春のレッサーパンダ紀行【２】 福岡市動物園＆到津の森公園　マリモちゃんとノゾム君の同居の様子を拝見＠福岡　久々の笑笑ぼっちゃんに会いに＠到津

2017/04/16 - 2017/04/16

本当はこの週末は北海道遠征の予定でしたが急な九州出張が土曜まで長引き断念・・・（涙）
代わりになんとか日曜日を捻出し福岡の２園、福岡市動物園と到津の森公園を回ってきました。
お正月に、森きらら、長崎バイオ、大牟田、平川、宮崎フェニックスを訪問していたので、今回の福岡と到津訪問で２０１７年も九州の全レッサー飼育園を回れたのでそれもまた良しかと思います・・・北海道行けなかったのは残念ですけどね。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 博多(福岡)

３泊ほどの九州出張を終え、日曜の今日は福岡の動物園２園を訪問しながら関西に帰りたいと思います。

まず１園目は福岡市動物園です。
福岡市動物園は現在エントランスが改装中で仮入園路からの出入りとなっていました。
福岡市動物園の入園料は大人６００円です。

開園時刻まで暫く時間があり仮入園路で待ちます。

仮通路には福岡市動物園の過去の出来事の写真が飾られていました。

２カ月間だけジャイアントパンダがいたこともありますよ。

仮入園路はアジアの渓谷ゾーンすぐ下に出るので、そのまま真っすぐ進みまず何はともあれはレッサーパンダ舎へ。

福岡市動物園では２匹のレッサーパンダが暮らしています。

姉さん女房で２００８年６月２４日多摩動物公園生まれのマリモちゃんと２０１２年７月５日長野市茶臼山動物園生まれのノゾム君です。

今日の展示シフトです。

これを見た時は、ノゾム君が屋外で、マリモちゃんが屋内と思い、「あ～あ、同居みれないんだぁ」とがっかりしたのですが・・・。

屋内展示室のマリモちゃんです。

福岡市動物園のアイドル的存在のマリモちゃん。

見た目の可愛らしさだけでなく、ガイド時などのリンゴを食べる時の仕種はまさしくアイドルです。

こちらノゾム君。

幼い頃からアイシャドーきつめで「歌舞伎役者のよう」と評されてきましたが、成長してもその印象は変わらずですね。

キリットした中にも可愛らしさのあるノゾム君です。

あれ？屋内外開放だったの？

ノゾム君が屋内に行くのを見て初めて開放展示だったことに気づきました（苦笑）

台の上に上がり、

先ほどマリモちゃんが食べていた竹の葉の残りを食べるノゾム君。

逆にマリモちゃんは外に出て、

先ほどまでノゾム君が食べていた竹の葉を食べ始めました。

とっても可愛いマリモちゃん。

マリモちゃんもアイシャドー濃い目だと思いますが、全体的な毛色が濃い目だけにあまり目立たないんですね、きっと。

ノゾム君は毛色が綺麗な茶臼ブラウンでお顔も白っぽいのでアイシャドーが目立ちますね。

同じ構図で見るとマリモちゃんとノゾム君の毛色の違いが際立ちますね。

福岡市動物園は狙ってか狙わずかは分かりませんが、毛色が全く違うレッサーが集まる傾向が強い様に思います。
少し前では、播々じいちゃん・・・真っ黒、幸ちゃん・・・真っ白とか。

焦げパンも白パンも少なくなってきましたね。

マリモちゃんが木に登りました・・・これは概ね「これから毛繕いしてお昼寝するよ」のサイン。

これを機に他の子を見に行くことにしました。

はな子さんは屋内にいました。

ここ１年くらいの間に数度起立不能に陥った花子さん、その度にキーパーさんや獣医さんの努力で回復していますが、体重の重いゾウにとっては起立不能は死に直結するだけに予断は出来ない状況にも思います。

心配しています。

この子はルナちゃん？キララちゃん？どっち？？
と、現地では思っていたのですが、よくよく考えると娘のキララちゃんは昨年１１月に砥部に移動していましたね、家に帰ってから気づきました。

