2017/04/28 - 2017/05/02
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nao520さん
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中国の労働節休みに合わせ前々から興味のあったモンゴルのホーストレッキングに行って来ました。住んでいる北京からはたったの2時間。
この時期はテント泊は寒いとは思いましたが期限切れになるマイルの関係で思い切って行ってみました。
D1 北京発 0835 ウランバートル 1030着 午後乗馬 ゲル泊
D2 ホーストレッキングツアーに出発 テント泊
D3 ホーストレッキングツアー テント泊
D4 ホーストレッキングツアー ゲル泊
D5 ウランバートル 11時50分発 北京着 14時00分
唯一の懸念は夜の寒さ。行く前1週間までの天気では夜はマイナスでしたから。いろいろ調べましたがこの時期にテント泊ツアーの記事もあまりなかったので、今後行かれる方の参考のため気候も書いておきます。
服は半袖からダウンまで。日によって昼間は日光がさすとジリジリと暑いときもあります。最初の2日間の夜はかなり冷え込んでマイナスだったので行く前はかなり迷ったのですが服はダウンを持って行ってよかったです。テントで寝るときは寝袋に入っちゃうので大丈夫です。なお、ゲルに泊まっている分にはカマドがあるので快適です。
なお、ツーリストキャンプとは違いますのでシャワーなる物はありません。
5日間は風呂なしです。ただ、乾燥しているので意外と不快感はないです。
追記: 自馬で乗馬歴10年以上ですがアドバイスとしてヘルメットはした方がいいでしょう。私は手持ちがあるので自分の持っていっていますが。モンゴルの草原は所々に石、岩が顔を出しており落馬して頭を打った場合冗談ではなく死ぬかもしれません。乗馬歴ある人なら手綱を手放さない落ち方習っているので頭から落ちる事はないと思いますが、身体でも当てると痛いですよ。あと、ポリ袋がよく風に舞っているんですが馬は急にあれが目の前に飛んでくるとびっくりして急に動作を変えて回避しようとします。特に走っている時は周りをよく見ておいてください。靴は運動靴で充分です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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北京発 中国国際航空にて1030頃 モンゴル到着。日本語ガイドのバルドに迎えてもらい一路ウランバートルから70キロ位離れているトゥブ県ナライハへ。
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いわゆるツーリストキャンプとは違う遊牧民の普通の民家です。
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ご家族のゲルでまずはミルクティーを。
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ちょうどお昼時なので、昼食をいただきます。これ、美味しい。
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昼食後は午後いっぱいこの附近をトレッキングします。
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向こうの小高い丘を目指して、2時間ぐらいまずはモンゴル式乗馬に慣れます。いで立ちは、はき慣れている乗馬ズボンとすね当て及び乗馬靴ですが、持ってなければ別にジーパン、スニーカーでも大丈夫です。行く前に市内のザハ、市場で遊牧民が普通に履いている黒い長靴 は8,000円程度なのでそれを買ってもいいでしょう。
乗り方は英国式とは違います。基本は同じですが走らせるときは立ち乗りに近いと楽に乗れます。ずーと走っているわけではないので行かれる方、安心してください。ずーと走り続けるのは、単発の乗馬と違いゲルをでて3日の長丁場なのでこっちが持ちません。 -
まあ、広いですね。人工物が全くない。
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丘の上で一休み。1時間ぐらいの距離なのでゲルの番犬も一緒です。
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初日はあんまり無理せずゲルに帰って休憩します。
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この日は午後でも空気が冷たくて、ゲルに帰り着くと中はとても暖かくてホッとします。すぐにミルクティーを出してくれて身体が温まります。
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日没は夜の9時半頃なので、まだまだ6時はご覧の明るさ。
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この可愛い子羊もいつの日か食べられてしまうのかと思うとちょっとかわいそうです。モンゴル人はそんな事露とも思わないそうです。
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この羊肉が美味しくて、夕食のモンゴルチャーハンも美味かった。多分新鮮な羊だからでしょう。
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9時頃ようやく太陽が沈みはじめます。この日はこれで終了。夜は多分零度以下だったと思いますがゲルの中はカマドがあるので快適です。牛の糞の燃料が消えるまでは。温もりがあるうちに寝入ります。夜は電気が周りにないので充電器電源の明かりを消すと真っ暗になります。月と星明かりだけ。
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D2 翌朝は快晴で朝の気温は五度ぐらい。陽が照るとすぐに気温が上昇して暑いくらいになります。
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朝食のパンとミルク粥も美味しい。
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出発の準備をしていると、10年前に角界を引退した旭鷲山がバギーで現る。こんな広い草原でうちらのゲルに立ち寄るとは。モンゴル人力士の先駆者だったので私でも知ってます。今は政治家で、近くの自分の持ってる鉱山を見に来たということです。
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出発。
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1時間位歩かせたり走ったりしたので丘の上で休ませます。
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オーナー、馬方さん、日本語ガイド、日本から参加のO子さん、私の5人。
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牛の群れに遭遇
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向こうの山を目指します。
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途中で牛が子供を産んだところに遭遇。子牛はまだ立つこともできません。
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山の斜面を登っていきます。
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イチオシ
歩きだとしんどいでしょうが、馬だと楽チン。登って来た道?を見下ろします。
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オボーがあったので、時計回りに三周します。
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そこから数十分で今日の野営地に到着。
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いやー広い。この夕方は寒い。夜は冷え込む気配。
