2017年5月　墾丁と関子嶺温泉　3泊4日

2017/05/11 - 2017/05/14

台風の影響を受ける前に･･と、墾丁まで行って来ました。

滞在中は天候に恵まれて、夏の日差しと白い砂、青い海を堪能しました。

特に今回は、リーズナブルな値段でシーザーパーク墾丁に宿泊し、プライベートビーチのような小湾の砂浜を利用できてリッチな気分で過ごせました。
白砂湾のビーチの白さも忘れられません。

墾丁に２泊のあと、関子嶺温泉に１泊したのですけど、墾丁で日焼けしたので、痛くて痛くて名物の泥温泉を堪能できなかったことが心残りでした。

エリア 墾丁国家公園周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 バイク 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発は８時５０分、ＪＡＬ９７便。
いつものＪＡＬサクララウンジでワインを一杯。

今回はＴＵМＩの免税店に立ち寄り１年前から狙っていたリュックを購入。

安くなってろ！安くなってろ！と渡台の際、毎回チェックしていたＴＵМＩの免税店。

ようやく買えた！
収納が多くて素晴らしいリュック。

次回から台湾に行くときのお供だ。

台北松山空港には定刻の１１時半に到着。

台北駅へ向かう途中、地下鉄の善導寺駅で下車して天和鮮物で買い物。

焼葱の入った鴨油。
今回は３本買った。
炒飯や炒め物を作る時に使うとコクと風味が深まって料理が美味しくなる。

１５時１０分。

台湾高鉄で台北駅から１時間半、高鉄左営駅に到着（１３４０元）。

高鉄左営駅からは、墾丁快線（９１８９路線）に乗車。

復路はホテルの無料シャトルバスを利用する予定なので、チケットは墾丁まで片道を購入（３９１元）。

２時間半で終点の小湾に到着。

恒春を過ぎた頃、運転手から「どこまで行くの？」と聞かれたので「小湾！」と。
小湾は墾丁快線の終点。

停留所の前がシーザーパーク墾丁でした。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

案内された部屋は３階建の２階。
広くて明るくて清潔でバスタブが特徴的でした。
アメニティーも十分で、水のペットボトルは１日４本で毎日補充されました。
もちろん、トイレはウォシュレット機能付。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

海側の部屋でしたが、低層なので海を見ることは出来ません。
このホテルは中廊下を挟んで両側に部屋があるつくり。

海側よりもプール側の方が眺望があって値段も高いのですが、風通しのいい海側の部屋でも十分満足でした。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

寝室。
テレビの掛けられた壁にはエコカラットが使われていて何となく気分がいい。

墾丁では評価の高いホテルですけど、割安で泊まれてラッキーでした。
（ＨＯＴＥＬＳＣＯＭから事前決済で２泊朝食付　２８８６２円）

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

休憩後、墾丁大街をぶらっと散歩。
ホテルと墾丁大街を往復しても４０分位。

帰りにホテルの並びにあったピザの屋台「ＰＩＺＺＡ　ＳＷＥＬＬ」で夜食用の海鮮ピザを購入。
何軒かあるピザ屋台の中でもクチコミで評判の良かったお店。

１５分位で焼きあがるので、商品を選んでお金を支払い番号札をもらってその場で待ちます。

墾丁夜市 市場

これが海鮮ピザ。
生地が薄くてどうかと思いましたけど、まずまず美味しかったです。
１枚２５０元。

墾丁夜市 市場

墾丁大街のコンビニでワインをゲット。
フロントにワイングラスとオープナーを頼んだら、上品にもこんな紙袋で届けてくれた。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

翌朝、早起きしてホテルの周囲を散歩。
道路を挟んで向かい側にある小弯ビーチに。

静かで穏やかなビーチ。

清々しくて気持ちがいい。
波の音を聞き入ってしまう･･･
今日は午後からこのビーチを堪能しよう･･･

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

墾丁のランドマーク、標高３１７ｍの大尖山も見えました。

ホテルのプールも散策。
今回は時間がなくて利用できなかったけど、なかなか素晴らしいプールだった。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

朝食会場。
広い会場だけどクチコミで混雑するようなことが書かれていたので開場の７時ちょうどに入場。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

案内された席は窓際の席。
眺望がいいとは言えないが、明るくてリゾートに来た！と感じられた。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

朝食は品数が多くどれも美味しかったけど、その中でもライブキッチンの担仔麺はとても旨かった！

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

麺を選択すると、シェフが湯がいて出汁をかけてくれる。
味付けは好みに応じて自分で調合するが、シェフが無言で指差した調味料、唐辛子、魯肉をかけてみたら、最高に美味しかった。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

