富山・高岡から氷見・砺波・南砺の五月の連休祭りだらけの旅(四日目)~富山の小京都、城端から福光・砺波へ。城端曳山会館でしっとり情感あふれる曳山祭りに触れた後は、一転、輝く日本一のチューリップフェアを堪能です~
2017/05/02 - 2017/05/02
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たびたびさん
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ユネスコの無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」は、18府県の33件。うち、富山県は高岡御車山祭の御車山行事、城端神明宮祭の曳山行事、魚津のタテモン行事の3件です。高岡御車山祭の御車山行事は昨日拝見しましたが、城端神明宮祭の曳山行事ももうすぐ。ということで、今日は祭り直前の城端も訪ねてみることにしました。高岡御車山祭もいいけど、城端の曳山祭りもやっぱりいい。それぞれ特徴を持った祭りであることが確認できました。
続いての砺波チューリップ公園は、チューリップフェアの期間中。日本一のチューリップの産地砺波地区の象徴といった公園は、見事なチューリップで埋め尽くされていました。そして、規模も素晴らしいですが、活き活きした花がきれいに咲きそろっていて、よくこうやって時期を合わせて咲かせることができるものだと感心せざるを得ない。いろんな経験と技術力が積み重ねられた賜物だと思います。
城端線の時刻を細かく調べたうえでのスケジューリングでしたが、福光も含めてなんとか予定をクリア。今日もそこそこ濃い内容になったかなと思います。
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まずは、城端から。
高岡駅から、城端線の始発電車に乗って。その終点、城端駅に到着しました。 -
川を越えて、
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少し歩くと、馬の背のような地形が現れます。緩い上りの道沿いに市街が続いていて、宿場町みたいな雰囲気もなくはない。でも、これが富山の小京都なんですね。
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で、この町の中心が
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この善徳寺。
結局のところ、城端ではこの寺が圧倒的な存在感があって、街全体が善徳寺の門前町と言ってもいいかもしれません。街の中心部にでーんと構えた建物ですが、総赤瓦の山門はそれだけでも壮観。 -
そして、その柱には装飾の銅板があてがわれて、
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またいっそうの威厳を感じさせます。
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そして、これも高岡の銅の鋳造技術と大いに関係はあるでしょう。
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ただ、目が慣れてくると本堂の大きさは思ったほどの規模ではない。やっぱり、第一印象にあった山門の素晴らしさが抜きんでているように思います。
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善徳寺を後にして。
この城端の瑞泉寺は、じょうはな座の隣り。井波の瑞泉寺とは違って、こちらは小ぶりの地味なお寺です。 -
門前に説明板があって、顕如書状を伝えているのだとか。この書状は、信長と本願寺が講和したことを知らせるもの。越中では、井波の瑞泉寺と勝興寺に渡されたのですが、井波の瑞泉寺が転派したため、その書状がこちらに伝わったのだそうです。ただ、境内には入れますが、内部拝観等はできません。
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隣りのじょうはな座は、市役所城端庁舎の続きの敷地。広い駐車場も備えた立派な施設です。ここでは城端に伝わる伝統芸能として、庵唄やむぎや踊りの定期公演があるようです。曳山会館のビデオで拝見しましたが庵唄とか、地元の方が京都から指導者を詠んで芸を磨いているもの。本格的なもので、見応えがありました。立派な施設ですが、それにふさわしい伝統芸能が息づいている街の象徴だと思います。
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続いては城端神明宮へ。ここは、城端市街の端っこ。
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ちなみに、城端を代表する城端祭りは、この城端神明宮の春季祭礼です。祭りの直前という時期でしたが、参道が細く続く境内はきれいに整備されていて、さすがの趣き。
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傾きの急な黒い瓦の屋根を持った本殿も堂々としています。
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今度は裏通りの方を通って、善徳寺に戻ります。
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これはかつてのお風呂屋さんのようですが、
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今では、レトロな展示がされていました。まだ開いてなかったので、窓からのぞいて確認です。
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その先にあるのが土蔵群蔵回廊。
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呉服商として財を成した野村家が明治の後期に建てたもの。ゆるやかなカーブの通りに沿って石垣を高く積み、そこに土蔵建物が隙間なく重なって建っています。曳山祭りだと曳山がここを通って行くのが見どころの一つ。ここだけちょっと別格の眺めとなっています。
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溝口梅華堂は、城端の中心善徳寺の門前。
