2017/05/03 - 2017/05/04
47位(同エリア765件中)
あっぷるさん
クスコはペルー南部、アンデス山脈中の標高3400メートルの場所にあります。これは富士山とほぼ同じ高さ。どんだけ高い場所に町があるの?!
かつては太陽神を崇拝するインカ帝国の都として15世紀に最盛期を迎え、16世紀スペイン人の侵略で滅亡しました。クスコはケチュア語で「へそ」を意味し、インカの人々にとってきっと世界の中心だったんですよね。
古いレンガ造りの街並みが美しく、インカ文明の面影を残した街全体がユネスコ世界遺産になっていています。またマチュピチュ観光の拠点としても広く知られています。
時折り見かける山高帽に三つ編み、ひだスカートを履いたチョリータと呼ばれる女性の姿に旅情を掻き立てられます。郊外にも遺跡が多くつい欲張って観光しがちですが、気がかりなのは高山病です。
頭痛、倦怠感、吐き気などの症状が起き、重症化すると死に至る場合もあります。そのため市内のホテルでは酸素ボンベや薬を常備しているところが多いです。
標高150メートルのリマから一気に飛行機で移動するのは気圧差が大きく非常に危険とされています。しかし行程上やむを得ず、そのような経路でクスコに降り立ちました。
空港に置いてあったコカの葉を、すかさず数枚口に入れました。コカはコカインの原料となるもので、体力回復や中毒症状の緩和など様々な効能があります。そのため昔は奴隷が過酷な労働の疲労回復薬として、また空腹を紛らわすために利用されていました。
コカの葉からコカインが抽出できるため、日本では自国への持ち帰りを厳しく規制していますが、ペルーでは嗜好品として普通にお茶として飲まれています。
実際葉を噛んでみると、緑茶に似た苦味と、かすかに舌にシビレを感じます。軽微な幻覚作用はあるようで、高山病に効くというより感覚を麻痺させるといったものかもしれません。
テレビの旅番組でボリビアを訪れたレポーターが市場で売られている コカの葉を噛みました。。 その様子が放送されたあと厚生局麻薬取締部から 「麻薬特例法に 抵触する恐れがある」 と注意を受けたそうです。(-_-;)
個人旅行の場合は体調不良が一番の気がかりです。高山病の症状には個人差があり、老若男女に関係なく発症します。高地に上がる前に薬の服用も有効で、アセタゾラミドやダイアモックスが使いやすいと言われています。日本では処方箋が必要ですが、現地では高山病予防薬は普通に手に入ります。
何より予防として充分な睡眠と水分や糖分をしっかり摂取し、アルコールや運動を控えるなど自己管理が大切ですよ。
欲張ってはいけないとわかっているクスコで、思いっきり観光してしまいました。まったく自己管理がなっていない!
あ、こんな私でもこの街ではお酒は一滴も飲んでいません。
そのお陰かどうか滞在中は症状は出ませんでしたよ。
メキシコシティ、ボゴタと標高の高い街に2泊滞在していたので慣れたのかもね。
リマに滞在したのは12時間もないです。
それにワタクシ信州人でして、日ごろからちょっと標高の高い場所に住んでいるのでね~
何はともあれ標高の高いクスコで2泊しました。
途中でマチュピチュに日帰り観光に行っています。
今回の旅ほど、標高を気にした旅はありませんでしたね~
4/30 NH180 NRT MEX 17:05 15:20
5/1 AV73 MEX BOG 14:58 19:23
5/2 AV143 BOG LIM 15:30 18:30
5/3 W42501 LIM CUZ 04:52 06:12
5/4 POROY駅 MACHUPICHU駅 06:40 09:54
5/4 MACHUPICHU駅 POROY駅 17:30 20:55
5/5 W42502 CUZ LIM 06:52 08:12
5/5 AV960 LIM MEX 10:42 16:50
5/6 AM672 MEX GUA 08:10 09:15
5/6 AM679 GUA MEX 18:30 21:55
5/7 NH7161 MEX IAH 06:20 08:44
5/7 NH173 IAH NRT 11:30 15:20(+1)
NH 179,500円
AV 47,323円 遅延による別便振替ペナルティ23,350円
LCペルー 17,670円
AM 27,724円
PERU RAIL (クスコ-マチュピチュ間電車)行$75 帰$94
【宿泊】
オスペダヘ・プエルト・メヒコ・エアロプルト(メキシコシティ)
Zohar Hostel(ボゴタ)
パイプーリックスホステル・リマ・エアポート(リマ)
Hotel Incawasi(クスコ)
【レート】
1メキシコペソ=5.9円(キャッシング)
1コロンビアペソ=0.039円(クレカ)
1ペルーソル=37円(キャッシング)
1グアテマラケツアール=15.6円(クレカ)
【2017GW中南米周遊(1) メキシコシティ・テオティワカン】
http://4travel.jp/travelogue/11242331
【2017GW中南米周遊 ボゴタ(2)(コロンビア)】
http://4travel.jp/travelogue/11244899
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ボゴタ(コロンビア)のエル・ドラード国際空港のアビアンカ航空のラウンジです。
飲み物は充実。 -
ホットサンド機があって、これが美味しいんだな~
自分でレタス、トマト、ハム、チーズなどを挟んでホットプレスで押して食べるの。 -
セルフサービスなんだけど、温かいサンドイッチってこんなに美味しかったのね。
