2017/05/05 - 2017/05/05
33位(同エリア274件中)
tadさん
5月5日は天気良好とわかり、急遽、「岩国基地フレンドシップデイ」を訪問することにした。3日前までは午後、曇りから雨という予報だったので、決めかねていたのだ。で、アメリカの海軍海兵隊基地と海上自衛隊岩国航空基地の共催で長年、5月5日に実施されてきた基地内開放は、私は最初に来たのが25年前。其の時は前の滑走路だった。目の前にすべてが、展開され、迫力があった。
特に25年前のハリアーの演技は抜群だった!垂直離着陸ができるだけでなく、空中停止したり、前後左右に飛んで見せたものだ。ハリアーの展示場には、本物のパイロットが対応していて、私はそのパイロットとかなり長くやり取りした。彼は自分が選ばれたエリート・パイロットであることを誇りにしており、もっともパイロットの難関コースだと断言した。トップ・ガンよりも。。それは、ハリアーの操作が圧倒的に困難であるからだと言っていた。新鋭ジェット機のように自動化されていない部分が多いという説明だったと記憶している。
当時は展示品に詳しく説明版がついていたと記憶するが、今回は機体が並べてあるだけで説明は殆どなかった。兵員らしい人がそばにいたが、説明員ではなく、整理だけをしているようであった。実際、今回、ハリアーのそばにいる人に話しかけたが、ハリアーのこともあまり詳しくなかった。。。私がイギリス製のハリアーとアメリカ製のハリアーの違いなど、キャノピー周辺のデザインが違うと話したら、彼はイギリス製は見たことがないといっていた。ハリアーはイギリスとの共同開発だったのだ。
で、今回のハイライトはF-35Bステルス戦闘機の国内初公開であった。短距離離陸と垂直着陸できるし、大幅性能アップしたステルス戦闘機だ。11か国の共同開発機だ。残念ながら日本は開発に参加していない。今の日本なら参加できただろうが。。。ロンドンの空軍博物館で実物大の模型は5年前に見たし、ここの旅行記でも紹介しているが、開発に日本が参加していないのを残念に思った記憶がある。(ただ、日本が購入する機体は名古屋の三菱重工にある最終組立・検査所で組み立てられることになった。次期支援戦闘機FSX国産化路線の話とは切り離すべきだろう。なお、F-35Bは当初は、垂直離着陸が可能な設計だったのだが、実際には制限が多いようだ。。)
話題のオスプレイも展示してあるほか、展示飛行した。F-35Bが垂直離着陸はできないので、オスプレイがその不足を補っているかたちだ。海兵隊は滑走路がない場面でも作戦展開がありうるので、ハリアー型の戦闘機は必要なのだが、重量物が運べないし、音速以下であることも弱点だったのだ。高速化したF-35Bとオスプレイの垂直離着陸機能とでカバーしあう作戦なのだろう。
今回、すごい人出だった。岩国駅からのシャトル・バスは列が長く、40分くらい待つとのことで、歩いた。一回目も歩いたことがあるからだ。4、50分くらいで正門に到着した。4kmくらいあった。もっとも、基地内に入ってからも、歩く。。ひたすら歩く。。。滑走路が沖合に移動した分、歩く距離が倍加した。今日の記事を見ていたら、どうやら南岩国駅から歩くと20分でCゲートに到着したようだ。
帰りはシャトル・バスで岩国駅に戻った。最後のブルーインパルスの演技のスタートが予告から一時間近く遅れ、私は、以前も2度見ているので、移動開始して、早くシャトル・バスに乗ったのは正解だった。移動途中にブルーインパルスの演技がはじまり、これはどこからでも見えるのだ。岩国駅にバスが到着した時に最後の星の形をつくるところだった。一足さきに大混雑する岩国駅から列車で脱出した。実は5年前に来たときは、過去最高の28万人の人出だったそうだが、今回は、21万人だったそうだ。
トイレ、食べ物店、展示機内への行列など、すべて、数十分は並んでいた。トイレは2度ならんだが、25分待った!!!人生初の体験だった!!!飲みもの、食べ物も買うのをあきらめ、持ち込んだもので我慢した。で、基地の正門に到着したのは10時15分くらいだったが、バスでの基地退出は4時半ごろだった。一応、ブルーインパルス以外は、基地内で全演技を見たことになる。すごい一日だった!!!