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店内には朝早くから出来立てのお餅が並んでいました。
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いただいたのはエンドウ餅。黒豆じゃなくて、エンドウ豆を使った豆餅です。エンドウ豆の炊き込みご飯がありますけど、ちょっとそんな感じ。なるほどこんなのもありますかといった味わいです。
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さて、城端観光のメインは、この城端曳山会館。そろそろ開館時間になったようです。
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中へ入って、
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まずは、城端曳山祭りのビデオを拝見します。
なるほど、なるほど。これは御車山祭りとはまた違って、ずいぶんしっとりした情緒を感じます。そして、曳き山と並ぶ庵屋台の唄いに三味線って、けっこうな正調だと思いますけど本当に素人さんですか。
館の人に聞くと、京都から毎年お師匠さんを呼んで練習しているのだそう。やっぱりそうでしたか。そんな地道な努力もあっての祭りなんですね。いいお話です。 -
今は、ちょうど祭りの直前といった時期。
そして、たまたまユネスコの世界遺産に登録されたこともあって、この日は曳山が6台全部揃って展示されていました。 -
曳き山は金箔を多用した豪華さがあるのですが、屋根がついているので、その分重々しさが加わります。
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そして、展示では、光を加減することで昼の姿と夜の姿をともに見せてくれる。夜になると提灯の明かりに照らされて、豪華な屋台は渋い美しさに変じます。
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イチオシ
さらには、BGMのおつなお囃子の音色の中で、しめやかな祭りの素晴らしさが伝わってきて、祭りに酔ってしまうような感じでした。御車山祭りと比較される祭りですが、このしっとりした感じは御車山祭りにはないもの。異なる魅力がある祭りだということがよく分かりました。
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御車山祭りの車輪も豪華でしたが、こっちも全然負けていません。影響はしっかり受けているんでしょうが、それをちゃんと自分のものとしているように感じます。
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ちなみに、城端では曳き山に乗った大きな人形が特徴なんですが
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その人形は神様。
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イチオシ
祭りの当番の家では祭りの始まる前日に、
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この神様を自宅に迎え入れて、客間の上座に飾ります。
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イチオシ
それはとても名誉なことなので、そのために家の増改築をしたりすることもあるのだそう。
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イチオシ
普通、神様は神輿に乗るのでしょうが、ここではこの曳き山がその役割を担っているんですね。
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大事な神様を乗せる屋台ですから、
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その装飾も手を抜くわけにはいきません。
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どこまでも、
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イチオシ
精緻で、厳かな曳き山です。
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それなりに期待はしていたんですが、ここまでのものとは思いませんでした。いいものを見せてもらったと思います。
ちょっと蛇足ですが曳山という名前について。京都の祇園祭は、山鉾といって、屋台は山と鉾の二種類。鉾は屋根がついている方で、山は屋根がないものをいいます。ここは屋根がついているので、祇園祭からいうと山ではなくて、鉾なんですけど。。まあ、どうでもいいことですね。はい。 -
表通りに出て。
井波屋は、じょうはな織館の隣り。城端のメインストリート沿いにあるかや焼を扱う三軒のお店のうちの一つです。 -
ただ、ここが一番かや焼を前面に出している感じですね。
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それだけに、香ばしさという点ではここのかや焼きが一番のような気がします。ただ、香ばしさがかや焼きで一番大事かというとそうでもないかも。まあ、それぞれの好みかなとは思いますが。。
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城端名物のがや焼つながりで、こちらは田村萬盛堂。同じ城端のメインストリート沿いです。
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改めてですが、がや焼はカヤの実を炒って、砂糖をまぶしたお菓子。カヤというのは将棋盤とかを作る木ですよね。
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噛むと堅いことは堅いんですが、すぐに壊れて、全体としてはサクサクいける。意外においしい木の実です。ここのは甘さがほどほど。素材を活かした素直な自然な味わいだと思います。
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城端のメインストリート沿いのもう一軒は、松島松鶴堂。
