2017/04/21 - 2017/04/24
108位(同エリア452件中)
いちごさん
2日目は、チョルラプット(全羅北道)にある【コチャン(高敞)】へ行きます。
チョンジュ(全州)からは、南の方へバスで約1時間30分の所にあります。
で、コチャンはウナギが有名で、行かれた方の旅行記を読んでも、みんな口をそろえて「美味しい~」とおっしゃっています。
私もウナギにはスゴく心惹かれるけど、チョンジュから日帰りなので食べるとしたら昼食。
スケジュール的にどうなるか分からないので、ウナギは食べられたら~ということに。
では、何をしに行くかというと、
チョルラナンド(全羅南道)の【ファスン(和順)】、インチョン(仁川)の【カンファ(江華)】とともに、2000年に世界文化遺産に登録された【コインドル(支石墓)】
そして、お釈迦様の誕生日(旧暦)間近の【ソヌンサ(禅雲寺)】
ドラマや映画のロケ地として時代劇に登場する【コチャン ウプソン(高敞邑城)】
を見に行きます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宿泊した【アリランホテル】
1人1泊 税・サービス料込みで、¥3740という庶民にはうれしい価格。
しかも、無料の朝食付きです(*^_^*)
朝食の時間は7:00~だけど、私たち、8:37のバスに乗りたかったので、ちょっと早かったけど朝食会場へ行ってみたら、階段で職員さんとすれ違って「どうぞ~」と温かいお言葉。 -
朝食はビュッフェ方式。
とはいうものの、宿泊代が宿泊代だし、しかも無料。
どこかのホテルのような豪華なものとは格が違うけど、でも十分。
ホテル周辺の食事処はバスターミナルまで行けばあるけど、ホテルで食べられるならそれに越したことはないし。 -
少し時間が早かったせいもあり、2人貸切りでありがたくいただきました。
8時過ぎ、37分のバスに乗るべくホテルを出発。
ホテル前の道、右に行っても左に行ってもバスターミナルへ行けるけど、昨日チェックインの時、左から来たので今朝は右へ出てみます。
どちらが、距離、時間が短いか~今後のために、ここで調査。
結果は、同じくらい・・・・・(^_^;) -
小さい赤丸が、今いる【チョンジュ(全州)】
南へ下がった大きい赤丸が、これから向かう【コチャン(高敞)】です。
郡の北の方は海(ソヘ(西海))に面していて、干潟や湿地が広がっています。
それは、見たことがないような広大な干潟だそうで、潮干狩りや塩田体験も出来たりするそうです。
また、郡の南の方には【ハゴォン(鶴苑)観光農場(青麦畑)】なるものがあって、春には緑色の麦が、夏はひまわり、秋は白い蕎麦の花が約100万㎡の丘陵地に植えられていて絶景を見せてくれるらしい。
この時期、畑では青い麦が一面に穂を揺らしている事でしょう。
が、私たちは公共交通機関利用者。
ザンネンだけど、行ける範囲に限りがあります。 -
というわけで、【コチャン(高敞)】の定番観光地を観光するべく、【チョンジュ(全州)市外バスターミナル】から公共交通機関のバスで8:37、しゅっぱぁ~っつ!!
-
10時ごろ、【コチャン(高敞)共用バスターミナル】へ到着。
市外バスも高速バスもこちらから、さらに、市内へのバスの発着場です。 -
まずは、帰りの【チョンジュ(全州)】行きのバスの時刻をチェック。
何時になるか分からないので切符は買えないけど、時刻表を写真に撮っておくと覚えなくてもいいから便利。 -
では早速、【コチャン(高敞)】の街へ~!!
バスターミナル前でタクシーに乗って、【コインドル(支石墓)博物館】へやって来ました。
世界文化遺産【コチャン コインドル(高敞 支石墓)遺跡群】は広範囲に渡っていて、6つの観光コースが作られています。
それらを見るのは無料なのですが、このチケット売り場では博物館への入場券と探訪列車の乗車券が売られています。 -
世界遺産だからと【コインドル(支石墓)】を見には来たけど、それが何なのか~、まっ!お墓だということぐらいは知っていたけど、それ以上の事はほとんど分かっていません。
世界遺産でコインドルといえば、韓国ではインチョン(仁川)市のカンファ(江華)にあると思っていました、、、ガイドブックでも、よく見かけるし。
機会があったら1度行ってみたい~とも思っていました。 -
もちろんカンファにもあって、そこが有名ですが、他にもチョルラド(全羅道)のファスン(和順)、そしてここコチャン(高敞)の3ヶ所を合わせて世界遺産に登録されたのだという事を、この旅行の計画段階で知りました。
そして、なんと~!!コインドルは日本でも発見されています。
長崎県南島原市の原山支石墓群など九州北西部に多く見られるそうですが、全国各地にあるのだとか・・・・・へぇ~そうだったのか~ -
私のように【コインドル(支石墓)】の事、何も知らなくて来たものは、まず博物館に入って少しでも勉強してくるほうがいいらしいのですが。
じゃないと、ただの石ころにしか見えないそうです・・・・・確かに~(^_^;)
でも、【モロモロ列車】(探訪列車)の出発時間が迫っています。 -
【モロモロ列車】は、博物館とコインドル群間(1~5コース)を往復している列車という名前の自動車です。
出発時間は、午前10:30~午後5:30の毎時30分(12:30は除く)・・・・・11月~2月は午後5:30の運行はありません
所要時間 30分で、料金は おとなw1000(≒100円) -
10:30発を逃したら次は1時間待ち。
運行距離は2キロということだから歩ける距離ではあるし、モロモロ列車からの車窓見学では景色が通り過ぎて行くだろうし、歩いて、じっくりゆっくり見たいところですが。
まだ、最初の訪問地なので、ここで時間や体力を消費してしまう訳にはいかなくて。 -
ちょうどうまい具合に、出発の10分前くらいに着いたので、迷わず【モロモロ列車】に乗ります。
ただ、ギリギリ過ぎて、ほとんどの席は埋まっていたけど、車両の連結部分に2人席が空いていたので良かった~♪
席に座りこんだのと当時に発車~!!しました。 -
ホームページからお借りした観光コースの地図によると、
第1コースから第5コースはコチャン川(高敞川)に沿って並んでいます。
第6コースだけが、博物館の東方向に離れています。
【モロモロ列車】の運行は、コチャン川に沿った道路をまず右の第1・第2コース方向に。
Uターンして中央の第3コースあたりで10分停車。
再び動き出した列車は、左の第4・第5コースへ。
Uターンして博物館前に戻ります。 -
ここを真っ直ぐ進んで行きます。
歩いての見学も、この道を行きます。 -
真っ黄色に染まった菜の花畑がキレイです。
-
道の突き当たりに案内所があって、ここから遺跡群エリアに入って行きます。
-
まずは右折。
右折してスグだから、第2コースあたりかな?
