2017GW、台南・高雄ぶらぶら旅－ローカルバスの旅と食べ放題飲茶－４日目と帰国日

2017/05/05 - 2017/05/09

台南市とその郊外、各地を結んで走る大台南公車。
■緑色路線：玉井バスターミナルを拠点に各地
■藍色路線：佳里バスターミナルを中心に各地
■棕色路線：新營バスターミナル(台鐵新營駅前)を中心に各地
■橘色路線：善化バスターミナル(台鐵善化営前)を中心に各地
■黄色路線：新營バスターミナル(台鐵新營駅前)を中心に各地
■紅色路線：關廟バスターミナルを中心に各地

このうち、機会が無くまだ乗ったことがなかった藍色路線を利用して佳里の街に行ってきました。
ちょうど藍幹線(台南－西港－佳里)のバス停がホテルの目の前。

夕食は、これもホテル至近の香港式飲茶食べ放題店【潮坊】で。
ラッキーなことにハッピータイムがあり、生ビールも飲み放題でした♪

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼食は４階のレストランで06:30から。

さすがは子ども連れに優しいホテル。
テーブルの3割は幼児椅子がセット済みでした。

MENUは豊富。

セルフ・刈包。

担仔麺(米粉)は作ってもらえます。

サラダの野菜も各種。

残念ながら、この朝は西瓜とパイナップルがありませんでした。

食後に準備中の屋外キッズスペースFunky Fieldを覗いてみました。

機関庫？

こちらはガレージ。

今日は青空、暑くなりそうです。

玄関を出て小西門バス停へ。

北港(雲林縣)・東港(屏東縣)・南港(台北市)と東西南北のうち三つの港に行ったので、今回「西港にも行ってみようか？」と、冗談のように決まった行き先。

藍幹線は15分から30分毎に運行している便利な路線。

旧市内から佳里まで1時間とちょっと。

現金ですと運賃は77元ですが、交通プリペイドカード(悠遊カード、iPASSなど)で払えば割引額が最大の26元になり51元で済みます。

この割引は色別＋幹線あるいは番号の路線に共通のもの。

ホテルから台鐵台南駅前までですと、番号のみの旧市内路線では18元かかりますが、藍幹線と紅幹線のバスに運良く乗ることができれば割引が適用されて無料。
なお前ドアからの乗車時と後ドアからの降車時、両方でカードを読み取り機にかざさなければいけません。

台南公園付近から省道19号線に入り、一路北上。

曾文渓を渡ると

王船祭と胡麻油で知られている西港の街。

帰りに寄り道しようかなぁ、でも暑いしなぁ。
・・・車窓観光で済ませましょう。

佳里の街中に入りました。

露店が並んでいるのが見えます。市場かな？あそこに行ってみることにします。

佳里バスターミナル。

藍色の各路線の他に
■棕幹線／佳里－鹽水－新營
■橘幹線／佳里－麻豆－善化－玉井
が発着しています。

藍幹線→橘幹線→緑幹線と乗り継ぐと
台南－佳里－玉井－台南という周回ツアーができますね。
次回は、玉井経由のバスの旅をしてみたい。

ターミナルの隣りはパチスロ店でした。

おお完璧な日本文！

1個10元のパイナップルケーキなんてのがありました。

キティちゃん仕様は何回か見かけましたが、ドラエモンは初めて。

なんの所長さん？

平日真っ昼間のごみ収集・・・こういうとき一人暮らしの人は、どういう対策を？

新生路から中山路へ

台南市定古蹟　金唐殿。

ここも王爺廟で、創建は古く1698年だそうです。

祀られているのは麻豆代天府とは異なり、朱府千歳・雷府千歳・殷府千歳の三王爺。
三年に一度(子年・卯年・午年・酉年)、旧暦1月中旬に行われる王船祭が有名とのことでした。

金唐殿の向かいが、佳里中山公有零售市場。

kyon2の大好きな市場探検。

いろいろなお店があって、おもしろい！

市場周辺は古くから盛んだった商店街。
ファサードを持つ日治時代の建物もいくつか残っていました。

あっ、マンゴーだ♪

明日の朝食べようと、愛文芒果を買いました。
2個で125元。すごく甘くて美味しかったです。

ここも古い建物。

不気味なマネキンが並べてあるのは、サポーターの専門店でした。
黒いのがサポーターで、首用、肩用、腰用、膝用など各部分に応じて
マネキンに装着してあったので、こんな不気味なマネキンになったのです。

