2017/04/03 - 2017/04/05
88位(同エリア247件中)
アーサーさん
奥能登の2泊3日の旅
4月3日(月)から奥能登に2泊3日の旅をしてきた。千葉銀行のダイレクトメールできた阪急交通社のツアーだ。ツアー参加者は、3組6人で、偶然かどうか、皆同じ県からの参加者だった。もちろん、皆、ツアーで初めて出会ったひとたちばかりだった。
2泊3日、10万円のツアー費用だから、国内2泊3日としては、結構、高い。ハワイに4泊6日の旅ができるくらいだね。
結果として、すご~く良かったね。
何が良かったかっていうと、能登の突端のランプの宿(石川県珠洲市三崎町寺屋10-11)に泊まれた。この宿って、予約をとるのが難しんだ。日本の古民家の木材を利用して、新しい感覚で作った、13室の瀟洒な小さな宿だ。小さいけど、落ち着いた宿だね。部屋から朝日がゆっくり楽しめた。建物内の色調が黒で、壁が白いのと、照明が新しい感覚の照明なので、落ち着いた雰囲気だった。
食堂の海に面する4枚のガラス戸は、そこから見える海が一幅の日本画を見るようだ。ガラス戸の外は、荒々しい岩とそれに続く海で、冬は、押し寄せる荒波の日本海をそのままみられる。
ランプの宿は、岬(珠洲岬)の高台の下の岩場に囲まれた小さなスペースにあり、バスや車で訪れると、バスや車は、岬の高台に整備された駐車場にとめ、宿泊客は、宿の送迎車で崖下に降りる。
この道がスイッチバック方式でないと通えない道で、行程は、短い行程だけど、車は、進行方向に走ったり、バックして走ったりを繰り返し、崖下に降りる。
岬の突端には、日本の三大パワースポットの一つと言われる「聖域の岬」と呼ばれるパワースポットがあり、宿からは、歩いて行ける。説明によると、海では海流が、地上では、気流がぶつかり合うところで、運気が集まる所らしい、今年は、1月に佐賀の宝くじの島に行ったし、今回は、パワースポットに来たので、中国式に両手を高くあげ、運気を抱え込むように手を少しずつ下げ、吸気をしながら運気を取り入れた。
岬を宿とは反対側の崖を下り降りると、そこには、青の洞窟があり、日の出の時とかに、洞窟の中の海の水が透き通る青になるのだそうだ。あいにく、夕刻だったので、青い海が見られる時間ではなかったのだけど、青の洞窟にも行った。道は、整備されているけれど、非常に上り下りが厳しい道だった。
この岬より車で5分ほどのところに、灯台がある岬(禄剛崎)があり、その岬では、夕陽と朝日の両方が見られる珍しい場所ということであったけど、ツアーのコースには入っていなかった。朝と夕の両方の時間に訪れるには、車でないとね。
珠洲岬付近は、星空も美しいと言われたので、夜、夜空を見上げたけど、あいにく、月にリングがつく夜で、星は、良く見えなかった。
能登の内浦湾には、いま、6頭2組の12頭のイルカがいるんだって。ツアーの2日目、和倉温泉から能登の軍艦島に向かって、能登鉄道の車両が海沿いの高台を走っていたとき、そのうちの1組のイルカが海岸沿いに車両の進行方向から、あのイルカ特有のドルフィンキックでやってきた。まるで、出迎えに来たみたいだ。能登鉄道のアテンダントの人が目ざとく見つけて、教えてくれた。能登鉄道って見晴らしポイントとか、エポックメイキングなことがあると、アテンダントの人の声掛けで、運転手が速度を落とすんだ。2両編成の先頭に乗っていたのも幸いした。まるでカナディアン特急や、フィンランドとノルウェーを結ぶ鉄道みたいだ。能登鉄道のアテンダントの人も興奮していた。時間で数分かな。船に乗って、イルカを見に行かなくても、近場で間近にイルカを見られるなんて、ラッキーだ。こんな情景って、とっても珍しいんだそうだ。
3日目の行程で、曹洞宗大本山總持寺祖院(石川県輪島市門前町)を訪ねたとき、正しい用語でないと思うけど、そこの住職の交代の式が厳かに行われているのに出会った。宗教には、国ごとに、宗派ごとに、地域ごとに、時に厳しいおきてがあり、旅人は、それを予め良くわきまえて、寺院内とか聖域内とかでは行動しないといけないのだ。
10人を超える僧侶が、厳粛に式を行っている様子に接すると、見ている私も厳粛な気持ちになる。式は、静かに、厳かに続けられていた。
こうした機会に出会えるのも、珍しいことで、お寺のガイドも、非常に稀な機会に出会った、と言っていた。
ツアーには、普通のツアーにはない、ユネスコ無形文化遺産に登録されている、かつて、各家ごとに行われていた民族行事「あえのこと」を経験する機会(合鹿庵)があった。
あえのことでは、自分の家の田に田の神を迎えに行き、家の土間に迎え入れ、旅の泥をすすぎ水で落とし、旅の疲れをお風呂で癒し、祭壇の場所に迎えて、備えてある膳の一つ一つを田の神に説明する。
その後、おさがりをいただき、食事する。素朴な土着の行事で、能登の地方では、結構、行われてきたらしい。観光旅行で、こうした、私たちの祖先が行ってきた習わしを、今の時代に味わうのも、旅には、見る旅、楽しむ旅、味わう旅以外に心の旅もあるという点を知らされる。食事は、炉端を囲んだ食事で、炉端で魚、肉、野菜を焼いて食べた。炉端でお下がりを食べる食事で、炉端を囲んでな食事するんて生まれて初めての経験だ。食事の内容は、昼食ではなく、夕食といってもおかしくないような、豪華な内容だった。
ツアーの3日目、能登半島の海に面した千枚田(白米千枚田)を訪れた。千枚田は、海辺からせりあがるようにあり、遮るところがなく、一望で見渡せる千枚田だった。
ここも、オーナー制度が活用されており、今、話題の中心にある人がオーナーとなっている田があった。今年の千枚田は、2月の房総の千枚田から2度目だ。
