長野の奥座敷　上高井郡小布施　散策

2017/06/14 - 2017/06/14

　長野市の北側に行ってきました。中野市で仕事を午前中に片付け午後から３時間フルに動きました。上高井郡小布施に行き、岩松院や浄光寺に行ってきました。この岩松院は、本堂の天井に葛飾北斎が描いた「八方睨み鳳凰図」が有ります。必見です。

エリア 中野・小布施(長野)

岩松院は、「福島正則の霊廟」です。武将福島正則公は、豊臣秀吉の重臣です。

仁王門

通過します。

いよいよ本堂です。

21畳敷もある迫力の天井絵「大鳳凰図」

この本堂の大間天井絵が有ります。

八方睨み鳳凰図です。どこから見ても睨まれています。色彩も素晴らしく綺麗でした。間口6.3ｍ、奥行5.5ｍの大画面を12分割し、床に並べて彩絵した後、天井に取り付けられた「大鳳凰図」は、朱・鉛丹・石黄・岩緑青・花紺青・べろ藍・藍などの顔料を膠水で溶いた絵具で彩色され、周囲は胡粉、下地に白土を塗り重ね緊迫の砂子が蒔かれています。

蛙合戦の池

本堂内は、撮影禁止ですので、外から本堂内を撮影

先ほどのお庭は、蛙合戦の池です。

福島正則公の廟

小林一茶が、この蛙合戦を見て「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と詠んだ。

岩松院　ご朱印

今回は、ご朱印帳も購入しました。

続いて、浄光寺薬師堂へ行きました。

薬師堂(室町初期1408年建立)

この石段も昔のままだそうです。

茅葺き屋根の入り母屋造りで、天下屈指の最優秀作といわれる蟇股（かえるまた）や巻き込み渦文の多い木鼻、外陣天 井を化粧屋根裏とした手法等にすばらしい技術が見られ、特に板壁に残る極彩色の仏画、内陣柱上の斗供（ときょう）などは優秀で室町時代初期の代表的な建築 と高い評価をいただいております。

薬師如来様

薬師瑠璃光如来十二神将 通称「お薬師さま」と呼ばれる薬師如来は詳しくは薬師瑠璃光如来と申し、人々の寿命を延ばすことを本願とする二世（現世と来世）利益の仏様です。