私が一番興奮するのは、やはり、F-16や自衛隊のF-2などのジェット戦闘機のモデル・フライトだ。あの反応力と迫力あるエンジン音には、本当に興奮させられる。爆音の凄さには震えが来るほどだ。私は人間の作るハイテク技術が好きなのだ。。。高度の文化、芸術なども私は同類の興奮を味わっているように思う。月並みなものには驚かない。。。
一枚目は空中停止しているハリアー戦闘機。垂直離着陸ができる戦闘機は今でも、これだけだ。退役も近いだろうが、、。
- 旅行の満足度
- 5.0
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展示されている垂直離着陸機のハリアー戦闘機。アメリカ、イギリスで独自の発展をしていった。F-35Bにとってかわられつつある。
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このエンジンは、吹き出しの方向が変更できる。下に向けて、離着陸する。
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ハリアーの全景写真がなかなか取れない。たくさんの見物人がどこにもいた。
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国内初公開のF-35B.短距離離陸と垂直着陸が可能なステルス戦闘機。日本もF-35シリーズは購入する。3種類の型が発売されるが、このB型が一番高価だ。
(追加:トランプ大統領が、値下げを迫っていると報道されている。F/A-18(スーパー)ホーネットを改良してステルス性能を持たせて、こちらを一部購入し、高価すぎるF-35の購入数を減らすべきだと主張している。) -
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次に注目したのはV-22オスプレイだ。垂直離着陸できるプロベラ機だ。上にプロペラが向いている時は離陸着陸ができる。
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プロペラが少し前に傾くと前進をし始める。
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もっとプロペラが前に傾き、スピードアップする。残念だが、前を向いた写真は撮れていない。基地から離れると前を向いているはずだ。
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展示機の前は見物人がすごい。
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行列が長いので並ぶのは断念。
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巨大なプロペラ。
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これなら塗りつぶさなくていいだろう。
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以下は高速飛行中の撮影をズームアップして、さらにトリミングした写真。
この日は、ジェット戦闘機によるモデル・フライトが3回あった。一時期、日陰の格納庫のところで撮影したのだが、会場のPAが聞こえなくて、機種の説明などがまったく聞こえなかった。
そこで、この後、滑走路に近づいて、強烈な日光を浴びながらの撮影だったが、帰宅後、顔も首周辺も強烈なやけどにちかい日焼けになっていた!一日中、10km以上を歩いたのだから、日焼けも当然だろう。 -
多分F-16
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これは自衛隊機F-2。アメリカのF-16をベースに大型化されたもの。
ウィキペディアによると、「本機の本開発が始まる以前の「FS-X(次期支援戦闘機)」の段階では国産機開発として計画されていたが、技術的・政治的問題によりアメリカとの共同開発となった。これによりロッキード・マーティン社のF-16多用途戦闘機をベースとし、三菱重工業を主契約企業、ロッキード・マーティンなどを協力企業として開発されることになった。」 -
投下直前。
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こういうものが投下された。人ではない。説明が聞こえないところにいたので、なにか不明。
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人も降りてきた。
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ブルーインパルスの演技。バス乗り場に移動中撮影。管制塔が遠くに見える。既に、見物の場所から2kmは歩いている。
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ブルーインパルスの4機。現在の使用機は、T-4と呼ばれる川崎重工製の純国産のジェット練習機だそうだ。
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正門近くにあるゼロ戦の模型展示場。
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外見は忠実に復元されているが、エンジンがついているのかは知らない。
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基地案内図。
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あの管制塔の向こうまで行く。。
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内部見物は行列に並ぶので、遠慮。昔、入ったことがあるし。。
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A-10(サンダーボールト2)
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これが多分F-16
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これがF/A-18ホーネット。
(追加:このF/A-18を改良してステルス性能を付加したスーパーホーネットという機種を、高価すぎるF-35の購入を減らして、代わりに導入すべきだと、トランプ大統領が主張しているようだ。) -
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77年前製作のDC-3.世界中を飛行中の機体。
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DC-3の飛行ルートを示す。
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ボーイング767.
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これも長い列。
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これも長い列
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列の横からちらっと眺める。前に入ったことがあるからいいや。。
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基地内はどこまでも広い。。。
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やっと滑走路に近づくと、これ。。。ここは飛行機の第二の展示場。ここにf-35やオスプレイがあった。ともかくも歩く。。。
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面倒になってきたので近くまで歩かないで、ズームレンズで誤魔化す。。展示がやたら多い!!飛行艇だろう。
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救難飛行艇US-2。機体は日本の新明和工業製だ。エンジンはロールスロイスを使用。
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ズームアップすると、後で飛行するブルーインパルスの群れが見える。これで、滑走路に一番近づいた。ただ、ここは人が多すぎるし、日当たりが強いので、しばらくいた後で、退散して、後ろにある格納庫の日陰で見ることにした。ただ、そのかわり、説明が聞こえなかったのは、残念。
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どうやら第2展示場は滑走路に近く、現役機のようだが。。
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どうやらこれがF-15.映画「トップ・ガン」で活躍した。
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F/A-18?