お酒は朝から飲む気がしないので、ペプシコーラで。 -
15:30-18:35
まずはリマに1泊します。 -
機内食。
-
ペルーの首都リマのホルヘ・チャベス国際空港に着。
ターンテーブルから荷物が出てこずに手こずる。
もう真っ暗ですね。メキシコシティではこの時間はまだ明るかったのに。
メキシコシティでキャッシングを間違えてメキシコペソが余っているので、それからペルーのソルに両替。
タクシーは歩き方によるとグリーンタクシーが良いとか。
丁度声を掛けて来た人がグリーンタクシーの人。
宿からさんざん「迎えに行くから到着時間を教えろ」のメールが来ていたけれど、空港そばの宿だし、タクシーでいいかと思って頼まなかった。
それが失敗だった。宿の料金の方がかなり安かった。
10分も掛からないのに40ソル(1480円)って・・。(;^_^A
しかも駐車料金も出せって。
まだ両替したばかりで、通貨の価値が分かっていないのに、小銭全部持っていかれた。 -
今日の宿、「リマB&B Cusing Wasi」着。
もう寝るだけです。
今回の宿は全て室内にシャワー、トイレがあるものを選びました。
長旅で疲れるから・・って、いつもはどんな宿に泊まっているんだ!って話だよね。(笑)
ここドミもあったかな?
部屋にファンが付いている部屋にしておいたので(これも重要・笑)
ファンの前に洗濯物を置いておいたら、翌日には乾いてました。 -
ここで世界各国の旅人たちと話が出来るのね。もう誰もいないけれど。
-
卓球台なんかもあってね。
-
LCペルー リマ4:52-クスコ06:12
宿に頼んだらタクシー代は25ソル(925円)
早朝にフライトが多いのは霧で欠航が多いからだって。
ただ寝るだけだったリマなので、旅仲間のイベちゃんが天野織物博物館が良かったよって教えてくれたけれど行く時間はなかった。
リマ名誉市民の故天野芳太郎が集めたチャンカイ文化の土器や織物を展示している博物館。日本語ツアーは要予約。 -
10分も掛からず空港へ。
-
また戻ってきました。
ホルヘ・チャベス国際空港。 -
もう、さっさと制限エリアへ。
LCペルーはLCC。ラウンジも利用できないし、そもそも小さな空港なのよ。
あっても期待できそうにないね。 -
ここで、予約したペルーレイル(クスコーマチュピチュ間の電車)のチケットを発券しないと。
AM4:00-8:00まで営業しているんだって。ここ、制限エリア内ね。
まだ4時前だったので、少し待ちました。 -
無事に電車のチケットを入手して、乗り込みます。
-
機内食はないけれど、ドリンクサービスはあります。
もちろんこのインカコーラでしょう。 -
今では世界中で飲まれているコカ・コーラも、コカの葉とコーラの実を原材料に使っています。現在は独自のフレイバーを保つためにコカの葉を使いながら、コカイン成分を抜くことに成功したと言われています。
でも、コカ・コーラのHPでは「そんなことはないです。コカの名前の由来は・・・」
と反論しています。
このインカ・コーラはコカ・コーラと関係あるかは分かりません。
炭酸系のドリンクです。
コカの葉が入っているのかな?飲んでおこう。高山病が心配だわ。 -
標高3400mのクスコ着。
-
こんなポスターがあったりして心躍りますね~
-
ペルー・レイルの窓口がここにもあるんだね。
メールでいくつかの営業所の案内が付いていたっけ。 -
あ、ペルー・レイルにコカの葉が置いてある。しかもフリー。
-
早速数枚口に入れます。かすかな苦みと、何やら舌にしびれのようなものを感じる気がする。
怖い高山病。
標高150mのリマからクスコに一気に移動すると高山病になって当然何ですって
(;^_^A -
荷物をターンテーブルから受け取って、外へ。
タクシーの呼び込みにつられ来てみれば普通の自家用車。
25ソル(925円)。ちなみに帰りは10ソルでした。明らかにぼられたね。 -
アルマス広場に着きました。
-
カテドラル。
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広場は結構静か。
あ、まだ早朝ですね。 -
曇りがち。
-
今夜から2泊する「INCA WASI」。
値段の割に気に入りました。3230円/泊。
アルマス広場のインカグリルの近く。
場所は初クスコには最高。 -
セミダブルの部屋に、収納棚が便利。
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シャワーとトイレ。
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朝食付きですが、2泊とも早い時間に出発するのでとれません。
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今日の朝食を食べても良いらしい。
これに卵料理が付きます。
コカ茶も。 -
フロント前には自由にコカ茶を飲めるようにティーパックを置いています。
-
さて、まずは明日のマチュピチュの入場券を買いに行きます。
入場出来る人数が決まっているので本当は事前にネット購入した方が安心。
でも、入場できなかったなんて人の話を聞かないよね。 -
宿で場所を聞いたら、アルマス広場からすぐの場所。
前はちょっと歩いた場所だったらしい。 -
ここで152ソル(5620円)で無事に購入。
高いよね!
ペトラ遺跡ほどじゃないけれど。50JD(7700円位)したっけ。 -
途中の公園。
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アルマス広場に戻ってきたので、今度は反対方面の12角の石へ。