８時半になって墾丁大街でバイクをレンタル。
バイク屋は墾丁大街に結構ある。
１２時間のレンタルにしたが、実際には５時間位で予定していた場所は全て周れてしまった。
安くなるなら６時間で十分だと思った。

まずは鵞鑾鼻（ガランピ）公園に向かって南へ走る。

これは途中で見た船帆岩。
ポツンとあるけど存在感のある岩なのでググってみたら、陸地から海中へ転落してできた珊瑚礁の岩らしい。

墾丁大街から鵝鑾鼻公園（ガランピ）公園までバイクで２０分。
鵝鑾鼻公園は台湾最南端の岬。
バシー海峡を隔てた向こう側はフィリピンだ。

入場すると正面はゴルフ場のような雰囲気。

駐車場１０元。
入園料６０元。

早速、緩やかな坂道を登って鵝鑾鼻灯台に到着。

１９世紀末、鵝鑾鼻岬周辺では、台風で避難した外国船の乗組員が原住民に殺害される事件がたびたび起こったため、日本とイギリスの支援で１８８３年に建てられたのが鵝鑾鼻灯台。

原住民からの攻撃に備えたため、建物内に井戸を備え、周囲に高い壁と深い堀が巡らされた世界的にも珍しい武装灯台となった。

更に園内を散策。

入場券の裏に記載された地図はラフであてにならない。
地図通りに歩いたら道に迷ったので適当に散策することに。

これは非非道と呼ばれる１０ｍ位の通路。
珊瑚礁が隆起する過程で洞穴のようになったらしい。

こっちは古洞と呼ばれる洞窟。

これが有名な接吻岩。
波の浸食で接吻しているような形になったのだそうです。

鵝鑾鼻から恒春に向かう途中の砂島。

砂島の海岸（奥の方）は９８％が貝殻や珊瑚でできた砂浜。
とても美しい。

１時間で恒春に到着。
恒春は２年以上ぶり。

一番見事な南門だけはしっかり見て先を急ぐ。

南門から５分で出火に到着。
案内ではこんな激しい出火だが･･･

出火奇観 自然･景勝地

実際はこんな。

観光客はほとんどいない。

地中から天然ガスが漏れだしているのでガスの臭いはする。
けれど火はほぼ見えず。

恒春から交通の便が悪いので、敢えて訪れる必要ないかも･･･

出火奇観 自然･景勝地

恒春から鵝鑾鼻方面に戻るように約４０分走って、今回一番行きたかった白砂湾に到着。

白砂湾の入口は少しわかりずらいのですが、この２軒のお店の間の通路を入って行きます。

広い通りにも車やバイクの通行はあまりありません
どことなく日本の田舎の海水浴場という風情です。

海岸前の売店に到着。
静かな売店です。
ここにバイクを置かせてもらいました。

トイレやシャワーもあります。
シャワーは１０元です。

水着に着替えてお店の前の坂道を下りていくと･･･

白い砂浜登場！

白砂湾はまだあまり知られていない場所ですが、貝殻の砂が８５％という白い砂浜です。

５００ｍに渡って白い砂浜が続きます。
目がまぶしいほどでした。

ここでボーッと波の音だけを聞いていました･･･
癒されます。

白砂湾から後壁湖漁港に到着。
生魚片（刺身）が安くて美味しいというのでここで昼食に。

食堂は何店舗かありましたが、よくわからないので一番入口に近いこのお店（漁府）に決定。

炒飯は量が多いというので量を半分（料金は１００元→７０元）にしてもらい（これでも２人分位ある）、刺身は綜合生魚片（１００元で２０切れ）を注文しました。

水のペットボトル１本(１０元)込で合計１８０元。
安い！大満足！

後壁湖漁港の近くにあった台電の核能展示館に行ってみた。

ここには台湾で稼働中の３原発のひとつ、第三原発があった。

北部には、事実上、日本が建設中の第四原発もあるらしいが、台湾も日本同様、反原発が強くなり、第四原発の工事は２０１４年以降凍結されたままらしい。

勉強になった。

第三原発の近くには申し訳なさそうに稼働している風力発電機発見。

これで今日予定していた観光地は全て訪問したので墾丁に戻ります。

今日、１日付き合ってくれたマリンブルー号。

名前は勝手に決めたのですが、バイクの色はレンタルする時、墾丁の青い海の色が良くてこの色に決めました。

走行距離は１３０キロ。
所要時間は５時間半。

ホテルに戻って目の前の小湾ビーチへ繰り出した。

ここはビーチ内のシーザーパーク墾丁のエリア。
宿泊者は、部屋のカードを見せるとサマーベットやパラソルなどは何度でも全て無料。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

