2003/08/29 - 2003/08/30
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itaruさん
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午前2時に英国在住の大学時代の友人と合流。そんで翌日(というかその日の朝)、2人で街歩きです。この日も天気は快晴、気持ちよくマルタの首都ヴァレッタ市街からタルシーン遺跡、港町のマルサシュロックへ。夕方からはホテルの前の岩場で海水浴など、のんびり地中海の休日を満喫です
日程は以下の通り
8月25日 JL405便 成田→パリ
AF1684便 パリ→チュニス チュニス泊
26日 チュニス&カルタゴ観光
27日 スース&エルジェム観光
28日 TU300便 チュニス→マルタ マルタ泊
マルタ観光 夜 友人と合流
29日★マルタ観光
30日★フェリー マルタ→カターニア カターニア泊
31日 カターニア→シラクサ観光→カターニア
IG435便 カターニア→ローマ
JL400便 ローマ→成田(翌日着)
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- エールフランス エールイタリ (運航停止) JAL チュニス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは宿泊先のスリーマからバスで首都のヴァレッタへ。カフェやレストラン、様々なお店で賑わうリパブリック通りを歩きつ、聖ヨハネ大聖堂へ
リパブリック通り 散歩・街歩き
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マルタはオスマントルコと戦い続けたマルタ騎士団が本拠地とした島。そしてヴァレッタは1565年のトルコ軍によるマルタ攻略の「大包囲戦」の後、難攻不落の都市となるように建設された城塞都市。そのマルタ騎士団の守護聖人、聖ヨハネに捧げられたのがこの大聖堂。簡素な外観は剛毅な騎士団を表しているよう
聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会
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もっとも内部は豪華絢爛。宗教画や緻密な装飾で埋め尽くされている。そりゃあイスラム勢力のトルコと最前線で戦うわけだから、キリスト教各国からの寄進はかなりのものがあったはず。騎士団員だって、各国の貴族たちが集まっているのだから資金力は相当なものがあったんだろう。床一面に埋め尽くされているのは騎士たちの墓碑
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ヴァレッタを馬車で廻るのはいかが、ってことで馬さんたちが観光客を待っている
馬車 (バレッタ) その他の交通機関
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思いの外、アップダウンのあるヴァレッタの旧市街。真っ直ぐな長い道の両側には趣のある歴史を感じさせるような建物が並んでいる
ヴァレッタ市街 旧市街・古い町並み
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旧市街を海岸方向へ。目の前には岩だらけの武骨な海岸が広がっている。右手にローアー バラッカ ガーデンみえる
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城塞都市の面影を色濃く残すヴァレッタの街を歩き続けていく
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ヴァレッタの街並みの写真で存在感が際立っているのがカーマライト教会のクーポラと聖ポール教会の尖塔。まさに城塞都市っていう重厚さで観る人を圧倒する
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今では最新式にバスが導入されているようですが、当時のマルタ中を走っていたのがレトロな黄色いカラーリングの旧型バス。1950年代とかの古いハリウッド映画に出てくるようなレトロなかわいいやつ(笑)。なんでも「となりのトトロ」の猫バスのモデルになったという話もあるんだとか(あくまで噂)。
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猫バス?に乗って向かうはTarxien神殿。ここは前日に訪れた郊外のĦaġar Qim神殿やMnajdra神殿と違って街中にあるのでアクセスしやすい、はずってことで
タルシーン神殿 城・宮殿
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街中に巨石文明の遺跡があるのは何か不思議な感じ。1914年に農民によって偶然発見されたっていうことなので、100年ほど前は住宅もほとんどない、のどかな村だった
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マルタの遺跡はおなかいっぱい。バスで移動してやってきたのはマルサシュロック
マルサシュロック湾 海岸・海
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マルサシュロックで有名なのがカラフルで伝統的な漁船ルッツ。色とりどりの船が漂う港は風情があってなかなかのもの
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地元の漁師さん? ルッツの係留作業中ですか?
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船乗りの町ということもあって、村の教会の屋根の上にはルッツに乗った聖母の姿が
マルサシュロック教区教会 寺院・教会
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さくっと観光を終えて夕方にはホテルへ。湿気がなくカラッとしているもののまだまだ十分暑い。初日はプールで泳ぎましたが、この日はホテルの前の海で泳ぎます
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もっともマルタにはごく一部を除いて砂浜はありません。岩場から海に入るのが基本。ってことで、左端にあるような手すりがあったりします
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宿泊したスリーマはヴァレッタの北東海岸沿いに広がる街。対岸のサンジュリアン方面の遊歩道も整備されていて気持ちがいい
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翌日は午後のフェリーでシチリア島に向かう。「海水浴だけでいいんじゃない」という友人をを説得し、バスで古都のイムディーナへ。猫バスの車内はきわめてシンプル。残念ながらエアコンなどは装備していません
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ちなみにオオボケかましてます。何を思ったのか、イムディーナに向かうバスとは反対方向で待ち続けるという大失態。大幅に時間をロスした上で、城壁に囲まれた街イムディーナのメインゲートに到着です
メイン ゲート 旧市街・古い町並み
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ここはヴァレッタに先立って16世紀に首都がおかれたという歴史のある街。メインゲートを抜けると、1730年建造のバロック様式の館ヴィヘーナ邸がみえてくる。現在は国立自然史博物館ということですが、時間がないのでパスして先に進もう
国立自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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オールドシティと呼ばれるかつては騎士団員が闊歩した街だけど、メーンの道を外れれば人通りもなくてどこか寂しげ
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マルタらしい2つの鐘楼を持つ大聖堂。伝説によれば4世紀にはすでに小さな教会がたっていたとも
聖パウロの大聖堂 寺院・教会
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広場を挟んで立つ大聖堂付属博物館を見学したら大急ぎでバスに乗って宿に戻ります
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ホテルに戻ったのは12時15分。シチリアへの船は15時発で、14時にチケットをピックアップする必要がある。小心者でちょっと焦り気味の私、友人は余裕の表情でもう一度海水浴。結局私は12時45分には海から出てシャワーを浴び、友人を待ちましたが、彼が戻ってきたのは1時10分ごろ。13時25分ごろにホテルを出て、バスを待つ
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が、こういうときはバスがなかなかこないもので、ようやく13時40分ごろにバスがやってくる。結局、ヴァレッタ着は14時。フェリー乗り場が意外に遠く、ようやくたどり着いたのは14時25分ごろ。ちょっと焦ってイライラしつつも写真を撮ったりして
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ということで、ヴァレッタの港から3時間の船旅でイタリア・シチリア島のカターニアに向かいます。船の乗客はほとんどイタリアというかEU圏の人たち。マルタのEU加盟は翌年だったけれど、彼らの出入国はかなり簡略化されていた。一方で珍しい東洋人はしっかり出入国検査が必要です。結構、珍しくしっかり審査をされました
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おまけ)シチリア行きのフェリーのチケット。チケット代は30マルタリラ、当時の1マルタリラ300円くらいだったから9000円くらい
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