2017/05/05 - 2017/05/09
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kyon2 and ku-さん
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5/5の夜、台南に済む友人鄭さんから
「7日は午前中、休日出勤になっちゃった(泣)、午後なら会えるよ~」
勤務先に近い台鐵善化駅前で待ち合わせ、善化に近い「麻豆代天府」に案内してもらえることになりました。
台湾各地に「代天府」という名称の廟がありますが、主神として祀られているのが王爺(千歳)と呼ばれる複数の神々。
王爺は道教の最高神・天帝(玉皇大帝)に代わって人間界を巡察し(代天巡狩)、世の中を治め人々の為に疫病や邪悪なものを取り除いてくれる存在であると考えられています。天帝の代理者がいる廟ということで、代天府。
台南など南部では、媽祖信仰以上に王爺信仰が盛んなのだそうです。
いちばん有名なのは王爺信仰の総本山的存在である、台南市北門區の南鯤[魚身]代天府ですが、麻豆代天府は格式規模ともにそこに次ぐ存在。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
06:30から開く1階の朝食会場に向かったらかなりな数の先客。
大阪発着のツアーが、07:30出発で蓮池潭を経て、日月潭・台中へと向かうようです。
以前に行ったトルコ・ツアーもバスの旅で、早朝出発・夜ホテル着だったなぁ。 -
ku-はコックさんが焼いてくれるオムレツを中心に。
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kyon2はお粥を中心に。
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サラダのコーナーに日本は見かけない野菜がいくつか。
これは、炒め物にしても美味しい龍髭菜。 -
右のカシューナッツのようなものは、皮を剥いた菱角。
左はサツマイモ。
こじんまりとした朝食会場ですが、落ち着いて食事ができました。 -
食後は、高雄港方面へ散歩に出発!
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こんな看板が、あちこちに設置されています。
ここは、袋物の店ですね、 -
積み木?そうかナノブロックも積み木なんだ。
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このビルが、化粧直し?して、ずいぶん派手になっていました。
手前は、自転車道だったところ。工事中です。
台鐵・環状貨物線→レールが撤去されて自転車道→ライトレール線路(高雄環状軽軌)。
先祖返り? -
現在は第一期工事区間の、籬仔内駅(C1)から高雄展覧館駅(C8)までの4.7kmが営業中。
ここで行われているのが、第一期工事区間の旅運中心駅(C9)から哈瑪星駅(C14、旧高雄港駅・KRT橘線西子湾駅に接続)まで。 -
今年中に、哈瑪星駅まで開業予定で工事が進められているはずですが、今回見た進行状況で大丈夫かな?
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あれっ?向こうに見えるのはホームです。
駁二大義駅(C12)。この辺りまでレールが敷かれていました。
次回、高雄に来るときは完成しているのかな。楽しみです。 -
このオブジェは?
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オブジェの隣には台湾大学の海洋調査船。
あれ、船尾に変わった模様のモノが・・・ -
わーい♪キリンさんだぁ!
さてホテルに戻りましょうか。 -
光榮國小。
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可愛い♪
日本の小学校と異なり、いろいろなオブジェがそれぞれの学校にあるので、
楽しいですよ。 -
シャワーを浴びてから、ラウンジでコーヒーブレイクのあと、チェックアウト。
台鉄高雄駅に向かいます。
ホテル対面のバス停から60線に乗車。
乗り換え無しなのでKRTより楽ですし料金も12元。 -
旧高雄駅(高雄願景館)
工事中の高雄駅地下化が完成したら、元の場所に移設されるそうです。 -
悠遊カードで區間車に乗車。
待ち合わせ場所の善化駅に向かいます。 -
岡山駅ですれ違い。
今年、雲林で開催された燈會の特別塗装。
観光局マスコットのオーベアくん。 -
鄭さんと善化駅前で合流。
まず腹ごしらえということで、鄭さん行きつけの店へ。 -
交差点にマンゴーの樹が。
土芒果よりだいぶ大きく、キーツ種かなぁ。
熟するまではまだまだ時間がかかりそう。 -
九鼎林豐・善化店
台南市善化區中華路172號 -
会社に近いので昼食にときどき来るのだそうです。
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鍋貼(焼き餃子)を焼く専用のコーナー。
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台湾スタイルの調味料コーナー。
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小湯包50元
南の方は、小さな肉まんのような小籠包が多いのですが、
ここのは台北でみる小籠包に近いです。 -
酸辣濃湯(小)25元
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招牌脆皮鍋貼50元
麻辣鍋貼50元
蘿蔔[米羔]25元 -
善化慶安宮
1865年建立の媽祖廟、台南市定古蹟 -
この辺りには、1930年代に建てられたファサードを持つ商店が並んでいます。
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曾文渓を渡ると麻豆區。
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麻豆の特産品は文旦(品種としてはザボンに近いかな)。
中秋節に欠かせない台湾の文旦はヒョウタン形をしています。
かぶりものは文旦の剥いた皮。子どもがかぶって遊ぶのが習慣だそうです。 -
麻豆代天府の前身である保寧宮は明代末期に建てられたそうですが、その後廃れてしまい、1955年にようやく近くの南鯤[魚身]代天府から5人の王爺の分祀を受けて、麻豆代天府として再建。
その後、数度の大規模な増築を経て壮観な現代建築様式に生まれ変わりました。 -
祀られている王爺は廟によって異なるそうですが、こちらでは唐の高祖に仕えて功績があり、死後に神として崇められるようになった5王爺・・・
李大亮-大王李府千歳
池夢彪-二王池府千歳
呉孝寛-三王呉府千歳
朱叔裕-四王朱府千歳
范承業-五王范府千歳 -
旧暦四月は26日(2017年は5月21日)が大王李府千歳の誕生日、27日(同5月22日)が五王范府千歳の誕生日とされています。
台湾のことわざで「三月は媽祖にフィーバーし、四月は王爺が生まれる」と言われるほど、四月に台湾各地の王爺廟の信徒衆が進香團(巡礼団?)を組んで麻豆代天府や南鯤[魚身]代天府を参拝するそうです。
代天府のFacebookによれば、この日は何と29団体が!!! -
大量の爆竹で参拝路を清めた後、練り歩くように参拝。
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「暑いだろうなぁ。」
と、中に入っている人に思わず同情してしまいます。 -
次のグループが待っています。
ここは、輿をかついでいます。 -
こちらのグループには、獅子がいます。
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楽器を鳴らしながら、去って行きます。
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神や霊が憑依してお告げをもたらしてくれる役目のシャーマン「童乩(タンキー)」。
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トランス状態で痛みを感じないそうなのですが・・・
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次の進香團が入場。
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さてわたしたちも参拝してから、ここの名物?地獄天国巡りに出発!
