モンサンミッシェルとロワール渓谷の古城巡り 9日間の旅

2017/05/06 - 2017/05/14

今回はパリ往復の飛行機を買い、
パリからモンサンミッシェル、モンサンミッシェルには2泊し、モンサンミッシェルからトゥールに移動。ロワール渓谷の古城めぐりをしてパリに戻るという旅程にしました。フランスの歴史的には16世紀のルネサンス期から18世紀、いちばん優雅な時代をカバーする形です。

フランス王シャルル七世の時代に、英仏百年戦争はフランス勝利で終了しましたそれから、ルイ十四世によって絶対王政が確立します。

（ヴァロア朝）
シャルル七世(1422-1461)　　ジャンヌ・ダルク（関連：モンサンミッシェル）
　　｜
ルイ十一世(1461-1483)
　　｜
シャルル八世(1483-1498) 　イタリア戦争

（ヴァロア・オルレアン家）
ルイ十二世(1498-1515)

（ヴァロア・アングレーム家）
フランソワ一世(1515-1547) イタリア戦争勝利(関連：アンボワーズ城、アゼ・ル・リドー城）
　　｜
アンリ二世(1547-1559)（関連：シュノンソー城）
　　｜　　－（愛人）ディアーヌ・ド・ボアティエ
　　｜　　－（王妃）カトリーヌ・ド・メディシス
フランソワ二世(1559-1560)

　　シャルル九世(1560-1574)
　　　　アンリ三世(1574-1589)　暗殺される

（ブルボン家）
アンリ四世(1589-1610)　　ナントの勅令、暗殺される
　　｜
ルイ十三世(1610-1643)
　　｜
ルイ十四世(1643-1715)　　ヴェルサイユ宮、絶対王政



パリからモンサンミッシェルまで直行のバスがあり、便利でした。Ouibusで25ユーロで行けました。
シャルルドゴール空港のタバでSYMAをチャージし、SIMカードも問題なし！
フランス大統領選のさなかでしたが、トラブルに巻き込まれず無事に帰国しました。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

エミレーツ航空でドバイで乗り継いでパリのシャルルドゴール空港へ。
約30分遅れました。

今回は羽田出発。0:30発の深夜便です。
Priory Passが使えるラウンジは羽田にはなく、ドバイは乗り継ぎが1時間半の短時間でしかも飛行機が送れたのでラウンジを使う時間がなく・・・シャルルドゴールのターミナル2Cにも使えるラウンジがありませんでした。
ということで、今回はノーラウンジの旅。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

鉄道は危ないそうなので、バスでオペラ座まで向かいます。
市内まで11.50Euro.

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

ホテルに到着したらもう5時。
本日は予約しておいたレストランで美味しいフランス料理。

Le MaZenay
46 Rue de Montmorency 75003 Paris

http://www.lemazenay.com/

2日目。本日はベルサイユ観光。Le Defense駅からＬ線でアクセスします。
30分程でベルサイユに到着

ベルサイユでは朝市開催中。

ホワイトアスパラがおいしそうです。

パリ南西のベルサイユにあるルイ王朝の大宮殿、ベルサイユ宮殿。
1682～1789年フランス国王の座所として，政治の中心でした。
初めルイ 13世の狩猟用の離宮として 1624～26年に建てられましたが，ルイ 14世が 1661～70年に建築家 L.ル・ボーに命じて中庭側の両翼廊と庭園に面したファサードを加えました。さらに J.マンサールが 1678年から南北に長大な翼部を加え，また3本の放射状街路を含めた前庭のアプローチ，オランジュリー，グラン・トリアノン，鏡の間などを設計しました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ベルサイユ宮殿入寮量は27ユーロ。オンラインで購入できますが長い列には並ばないといけません。なんと8時30分に到着したのにすでに10メートルぐらいの列ができていました。
http://en.chateauversailles.fr/
こちらのＨＰでチケットを購入し、プリントアウトしてEntrance Aに並びます。9時までに並ぶことを進めます。混んでいるのは宮殿入場です。
http://jams-parisfrance.com/info/chateaudeversailles/

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ14世が作った鏡の間。いちばん混んでいる部屋です。
ここでベルサイユ条約（第一次世界大戦の終結時／1919年）が調印されました。
その他、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼が行われた「礼拝堂」、歴代王妃が王位継承者を出産し、マリー・アントワネットが最後の主となった「王妃の寝室」など、歴史の教科書やテレビ番組などで よく取り上げられる部屋が多数あります。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ１４世の彫像