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結局、このメインストリート沿いにはかや焼のお店が三軒あるんです。
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ここのかや焼も香ばしくて、まぶした砂糖の甘さも程よいですね。堅くてこんなの噛めるかなあというところで砕けていくその固さもぎりぎりOK。こちらも申し分ないかや焼きかなと思います。
三軒ともちょっとずつ個性はあるんですが、食べ始めるとそれが一番よく思えてくる。それだけ完成度が高いお菓子です。 -
ところで、城端は小京都と呼ばれる豊かな街ですが、その背景にあったのは絹織物の隆盛。その歴史を伝えるのがじょうはな織館です。
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ちなみに、城端絹の始まりは、戦国時代末期。
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江戸時代には、ここ城端と小松で織られた絹織物が加賀絹として加賀藩に庇護されたのだそう。つまり、ここは加賀100万石の豊かさを支えた町だったんですね。祭りの屋台の豪華さもこうした経済的な背景がなければ、実現しえないものだったかもしれません。
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全国的に見れば江戸時代の織物の主力はたいていが木綿でしたから、絹織物を手がけたのは別格の存在だったのだと思います。
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二階には織機がずらりと並んで、時間によっては実演もやっているようでした。
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ここから城端駅の方に戻ります。
肉の岩崎は、その途中。ここも城端のメインストリート沿いです。 -
肉屋さんですが、揚げたてのコロッケを扱っていて、基本は地元の需要があるのだと思いますが、こういうのがあると観光地としての城端の街歩きはちょっと楽しくなるような気がします。コロッケはお昼ちょっと前からやっています。
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もう一つのANGO安居は、ケーキ屋さん。駅に近い坂の下の方です。
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若いご主人がやっていて、城端祭りのことなどもいろいろ教えてくれました。いただいたのは、シュークリーム。少しチョコがコーティングされていますが、味には関係なし。カスタードクリームの味わいが基本です。限られた市街ですが、新しい息吹も感じられる。いいんじゃないでしょうか。
さて、これで城端は終了です。 -
城端から移動して、今度は福光です。
気が付くと駅前に巴御前の碑がありました。巴御前終焉の地が福光なんだそうです。木曽義仲はイマイチ人気がないんですが、巴御前の方は女丈夫で人気がありますよね。京都の時代祭でも巴御前は見逃せない人物の一人です。 -
福光駅近くで、まずは昼食。中華菜館 チューは、一見何でもない街の中華屋さんなんですが、この辺りでは人気のお店。
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入るとけっこう席は一杯だし、次々お客さんが入ってきます。いただいたのは、中華丼。どろっとした餡かけにいい出汁がきいているような。いわゆる普通においしいお店です。
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そこから市街に向かう途中に見えるのが小矢部川公園。福光の市街を流れる小矢部川沿いに整備された公園です。
たぶん、全体としては小矢部川の相当の範囲で整備されているのだと思いますが、いずれにしても小矢部川ののどかな景色が一番。城端線に乗ると分かりますけど、城端辺りからは急に高い山々が迫ってきますが、この辺りでは広い平野の中を行く感じ。川の周辺は春先の緑が美しいです。 -
福光の市街にはお菓子屋さんが何軒もあって、
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このホームベーカリーおまたもお菓子を扱っています。
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いただいたのは、「ちょんがれ」という焼き菓子。ちょんがれ踊りというのがあって、蓮如上人が布教のために広めたとされる踊りだそう。白餡のスキっとした甘さが印象的です。
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このお菓子の小西も、福光の中心部。自前ビルの堂々とした構えです。
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福光おやきというのは、このお店の独自商品みたいですが、真っ白な菊の文様がお見事です。
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ただ、裏側に焼き色が付いていて、そこがおやきになっているんですが、しっとり感の方が勝っていて、味の方はちょっと中途半端になっているかもしれません。
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それから、この辺りにはドジョウのかば焼きというB級グルメがありまして、
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こちらの杓子屋さんでいただきました。
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イチオシ
見た目は焦げ焦げだか、タレが黒いんだか分からないようなのが串に刺されていて、はいどうぞと渡されました。ちょっと苦いような感じもなくはないですが、全体としては滋味豊かな食べものということでしょう。違和感も全くなくて、大きく言えばうなぎのかば焼きと似たようなものかなと思います。
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観光スポットとしてまず向かったのは松村記念会館。