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同行のコックさん、とは言ってもでて来たツアーオーナーの親戚が食事の準備をしてくれます。
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夕食ができるまで 羊の干した骨つき肉を肴にビール。
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このモンゴル焼きそばも美味しかった。
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夜の8時なんですがまだまだ明るい。
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23時はもう真っ暗。星は驚くほど多いですが普通のカメラでは、無理。この日は寒くてダウンを持って行ってよかったです。寝袋の中に入って寝てしまえば暖かいんですが、顔は冷たかった。
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D3 朝は9時におきて10時頃出発。日が登ってしまえば急に暖かくなるので着るものも調節できるようにした方がいいですね。
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ひたすら草原を歩いたり、
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走ったり。
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2時間ぐらいすると湧き水があったので、馬を休ませます。
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20分ぐらい水飲ませて更に草原を行きます。
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遠くの丘を目指して行きます。
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そこで、また休憩。
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昼食の時間です。
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ご飯ができるまでの間、散策します。
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オボーからみおろしますが人工物全くなし。そう言えば出発してから今まで全く人が住んでいなかったな。
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あっちから来た。
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お昼ご飯も美味しい。
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飯を食ったら眠くなる。直射日光はあついです。
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昼食後は道すがら久しぶりにあった人里で酒類を購入。カード使えるんだ。
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水売り屋で馬に水を飲ませます。
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また出発。
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なーんかはるばる来たね~
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木々を避けながら山を登って行きます。
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5時頃 今日の野営地に到着。
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夕食はサラダと羊肉のミートボール春雨?和え。
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夕暮れまじか、捨てた羊の骨を狙って鷲が舞い降りました。この夜は昨日より随分暖かくて焚き火なしで外で酒盛りできました。でも、ダウンは着てたな。昨日はダウンを着ていても焚き火無しでは無理。
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D4 朝 8時半頃これから朝食の支度です。今日は更に昨日より暖かです。ただ、風が強かった。
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朝食中、牛が寄って来ました。
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馬の準備もして。
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さて山を下りていきます。
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さすがに3日めだと疲れるんです。ほとんど走らないで馬に揺られ話をしながらのんびり進んでいきます。
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この日は暖かくていい天気。気温は20度を越えてます。
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こう暑いと馬も喉が乾くでしょう。湧き水のあるところで馬に水を飲ませますう。
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人里っぽいところが近くなると草原はゴミが目立ちます。特にポリ袋、ウォッカの瓶。
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僕の馬はノロい。
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砂漠地帯に突入
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砂漠地帯を抜けると懐かしの我が家がはーるか遠ーくに米粒みたいに見えて来ます。。馬は自分の家を知っているので早く帰りたくて突進していきます。
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帰った後の夕食はモンゴル餃子。もちろん手作り。
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これも美味しかった。
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5月1日はちょうど去勢の日だということで、牛のアノ部分の料理をふるまわれました。
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夕暮れまではまだまだ時間があるので羊と遊んだりして時を過ごします。指を出すと寄って来て舐めるんです。お母さん羊と思ってる。
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22時30分ごろようやく夕暮れ。モンゴル最後の夜は暖かでした。
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D5 11時50分のフライトなので、8時半ごろにゲルをでます。ちょっと曇っている。
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あっという間の5日間でしたが、話題満載の馬の旅でした。
私も同行者のO子さんも馬に乗り慣れているとは言え、数日間家に帰らないホーストレッキングは初めてなので結構疲れました~。多分、馬に乗ってない方だと身体のどこかが筋肉痛になると思いますので、行かれる方は貼り薬など忘れずに。
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