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

マリー・アントワネット。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

うーん、でかい！どれほどの人が住んでたのでしょうか？

ベルサイユにはトイレが無かったという俗説についてですが、これはどうやら嘘らしく、実際には数百のいす式おまるやルイ十四世のひ孫ルイ十五世（１７１０～１７７４）の時にはイギリスで普及していた水洗トイレも入っていたと言います。

　ベルサイユには上は王様やその王妃、そして高級官僚から下は下働きまで、実に数万人の人であふれ、その維持費は当時のお金で８万リーブルかかっていたといいます。

今の日本の通貨に治すのは難しいですが、大体１リーブルが１２０００円だと換算すると（「ベルサイユのばら」より）１０億円近くかかっていたと言えます。これは単純に宮殿の維持費ですからそこに勤める人の給料などを足せば、その額は莫大なものでしょう。

『ルイ15世』イアサント・リゴー作、1730年

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

決まった時間にしか噴水が出ません。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ベルサイユの中のレストランで食事。
La Flottille

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

以前、こんなレストランあったっけ？

グラントリアノンまで乗り物に乗って行きます。片道４ユーロ。
マロニエの木が沢山あります。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

グラントリアノン。
ルイ14世が、宮廷での公務を離れて家族や身近な側近たちと過ごすために造った離宮です。1687年のマンサールによる改築で、バラ色の大理石がふんだんに用いられ、「大理石のトリアノン」と呼ばれるようになりました。


フランス革命後は、ナポレオン一世が居住します。ルイ14世時代の調度品は失われてしまいましたが、ナポレオン時代のものが当時のまま残っています。

ルイ14世が寝室としていた部屋は、皇后マリー・ルイーズ（ナポレオンの2番目の妻）の部屋になりました。ピンクと白を基調とした優雅な女性らしい部屋になっています。

現在、グラン・トリアノンは、迎賓館としても利用されており、国賓を招いての晩餐会などが行われます

グラントリアノン周辺に沢山咲いていたマロニエの花。

プチ・トリアノン（小離宮）は、ルイ15世の公妾「ポンパドゥール婦人」の発案で造られた離宮。メインの宮殿と比べると、かなり小さな建物です。

ルイ16世が即位すると、その妻のマリー・アントワネットに贈られました。

宮殿の厳しい慣習についていけなかったアントワネットは、プチ・トリアノンで、お気に入りの側近たちと過ごすことを好み、建物自体も自分の好みへと改装を重ねていきます。

プチトリアノンのマリーアントワネットの肖像画

幼いころのマリーアントワネット

パリのメトロの入口。懐かしい。このパターンの入口が一番好きです。

クリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

クリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

以前よく来たミラマ。でも、味が落ちた気がする。

美麗華酒家 (ミラマ) 中華

新凱旋門 建造物

今日は大統領選。マクロン氏が勝った模様。

ルーブル周辺で大騒ぎのようです。

3日目はモンサンミッシェルに移動。パリからバスで5時間くらいかかります。
アクセルの悪いモンサンミッシェルですが、今回Ouibus便の直行便を見つけました。
値段は片道25ユーロ。車内にトイレもついていてWiFiも無料なのでOuibus好きです。
http://www.ouibus.com/

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

名物のお店でランチ。
ランチコースは35ユーロでした。
オムレツで35ユーロ。なかなかいいお値段します。

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

オムレツはスフレみたいな感じでした。大きくても食べられました。
ポテトにオムレツがのったカマンベールチーズソースのオムレツにしました。

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

デザートはタルトタタンで。

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

モンサンミッシェル修道院 寺院・教会

言伝えによると、モン・サン・ミッシェルからほど近いアヴランシュの町の司教だったオベールの夢に大天使ミカエル(仏語でサン・ミッシェル)が現れ、「あの岩山に聖堂を建てよ」と命じたということでした。

　一度ならず、再び大天使ミカエルはオベールの夢にやって来ましたが、オベール司教はただの夢だと思ってなかなか信じませんでした。

しかし、業を煮やしたミカエルは３度目の時にオベールの頭に指を突っ込むという強硬手段でお告げを示しました。（えーっ！）

翌朝、オベールは自分の頭に穴が開いていることに気づいて愕然とし（そりゃそうだ！）、ようやくお告げが本物だと確信したそうです。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