こちらはサン君。

すごい目力で睨まれてしまいました（苦笑）

カイ君ですよね？

美虎のメイちゃんは闘病中とのこと。

悪性の皮膚の病気・・・完全治癒を期待したいます。

チャチャ丸君も治療中でした。

屋内で安静中のチャチャ丸君。

凛々しいお顔を見ることが出来ました・・・あの可愛らしかったチャチャ丸君がいまや大変な貫禄を身に付けましたね。

ネコ科繋がりで。

展示よりも繁殖が優先の国の天然記念物ツシマヤマネコ・・・もう暫くの間展示はお休みとの事でした。

レッサー舎へ戻ると、マリモちゃん、ノゾム君ともに屋内にいました。

それにしてもこのノゾム君の大きさと言ったら・・・多くのお客さんが「でかっ！！」って言ってました。

スヤ～。

劇的なシーンは残念ながら見られませんでしたが、何はともあれマリモちゃんとノゾム君の同居が見れたので満足です。

福岡市動物園から、バス、地下鉄、新幹線、バスを乗り継いで北九州市の到津の森公園へ。
福岡・天神から西鉄バスの高速バスでもアクセスできますよ。

到津の森公園の入園料は大人８００円。

レッサーパンダ舎へ。

到津の森公園には３匹のレッサーパンダが暮らしています。

まずは何と言っても今や到津の顔と言って過言ではない２０１５年７月２１日生まれの笑笑君。

なんでしょうな？この可愛らしさとふてぶてしさの絶妙な配合具合は（笑）

野風ちゃんと凌凌君の初めての子（成育したと言う意味でです）で、しかも、人工哺育で育ったこともあり、多くのレッサーファンにとっても思い入れが強い子だと思います・・・もちろん、僕も彼に会えると無条件でテンションが上がります。

２００７年６月２１日旭川市旭山動物園生まれの凌凌君、
２００９年６月２５日岡山池田動物園生まれの野風ちゃん、
笑笑君のご両親です。

とっても仲のいい２匹でほぼ通年で同居しています。

野風ちゃん。

８歳とは思えない可愛らしさですね。
過去に何度か出産の経験はありますが残念ながら育児の経験はありません。

何やら細い木の枝に乗って、ビョンビョンしながらバランスを取って遊んでました。

こちら凌凌君。

濃い毛色とクマちゃんの様な？つぶらな瞳の凌凌君もいつの間にやら今年１０歳・・・出来ることなら相性のいい野風ちゃんとの間にもう一花、二花咲かせたいですよね。

野風ちゃんと凌凌君に新しい竹の葉が給餌されました。

早速、「いただきま～す」

なんか凌凌君の仕種がかわいい。

凌凌君はなんか骨太な感じ（実際はもちろん不明ですが）でいいですよね、なんか小熊が強めな感じの小熊猫？

食事の後はお昼寝です。

笑笑君も竹の葉の交換がありました。

ガラス面直前ではむはむ・・・さすがに分かってらっしゃる。

園内きっての人気者なので笑笑君がガラス際にくるとお子様やらお母さま方がわっと集まってきます。

お客さんの服の模様と重なってチェック柄の笑笑君。

さて、他の子達にも会いにいきましょうね。

ミライちゃんぐっすり。

ランさんかな？

ご飯あげタイム中。

網目さん。

メイン放飼場にトーマ君、予備放飼場にマリアちゃんと３月２７日生まれのおチビちゃんの姿も見れました。

マリアちゃんとトーマ君の第３子となります。

第１子の望君は姫路セントラルパークに、第２子のいとちゃんは佐世保の森きららにいます。

すくすく育ってね！！

レッサー舎に戻ると笑笑ぼっちゃんお昼寝中。

全国２５０匹を超えるレッサーにおいて「ぼっちゃん」の称号にふさわしいのはこの笑笑君とアドベンのマルル君が図抜けたツートップと思うのです。

この旅行記へのコメント （2）

• ピヨうさぎさん 2017/05/02 14:40:47

  のぞむぅ〜♪

  ほんとに目が魅力的なイケパン！
  色もますます輝いて美しく・・・(*´∀｀*)
  福岡は昔からカラーのはっきりした子が来ているような。。。
  はっきり濃度が違うカップルの子が見てみたい！

  jilllucaさん からの返信 2017/05/03 07:45:30

  RE: のぞむぅ〜♪

  ピヨうさぎさん
  
  おはようございます。
  
  > ほんとに目が魅力的なイケパン！
  > 色もますます輝いて美しく・・・(*´∀｀*)
  
  ほんとおチビちゃんの時のイメージそのままの目力・・・（笑）
  そして、完全無欠の茶臼ブラウンですよね。
  大柄だしとても素晴らしい男の子に成長してくれました。
  
  > 福岡は昔からカラーのはっきりした子が来ているような。。。
  > はっきり濃度が違うカップルの子が見てみたい！
  
  以前でいうと、黒（播々君、マリモちゃん）、茶（テッカ君）、白（幸ちゃん）
  なんて展示もありましたもんね。
  マリモちゃんの子育てを見てみたいですね・・・ある種ファンの悲願ですもんね。
  
  jillluca