2017初夏/アンパンマン列車三昧/四国デビュー６才（小１）

2017/06/25 - 2017/06/26

すず丸をアンパンマン列車に乗せるために四国に行きたいと思っていたのに、あっという間に小学生になってしまいました。
もうアンパンマン列車には乗らないかな？
一応すず丸本人に聞いてみると小声で「乗りた～い」といいます。
割と小さい子向けの遊具も好きだし、いまならぎりぎりアンパンマンに間に合うかと判断して、アンパンマン列車の旅を組み立てました。
アンパンマン列車はいろいろありますが、メインは４つ。
１．アンパンマントロッコ列車
２．ゆうゆうアンパンマンカー
３．土讃線
４. 予讃線
短時間でも乗れれば満足なので、フリータイプのツアーを利用して、１泊２日で４種類に乗る計画を立てましたが、さて、乗れたでしょうか？

エリア 高松(香川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

最初に乗車するのは土讃線アンパンマン列車です。
今回の旅は、四国フリープランのアンパンマンエンジョイツアーを利用しました。
本州のスタートはＪＲ児島駅なので、朝６時ころマイカーで自宅を出発し、８時すぎに児島駅に到着し、駅前の駐車場に車を置いて、ＪＲで四国に渡ります。
岡山発の高知行きアンパンマン列車が児島駅に入ってきました♪

児島駅 駅

さっそく乗り込みます♪

アンパンマンシートを予約していました。
座席の背もたれにはアンパンマンがいます。

テーブルをおろすと背もたれには、ジャムおじさん＆チーズ、バタコさん＆メロンパンナちゃんです。
一応アンパンマンは年中の時に卒業したすず丸ですが、アンパンマン列車にはテンションあがっています。
いちばんあがっているのは、写真を撮りまくるすず母ですね。
奥のカーテンもアンパンマンですよ。

天井にもアンパンマンの絵が描かれています。

お天気はいまひとつですが、列車は瀬戸大橋を渡ります。

瀬戸大橋 名所・史跡

スタンプラリーの台紙を車内でもらい、スタンプ♪

列車は、高知に向かって、吉野川沿いに南下します。

今回のルートでは高知まで行かないので、大歩危でアンパンマン列車を下車しました。
予定では、阿波池田駅に折り返し、徳島行きの「ゆうゆうアンパンマンカー」に乗るのです。

大歩危駅 駅

大歩危駅で２時間ほどあるので、タクシーで大歩危峡のレストランまんなかに行きました。
ここでお昼ご飯です。
吉野川には鯉のぼりが泳いでいました。
ここで大歩危峡遊覧船も発着していますが、すず丸が列車酔いしたので船に乗るのは見合わせました。
梅雨で水量が多く、なかなかスリルがありそうな感じでした。

レストラン 大歩危峡まんなか グルメ・レストラン

渓谷の脇をぬうようにＪＲと国道が走っています。
高速道路で祖谷に行くより、ＪＲや国道で吉野川、大歩危小歩危を経由するほうが秘境感がありますね。

レストランからすぐ近くのホテル大歩危峡まんなかで、渓谷を眺めながら日帰り入浴をして、タクシーで大歩危駅に戻りました。

さて大歩危駅には、４月から走っている観光列車「四国まんなか千年ものがたり」が到着しました。
かっこいいですね～。
ホントは、この列車が取れたら、琴平～大歩危間はこの列車に乗ろうと思っていましたが、取れなかったのです。

地元の方々が、ホラ貝を吹いて、かぶり物をして列車をお出迎えされていました。
こちらのかぶり物は秘境の山々だそうです。

すず丸もかぶらせていただきました。

さて、千年ものがたりが到着したら、我々が乗る特急もまもなく到着するはずです。
待ち時間を利用してホーム脇の展望所から吉野川です。

我々が待っていたホームの反対側、千年ものがたりの向こう側に、コトコトと２両編成ほどの岡山方面行きの列車が到着。
なぜか、なぜなのか・・・すず母は、その列車を、「普通列車」と思い込み、「特急列車」が来るのを待っておりました。「普通列車」は、「特急列車」が出てから出発するのだろうと・・・。