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すごい面構えだとおもったら、次の写真。
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暑いので、日陰に向かう。
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この象さんマークの格納庫は開放されており、ここが涼しいので、説明は聞こえないが、ここで一休みして体力回復した。ただし、食料も水も、基地内では追加なしで過ごした。列が長くて買えないのだ!もしかしたら、これは、1970年の大阪万博以来の経験だろうか?行列を飽きらめたのは。。。
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ここは涼しいのでたくさんの人が避難中。
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やっぱり、説明が聞こえないのは困るので、再び、滑走路に近づく。
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すごい青空になってきた。小さい点は飛行機。
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ズームアップして撮影。次はこれをさらにトリミングしたもの。結構写っている!
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給油作業のデモ
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給油用の飛行機
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プロペラ機の曲芸飛行が3回、あった。最初は日本人の活躍中のパイロットだった。2017年 4月のレッドブル・エア・レース第2戦で優勝した室屋義秀選手Yoshiが飛行した。この写真ではないが。。。
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ブルーインパルスの曲芸飛行中にシャトルバス乗り場に移動中。まるまる6時間、基地内にいたことになる。面白い一日だった!これが3回目の参加だったが、ブルーインパルスのデモフライトが遅れたのは、興ざめだった。説明を繰り返すが、一時間近く遅延したのは、ダメだ!もっと、気合を入れてほしい。いらいらして早めに引き上げる人がかなりいたようだ。
今回は展示物の充実ぶりは今までで最高だったが、プログラムの流れが悪かった。。時間が間延びするところがあったのは残念だ。25年前のように、展示機の前で直接、パイロットと談話できたあの頃の方式は、もう戻らないようだ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Keiさん 2017/05/06 16:23:37
- エンジン音で思う事
- tadさん、こんにちは
こういう航空ショーは行ったことがありません。
tadさんとはレベルがかなり違いますが、子供のころ旅客機が滑走を始める時のエンジン音でとても興奮したのを覚えています。
そんな感覚はすっかり忘れていましたが、ハワイに遊びに行った時、軍の戦闘機が訓練でワイキキ上空を飛んでいた時の爆音を聞いてその凄さに子供の時の感覚を思い出した記憶があります。
大人になって乗り慣れた旅客機のエンジン音位では驚かなくなりました。人間の経験の量や質で感動するレベルが変わっていくのだなと感じます。
その意味でtadさんのレベルはオヤジのはるか上空ですね。
Kei
- tadさん からの返信 2017/05/06 20:32:16
- RE: エンジン音で思う事
- こんばんは。
航空機のエンジン音をまじかに聞いたのは、私の場合、ずっと後年になってからだと思いますが、多分、1974年に福岡空港から羽田空港まで、国内線に乗り、それが当時新鋭機のジャンボ・ジェットでした。そのスケールに驚いたのを憶えています。その後、初のヨーロッパ行で、羽田からパリまで、JALのチャーター便に乗りましたが、それは古いDC-8だったはずで、エンジン音が機内でもうるさくて、眠りにくかったのを憶えています。
近年のジェット旅客機は、あまり興奮するほどの迫力音は機内でも周辺でもしませんね。技術の進歩でしょう。私のイギリスの友人はF1レースが好きですが、あれは音の迫力の要素も大きいとみています。音楽もカラヤンとベルリン・フィルみたいにやたら大規模化したど迫力が好きなようです。私は逆に音楽に関しては、大きな音より、昔の古楽器の繊細な音などが逆に好きになりましたが。。。
ただ、これら旅客機と音速を超えるジェット戦闘機のエンジン音は桁が違うようです!!今回もジェット戦闘機の爆音には興奮状態でした。時々、民間機も岩国空港では発着していましたが、大変静かに行動していましたね!
昨年種子島の宇宙センターに行きましたが、現地のローンチング・パッドの近くでH?B等の打ち上げを見たら、もっとすごいのだろうと想像します。。。もっとも、かつてのアポロ宇宙船を打ち上げたサターン5型なら、それらすべてを上回る迫力だったでしょう。。あんな非効率的なマシンはもはや人類は使用しないでしょうが。。
私は人間の非凡な活動が心底好きなので、単に自然が生んだ奇跡などというタイプには、ま、いいねというくらいです。イタリアはその点、間違いなく、美術や建築の人類の奇跡的な創造品がいたるところにある場所です。無数に訪問されたKeiさんには敬服します。
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