2017/04/21 - 2017/04/24
99位(同エリア465件中)
いちごさん
【マイサン(馬耳山)】の奇異な山容と、その麓にある神秘的な【タプサ(塔寺)】を実際に見てみたい~と以前から思っていたのですが、とうとう、その地を訪れることができました。
【マイサン(馬耳山)&タプサ(塔寺)】は、韓国の真ん中あたりにあって、アクセスが、結構、不便。
公共交通機関で行く一般的なルートは、チョンジュ(全州)から高速バスでチナン(鎮安)へ。
チナン(鎮安)で便数の少ないマウル(村)バスに乗り換えて、やっと到着。
玄関口のチョンジュ(全州)でさえ、インチョン(仁川)でも釜山でも、高速バスで3時間以上かかるので、なかなか思いを叶えられずにいました。
今回は、たまたま・・・ではなくて狙って、【プッチョニム オシンナル(仏様がいらっしゃった日)】(旧暦 釈迦誕生日)の10日前に来たので、たくさんの提灯に彩られて、普段とは、ちょっと雰囲気の違う【タプサ(塔寺)】に出会えました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初日、高速バスの車窓からマイサン(馬耳山)の山容を見て大、大、大感激!!!
・・・・・したのは、釜山からチョンジュ(全州)への移動中、チナン(鎮安)あたりを通過した時でした。
ここから見ると、ホント~馬の耳。
左側の尖がった方がお父さん峰の、雄馬耳峰 (680m)、右側がお母さん峰、雌馬耳峰(686m)で、夫婦峰とされています。 -
今日は、【マイサン(馬耳山)】の2つの峰の間に建つ【タプサ(塔寺)】と【ウンスサ(銀水寺)】へ行きます。
チョンジュ(全州)市外バスターミナルからチナン(鎮安)行きのバスは、15分に1本くらいの間隔で運行されています。
所要時間は40分あまりで、私たちは、【チナン(鎮安)バスターミナル】に9:15ころ着きました。
ここから便数の少ないマウル(村)バスに乗り換えるのですが、【タプサ(塔寺)南部駐車場】行きは、9:20。その後は、13:30、17:10・・・もう~笑うしかない。
やばい~~~乗り換え、5分しかない(>_<)
チョンジュ(全州)でバスに乗る時も、ちょうど出発直前だったのでスグに乗り込んで、そこから40分間、ずぅ~っとトイレをガマンしてきた友。
これ以上ガマンせい~!とは言えません。
友だちはトイレへ走って、私が切符を買って・・・ホント、焦ったけどセーフ(^_^;) -
20分あまりで【タプサ(塔寺)南部駐車場】に到着。
とうとう来た~!!!感激もひとしおです。
山の反対側には【北部駐車場】があって、そちらからもタプサ(塔寺)やウンスサ(銀水寺)へ行くことができます。
で、バスの便もそちらの方が、1時間に1本くらいあって断然、便利。
でも、駐車場からお寺へのルートが辛そう、、、っていうか、私にはムリ。 -
南部駐車場から【タプサ(塔寺)】までの参道は、約1.6km。
ちなみに、北部駐車場からは1.1km。
南部駐車場からの参道は、長いけど、ダラダラとしたゆるやかな上り坂。
それに対して北部駐車場からは、階段、階段、また階段、、、ひたすら階段を昇り続けなければなりません。
どちらを選ぶかは、お好み次第。 -
料金3000w(≒300円)を払って参道を歩きだします。
入り口近くには、地元の産物やお菓子を売る屋台や、食事が出来るお店が軒を連ねていたけど、少し歩くとマイナスイオンがたっぷりそうな山の中の道になります。 -
まだ遠いのかな~?と先が見えず、ちょっと気弱わになったところに池が。
【タビョンチェ(塔影堤)】馬耳渓谷から流れ出る水がたまって作られた貯水池です。
ここから、手前の小山の向こうにマイサンの2つの峰が見えます。
ここから見る耳は可愛くて、タヌキかブタの耳に見えるけど。 -
今日は4月23日、ほとんどの地域で桜の季節は終わっているけど、こちらでは、まだ花が咲いていてキレイな景色を見せてくれます。
-
貯水池と周りに植えられた桜並木が、ダラダラ歩いてダラダラしてきた気持ちをリフレッシュしてくれる。
案内板によると、ここからお寺までアト1km。 -
貯水池と桜並木の癒し効果が絶大で、長い参道を覚悟して歩いていたら、思いのほか早く入り口に。
えっ!!もう~!? -
写真で見たりテレビで見た【タプサ(塔寺)】が目の前。
横に大きくせり出している岩が、お母さん峰の雌馬耳峰です。 -