南砺市福光福祉会館内にあって、市が管理している施設です。 -
ちなみに、松村というのは村松謙三。日中友好の功績のあった政治家で、ここには当時中国全人代常務委員長だった李鵬氏も訪れたのだとか。
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氏の遺品はちょっと意味の分からないものもなくはないのですが、日中友好を深めていくためにはこうした草の根の運動はとても大事。
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だんだんこのような人が少なくなっていることに我々ももっと危機感を持たないといけないのかもしれません。
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近くの棟方志功記念館愛染苑は、棟方志功が福光と縁ができ、ここに暮らしていた時期があったことを記念する施設。
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残念ながらこの日は火曜日で休館だったのですが、棟方志功が暮らした家の方は公園の方に保存されていたので、そちらは確認させてもらいました。小さな家ですが、それだけ棟方志功が福光を気にいっていたのが伝わってくるように思いました。
しかし、こなるとここで終わるわけにはいかなくなる。かなり迷いましたが、光徳寺にも足を延ばしましょう。 -
ところで、光徳寺は棟方志功ゆかりの寺。しかし、福光駅からだと3キロ以上あるし、本来は歩いて行ける距離ではないんですよね。
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しかし、やっぱり思い切って訪ねてみたのは、大正解でした。
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山門を入って
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イチオシ
境内に入ると、この壺はなんでしょうか。不思議な光景です。
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ここが入り口で、拝観を申し込みますが、
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玄関の正面にある衝立からして、何か普通じゃありません。
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イチオシ
その奥の居間の家具類。
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これも民芸風の味があって面白い。
なんでも、もともと、先代の住職は柳宗悦と親交があって、そのつながりで棟方志功とも縁ができたということです。ただ、私としては柳宗悦は大物中の大物。そんな人とおいそれと親交ができるものかと思ったのですが、確かに、この部屋にある調度品や道具類だって世界中からこれは本物と見定めたような逸品揃い。そして、なによりそれが見事に融合して一つの美しい世界を作っているのを拝見すると、確かにこれはちょっとやそっとの好きものではないですよ。 -
奥に通されて、この寺の寺宝ともいうべき棟方志功の生涯の大作、老松の画も拝見しましたが、それだけにとどまらない。この世界観全体をじっくり味わうべきだ寺だと思います。
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さりげなく飾られた焼き物に、
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洒脱な
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襖絵も。
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高級感があるものではないのですが、程よい気品とセンスの良さが光ります。
奥さんの説明によれば、「人生は短い。であれば、本物に親しんで生きるべき」というのが先代の口癖だったよう。まあ、あんまり本物、本物というとこれ以外は本物じゃないのかとなってしまうので、そこは100%の賛同はしませんが、自分の好きと思う気持ちに素直だった人であったという理解でいいのではないか。そして、それを受け入れる人と出会ったことがまた幸せだったということかと思います。
ただ、一方でこの寺は真宗の寺。浄土真宗の教えは阿弥陀仏にあの世で救ってもらうというもの。これに対して、この世界感は浮世へのこだわりにあふれていて、その辺りとのつながりがどういうものなのか。変な想像もしてしまいましたが。悪しからず。。 -
寺の前の田んぼでは代かきの季節。この辺りの水田は周囲の風景を映してそれがまた雰囲気があるんですね。城端線に乗っていると福光から城端にかけて、遠くの山々が田んぼの水面に映ってすごい眺めになっていました。これももう少し有名になってもいいかもしれません。
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さて、福光駅から、再び砺波駅に移動して。これは砺波チューリップ公園です。
となみチューリップフェアの期間中は砺波駅からシャトルバスが出ていて、それを利用しました。 -
園内にはいると、チューリップの方は、まさに今が盛り。
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しおれたような花やまだつぼみの花とかも全くなくて、すべての花が満開ですよ。
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こんなことあるのかなあ。
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すごい手入れの仕方だなあと感心しましたが、
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聞くと今年は例年になく花の状態がよくて、また行った当日が最高の状態なんだとか。
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なるほど。
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イチオシ
このすごい状態は滅多にお目にかかれないものだったことも知って、さらに感激です。
