弾丸パプアニューギニア1702　　「気軽にタクシーを利用してはいけない街。」　　　～ポートモレスビー～

2017/02/10 - 2017/02/11

所用がらみで急遽オセアニアに行くことになりました。オセアニアで未訪の地となる「フィジー」「トンガ」「バヌアツ」「ソロモン諸島」「パプアニューギニア」を訪れました。移動する上で立ち寄った「オーストラリア」を含め、9日で6ヶ国といういつも通りの弾丸の旅です。
各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。


≪最終的な全行程≫

１日目：昼、成田→メルボルン　　　　[ジェットスター]

２日目：終日、メルボルン市内散策　
http://4travel.jp/travelogue/11221837
　　　　深夜、メルボルン→ナンディ　[フィジー航空］　

３日目：朝、ナンディ着。
　　　　終日、ナンディ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11223545　
　　　　夕方、ナンディ→スバ　　　　[フィジー航空]

４日目：昼、スバ→トンガタプ　　　　[フィジー航空]

５日目：終日、トンガタプ散策。
http://4travel.jp/travelogue/11225549
　　　　夜、トンガタプ→ナンディ　　[フィジー航空]
　　　　　　　　
６日目：朝、ナンディ→ポートビラ　 ［フィジー航空］
　　　　午前、ポートビラ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11226736
　　　　午後、ポートビラ→ブリスベン　[ｳﾞｧｰｼﾞﾝｵｰｽﾄﾗﾘｱ航空]
http://4travel.jp/travelogue/11227900　　　　
７日目：午前、ブリスベン→ホニアラ　　[ｳﾞｧｰｼﾞﾝｵｰｽﾄﾗﾘｱ航空]
　　　　午後、ホニアラ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11229591
８日目：午前、ホニアラ→ポートモレスビー　[ニューギニア航空]
　　　　午後、ポートモレスビー市内散策。
　　　　　　　　　　　≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/travelogue/11231167
９日目：午後、ポートモレスビー→成田　　　[ニューギニア航空]

エリア ポートモレスビー(パプアニューギニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ニューギニア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ソロモン諸島の首都ホニアラを散策した後、
http://4travel.jp/travelogue/11229591
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーに向かいます。機内でアライバルカードに必要事項を記入します。

軽い朝食が供されました。

機内ではビリージョエルを聞きながら過ごします。若い頃から親しんでいたミュージシャンが相次いで鬼籍に入る昨今ですが、ビリージョエルも67歳。あと10年は名曲の数々を聞かせてほしいものです。

パプアニューギニア上空に差し掛かってきました。

10,000もの島々から成る国で、首都ポートモレスビーはニューギニア島にあります。

高度がどんどん下がってきました。

無事ポートモレスビー・ジャクソン国際空港に到着です。

ホニアラからの所要時間は2時間20分でした。

パプアニューギニア特有の、顔にペイントした人たちのパネルが飾ってあります。

パプアニューギニアの入国には査証が必要です。アライバルで簡単に取得できるうえ、日本人はなんと無料。なかなか素敵な国です。

時間もかからず、あっという間に入国できました。

パプアニューギニアの通貨はキナ(PGK)。1PGK＝35円。海外では珍しい穴あきコインは1キナ硬貨です。

さてこの後はホテルへむかうのですが、送迎を頼んであったにもかかわらず誰も来ていません。タクシーが強盗に変貌することが多々あるポートモレスビーでは専用車の移動が常識で、国際線ターミナルにはタクシー乗り場さえありません。

しばらくウロウロしていると、他のホテルのスタッフが「ニューギニア航空のカスタマーサービスで助けてくれるよ」と教えてくれました。行ってみるとすぐ予約したホテルに電話をかけてくれます。大変親切ですが、観光に携わる人達すべてで外国人を守っているようで、治安の悪さが伺い知れます。

15分ほどしてスタッフが迎えにきてくれました。

ホテルまでは4kmほどの道程です。

脇道に入ると急にあやしい雰囲気となります。ゴミを入れる籠が家の前に設置してありました。

厳重なセキュリティのもと、ホテルの敷地に入ります。

様々なペイントが色鮮やかです。

様々な顔の部族のイラストです。

パプアニューギニアにやってきたという想いを強くします。

本日の宿泊は「Lapwing Travelodge」です。

こじんまりとしたホテルですが、スタッフはフレンドリーで居心地はよさそうです。

1泊330PGK＝11,550円。いい値がしますが、ポートモレスビーではリーズナブルな方です。

設備は整っています。

ベランダからの風景です。

チェックインして30分ほど経ち、オーナーがスタッフを銀行に送っていくというので、クルマに同乗させてもらう事にしました。

治安が悪く自由に出歩くことができないポートモレスビーでは、時間があれば宿のスタッフが送迎をしてくれます。

前方に海が見えてきました。

パプア湾です。

このあたりがニュータウンのようです。

変わった形のモニュメントがあります。

右手にはカーゴターミナルが見えます。

街の中心部に入ってきました。

右手の建物が銀行で、こちらでスタッフは下車します。

オーナーに聞くと、この周辺の治安も大変悪いそうで、しょっちゅう強盗が出没するそうです。表面的にはそのような感じに見えないのですが、それがかえって怖いです。

再び海沿いに出ました。

バスターミナルのようです。

海沿いの道路を走ってゆきます。

また変わったモニュメントが見えました。

さらに進んでゆきます。

ガソリンスタンドで給油をします。

オーナーもクルマから一歩も出ません。

トラックの荷台に乗っている人がいます。

外国人は誰も街を歩いていません。

ハイチの首都ポルトープランス以来の車窓のみの観光でしたが、ヘタレの私にはこれで充分でした。

★2016年ハイチの旅行記はコチラ
http://4travel.jp/travelogue/11189559

ホテルに戻ると、正直ほっとします。

この後は部屋の中で溜まっている仕事をこなしてゆきます。

夕食も珍しく、ルームサービスでいただきました。

旅の最後ではありますが、帰国してからの仕事の準備に取り掛かります。

今年は2月後半から3月いっぱい、ほぼ関西に滞在することになり、そのための様々な準備です。

テレビでは安倍総理の渡米の模様が映し出されていました。

話題の昭恵夫人もいます。この映像を見る限り、私人とは言えない気がしますが。

翌朝となりました。やはり雨季の空模様です。

朝食はこちらでいただきます。

かなりこってりとした朝食でした。

お昼前、送迎車で空港へむかいます。

国内線ターミナルがちらりと見えました。

国際線ターミナル前には、民族衣装に身を包んだモデルがおり、観光客からチップをもらっていました。

後は、ニューギニア航空で成田に移動するのみとなりました。

プライオリティパスで利用できるラウンジもなく、搭乗時刻までカフェで過ごします。

民芸品のお店です。

特に欲しいものはありませんが、見てて楽しくはあります。

成田までの所要時間は約7時間です。

搭乗時刻となりました。

乗客の半分以上がオーストラリアからの乗継客のようでした。

離陸しました。

昨日訪れたパプア湾が見えます。

国土の多くがジャングルのようです。

今回のオセアニア旅もまもなく終了です。

機内食をいただいた後は、映画や音楽でくつろぐことにします。

学生時代にシンセサイザーを始めたきっかけとなった、エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)を聞きながら帰国の途につきました。2005年のTVドラマ「電車男」の主題歌「トワイライト」が収録されていないのは残念でした。