ここはシザーパーク墾丁が運営するバー。

値段が高いと思って自分はコンビニで買ったビールを持っていったのですけど、ここでは、ビールやカクテルなど安い値段で売っていたので、心配無用でした。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

青い海に白い砂。
墾丁最高～！

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

サマーベットで１時間ほどウトウトしてたら、かなり日焼けしてしまった。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

部屋に戻ってウエルカムフルーツをつまみに乾杯！
何とも充実してリッチな気分。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

夕方になって墾丁大街を散策。

墾丁夜市 市場

墾丁大街で気になったのは、東南アジア系のレストラン。
結構、数も多くて、このお店の前では、ダンスを披露して客寄せをしていた。

どこもオープンな感じで、怪しげな雰囲気はない。
メニューや料金が表に出ていたけど意外にリーズナブル。

ひとりじゃなかったら入ったと思う。

墾丁夜市 市場

ナイトクラブの数も多かった。
ハードロック系の音楽を爆音で流しながら、どういう訳か、こっちの客引きも東南アジア系の女の子が多かった。

墾丁夜市 市場

タトゥのお店も多い。

タトゥというと日本人は少し抵抗があるけど、台湾の原住民にとってタトゥは民族文化のひとつだ。

でも墾丁大街のタトゥは本物ではない。
色落ちしづらいペイントのようなもので描く観光客用のもの。
１カット１５０元から。

墾丁夜市 市場

ビールのお供にたこの脚の焼き物。
１００元。

注文して待つこと１０分。
焼き始めはこの位の大きさ。
食べ応えありそうでしたけど･･･

実際、焼きあがったら何と半分位の大きさだった。

墾丁夜市 市場

ホテルに帰って今回の墾丁で白砂湾の次に楽しみにしていたのがこれ！

台北の牛肉麺の大会で優勝した紅焼牛肉麺。
シーザーパーク墾丁の１階のラウンジで食べられます。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

これがその紅焼牛肉麺。

麺が全然違った。
出汁も濃くて肉も柔らかい。
また食べたい逸品でした。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

墾丁の最終日。

早起きしてさざ波の音を聞きに小湾ビーチで散歩。
あと１泊したいな･･･そんな感覚になりました。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

朝食は少しゆっくりで８時頃入場。

昨日の担仔麺があまりに美味しかったので。再び注文。

自分なりに味付けを工夫して、更にグレードアップしてから食べてみた。

それとライブキッチン行列していたベーコンも激ウマ！

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

１１時になってチェックアウト。

渡航前に予約しておいたホテルの無料シャトルバスで高鉄左營駅に向かう。
チェックアウト直前の出発（１１：３０）で便利がいいせいか、バスはほぼ満席。

揃い次第出発で１１時１５分にはホテルを出発。

シーザー パーク ホテル ケンティン ホテル

ちょうど２時間で高鉄左營駅に到着。
関子嶺温泉の最寄駅、高鉄嘉義駅に向かう。
４１０元。

高鉄嘉儀駅から関子嶺温泉の統茂温泉会館（トンマオスパリゾート）へ。
タクシーで４５分、７００元。

ずいぶん山奥なのに、車寄せのある立派なホテルで少々驚いた。

フロントの対応は、日本語を話すスタッフ（女性）がいて、その人のアシストがあって何ひとつ不自由なく過ごすことが出来た。

感謝。

トゥン マオ リゾート グァンザイリン ホテル

館内は広くて少し分かりずらい。

地下１階に受付があって、そこで部屋番号を記入してスパのエリアに入場する。
スパのエリアに更衣室、シャワー室、プール、外湯、内湯、がある。

トゥン マオ リゾート グァンザイリン ホテル

関子嶺温泉といえば泥湯です。

泥湯のある外湯はスパエリアの一番奥にありました。
水着と帽子着用です。

立ち寄り入浴のお客さんが多いので泥湯の写真は撮りづらかったです。

泥湯そのものにチャッポン！、というのではなく、露天風呂そばにある桶に入った泥を体中に塗り込んで１５分程そのまま待ちます。
１５分経ったら打たせ湯で泥を落としてから入浴するのです。

