった場合など、何かと面倒に思ったので帰りはタクシーに交渉しようと思っていたんです。
ボロイ駅に向かう途中でサン・ペドロ市場に寄ってもらいます。
今回は寄る時間がないと思ったので、様子だけ見たかった。
しかし、早朝からあいていると思ったら、まだでした。 -
たいていの市民はここに買い物に来るらしい。
-
タクシーは山道をすごいスピードで25分でボロイ駅に到着
-
運転手に「また帰りね~」と別れました。
が・・これが運転手を見た最後・・、すっぽかされましたよ。(笑) -
ペルー・レイル
ボロイ駅 マチュピチュ駅 日帰り
06:40-09:54
17:23-20:50
チケットは事前にHPから購入済み、チケットの引き換えは現地で。
私はリマの国内線の制限エリア内で換えました。AM4:00-8:00営業。
リマークスコ間は霧が多いので早朝便に集中しているそうです。
往復$169(75+94)、帰りの方が高いのはディナー付きだからかな。 -
まだ時間があるので周辺を散策。
-
ペルー・レイルの制服はカッコいい。
男女とも黄色のネクタイ(リボン)で、女性は日本のCAのように髪をまとめています。
パスポートを見せる必要があるので、忘れずに。 -
車両ごとにならんで、車内へ。
-
進行方向に向かって左の席。
隣はスペイン人男性でしたが、お仲間が他の席だったので戻って来ず。
ほぼ満席、現地で購入するのは危ないね。 -
のどかな田園地帯を通って、途中何カ所かで止まりました。
-
車内がざわつき、一斉にカメラを撮る人たち。
つられて撮ったけれど、この時は何なのかわからず。
帰国後判明。
コレ、ホテルです!
ロッククライミング張りに登って辿り着くんですって。イモトアヤコさんも泊まったらしいですね。
登れないよ~、安心してください!ロープでいくてもあります。そっちの方が怖いわ。
ソーラーシステムで電気も通っているし、トイレ、シャワーもあります。
ただし、ぜんぶ外に放出らしい・・、上のカプセルが良いね。(笑) -
https://www.travelbook.co.jp/topic/3377
↑
こんな感じね。
大パノラマで景色は最高でしょうね~、1泊3万円台らしいから、マチュピチュ観光帰りにどうぞ。 -
ビスタ―ドーム、車窓の上部がガラス張りになっていて一番人気だそう。
東アンデスの山々が見える、最高の空間。 -
ウルバンバ川が見えてきたら、もうすぐ。アマゾン川の源流の一つだって。
-
今か今か・・
今回の最大目的、天気で良かった(^^♪ -
もうすぐ到着。
-
マチュピチュ駅。
車体をきれいに洗車している。 -
市場のようなお土産屋さんが軒を連ねる。
-
迷路のようなお土産屋さんを抜けたら、バス停を探す。
-
ここね。
バス代往復$24って、高いね~
嫌なら歩いて行くことも出来ますよ!はい、乗ります・・
マチュピチュ遺跡まで20分。
長い列だと思ったら、次から次とバスが来てあまり待つことはなかった。 -
マチュピチュ到着!
気持ちが高揚していたか、旅仲間のイベちゃんに「中にはトイレがないから、入り口の有料トイレに入ってからね」のアドバイスをすっかり忘れてしまって、途中で引き返しました。
再入場にまた列に並ぶ羽目に。
マチュピチュ(152ソル・5600円)はペトラ遺跡(50JD/7650円)ほどではないですが入場料が非常に高い事でも知られています。
現在では遺跡入り口では買えないらしいです。
入場制限(2500人/日)もあるので一番いいのは事前にネットで購入しておくことですね。でも、マチュピチュに入場制限にひっかっかて入れなかったって話、聞いた事ないよね。
私は昨日クスコに到着した時に買っておきました。ちょっとヒヤヒヤしました。半額の学生割引で買いたい人は、ネットでは扱いはないようです。 -
さて、気を取り直して進みます。
-
一方通行ですね。
-
最初からかなり急な階段を登っていくことになります。
逆走してくる人も。リタイア組?
狭い道で下る人、登る人で大変。
入り口から細い急勾配の階段を上がると、すぐにこの絶景が見られます。
そうか~、この絶景は入り口からすぐなんですね。
ここだけ見て逆走して帰っていく人もいるんだね。 -
見張り小屋。
この先どのくらい歩くのか見当がつかないので、体力温存で登らなかったけれど、登っても良かったね。ここからの景色は格別らしい。
でも、さっきの場所でも充分満足。 -
タイマーを使って、「マチュピチュ遺跡を見ている私」を撮ろうとしていますが、足も手もまだ収まっていない。(笑)
正直かなり焦っている。 -
その後歩いて回っても、先ほどの絶景を上回るものはなし。
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神殿と居住区で構成され、その総面積の約半分の斜面には段々畑(アンデネス)が広がっています。
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色々と名称や役割があるのですが、ガイドブックは出すことなく景色を楽しみながらゆっくり回ります。
石積みはカミソリの刃すら隙間に通さないほど精密に組まれていて、数百年経った今でもしっかりと姿形が残存しています。 -
窓のように向こうが見える。
作業小屋かな? -
小高い場所に登ってみるも、先ほどには叶わない。
-
ホントに天気で良かったな(^^♪
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どこから見ても絵になる。
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それほど人は多くないね。
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ワイナピチュまで来た。
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ワイナピチュ入り口。
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インカの親子。
おんぶ紐がペルーっぽい。 -
段々畑は見事だね~
ただ段々になっているのではなく、水はけや日照条件が考慮されているんだってね。 -
リャマが人気。
時々いる係の人に、あれはアルパカかリャマかと聞くと、
「マチュピチュにはアルパカはいないんだ」と。 -
リャマは本来はマチュピチュにいたのではなく、チリの会社がコマーシャルで連れて来たものが増えたんだとか。
現在は20頭ほどいるらしい。 -
一周したようだ、案外楽だった。
様子が分かったから、今度来ることがあったらマチュピチュに泊まって2日来たいな。 -
2~3時間いたかな?
