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別れはひとつのおわりとはじまり。<br />フェリー港ともなると、多くのドラマを生み出したのではないでしょうか。<br />ところは大阪から南下すること小1時間にある港。<br />深日港(ふけこう)、かつての淡路島航路の起点。<br />しかしここを訪れる人に港駅は何も語りません。駅舎だけが昔の語り部のように、黙って通り過ぎる人を眺めているだけです。<br /><br />南海電鉄は大阪からこの深日港を抜けて南の島へのルートを作りました。<br />しかし、淡路島への連絡橋が掛けられてからは、フェリーが廃止となり、過去の賑やかさは人々の記憶から薄れてつつあります。<br />残るのは駅前商店街のアーケードだけ、でもいつか取り去られるときにはすべての記憶が人々から風化していくのでしょう。

「深日(ふけ)港」へ~淡路島フェリー航路を探しに

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2017/05/14 - 2017/05/14

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別れはひとつのおわりとはじまり。
フェリー港ともなると、多くのドラマを生み出したのではないでしょうか。
ところは大阪から南下すること小1時間にある港。
深日港(ふけこう)、かつての淡路島航路の起点。
しかしここを訪れる人に港駅は何も語りません。駅舎だけが昔の語り部のように、黙って通り過ぎる人を眺めているだけです。

南海電鉄は大阪からこの深日港を抜けて南の島へのルートを作りました。
しかし、淡路島への連絡橋が掛けられてからは、フェリーが廃止となり、過去の賑やかさは人々の記憶から薄れてつつあります。
残るのは駅前商店街のアーケードだけ、でもいつか取り去られるときにはすべての記憶が人々から風化していくのでしょう。

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  • ここ岬町。<br />青空が広がる日曜日。

    ここ岬町。
    青空が広がる日曜日。

  • 国道26号の分岐点を右に曲がると今日の目的地、深日港に辿り着きます。<br />ところが、つい先日ここにも大きな変化が。<br />2017年3月に国道26号のバイパスが出来て、写真の旧26号の利用者が激減したのです。

    国道26号の分岐点を右に曲がると今日の目的地、深日港に辿り着きます。
    ところが、つい先日ここにも大きな変化が。
    2017年3月に国道26号のバイパスが出来て、写真の旧26号の利用者が激減したのです。

  • 快晴の日曜日の朝にも拘わらず、車ひしめく国道は一夜にして静まりかえってしまっていました。

    快晴の日曜日の朝にも拘わらず、車ひしめく国道は一夜にして静まりかえってしまっていました。

  • かつてのフェリー港へ向かう南海電鉄多奈川線の深日町(ふけちょう)駅付近。多奈川線は南海本線のみさき公園駅から分岐して終着駅の多奈川まで3駅を走るローカル線。

    かつてのフェリー港へ向かう南海電鉄多奈川線の深日町(ふけちょう)駅付近。多奈川線は南海本線のみさき公園駅から分岐して終着駅の多奈川まで3駅を走るローカル線。

  • 多奈川線深日町駅。1944年に造られた駅です。もちろん無人駅。<br />日中の乗降者はまばらです。

    多奈川線深日町駅。1944年に造られた駅です。もちろん無人駅。
    日中の乗降者はまばらです。

  • 多奈川線の深日町駅。<br />下り線のホームに向かう階段が残っています。<br />フェリーに乗り換えるお客さんはこのあたりで身支度を開始していたのでしょう。

    多奈川線の深日町駅。
    下り線のホームに向かう階段が残っています。
    フェリーに乗り換えるお客さんはこのあたりで身支度を開始していたのでしょう。

  • 駅前の静かな風景

    駅前の静かな風景

  • ベンガラ色の鉄道橋を下から見上げると、複線を想定して造られたのですが、向かって右側は結局使用されずにそのまま置き去りにされたことがわかります。

    ベンガラ色の鉄道橋を下から見上げると、複線を想定して造られたのですが、向かって右側は結局使用されずにそのまま置き去りにされたことがわかります。

  • フェリー乗り場の面影の1つがこのフェニックスヤシでしょうか。<br />淡路島へ向かう車はこのフェニックスを見て南国をイメージしながら、国道26号線から折れて深日港へ向かったのではないでしょうか。<br />

    フェリー乗り場の面影の1つがこのフェニックスヤシでしょうか。
    淡路島へ向かう車はこのフェニックスを見て南国をイメージしながら、国道26号線から折れて深日港へ向かったのではないでしょうか。