するとお肌がスベスベになるのだそうです。

体験してみると実際入浴後も結構、肌がスベスベになっているのでそれなりに効果はありそうです。

泥湯ではない露天風呂もちゃんとありました。

トゥン マオ リゾート グァンザイリン ホテル

これは内湯。

日本の銭湯のようなお風呂。
こちらは裸で入ります。
サウナもありました。

こっちの方が日本人には向いているかな？

トゥン マオ リゾート グァンザイリン ホテル

部屋で休憩のあとホテルの前にあったコンビニへ。

ここでワインを買ったらお兄さんがコルクの栓を丁寧に抜いてくれた。
これはありがたいサービス。

台湾でこんな気配りしてくれるコンビニは初でしたよ。

関子嶺の名物料理といえば鶏の丸焼き。

というわけで、夕食はホテルで紹介してもらった竹香園に。
もう一軒、山頂居というお店もありましたけど、竹香園の方が客の入りがよくて流行っているようでした。

店員さんは日本語はできませんが、一所懸命に説明してくれたし、感じも良かったです。

日本語のメニューもありますけど、鶏の丸焼きについては、意味がわからない表現もあったので、最後は店のお薦めにしました。

關子嶺竹香園 地元の料理

これが鶏の丸焼きの半身。（３５０元）
丸のまま出てくるのではなく、このように切られて出てきました。

脚の部分とかは、黒くてリアルです。
日本の鶏肉とは違います。
少し硬いというか、野生っぽいというか、食感がいいのでとても美味しいかったです。

量が多くて食べられないかと思いましたけど、結局半身を完食しました。

奥の山菜のニンニク炒めは１００元、
右の椎茸と筍のスープはお店のサービス。

關子嶺竹香園 地元の料理

この薩摩芋の天婦羅もサービス。

白米飯（１０元）も頼んで全部で４６０元。
安かった。

關子嶺竹香園 地元の料理

翌朝、部屋の窓からみた風景。

前日、フロントで頼んでおいたタクシーで高鉄嘉義駅に向かう。
料金は、途中、水火同源に立ち寄って５０分で１３００元。

（水火同源のアクセスのことはクチコミにも投稿しておきました）

トゥン マオ リゾート グァンザイリン ホテル

ホテルから１０分で水火同源に到着。

恒春の出火と同じく、地中から天然ガスが漏れだしているところで、爆発しないように着火している。

同じ岩肌から水が浸みだしていることから、水火同源と呼ばれているらしい。

８時４０分に嘉義到着。

そして台北には１０時半に到着。

帰国便（ＪＡＬ９８便）まで時間があったので初めて免税店（エバーリッチ）に行ってみた。

エバーリッチの民権店は、地下鉄松山空港のひとつ手前の「中山国中」駅を降りて徒歩５分位。
松山空港までタクシーでも５分なのでとても便利。

今回は以前テレビで見たフカヒレをお土産に買ってみた。

４５０元から１３００元位まで何種類かあったけど、どれも美味しかった。
日本へのお土産にはいいかも知れない。

１４時２０分、定刻でＪＡＬ９８便は台北発。

次回の訪台は１１月位になってしまいそうだけど、今回の思い出をしっかりと記憶に焼き付けて次回まで頑張りま～す！

そうそう機内で見た海賊と呼ばれた男。
いい映画だ･･･
自分が好きなあの時代に生きた偉人にはどこか惹かれてしまいます。

（おしまい）

この旅行記へのコメント （2）

• へけけさん 2017/07/12 14:47:38

  先日はありがとうございました。

  　yakyukozouさん　こんにちは。ハイボールを飲みまくってる今日この頃です。
  
  　シーザーパーク墾丁、素晴らしいですね。羨ましいです。完全にリゾートっていう感じですね。
  
  　レンタルバイクですが電動ですか？免許証は？自分も利用したいです。タクシーよりもお得ですよね。
  
  　やっぱり大船は大都会ですね、鎌倉、江の島にも近いし、「鯵の押しずし」「シウマイ弁当」も買えるし是非又、サイゼリアに行きましょう！
  
  　へけけ

  yakyukozouさん からの返信 2017/07/16 21:40:17

  RE: 先日はありがとうございました。

  
  へけけさん、返信遅れてすみません！
  
  今日から北海道のブログを進めようと思ってたら、今、掲示版に気づきました。
  墾丁は良かったですよ、また、来年５月に行きたいな、と思っています。
  
  墾丁はバイクないと行動範囲は広がらないです。
  バスも本数少ないし、タクシーは高いし･･･で。
  
  免許ありますけど、今回は電動の方が安かったので電動にしました。
  
  ９月に東部に行くことにしました。
  面白い場所を発見したので急遽、ポチってしまいました。
  
  yakyukozouより