-
マチュピチュ入り口付近にロッジがある。
2日入るならここに泊まってもいいね。 -
帰りのバスは、何台も来るので、列はあってもすぐに乗れます。
-
マチュピチュ村は、山に囲まれた田舎町。
-
お腹が空いたので、目星をつけておいたレストランを目指そう。
-
教会の近くのはず。
-
あった!
インディオ・フェリス。
フランス人がオーナーの地場食材をフランス風にアレンジして提供。 -
果物がお洒落。
ホワイトワインで、乾杯。 -
ここはあ魚料理で。
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最後にデザートまで注文して、贅沢をしました。
しめて97ペソ(3400円)。 -
食後は散策。
温泉まで来てみました。
入る予定はなかったので水着は持って来ていません。
ここに泊まったら、入っても良かったね。 -
お土産屋さんで、探しているものが・・
-
犬がやけに絵になってる。
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ペルーとは思えない街。
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何だか日本の温泉街のよう。
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やはり、この川が日本の温泉街を思わせる。
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シャベルカーが、良い味出してる。
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この山はマチュピチュではなく、ふもとからはマチュピチュは見えないんです。
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探し物がありました。
雑貨店のような地元のお店。
インカソルと、ミネラルたっぷりなんです。
1個200円くらいだったかな? -
時間があったので、ふらふらしているとアルマス広場でイベントをやっています。
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何だか面白い。インカ伝統の踊り??
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お面を被った踊り衆。
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この若い子たちの踊りが最高だった☆彡
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若さみなぎる男女の踊り。
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女の子はボリューミーな娘が多かった。
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激しい踊りで、いつ終わるのかな~。
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男の子も楽しそう。
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高校生くらいだよね。
もう1時間は踊り続けていた。圧巻! -
そろそろ時間になったので駅へ向かいます。
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日帰りでも充分楽しめましたね。
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商店街を通ってマチュピチュ駅へ。
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17:23発、クスコには20:50着。
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待合室にはケーニャの演奏家が、終わってからCD販売もしていました。
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帰りはハイラム・ビンガム。
クスコ行きでは最終便。 -
夕食、シンプルな感じ。
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踊りながら現れた怪物がいたと思えば・・
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乗務員がファッションショーのモデルになったり。
なりきっていて楽しい。その後着用したニット類の販売が始まりました。
ボロイ駅に到着。
運転手が待っているはず・・、あれ?いない、いない。。
最後の一人になって、ようやくドライバーが来ていないことが分かった。
まだ料金は払っていなかったから、もっといいお客さんがいたのかもしれない。
どうしよう。もう乗客は全員帰っちゃったし・・。
閑散とした駅にポツンと一人。
やはり、お客さんが見つからなかったタクシーの運転手が声を掛けて来たので、即乗ることに。まったく~、約束なんかしなければ、もっと早くタクシーを見つけて帰ったのに・・。
この運転手、40ソルとか言ったけれど、聞こえないふりをして行きと同じ25ソルを支払ったらOKだって。もう、ぼらないでよ~(笑) -
もう夜10時、寝るだけですね。明日はクスコ6:52発でリマ~グアテマラシティ
~メキシコシティと乗り継ぎます。
さんざん行程は迷ってマチュピチュ泊も考えたけれど、毎日宿を変わっているのは体力的に大変なので、クスコで2泊を決めました。結果的に正解だったかな。
グアテマラでは乗り継ぎ時間を取ったので観光するつもり。
2泊したホテルインカワシともお別れです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- クサポンさん 2018/10/17 12:33:43
- マチュピチュ
- あっぷるさん
クサポンです
来年のゴールデンウィークが10連休?と初めて知りました。
今からどこかに行きたいと思っていると、メキシコとマチュピチュ!個人でいけるんですね。私がいけるのか?怪しいけど、候補として考えてみます(o^^o)
メキシコも治安 、心配なのかしら?
あと、高山病 。エコノミー移動になると思うし、頭痛持ち出し、富士山で高山病になりかけた(-。-;
あっぷるさんはゴールデンウィークはどちらに行かれるのかしら、情報あったら教えてください。
- あっぷるさん からの返信 2018/10/17 16:29:53
- RE: マチュピチュ
- クサポンさん
驚愕の連休になるんですってね〜
しかし、うちの会社は休日出勤が交代で回ってくるので5〜6連休が良いとこです。それでも嬉しいですね。前の週にレバノン3日を入れちゃったけれど、続けてどこかに行っちゃおうかな〜アフリカ入れたいなぁ〜
クサポンさんはマチュピチュあたり?
そう、メキシコはそれほど治安が良いとは言えなかったので用心して過ごしました。でも、昼間は一人で歩けましたよ。地下鉄は危なそうな雰囲気もしましたが、昼間だったので大丈夫でした。
高山病は心配ですね。メキシコシティがそこそこの標高で、少々頭が痛かったです。それよりマチュピチュのふもとの町クスコのほうが標高が高いですが、その前にメキシコシティやコロンビアのボゴタで慣れたのか、それほど影響はなかったです。
マチュピチュ入場券は現地で買いましたが、午前、午後の部と入場制限新規定になったようなので、日本で購入したほうが安心ですよね。
連休なんていいなぁ〜、周辺国に色々行けそうですね♪
あっぷる
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