韓国では【コインドル】と呼ばれていますが、ドルメン、支石墓ともいい、コインドルは韓国の青銅器時代(紀元前1000年)を代表するお墓の形式です。
全世界におよそ8万基あって、このうち韓国では約3万基、世界のコインドルの40%以上にあたる数が発見されているそうです。 -
今、通っているのはどのあたり?
ラクして車窓見学している報いで、案内板を見ることも出来ないし(案内板には日本語文あり)、確認もできない~(^_^;)
モロモロ列車内では案内放送をしているけど、韓国語なのでザンネンながら意味不明。 -
【コインドル(支石墓)】は形態によってテーブル式支石墓、碁盤式支石墓、蓋石式支石墓に区分されるそうです。
韓国北部【カンファ(江華)】の代表的なコインドルは、2つの支石が巨大な上石を支えているテーブル型、、、【コチャン(高敞)】では第6コースに見られるということです。
これは、碁盤式かな?
埋葬部が地下にあって、周囲に支石を並べて大きな上石を載せたものです。 -
蓋石式?、、、遠目なので下の方がよく見えないけど。
蓋石式は、地下の埋葬部の直ぐ上を上石で覆ったもので、日本の九州で見られるのは、この形式だそうです。
もう~、第1コースのあたりに来たのかな?
べつに、何の根拠もないのですが。 -
【コチャン(高敞)コインドル遺跡】は、世界で単位面積当たりの密集度が最も高いのだとか。
また、韓国で見ることのできるすべての種類のコインドルが、コチャン(高敞)一つの地域に集まり分布しているのだそうです。
そろそろ、Uターンです。 -
中央の第3コース付近でモロモロ列車が止まりました。
説明もよく分からないけど、みんな降りて思い思いの所へ向かっています。
10分間の停車で、乗客は列車を降りてコインドルに近付いて、間近に見せてくれるようです。
こんなイキな計らいがあるとは思ってもみなかったので、喜びもひとしお~♪ -
でも、第3コースは、ずぅーーーっと奥のほうまで広がっているので、10分間でどうこう出来るものではありません。
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出発時間に遅れないよう、周辺だけを見てまわります。
-
それでも、少しの間でも静止して、目の前で見られるのは、やっぱりいい~♪
私のにわか勉強によると、これは蓋石式?
知らなければ、ホントにただの石。
どっかで見た事あるような・・・・・ -
再び列車に乗って、今度は、左の第4・第5コース方向へ。
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第4コースは、コインドルの材料となる岩を採取した石切り場だそうです。
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奥の第5コースへと進んで、そこでUターン。
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第5コースはコインドルが最も密集している所で、血縁者などの共同墓地か、支配階層の集団墓地ではなかったかと、考えられているそうです。
もっとも、モロモロ列車の車窓見学の私には、それぞれのコースの差別化もまるで実感出来なかったのですが。 -
後で知ったことですが、博物館から約1km離れた第6コースではテーブル式1基、碁盤式2基、蓋石式2基の全ての種類のコインドルを見ることができるそうです。
第6コースへ行かなかったことは心残りではあるけれど、他のコースのモロモロ列車での見学には満足しているし・・・・・
ということで、ザクッと見学しました。
「コチャンのコインドル遺跡群を見て来た~」と言うのも、おこがましいくらいにザクッと。 -
では、先を急ぐので次の目的地【ソヌンサ(禅雲寺)】へ向かいます。
・・・・・と思ったけど、タクシーが来ません。
市内バスの最寄りの停留所はないので、タクシーに乗るしかないのですが・・・・・
結構待ったけど、みなさん、マイカーや観光バスで来る人ばっかり。
ここで、こうして無駄に時間をつぶす訳にもいかないので、売店のオバサマにSOSを。 -
「ここからソヌンサ(禅雲寺)へ行きたい~」という私たちに、とても親切に対応してくださいました。
1人目の知り合いの運転手さんは、今日はお休みだとか。
2人目の知り合いの運転手さんが来てくれることになりました。
店内のテーブル席を勧めてもらって、座って待たせてもらいました。
ほんとうにありがたかったので、w1000(≒100円)のお菓子を買いました。
気持ちは、その何倍も何十倍もあったのですが、荷物になるのが嫌だったので(^_^;)
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