友松なんかに負けてたまるか！俺様（芳年）も、「ただ者ではない」んだぞ。

2017/04/18 - 2017/04/18

去年からチケットを安く買うようになって、友達を誘って出かけるようになりました。基本的に、前売りより300～500円安いです。
今回も２つの展覧会に行ったけれど、昼得切符で行ったし２つ展覧会の券を安く買ったから、両方でほぼ千円お得に！行けました。気分いいわ～～
もっとも、展覧会に行くと次の展覧会に行きたくなるし、サイトで見つけても行きたくなるから、ある意味、目の毒かもしれません。それでも、厳選してるつもりなんですけどね。
さて、今回は近所の友人・姫路の友人の３人で行くことになりました。
近所の友人は、最近できました。旅行に一緒に行けるといいね、なんて話もしています。日本の絵画に関心があるようです。姫路の友人は、姫路でも姫新線なので、少し遅く京都駅で集合にします。昼得の時間です。ところが、近所の友人が勘違いして１つ遅い新快速に乗ったので、集合がちょっと遅れました。少し心配なので、博物館の海北友松を早く見てしまいたい…と思ったけれど、予想通り出展数が少ないので、案外早く見終わりました。
最後の方で体験コーナーがあって、久しぶりに筆を持って、画家のように？筆運びを太くしたり細くしたり（見事に一本調子の太さになりました）描いてみました。２人とも常設の大仏や菩薩像に興味津々、それでも遅めのランチになる時間に出ることができました。
確かにキャッチコピー通り、「ただものではない」海北友松、雲龍も思ったより数多かったです。それに、イメージが違う花の絵も、丁寧に描けていたし～
次は、駅京都の芳年。近所の友人は、無惨絵は苦手…と言うので、ここで別々に行動することにします。姫路の友達は、せっかく来たので見て帰ることにします。京都駅に行く途中のイタ飯の店に入ることにしました。グーグルマップで見つけたのです。店の名前が変なので、気になっていたから尋ねていました。疑問が解けて、なんか嬉しい～カレーがおいしかったです。もっとも、私には量が足らなあかったのだけど。
芳年の展覧会は、予想以上に混んでいて、あの狭い会場にたくさん展示してありました。博物館より時間がかかりました。漫画チックな絵が多いです。浮世絵らしい絵も、明治のリアルな顔の絵もあって、ちょっとコーフンしてしまった展覧会でした。
いやぁ、楽しい１日でした。

エリア 京都駅周辺(京都)

初めて聞く名前です

最近の展覧会は、パンフがきれいですね～

武士から絵師になったのだそうです。
美術の教科書にはなかったから、知らないのでしょう。

それでも、大物なんですよね。京都国立博物館の120周年の今年に、これほど大々的な展覧会をするのだから。
ボタンでしょうか、とてもきれいです。
ここから下は、６月号です。

８２歳まで、割と長生きしたんですね。狩野永徳なんて、あれほど有名だけど５０歳まで生きてなかったんだ…

目録を見ました。雲龍図が、建仁寺以外で４点。

今回は普段より短い展示なのに、前期・後期があります。

つないでみました。やっぱり、ずれてしまいます…

月岡芳年の展覧会は、入場料が当日で９００円。市の観光案内所で、100円だけど割引券をもらえます（無くなれば終わり）。お値打ちの展覧会です。
「最後の浮世絵師」だそうですよ。
「いたさう」「かゆさう」「うるささう」…いくつか面白いタイトルの絵がありました。受け口でなく、見た通りの美人の横顔もありました。
江戸と明治を生きた、なかなかの絵師ですね。
もっと早く旅行記を作れば、最終日に間に合ったと思いますが、最近パソコンのご機嫌が麗しくなくて…「ファンが止まりました」って、あっという間に電源が落ちるのです。まだ１年も経ってないのに、修理してもらわないといけないかもしれません。いろいろ終わらせてから、修理に出そうと思います。
展覧会記録の旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。