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インカの親子。この赤ちゃんを負ぶっている布がインカって感じだよね。
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こっちのひとは赤ちゃんじゃなくて荷物かな?
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こんな風に、風呂敷の中は売る土産物かな。
このスタイルはチョリータ。山高帽に三つ編み、ひだスカートを履いた女性の名称。 -
コカキャンディー、他にクッキーとか売っていたけれど、日本に持ち帰れるのかな??
コカの葉はNGなんだよね。 -
ここだ、アルマス広場からすぐね。
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ここでガイドが現れて英語で案内してくれるって。
どこに見どころがあるのか探すのが大変だからお願いします。
これか!12角の石。 -
剃刀の刃1枚も通さないって。
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これも有名らしい。
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明日マチュピチュに行くって話したら、これを見せてくれた。
人の横顔のようなんだね。 -
この石も有名らしい。
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これも。
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インカの建築かスペイン時代の物かをガイドさんはきっちり区別して教えてくれた。
インカに誇りを感じているんだね。 -
インカの物らしい。
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この石はすごい。
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角まで一枚の石。
一人だったら、こんな見どころを見つけられなかった。 -
ガイドさんに10ソル(370円)お支払いして、観光しながら宿に戻ろう。
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お土産物屋さん。
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インカの配色って鮮やかだ。
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クスコの街並み。
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この方もお土産物屋さんかな。
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12角の石の前には一緒に写真を撮ってチップをもらうために民族衣装を着た人が。
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坂道が多いね。
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この方々もアルパカと一緒に写真。
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観光客に人気の模様。
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サン・ブラス教会。
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10ソル(370円)。
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サン・ブラス教会から。
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雲が多いね。
午後は遺跡の観光だけど大丈夫かな。 -
もう帰るようです。
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お洒落な雑貨店を見つけて買い物。
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この真ん中の花嫁さんを購入。25ソル(930円)。
ちょっと高いけれど気に入った。 -
痩せているのに力持ち。
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アルマス広場に戻ってきました。
早速靴磨き屋さんに捕まった。
相当汚れていたのでちょうど良いわ。 -
ピカピカです☆彡
でも靴紐がおったてなんですけれどね~(笑)
3ソル(110円)。 -
さぁ、遺跡巡りの時間になるので宿に戻ろう。
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クスコシティツアー25ドル。
宿で頼んだらプライベートツアーになるって言っていた。 -
買った人形たち。
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13:00からのクスコシティプライベートツアーです。
