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イルクーツクからウランバートルが地理的に近い<br />それだけの理由で乗車したシベリア鉄道。<br /><br />走行距離1134㎞、所要時間33時間<br /><br />ひたすら一面雪の景色を眺め、退屈しのぎの読書・・・<br />陸路での国境越え、4時間以上の足止め・・・<br /><br />…という実録33時間シベリア鉄道の旅をまとめました。<br /><br />▼詳細はこちらも併せてご覧ください。(写真・コメント多し)<br />http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/russia/irkutsk/<br />

世界の車窓から~シベリア鉄道33時間の旅(イルクーツク~ウランバートル)

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2017/03/07 - 2017/03/09

5位(同エリア72件中)

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riverwill

riverwillさん

イルクーツクからウランバートルが地理的に近い
それだけの理由で乗車したシベリア鉄道。

走行距離1134㎞、所要時間33時間

ひたすら一面雪の景色を眺め、退屈しのぎの読書・・・
陸路での国境越え、4時間以上の足止め・・・

…という実録33時間シベリア鉄道の旅をまとめました。

▼詳細はこちらも併せてご覧ください。(写真・コメント多し)
http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/russia/irkutsk/

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
  • シベリア鉄道の旅初日。<br /><br />ツアー会社に事前に用意してもらった乗車券。<br />片道8000ルーブル(約15600円)<br />二等寝台車両の4人部屋下段のベッドがわたしの指定席。<br /><br />イルクーツクからウランバートル行き362号はオンラインでは購入できないそうです。<br /><br />出発時間が16時になっていますが、<br />これはモスクワ時間なのでイルクーツク時間では21時のこと。<br />これ、理解するのにちょっと手間取った。<br /><br />同じ国内でも5時間の時差、そしてモスクワ中心のロシア社会。<br /><br />なんて複雑…<br /><br />っていうか、チョー面倒。<br />

    シベリア鉄道の旅初日。

    ツアー会社に事前に用意してもらった乗車券。
    片道8000ルーブル(約15600円)
    二等寝台車両の4人部屋下段のベッドがわたしの指定席。

    イルクーツクからウランバートル行き362号はオンラインでは購入できないそうです。

    出発時間が16時になっていますが、
    これはモスクワ時間なのでイルクーツク時間では21時のこと。
    これ、理解するのにちょっと手間取った。

    同じ国内でも5時間の時差、そしてモスクワ中心のロシア社会。

    なんて複雑…

    っていうか、チョー面倒。

    イルクーツク旅客駅

  • イルクーツク旅客駅。<br /><br />市街からアンガラ川を渡ったところにあります。<br /><br />なかなかきれいな駅舎。

    イルクーツク旅客駅。

    市街からアンガラ川を渡ったところにあります。

    なかなかきれいな駅舎。

    イルクーツク旅客駅

  • 駅に入るにはセキュリティチェックが必要です。<br /><br />入口右手にチケット売り場。<br />左手にホームへ続く階段。<br /><br />さらに左奥には待合室や荷物預け所、売店などがあります。

    駅に入るにはセキュリティチェックが必要です。

    入口右手にチケット売り場。
    左手にホームへ続く階段。

    さらに左奥には待合室や荷物預け所、売店などがあります。

    イルクーツク旅客駅

  • 地下1階に荷物預け所があります。<br /><br />1日か半日か、とにかく150ルーブル(約300円)<br /><br />大きな荷物を置いて、<br />発車時刻の21時まで市街へ出て暇をつぶすことにします。

    地下1階に荷物預け所があります。

    1日か半日か、とにかく150ルーブル(約300円)

    大きな荷物を置いて、
    発車時刻の21時まで市街へ出て暇をつぶすことにします。

    イルクーツク旅客駅

  • わかりやすく街に出るにはトラム。<br /><br />1番、2番が市の中心行きです。<br /><br />乗り場は、駅前の、この電線に架かったサインボードが目印。<br />町まで15ルーブル。

    わかりやすく街に出るにはトラム。

    1番、2番が市の中心行きです。

    乗り場は、駅前の、この電線に架かったサインボードが目印。
    町まで15ルーブル。

    イルクーツク旅客駅

  • 20時、戻ってきました。<br /><br />余裕しゃくしゃくで駅舎の中からプラットフォームへ向かうと、<br />ウランバートル行き1番線が見当たらない。<br /><br />焦って、<br />英語の通じないチケット売り場のお姉さんにジェスチャーで尋ねると<br />1番線は駅舎を出た、外側の改札(というかただの門)とのこと。<br /><br />そんな案内表示どこにもない。<br /><br />なんて、顧客に不親切な駅なんだ。<br />

    20時、戻ってきました。

    余裕しゃくしゃくで駅舎の中からプラットフォームへ向かうと、
    ウランバートル行き1番線が見当たらない。

    焦って、
    英語の通じないチケット売り場のお姉さんにジェスチャーで尋ねると
    1番線は駅舎を出た、外側の改札(というかただの門)とのこと。

    そんな案内表示どこにもない。

    なんて、顧客に不親切な駅なんだ。

    イルクーツク旅客駅

  • 無事、ウランバートル行き362号を見つける。<br /><br />自分の寝台車両9号車を探すも、また苦戦。<br />1から順に車両がつながっていなかったりする。<br />もー・・・<br />