入場料(名目上は寄進です)は、それぞれ40元。
天国と地獄、どちらから回ろうか係の方に相談すると、
「地獄から」
と、教えてくださいました。 -
地下に潜っていきます。
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人が近づくと感知して、照明がともり人形劇が動き出す仕掛け。
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詐欺をした人、親不孝をした人、人を殺した人・・・
全部で18の地獄と、それぞれの刑罰があるそうです。 -
血の池地獄。
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首を切られたり、貼り付けになったり、大事なところを・・・
小さい子供には見せたくない展示が多かったです。 -
地上に出て・・・
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龍の口から天国へ。
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今日は動いていませんでしたがエレベータも設置。
足が悪い方でも天国巡りができるようになっているのでしょう。 -
登って、登って
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天国巡り。
善行を積むと、こんな楽しいことがありますよと、教えてくれる展示だそうです。 -
踊っている展示もありますが、ここは静止したまま。
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ゆるやかに登っていきますので気付きませんでしたが、いつの間にかこんなに上まで。
なかなかおもしろい展示でした。 -
左右には・・・
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進香團のための巨大な宿坊。
ホテル形式で最大二千人収容だそうです。
個人でも泊まれるとのこと。 -
それでは天国から下界に戻りましょう。
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広~い駐車場には着いたばかりと思われる観光バスが12台。
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1台あたり40名としてx12台=480名?の進香團。
事前にお参りに来る日を申請して、時間帯を調整するそうです。 -
今回はクルマで案内してもらい楽な旅でしたが、台南から公共交通機関で行こうとすると、ちょっと面倒です。
ここ麻豆バスターミナルまでは、台鐵善化駅前から橘幹線が1時間毎に運行しているのですが・・・ -
代天宮まで歩くとかなり距離があります。
少し遠回りになりますが、新營駅前または柳營駅前からですと1時間毎に運行している黄幹線に乗り「五王廟前」で下車すると徒歩すぐです。
http://busmap.tainan.gov.tw/ebus/pathInfo.jsp?pathId=1500
※五王廟は代天府の別名 -
台南のホテル、和逸台南西門館まで送ってもらいました。
駐車場は地下五階。 -
フロントは4階になります。
(1階から3階は新光三越デパート台南小西門館)
フロントとロビーは、こぢんまりしています。 -
その代わり、このホテルは子ども向け施設が充実しています。
デパート棟の屋上部分がアミューズメントパークになっているのです。
フロントの横が、アミューズメントパーク「Funky Field」です。 -
ミニ列車。
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電動ラジコンカー。
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こちらがガレージ。
砂場もあります。 -
リズミカルに水流が変化する噴水。
幼児にはプールより遙かに安心ですね。 -
818号室、舒適雙人房、ツインベッド、朝食付き
二泊で5,998元(一泊2,999元) 日本円で11000円強/泊
つまり、一泊一人5500円ちょっと。
eztravelの33周年セールのおかげで安く泊まれました。 -
アミューズメントパーク側の部屋でした。
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大きなソファ。
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長~~いテーブル。
この2倍の長さです。 -
テレビMENUは言語切り替えができました。
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日本語MENU
You Tubeも見ることができました。 -
長~いデスクの上にコップやティーパック。
下の引き出しに湯沸かしポット。
その横は、冷蔵庫。 -
陶器のコップがかわいいですね。
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小さな冷蔵庫ですが、
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中には、ウェルカムドリンクが、3本と水が2本。
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窓際の引き出しの中が金庫。
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バスルームは、ちょっとしゃれていて、バスタブは設置型。
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ここにも、水の用意がありました。
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アメニティは、標準仕様。
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ドライヤーは、袋に入っています。
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シャワールームは独立していて、
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隣がトイレで、ウォッシュレットでした。
ウォッシュレットは、8,9Fについているそうです。 -
バスルームの前がクローゼットで、中にも荷物置き場があります。
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クローゼットの横には、大きな荷物置き場。
ひととおり部屋の探索が終わり、シャワーも浴びてすっきりしたので、晩ご飯を食べに行くことにしました。 -
徒歩での出入口は1階。
子供向けでしょうか、こんな熊さん達が。 -
新光三越台南小西門館の隣りにある小さな玄関。
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夕食は、三越の向かいにある24時間スーパーで台湾ビールを買い込んでから、三越の地下飲食街で。
鶏腿肉定食。125元。 -
香腸(台湾ソーセージ)定食。159元。
三越の飲食街は、丸亀○麺やそば、焼き肉など、日本に本店がある和食の店がたくさん出店していました。
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