見つけた♪♪
フルーツを切って売ってくれるお店。

今回まだ食べることができていない西瓜とパイナップルを、
昼食代わりにお買い物。
パイナップルは50元、西瓜は4分の一が68元でした。

バスターミナルに到着。

甘～～い西瓜とパイナップルを堪能してから
藍幹線バスでホテルに戻りました。

シャワーを浴びて休憩後、ホテル周辺を散策。

西門路を挟んで向かいに2015年末オープンした
藍晒圖文創園區（BLUEPRINT CULTURAL & CREATIVE PARK）

ここは、旧日本家屋の説明が書いてありました。
押し入れ、床の間、台所、便所etc。

奥に入っていくと、西門路一段689巷です。

この辺りは日治時代から司法機関が集中していました。

１．台南地方法院
２．台南刑務所
３．台南刑務所長官舎
４．司法関係官舎群

長らく放置状態だった司法関係官舎群。

2011年夏に訪れたときは、こんな感じで荒れていました。

屏に埋め込まれたガラス片など、近寄りがたい雰囲気も。

台南市に移管後、建物のリノベーションが実施され、一帯はオシャレな雑貨店やカフェが並ぶ空間に生まれ変わりました。

マスコットキャラクターのBLUCEくん。

すっかりきれいになっています。

「高齢だから、腰掛けたりしないでね」
という注意書きのテープが貼られた煉瓦屏。

日本風長屋を模した店舗。

建物の壁には

近年台湾で流行している3Dイラストがあちこちに描かれていました。

これは何かなぁ？

壁に描かれた絵を見ているだけでも楽しくなってきます。

ここもお店の並びです。

雑貨屋、コーヒーショップ、服屋、食事処などなど、いろいろなジャンルの店が
ありました。

路地を抜けると

しゃれたレストランのところで西門路に戻ります。

交差点を渡り、刑務所跡(笑)を抜けて東に進むと・・・

2016年11月、修復工事が完了し一般公開された・・・

國定古蹟・台南地方法院

1914年竣工、設計は森山松之助技師。

内部参観は火曜から日曜の9:00－17:00。
残念ながら今日は外観だけ。

人が少ない休館日を狙ったのか、婚抄写真撮影が行われていました。

玄関天井の見事な彫刻。

内部の見学は次回のお楽しみに取っておきましょう。

東隣の検察署駐車場で見かけた謎の壁イラスト。

向かいでは台南市現代美術館が工事中。

2017年末完成予定だそうですが・・・遅れるだろうなぁ、この様子では。

休憩後、徒歩1分の潮坊・台南永福店へ。

高雄に本拠がある大八香港式飲茶グループの台南店。
(他に高雄に２店舗、台北に２店舗）

平日夕食は、469元＋お茶30元＋サービス料10％
合わせて549元、最近の円安レートでも
2,100円ほどですからお得感大♪

平日夕食は17時から21時30分まで時間制限なしですが
土日祝日は、17時－19時・19時30分－21時30分の二部制。

17時30分頃に入店したときはすぐに着席できましたが、百人くらいの団体さんがやってきて18時には満席に。早めにきて良かった♪

お茶はポットでサービス。プーアル茶か烏龍茶が選べました。

蒸籠料理はワゴンサービス。

手を上げれば、回ってきてくれます。

２個入りが多く

ふたりで食べ合うのにぴったりでした。

調理コーナーでは腸粉が。

牛肉腸粉と蝦仁腸粉の二種類。

最初はカバーが掛けられていて使えなかった生ビール･サーバーが、18時頃から使えるようになりました♪

あまり呑むと、料理がたくさん食べられなくなるのがジレンマ。

蝦捲、タロイモ揚げ団子。

ミニ薬膳鶏鍋。鶏と言っても、烏骨鶏です。

牛肉湯

牛アキレス腱煮込。

黒胡椒炒蟹。

20時に生ビールサーバーにカバーが掛けられましたので、デザートに切り替え。

アイスクリームは八種類。

もうお腹いっぱい（≧･≦）

ごちそうさまでした。

明けて5月9日、今日は帰国日。
荷造りを済ませてから、ゆっくり朝ご飯へ。

もうチェックアウトした家族も。
この部屋には、赤ちゃんがいたのですね。
赤ちゃん向けのサービスもこのホテルは充実。
ベビーバスが置いてある部屋もありました。

レストランのいちばん奥にはプレイルーム。

可愛い♪

今朝は中華系を中心に。

しっかりといただきました。

屋外キッズスペースFunky Fieldでは子どもたちの歓声が。

チェックアウトしてホテル向いのバス停へ。

市政府前9:50発の無料シャトルバスで高鐵台南駅に向かいます。

ひどい渋滞も無く約40分で到着。

35％割引でネット予約できた、11:13発の813次チケットを自販機で発券。

以前はレストランがあった場所が、土産物店ストリートに改装されていました。

担仔麺のコーナーも。

ナッツのタルトをお買い物♪

相変わらず空き地がずっと拡がっている駅周辺。

11:25、あっという間左營駅に到着。

時間に余裕があるので、隣の新光三越をぶらぶらすることにしました。

別館・彩虹市集三階のインフォメーションでカバンを預かってもらい(無料です)

彩虹市集と本館をぶらぶらしてから地下の飲食店街で軽い昼食。

カバンを受け取り、高雄捷運で空港へ。

まだ出発まで1.5時間ありますが、皆さん早めにチェックインしたらしく、カウンターは店終い準備中でした。

常客証を案内係の方に見せたら、こちらのe-checkinブースに案内されました。

仕組みは日本とほぼいっしょ。パスポートをスキャンしてから、両人差し指を装置にタッチ。

出てから右に曲がって26番ゲートへ。

倒産した復興航空のATR72が三機、寂しげに並んでいました。
まだ引き取り手が見つからないんですねぇ。なんか可愛そう。

関空からの到着遅延で40分遅れ（≧･≦）

予定していた関空－神戸のシャトル船に乗れず、１時間遅れの帰宅となりました。