所要時間は確認していなかったけれど、雨も降ってきたので早々に引き上げて2時間の観光でした。
まずは徒歩でカテドラル。
入場料はツアーには入っていません。
25ソル(925円)。
インカ時代のビラコチャ神殿の跡に建てられたもの。 -
途中CUICHA遺跡を右手に見ながら・・。
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サント・ドミンゴ教会へ。15ソル(555円)。
遺跡だけで良かったんだけれどね。 -
サント・ドミンゴ教会。
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サント・ドミンゴ教会。
「ここは簡単で良いから」と伝えました。
メインは遺跡。 -
市内を見渡せる。
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ここで、車に乗り込んで運転手、ガイドとともに遺跡巡りに向かいます。
遺跡は共通券で70ソル(2590)円。高いね~
サクサイワカン。 -
蛇の模様のような石組み。
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ここで、少し息切れ。
高山病?(;^_^A
明日のマチュピチュに備えて無理はしない。 -
上まで上がって見学へ。
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遺跡よりこちらのアルパカかリャマか知らないけれど、目を奪われる。
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サクサイワカン。
ここへはアルマス広場から徒歩20分くらいらしい。
しかし治安が悪いので一人は危険らしい。
ツアーにして良かった。 -
絵になるね~
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チョリータとリャマ。羊もいる?
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次はプカ・プカラ。赤い要塞。
プカはケチュア語で「赤い」。 -
小雨がまだ降っている。
-
プカ・プカラ。
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プカ・プカラ。
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プカ・プカラ。
見晴らしの良い場所に築かれていて、ここでクスコに出入りする人を見張っていたとか。 -
プカ・プカラ。
-
プカ・プカラ。
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プカ・プカラ。
雨も降ってきたので、ここで終わりにするかと聞かれたけれど、折角なのでケンコーにも行ってもらう。 -
ケンコー。
-
ケンコー。
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ケンコーは石を組み合わせたのではなく、岩を削って造られている。
皇帝の座った王座や生贄の台もある。 -
普通のシティツアーは5時間くらいらしいけれど、無理は禁物。
クスコのメインの遺跡だけ見られれば満足。
これにて終了。 -
サンフランシスコ教会に立ち寄ってもらう。
「今日はクロ-ズしているよ」
「写真を撮るだけだからいいの」 -
サン・フランシスコ広場。
-
サン・フランシスコ広場。
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アルマス広場に戻ってきました。
昼食兼夕食。
インカグリルも気になったけれど、宿に併設されているレストランへ。 -
ここはアルマス広場が一望のもと。
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アルパカのステーキと、右の黄色はスーパーフードとして知られるキヌア。
お肉は多少臭みがあって、キヌアはプチプチとした触感。
まぁ、こんなものかな。
44ソル(1450円)。
クスコにしたら贅沢。 -
雨も上がったようだわ、明日のマチュピチュはどうかな~?
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今日は早めに寝ましょう。
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シティツアーなどの入場券。
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シティツアーの途中で買ったチョリータ人形。25ソル(850円)
娘にLINEで送ったら「ねぇ~、怖いぃ~」だって。(-_-;)
怖くないでしょう!可愛いから買ったんだから!
体長30センチもある大きいもの。チョリータがアルパカを背負って、ケーナを持って、完璧でしょう、ザ・クスコ。 -
あまりお土産を買わないのですが、今回特別。ペルーくんだりまで行ったのですからね☆彡
百均(ダイソー)の300円コーナーで買ったケースがピッタリ。
他のチョリータ人形も収めました。
さぁ、明日は今回のハイライト「マチュピチュ観光」日帰りです。
天気はどうかな?
ボロイ駅6:52発だから、早めに就寝(^^♪
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