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周囲の新緑の緑も
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きれいだし、
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鮮やかなチューリップの色彩は
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イチオシ
まばゆいばかり。
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皆さん思い思いに記念写真を撮ったりしていますが、
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品種改良を繰り返しながら、
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ここまで自由自在に
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色彩を操ってきたんですね。
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そして、バラの花の写真映えもすごいんですが、チューリップは密集しての美しさ。
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チューリプのすごさも、これで見直しました。
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砺波チューリップ公園には、いろんな施設もあって、これは砺波郷土資料館。
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展示や説明パネルなどは砺波がいかにしてチューリップの生産を成功させたかという内容ですが、やはり目が行くのはこの建物そのもの。
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明治42年に中越銀行本店として建てられた建物で、銀行らしい吹き抜けの天井には金唐革紙。
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意外にあるようでない豪華な意匠に、こちらでもうっとりです。
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続いては旧中嶋家。
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チューリップフェアの期間中でもあり、大勢の観光客が座敷に上がって思い思いに休憩していました。江戸時代に建てられた豪農の家ということですが、こんなに大勢の人が入ってもびくともしない。囲炉裏が焚かれて、お茶のサービスも。こうして利用すると、あれこれ知らなくても家の価値がよく分かるような気がします。
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五連水車ですが、福岡県の朝倉には三連水車があって、それもけっこう有名ですが、これはそれを上回りますね。
ただ、これではどういう状況で使われていたのかはよく分からない。つまり、生活感とかは感じられません。ただ、美しいことは美しいです。 -
美術館では、宮脇綾子のアプリケ展をやっていました。
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アプリケというと布をつなぎ合わせる技法なので、ちょっと女性の趣味的なものとイメージしてしまいますが、こんなに可能性があったのかと正直舌を巻いてしまいました。対象物の形だけでなく、質感、その存在感までちゃんと表しきってますね。できればもっと難度を上げて人物画なども挑戦してほしいような気がしました。
なお、常設展は清原啓一の華麗な鶏。これも圧巻で、必見かと思います。 -
四季彩館は、チューリップの世界の歴史や品種改良の技術など、チューリップの生産量一位となった砺波の面目躍如といった内容の施設。
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ただ、大量のチューリップを見た後だと、もう食傷気味。
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これ以上のチューリップの知識は要らないような気持ちになっていまして、サクッと見ただけで終わりにしました。
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最後の砺波市文化会館は、入り口すぐにある公会堂のような建物です。
内容的にはチューリップ公園と連動。この日は影絵の体験イベントが行われていて、チューリップを見に来た家族連れをターゲットとするもの。予め調べていなくても、気が付いて気にいったら参加するといった軽いノリでいい施設だと思います。 -
チューリップ公園の道の駅の方にも寄ってみます。
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ここでは、大門素麺をお土産にしました。この辺りだと氷見うどんが有名ですが、この大門素麺も負けていないということ。3~4人前という包みでしたが、少し大きめの鍋でも溢れるくらいになって、けっこうな量。余った分を翌朝食べてもしっかりおいしくて、柔らかくてもしゃんとした素麺。名物だけのことはあるようです。
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で、早めの晩飯は駅内の砺波そだちで。
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ロース豚カツをいただきましたが、そのカツの分厚さがちょっとすごい。JAの経営だけにこうしたところは惜しげがないのかもしれません。ゴマを擦ってソースと合わせ、それをたっぷり掛けていただくのもいい味になってます。
そして、実は、ここから今日のもう一つのクライマックス。どうしても気になってしまった福野夜高祭に向かいます。これがある意味ハチャメチャなんですが、続きは次の旅行記です。
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