夏の終わりの宮崎へ。１日目（２）　あまり観光客の行かない飫肥の名所めぐり。

2016/09/09 - 2016/09/12

宮崎旅行の１日目の続きです。青島からちょっと飫肥まで。
道の駅フェニックスから２kmの徒歩でJR日南線の内海駅へ。ディーゼルカーで４６０円３１分で飫肥に到着です。
今回は飫肥の有名どころ以外の観光地をたんねんに歩いて廻ってみました。
すると思わぬ新たな名所を見つけることができたりして充実感たっぷり。
表紙写真はスクランブル交差点。これがあるのは都会だけではなかったのです。

エリア 日南(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 徒歩 ソラシド エア
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発はJR日南線の内海駅。
１２５５発の快速日南マリーン号。１両編成。
快速といっても２８駅中２２駅停車。
内海から飫肥までも５駅中４駅停車。

のどかな車内風景。
さすがにボックス席は全部埋まっていました。
車端のロングシート席です。

３１分で飫肥に到着。

だいたい１時間おきといったところ。
まあまあの本数です。

改札口。

地方にある宣伝ポスターの定番その１。

その２。

駅前。
踊る女性の像は、秋に行われる城下まつりの「泰平踊り」。
祭りは１０月の第３土日。

徒歩で飫肥観光に出発。
もう１３４０なので３時間くらいでまとめたいと思います。

前鶴通り。バス通りの１本南側。

きれいな用水路。しおからとんぼとむぎわらとんぼ。

大手門通りを北上。

本町商人通り（バス通り）。
バス停も木製。

あ、さっき乗った日南レトロバス。

天ぷらのこだま屋の横を南下。
ここに到着。勝目氏庭園。
武家屋敷庭園ですが無料開放。

建物は入れません。
枯山水の庭です。

再び本町商人通りにもどって角の服部植物研究所。

コケの研究者の子孫が公開。

２階も上がれます。
展示がいっぱい。

化石の展示も。

レトロな階段。

１階は顕微鏡でいろんなコケを見られます。

館主？のおねえさんとしばしおしゃべり。
楽しかったです。
入館無料。
その後、全国紙で紹介されていました。
今は人でいっぱいかも。

大手門通りを北上。

最初の交差点。後町通りを右に行っても左にいっても鯉の泳ぐ水路があります。

次の交差点。大手町交差点。スクランブル交差点です。
都会でなくてもあるんです。
クルマの通行はそこそこ多いですが、歩行者はほとんどいません。

さらに北上。大手門が見えてきます。

大手門。

広い緩い階段。

城内を一番果てまでいくとこのような裏門があります。
出たところから城内方向を見たところ。

外を見たところ。

引き返し、すぐ上に登る階段。

このような飫肥杉の林になってます。
旧本丸跡。別名「いやしの森」。
昔NHKの朝ドラの「わかば」で使われたそう。

月が見えました。空気が澄んできました。

大手門に戻ります。
空堀を前にして。

大手門を出て空堀に沿って歩きます。
飫肥杉細工のお店。「オビダラリー」
コースターが安価できれいです。

空堀。昔はもっと深かったのかなあ？

そのまままっすぐ。武家屋敷通りになります。
こちらの武家屋敷通りは観光ガイドにもないのでほとんど無名。

すぐに小村寿太郎生家。
記念館に行く人は多いでしょうが、生家はひっそり。

その先。旧伊東伝左衛門家。でもここから入るのではなく、

この角を北に曲がってから入口があります。
通りの名は八幡通り。

ここです。

上級家臣の住居。無料公開です。

ちょっと痛んでるかなあ。
昭和５９年に日南市に寄贈されたのだそうです。

少し北上。
藩校の「振徳堂」。ここも無料です。

案内板。

建物は新しそう。
机が並んだ教室を再現。

八幡通りをさらに北上。つきあたりの田ノ上八幡神社。

キバナコスモスがきれい。夏ですねえ。

建物はかなりひしゃげているような。

境内のクスノキの巨木。樹齢４１０年だそう。

見上げると高い樹に囲まれた狭い空。

さて八幡通りを南下。飫肥は公民館もレトロ。ここを東に曲がります。

気持ちのいい花飾りのバス停。

３分ほどで願成就寺。
願いが成就する寺。なんてすばらしい名前。

ここにあるのは「ウスギモクセイ」の巨木。
樹齢３００年。

８８カ所巡りができます。
このように踏み石に番号が。ここが８８カ所目。

さて駅にもどりましょう。
途中にあった地元宮崎の飲料会社の自販機。
中段黄色と赤の「日向夏紅茶」がお気に入り。
購入その場で一気飲み。暑いんです。

河原でちょっと休憩。

カモが。

橋のたもとから飫肥の町を望む。

宮崎行きの列車の時間まで１５分ほどあるので、もう１カ所。
駅をいったん通り越し、踏切を渡って。
日南線にもコンクリート枕木があったのか、という発見が。

駅の裏の竹香園を散歩。
昔の貴族院議員さんの庭。
なんという贅沢な。今日見たどんな武家屋敷よりも立派。

急いで駅に戻ります。
３分前に飫肥駅に帰着。

自販機で青島駅まで５６０円のきっぷ購入。

ホームへ。
この番線行き先表示も飫肥杉かなあ？

クリスマスツリーみたい。

列車がやってきました。

夕方なので２両編成でした。

１６３２発。海側のボックス席です。青島に戻ります。
ちょうど３時間の飫肥散歩でした。
無料施設だけ。そのわりに充実感たっぷりでした。