こちらは大天使ミカエル。
オベール司祭の頭に穴をあけた天使ですね( ´∀｀ )
ブリュッセルの守護天使も大天使ミカエルでした。
ミカエル大人気！

ル　ルレ　モンサンミッシェルに宿泊。
景色が最高でした。

ル ルレ サン ミッシェル 地元の料理

夕焼けのモンサンミッシェル。
夜の9時半に日没です。

4日目。モンサンミッシェルの景色を見ながら起床。

朝ごはんもモンサンミッシェルを見ながら

今日も天気がいいです。

2日目は同じ系列ながら安めの値段設定のお店でランチ。

テラス メール プラール カフェ

ノルマンディー地方の魚介類をいただきました。

5日目。
朝6時のモンサンミッシェル

今日はToursまで移動です。モンサンミッシェルからトゥールに移動するには少しややこしいです。
バスでモンサンミッシェルからレンヌ、
レンヌから電車でルマン経由でトゥールに向かいます。
http://www.destination-montsaintmichel.com/

Toursの町中にはまだ選挙ポスターが。

トゥール市庁舎 散歩・街歩き

6日目。
本日は曇りのち雨の予報。
今日一日古城めぐりのツアーに参加します。

利用したツアー会社：Acco Dispo Tour：
http://www.accodispo-tours.com/

８人乗りのミニバンで日本語は録音テープがありバスの中で各古城の説明を流してくれます。集合はトゥールのツーリストインフォーメーションの前、１日ツアーは５８ユーロで午後の半日ツアーは３８ユーロです。
この料金に各古城の入場料は含まれていませんが、各古城には団体割引料金で入れます。

ヴィランドリー城と庭園 城・宮殿

ヴィランドリー城と庭園 城・宮殿

現在、大修繕中。

アゼー ル リドー城 城・宮殿

アゼー ル リドー城 城・宮殿

これは管財人の家(La Chancellerie)。
私、住むのここでいい！お城じゃなくても十分素敵。

シュノンソー城 城・宮殿

愛人と正妻のバトルの城

シュノンソー城 城・宮殿

正妻が作った廊下。

シュノンソー城 城・宮殿

愛人

シュノンソー城 城・宮殿

ルイ14世の居間に飾られていたルイ14世の肖像画。お、ヴェルサイユ宮殿と繋がった。額が立派！！

シュノンソー城 城・宮殿

サラマンダーと白鼬(しろいたち)の紋章のある暖炉。

シュノンソー城 城・宮殿

ちょこっと飾ってある絵がルーベンスだったりする。

シュノンソー城 城・宮殿

五人の王妃の寝室：
この寝室は、カトリーヌ・ド・メディシスの2人の娘と3人の義理の娘を記念して、名づけられたそうです。

2人の娘とはアンリ4世の妻マルグリット・ド・ヴァロワ、フェリペ2世の妻エリザベート・ド・ヴァロワで、義理の3人の娘とはフランソワ2世の妻メアリー、シャルル9世の妻エリザベート・ドートリッシュ、アンリ3世の妻ルイーズ・ド・ロレーヌ＝ヴォーデモンです。

シュノンソー城 城・宮殿

シュノンソー城 城・宮殿

アンボワーズ城 城・宮殿

アンボワーズ城 城・宮殿

アンボワーズ城 城・宮殿

アンボワーズ城 城・宮殿

アンボワーズ城 城・宮殿

ダヴィンチの墓

アンボワーズ城 城・宮殿

ロワールワインがテイスティングできて購入できる店です。

こちらのセミドライのワインを選択。

7日目。本日はトゥール最後の日。パリまで移動します。
移動まで市内観光。


Cathédrale Saint-Gatien

ステンドグラスが綺麗な教会です。

St.Martin

St.Martinのお墓があります。

旧市街とプリュムロー広場 旧市街・古い町並み

旧市街とプリュムロー広場 旧市街・古い町並み

駅の近くのレストランでランチ。
Cafe Laffe.

トゥール駅 駅

店内は広くけっこう素敵。
中で電車の時刻もチェックできて便利です。

8日目。パリ散策。
ノートルダム寺院の近くに来ました。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

コンコルド広場 広場・公園

コンコルド広場 広場・公園

日本未上陸のショコラティエ　パトリック・ロジエでチョコレートを購入。

パトリック ロジェ (マドレーヌ広場店) スイーツ

マドレーヌ寺院近くで雰囲気の良さそうなカフェ発見。

le Village Royalにてパリ最後のランチ。

今日のシャンゼリゼはフランスの旗でデコレーションされていました。

シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き

今日はすごく暑いので、ショコラティエのアイスクリームを買って街歩き。

オペラ座に戻ってきました。
ホテルで荷物をピックアップしてシャルルドゴール空港行きのバスに乗り空港へ向かいます。

オペラ大通り 散歩・街歩き