  • 昔を偲ぶ岬町の航空写真には、国道から深日港への分岐として緩やかに弧を描くロータリーの光景が残っています。

    昔を偲ぶ岬町の航空写真には、国道から深日港への分岐として緩やかに弧を描くロータリーの光景が残っています。

  • 駅前の自転車置場には数台の自転車が。

    駅前の自転車置場には数台の自転車が。

  • 深日町駅から深日港駅までは長い下り坂。<br />丘陵地のみさき公園駅から海に向かって緩やかに土地が下がって行く過程に多奈川線の駅は立地しています。

    深日町駅から深日港駅までは長い下り坂。
    丘陵地のみさき公園駅から海に向かって緩やかに土地が下がって行く過程に多奈川線の駅は立地しています。

  • 次は深港駅。<br />淡路島への乗り換え口…だったのです。

    次は深港駅。
    淡路島への乗り換え口…だったのです。

  • 深日港(ふけこう)駅。<br />淡路島への窓口として栄えた駅も、いまや閑散としています。

    深日港(ふけこう)駅。
    淡路島への窓口として栄えた駅も、いまや閑散としています。

  • 静まり返った日曜日の朝。

    静まり返った日曜日の朝。

  • これからも決して開くことのないフェリー乗り場に向かう客向けの臨時改札口。

    これからも決して開くことのないフェリー乗り場に向かう客向けの臨時改札口。

  • 向こうに見えるはとらや旅館。<br />これも&quot;文化遺産&quot;にでも指定されれば嬉しいのですが。

    向こうに見えるはとらや旅館。
    これも"文化遺産"にでも指定されれば嬉しいのですが。

  • 旅館とらやもそのままの姿。

    旅館とらやもそのままの姿。

  • フェリー乗り場に向かう道には頑強なアーケードが用意されたのでしょう。今はアーケードだけが寂しく残されています。

    フェリー乗り場に向かう道には頑強なアーケードが用意されたのでしょう。今はアーケードだけが寂しく残されています。

  • 往年の勢いは戻って来ないですが、踏切は確実に開閉しています。

    往年の勢いは戻って来ないですが、踏切は確実に開閉しています。

  • フェリーが出入りしていた港。<br />もうここには大きな客船は入ってこないのでしょうか。

    フェリーが出入りしていた港。
    もうここには大きな客船は入ってこないのでしょうか。

  • 日曜日の朝、つりを楽しむ人々。

    日曜日の朝、つりを楽しむ人々。

  • 少し奥まったところにお好み焼き屋さんの痕跡が。賑わっていた頃の名残りが見られます。

    少し奥まったところにお好み焼き屋さんの痕跡が。賑わっていた頃の名残りが見られます。

  • ひなびた港町だけが残りました。

    ひなびた港町だけが残りました。

  • 6両編成の電車が停車したホーム。<br />今は2両の電車が行き来するのみ。

    6両編成の電車が停車したホーム。
    今は2両の電車が行き来するのみ。

  • 新緑の中にて、多奈川線。

    新緑の中にて、多奈川線。

  • 爽やかな一日。暑くもなく、まるで高原にいるような気分でした。みさき公園駅を出発した列車は南海本線から離れ、右側へ大きなカーブを描いて川を渡りきると程なく深日町駅に到着します。

    爽やかな一日。暑くもなく、まるで高原にいるような気分でした。みさき公園駅を出発した列車は南海本線から離れ、右側へ大きなカーブを描いて川を渡りきると程なく深日町駅に到着します。

  • 深日町駅の風景。<br />この景色はいつまで残るのでしょうか?<br />そして日本の近代化の流れに翻弄された港町は歴史に刻まれるのでしょうか?<br />それともいつの間にか風化して一部の人の郷愁に留まるだけでしょうか。

    深日町駅の風景。
    この景色はいつまで残るのでしょうか?
    そして日本の近代化の流れに翻弄された港町は歴史に刻まれるのでしょうか?
    それともいつの間にか風化して一部の人の郷愁に留まるだけでしょうか。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • きよさん 2017/10/22 13:03:56
    なつかしい!!
    はじめまして。
    懐かしい故郷の思い出がこみ上げてきました。
    今から50年ほど前まで、高校2年生までここ深日港駅近くに住んでいました。
    生まれ故郷です。
    小学校、中学校へは、ベンガラ色の鉄道橋の下を通り通学していました。
    高校へは多奈川線で通学していました。
    当時は、淡路島へ渡る人々で大変賑わっていました。
    高速艇やフェリーが行き交う深日港の賑わいが思い起こされました。
    極たまに深日港を訪れますが、すっかり寂れてしまっていて、これも時代の趨勢かとさみしいきもちになります。
    懐かしい風景を見させていただきありがとうございました。

    nomadic dream

    nomadic dreamさん からの返信 2017/10/22 20:39:24
    Re: なつかしい!!
    きよさん
    深日はきよさんの故郷なのですね。
    お便りありがとうございます。
    きよさんが過ごされていた頃はフェリー乗り場として大変栄えていたのでしょうね。
    ところで深日はこれから淡路島への航路復活や虎屋旅館のリニューアルを予定しているようですね。
    新しい形で復活してくれるよう応援していきます。

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