ところが時間になっても「特急列車」が来ない。
おかしいなあ。
はっ、まさか！！

あわてて線路を渡ろうとすると、千年ものがたりの影から出発する列車が・・・
プレートは「南風」
キャー！待って～！！

とはいえ、出発した列車がバスのように止まってくれるはずもなく、なんと駅にいたのにもかかわらず、ゆうゆうアンパンマンカーへの乗り継ぎ列車に乗り遅れるという大失態！！！

すず丸、ごめんよ～～～！！！

プレイルーム付のゆうゆうアンパンマンカーは今回の目玉でもあったので第ショックのすず母。
幸い、あんまりわかっていないのか、ショックを見せないすず丸。

本日の宿は高松で、予定では、阿波池田からゆうゆうアンパンマンカーに乗って徳島に行き、そこから高松入りすることになっていましたが、仕方がないので、丸亀経由で高松に行くことにしました。
乗り放題のフリー切符なので追加料金がないのが不幸中の幸い。

次の特急は１時間後なので、大歩危駅前の歩危マートで時間を潰します。
と、先ほどの山のかぶり物が歩危マートの前に展示してありました。
先ほどの陽気な女将さんは、歩危マートの女将さんだったようです。
そういえば名物おかみさんと聞いたことがあったような。
乗り遅れも、また楽し・・・！？

国道は、吉野川を挟んで、駅と線路の反対側です。
吉野川にかかる橋からの眺めもいいですね。
１時間ぶらぶらして、１時間後の１４：０５発の南風にのり、丸亀でＪＲ快速サンポート南風リレー号に乗り換えて、１５：３４には高松に到着しました。
高松駅にスタンプラリーのスタンプがあるので押しに行きました。

大歩危駅 駅

高松駅の２階には「アンパンマンれっしゃ！にこにこステーション」があり、記念撮影や靴を脱いで遊べるスペースがあります。
ここにもスタンプラリーのスタンプがあるので、押しに行きました。
遊べるスペースは未就学児専用ですが、誰もいなかったので１年生のすず丸もちょこっと遊ばせてもらいました。

高松駅 駅

予定より高松駅に１時間早く着いたので、時間調整に、高松駅前のサンポート３階に入っている香川情報プラザへ行きました。
ここの「かがわ発見ゾーン」では、うどんのどんぶりを持ってクイズラリーができます。
クイズに正解すると、最高級のうどんの材料がもらえ、不正解だと古い材料がもらえます。
５問正解すると、美味しいうどんができます（本物ではありませんよ）。

この日の宿はツアーにセットの「花樹海」。
高松市内の小山の中腹にあり、駅前から送迎バスで行きました。
小高い場所にあるので、夜の町遊びには向きませんが、瀬戸の眺めがよく、宿でゆっくりするのにはお勧めです。

夕凪の湯 HOTEL 花樹海 宿・ホテル

泊まった部屋は低めでしたが、高松の町並みと瀬戸を一望できます。

最上階のお風呂からの眺望はさらにいいですね。
お料理も美味しくて、スタッフの方も親切で、いいお宿でした。

さて、2日目の朝は、駅前でレンタカーを借りて、屋島にドライブです。
屋島寺はタヌキを祀っている珍しいお寺。
お土産物やさんのとおりには、実際にタヌキがいました！

屋島寺 寺・神社・教会

お土産もの屋さんの庭に現れたタヌキです。
タヌキの置物と本物のタヌキのツーショット！

瓦投げポイントです。
瓦は、思ったよりずっと小さいですね。
屋根瓦みたいなの想像していましたが、御神酒をいただく平べったい杯のような感じでした。

瓦を手にポーズ

すず丸の願いは、「アンパンマン列車に乗れますように！」（笑）
その願いは、数時間後にかなうはず…
いや、昨日の乗り遅れもあるからどうなるかわかりませんね。
いやいや、昨日乗り遅れたゆうゆうアンパンマンカーに乗りたいという意味かも…
それはかなえてあげられるかどうか微妙です。

新屋島水族館に立ち寄りました。

新屋島水族館 動物園・水族館

ゼニガタアザラシは、寛永通宝のプールで泳いでいました。

クマノミ。
クラゲの展示やペンギン、カワウソなどいました。

香川にきたらうどんははずせない。
四国村入口にあるわら屋さんで早めの昼ごはんにしました。

高松駅に戻り、予讃線アンパンマン列車に乗車します。
手に持っているのはツアー特典のぬいぐるみです。
宿泊する県によってもらえるぬいぐるみが違います。
香川はばいきんまん。なかなか上等なぬいぐるみで手触りがいいです。
アンパンマンは高知に宿泊の場合もらえます。