正面に見える尖った山が、お父さん峰の雄馬耳峰。
そして、境内には色とりどりの提灯が。
ずぅ~っと見たかった【タプサ(塔寺)】と、好きな提灯のコラボ。
ダブル感激です。 -
境内には、大小さまざまの石塔が並んでいます。
その異様な様は、私の心に大きなインパクトを与える。 -
【タプサ(塔寺)】が神秘的と言われるゆえんです。
ここにある石塔は、李甲竜という人が朝鮮後期(1885年)に入山して、修行のため【ウンスサ(銀水寺)】に滞在していた時、夢の中で神の啓示を受けて積み始めたのだそうです。
李甲竜さん、ひとりの手で、10年の間に120もの石塔を積んだということです。
現在、残っているのは80あまり。 -
日本でも、山頂や登山の道標として山では見かけます。
あと、霊場と呼ばれるような所での、慰霊とか鎮魂とか。
昨年、ソウル近郊のナマンサンソン(南漢山城)へ行った時、山城なので少し上りではあるものの大した山ではなかったけど、登り口に安全を期してか、ケルンがありました。
ガイドさんの勧めで私も積んだけど、塔を壊さないよう、たったひとつの石を上に載せるだけで、スゴい神経使いました。
よく、ひとりで、このようなモノを・・・・・
そういえば、韓国ではたまに見かけるけど、ここまで高くて大規模なのは見たことがない。 -
奥に見えるのが【大雄殿】、、、本堂です。
私は、石塔の奇妙な風景と可愛い提灯に魅せられて、ここがお寺だという事を、もう~、すっかり忘れています。
本堂の写真が1枚もない~(^_^;) -
この石塔は、接着剤やセメント類などで固めたりはしていないのに、100年以上崩れも倒れもせずに立っているのが不思議とされています。
だから、パワースポットなのだそうです。
ホントに不思議です。
見るからに不安定そうな出で立ちなのに。 -
そんな、ちょっと、おどろおどろしい感じもする【タプサ(塔寺)】ですが、この時期、提灯で華やぎます。
コミカルで可愛くさえ見える。
陰と陽が同時に出現したような。 -
カーニバルな雰囲気。
-
【タプサ(塔寺)】にある石塔で、一番大きい石塔【チョンジタプ(天地塔)】
本堂の後ろにあるので、山の際に造られた階段を上まで登ったら近くまで行けます。
高さは、おとなの背丈の3倍あるそうで、どのようにして積み上げることが出来たのかは、謎だとか。 -
母や友だちの心配を振り切って、思い切って来て良かった~と再び思えました。
ごめん~!!
では、【馬耳山塔寺】の道標の横から延びる階段を上って、【ウンスサ(銀水寺)】経由、【北部駐車場】へ向かいます。 -
タプサ(塔寺)から坂を登ること、300m。
【ウンスサ(銀水寺)】到着。
横の岩は雌馬耳峰、正面に見えるのが雄馬耳峰。 -
タプサ(塔寺)、ウンスサ(銀水寺)は、雌馬耳峰と雄馬耳峰の間に建てられています。
山の岩肌のくぼみは、タフォニと呼ばれる風化穴で馬耳山の特徴だそうです。
タフォニを知るために、ネットで検索したら出てきたタフォニの写真、なかなか気持ち悪い、、、和歌山にある【高池の虫喰岩】、正視できない(^_^;) -
【ウンスサ(銀水寺)】の境内も提灯、花盛り。
提灯の奥、ホンモノの花が真っ盛りの大きな木は、ウンスサ(銀水寺)に2つある天然記念物のひとつ、【銀水寺青実梨の木(天然記念物386号)】だと思われます。
咲いているのは梨の花。
樹齢650年以上の梨の木には、秋になったらどれだけの実がなるのでしょう。
もうひとつの天然記念物は【銀水寺ツルマサキ】です。 -
【ウンスサ(銀水寺)】の正確な創建年は不明で、朝鮮時代初期にはサンウォンサ(上院寺)、中期にはチョンミョンアム(正明庵)と呼ばれていましたが、ウンスサ(銀水寺)に改名された確かな記録は無いのだそうです。
ウンスサの名前の由来は、朝鮮1代目王の太祖がここを流れる水を飲んだ際に、水がまるで銀のように清くきれいであると言ったことから付けられたと言われています。
ここから雌馬耳峰のタフォニがよく見える。
でも、見たくない~(>_<) -
正面に見える雄馬耳峰に向かって登ります、、、階段を。
-
キレイに歩きやすく整備された階段だけど、キツイことには変わりない。
-
ウンスサ(銀水寺)から600m、二つの峰に挟まれた地点、【チョヌァンムン(天皇門)】を目指して、ひたすら階段を昇り続けます。
【チョヌァンムン(天皇門)】までさえ辿り着けたら、あとは下り、、、がんばれ~!!ワ・タ・シ -