能登半島は、あちこちに映画とか、TVとかの撮影場所があった。目立ったのは、「まろ」の撮影場所で、変わったものでは、能登鉄道のラッピング車、駅には、実際の駅名とコミックの中の駅名と併せ持った駅などがあり、ラッピング電話とすれ違う都度、アテンダントから、「今、花さくいろは」とすれ違います、と、その都度、案内があった。子供にも、親にも楽しめる能登半島かもしれない。ラッピング車には、マジンガーZもあった。
能登半島というと、輪島の朝市が欠かせない。3日間の旅の最後の方で、輪島の朝市を訪ねた。何度目かの訪問だ。売り子のおばあちゃんたちが元気だった。勝浦も、高山も、輪島も、日本の朝市というと、道路沿いにあるね。ホノルルとか、ロスの郊外のオープンマーケットというと、道路沿いというより、広場にあり、売り子も、日本は、女性が中心で、海外では、男女混在で、違いがあるね。売られている商品も海外の方が、多彩だ。
今年は、もう1度、北陸に行く計画があり、今度は、車で行くので、今回行った良いところ、行けなかったところを補足しに、また、能登に立ち寄るかも知れない。
能登は、桜のつぼみも膨らんで、春爛漫がすぐそこまで来ていた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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こちらは、和倉温泉の「のと楽」の部屋から見た朝日
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能登鉄道のラッピング車のひとつ。
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仲代達也が主宰する無名塾公演のポスターの一部(能登なかじま駅)
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能登鉄道の車内の仕切りパネルの工芸品
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車内より6頭のイルカが泳いでいるのが見えた。シャッターのタイミングがあわず、イルカの姿が完全にはとらえきれていない。
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あえのことで、田の神様を迎えて、炉端でお迎えの言葉を述べている情景
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田の神様への御供え物
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御供え物をいただいての食事
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あえのことで田の神が湯浴びするふろおけ、実際にその昔使われていたもの。
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能登の軍艦島、浸食されて徐々に細っているとのこと
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かつては列車が走っていた廃駅になった駅で、残された駅と線路の一部
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能登のパワースポット(木が見えるところ)
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青の洞窟
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能登の白米千枚田。海に面しているのが特徴
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ランプの宿の食堂から海をみた風景、外は、すぐ日本海だ。
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ランプの宿のつくり、和風で美しい
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照明もledだと思う。暖かい色だ。
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ランプの宿に向かうスイッチバックの道、角を曲がれないので、突き当りまで進み、そこで、バックして進む。
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白米千枚田の男性トイレの手洗い上の住人(ツバメ)
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ランプの宿玄関
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ランプの宿全景。プールは夏場用、TVはない。WiFiは使え、インターネットの使用には不自由しなかった。右手は日本海。
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能登中島駅の郵便車内のポスト
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