高松駅 駅

列車にもバイキンマンがいます

予讃線アンパンマン列車は新型でカラフル！
残念ながら今回はアンパンマンシートの車両は検査中で連結されていません。
予讃線は松山行きですが途中乗りかえします。

シートは普通ですが天井はアンパンマン仕様でした。

途中で普通列車に乗り換えて琴平に行き、そこからアンパンマントロッコに乗る予定でした。
ところがすず丸がトイレに行きたくなり、善通寺駅でまさかの途中下車！

善通寺駅 駅

ちょっとヒヤッとしましたが善通寺駅もアンパンマントロッコは停車します。
これは善通寺駅を通った岡山発琴平行きのトロッコです。
これがしばらくしたら琴平駅から折り返してくるはずです。

窓がないトロッコ車両です。

待つことしばし、琴平駅からアンパンマントロッコがやってきました。
前日の乗り遅れが脳裏をよぎりましたが、今回は無事アンパンマントロッコに乗れました。
瓦投げのおかげか？

善通寺駅からアンパンマントロッコに乗車。

テーブル付きの可愛い車内です。
こちらの車内とトロッコを琴平児島間は自由に移動できます。
両方に指定席があり、なんか贅沢です！

普通車両のほうの全景。
岡山駅-児島駅の間はスピードを出して走るので、トロッコ車両には乗れません。

車内ではアンパンマン弁当やパン、アンパンマングッズの販売もあります。
確実に手に入れるためには予約が望ましいです。

売店の前にベビーカーを置くスペースも完備しています。

琴平駅乗車の方に出遅れましたが、残っていたアンパンマン弁当をひとつ買ってみました。

テーブルがあるので食べやすいです。
入れ物はお弁当箱に使えるので持って帰りましたが、さすがに小学生のすず丸が使うのは恥ずかしいですね。

こちらがトロッコ車両です。
とっても開放的です。

アンパンマンとばいきんまんがお出迎え。
アンパンマントロッコにようこそ！

スタンプラリーも忘れずに！

瀬戸大橋をトロッコ列車で風を感じながら渡ります。

トロッコの床には透明部分があり、海が見えます！
壁の低い窓にもかわいいディスプレイ。

瀬戸大橋 名所・史跡

与島ではトロッコに向かってたくさんの人が手を振っていて、こちらからも手を振り返します。
JRと高速道路の共同キャンペーンだったみたいです。

列車側から手をふる面々

トロッコ列車は岡山行きですが、車を置いている児島駅で下車しました。

アンパンマントロッコのエンブレムです。

すず丸家族は４トレイン制覇に失敗しましたが、岡山or児島発着、１泊２日で徳島or高松に宿泊して４トレインに乗るルート（平成２９年６月のもの）を参考に記録しておきます。
なおトロッコとゆうゆうアンパンマンカーは土日や夏休み等運転日限定なので注意です。
今回はトロッコの月曜運行があったので、すず丸の参観日の代休の日月で行きました。
初日
岡山発(8:51）児島(9:16)、南風３号（土讃線アンパンマン列車）
　※阿波池田下車or大歩危まで行って阿波池田に折り返し
阿波池田発(13:33)剣山８号（ゆうゆうアンパンマンカー）徳島着(14:45)
　※徳島-高松間は特急で１時間くらい
２日目
高松発(11:50)いしづち９号（予讃線アンパンマン列車）松山行
　※多度津(12:20着）で普通列車に乗り換えて琴平へ（多度津12:26発琴平12:40着）
琴平発(13:16)瀬戸大橋アンパンマントロッコ４号、児島(14:04)岡山着(14:53)
高松発

大人もウキウキするアンパンマン列車。
ゆうゆうアンパンマンカーに乗り損ねたのがかえすがえす口惜しや。
リベンジしたいけどすず丸が一年生のうちにチャンスがあるかどうか？
瓦投げのお願いがかなうといいね。

★追記★
ゆうゆうアンパンマンカー乗車、実現しました！
https://4travel.jp/travelogue/11284219　←旅行記はこちら

児島駅 駅