上の方から階段を下りて来られる人々ともすれ違います。
北部駐車場から昇り始めた人たちで、【チョヌァンムン(天皇門)】からは、下りになります。
この時は何も感じなかったけど、北部駐車場へ下って降りた今は尊敬します。
よく、あんな、スゴい階段を昇って来られたと。 -
よう~やっと、階段昇りきって【チョヌァンムン(天皇門)】到着。
覚悟していたとはいえ、辛い修行でした(^_^;)
奥に見える階段は、雄馬耳峰にある【ファオムグル(華巌窟)】という洞窟?岩の裂け目?(行っていないので分かりません)へ通ずる道。 -
左下の【南部駐車場】から薄紫色の道を歩いて、右上の【北部駐車場】へ行こうとしています。
黄色の直線が指し示している箇所が、現在地。
ここから、雌馬耳峰の山頂へ登るための、天にも通じているかのような階段が見えるけど、モチロン、passです。 -
ここからは、待ちに待った下り。
【北部駐車場】目指して、どんどん階段を下りて行きます。
でも、下から昇って来る人の方が、多い(@_@)
上りでなくて下りで良かった~♪と、心底思える長~~~い階段。 -
結構、お年寄りのお祖母ちゃんもいらっしゃるし・・・・・
ここは、もう~大分、下まで下りて来た所だけど、すでに、はぁ、はぁと手すりに身体を預けるようにして昇っているオジサン・・・・・
上まで無事にたどり着けるか、心配になる。 -
長~~~い階段も終わって、緩やかな坂道に。
階段が終わったら、スグ目の前が【北部駐車場】かと思いきや、なかなか~ -
どこまで続いてるの~?
どんだけ歩くの~?
途中、道の右下の方に観光バスの駐車場が見えて、そこへ降りる階段があったから、やっと駐車場かぁ~と思って階段を降りたのがミスコース。
観光バスは何台も停まっていたけど、いわゆる【北部駐車場】ではなかったみたいで。
でも、また元の道に戻るには、心が萎える急な階段。
そのまま整備された広い道路を適当に歩くけど、駐車場らしきものも見えずに、先行き不安。 -
道行く人に聞きながら・・・・・と言っても韓国語なので、分かったようで分からない。
根掘り葉掘り聞くことが出来ないので、もどかしい。
ミスコースだからか、正しいルートでもここを通るのか、今となっては分からないけど、とてもステキな貯水池の傍に来ました。
貯水池から見る【マイサン(馬耳山)】、めっちゃキレイな風景です。 -
貯水池の周りを囲む柵がおシャレだし、アチコチに桜の花も咲いていて、ここから見る【マイサン(馬耳山)】は、猫の耳みたい。
ミスコースで、よけいな所をいっぱい歩いた疲れも、一気に吹っ飛びました(*^_^*) -
貯水池の堤から後ろを振り返ると、広い公園があって、芝桜がキレイに咲いています。
目指す【北部駐車場】は、この公園を越えた先にありました。 -
なんとか【北部駐車場】へ着きました。
遠ぉーかった。
ここから出発するルートにしていたら、【タプサ(塔寺)】へは辿り着けていなかったでしょう。 -
駐車場からも【マイサン(馬耳山)】が望めます。
見る場所によって、少しずつ形を変える【マイサン(馬耳山)】、どこから見ても魅力的です。
このあたりからは、ロバの耳か? -
【北部駐車場】バス乗り場。
管理事務所の向かいの植込みの中に、ポツッとこれが立ってるだけ。
事務所の方に聞かなかったら、見逃しています。
っていうか、聞いたけど見つけられなくて、2度聞いたバス停です。
ほかの方の旅行記を読むと、工事中のための、臨時のバス停みたいです。
【チナン(鎮安)バスターミナル】行き、12:30に乗ります。
左の列が出発時間、右の列はチナン到着の時間です。 -
バスの出発時間まで中途半端に時間があるので、管理事務所2階のカフェで軽食を。
バス停近くなので、ギリギリまでここでくつろぎました。 -
12:40、【チナン(鎮安)バスターミナル】着。
【チョンジュ(全州)バスターミナル】行き、12:50発のバスに乗れます。
まだお昼だけど、じつは、急いでいます。 -
チョンジュ(全州)へ戻ったら、15:00発のバスで【キョンジュ(慶州)】へ移動します。
【キョンジュ(慶州)】までは、高速バスで約2時間の道のり。
今宵のホテルは、【キョンジュ(慶州)】にあります。
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