    無事、ウランバートル行き362号を見つける。

    自分の寝台車両9号車を探すも、また苦戦。
    1から順に車両がつながっていなかったりする。
    もー・・・

    イルクーツク旅客駅

  • 4人相部屋の下の段、右の座席兼用のベッドが指定席。<br />もちろん、倒せます。<br /><br />幸い、相部屋の乗客はおらず、客室独占状態。<br /><br />枕やベッドは上の段に用意され、<br />おろしたてのシーツと枕カバーは車掌が持ってきてくれます。<br /><br />暖房は暑いぐらい効いている。(時々ヒヤっとする)<br />そして、2等車両には室内に電源スポットはナシ。<br />(ちなみに、362号は1等車両なし、2等のみ)<br /><br />また、照明もかなり薄暗い。<br /><br />下段の椅子の下が収納ケースになってます。<br />

    4人相部屋の下の段、右の座席兼用のベッドが指定席。
    もちろん、倒せます。

    幸い、相部屋の乗客はおらず、客室独占状態。

    枕やベッドは上の段に用意され、
    おろしたてのシーツと枕カバーは車掌が持ってきてくれます。

    暖房は暑いぐらい効いている。(時々ヒヤっとする)
    そして、2等車両には室内に電源スポットはナシ。
    (ちなみに、362号は1等車両なし、2等のみ)

    また、照明もかなり薄暗い。

    下段の椅子の下が収納ケースになってます。

    イルクーツク旅客駅

  • 朝になって、ようやく全体が見えてきました。<br /><br />客室車両の様子。<br /><br />通路は狭く、年季入った感じ。<br />でも小ぎれい。<br /><br />さすが、極寒の列車は、すみずみまであったかい。<br />

    朝になって、ようやく全体が見えてきました。

    客室車両の様子。

    通路は狭く、年季入った感じ。
    でも小ぎれい。

    さすが、極寒の列車は、すみずみまであったかい。

    イルクーツク旅客駅

  • 給湯器完備。<br /><br />持ち込んだお茶やインスタントラーメンを作っていただけます。<br /><br />中国の列車みたい。<br /><br />お手洗いはこの斜め向かい。<br />洗面所と兼ねてます。<br />

    給湯器完備。

    持ち込んだお茶やインスタントラーメンを作っていただけます。

    中国の列車みたい。

    お手洗いはこの斜め向かい。
    洗面所と兼ねてます。

    イルクーツク旅客駅

  • 二等車両は、通路の壁に電源スポットがありました。<br /><br />でも、壁のやや高い位置にあって、<br />差し込んだまま放置するには難しい場所にあります。<br /><br />電圧も低いので、チャージには結構時間がかかりますね。

    二等車両は、通路の壁に電源スポットがありました。

    でも、壁のやや高い位置にあって、
    差し込んだまま放置するには難しい場所にあります。

    電圧も低いので、チャージには結構時間がかかりますね。

    イルクーツク旅客駅

  • 壁に貼られていた時刻表。<br /><br />停車駅、到着時間、発車時間、停車時間が<br />細かく明記されています。<br /><br />ほぼ寸分の狂いなくスケジュール通りに走る列車は<br />几帳面な日本っぽい。

    壁に貼られていた時刻表。

    停車駅、到着時間、発車時間、停車時間が
    細かく明記されています。

    ほぼ寸分の狂いなくスケジュール通りに走る列車は
    几帳面な日本っぽい。

    イルクーツク旅客駅

  • 隣の車両に行こうと思ったら、<br />なんと、夜のうちに寝台車両以外のすべての車両が切り離されていました・・・<br /><br />つまり、動力部分の先頭車両と寝台車両のみ。<br /><br />こりゃ、淋しい。

    隣の車両に行こうと思ったら、
    なんと、夜のうちに寝台車両以外のすべての車両が切り離されていました・・・

    つまり、動力部分の先頭車両と寝台車両のみ。

    こりゃ、淋しい。

  • 今朝は天気が悪く、軽くふぶいている。<br />マイナス20℃。<br /><br />寒々しい景色が続きます。<br /><br />することがないので、持ってきたKindle本を読みまくります。

    今朝は天気が悪く、軽くふぶいている。
    マイナス20℃。

    寒々しい景色が続きます。

    することがないので、持ってきたKindle本を読みまくります。

  • 途中停車駅。<br />どこに改札があるか分からないほど、<br />こじんまりとした小さな駅。<br /><br />途中駅はどこもだいたいこんな感じ。<br /><br />停車時間はたった1分。<br />

    途中停車駅。
    どこに改札があるか分からないほど、
    こじんまりとした小さな駅。

    途中駅はどこもだいたいこんな感じ。

    停車時間はたった1分。

  • 集落が見えていきました。<br /><br />素晴らしい眺め。<br /><br />しかし、こんな山間の村の、<br />暮らしの糧となる産業が知りたい。<br /><br />

    集落が見えていきました。

    素晴らしい眺め。

    しかし、こんな山間の村の、
    暮らしの糧となる産業が知りたい。

  • 再び停車駅。<br /><br />ここで9分の停車。<br /><br />この移動の間、<br />車両スタッフが土産物の押し売りに来たり、<br />軽食(というかお菓子程度)の押し売りに来たりと、<br /><br />あしらうのに大変でした。<br />

    再び停車駅。

    ここで9分の停車。

    この移動の間、
    車両スタッフが土産物の押し売りに来たり、
    軽食(というかお菓子程度)の押し売りに来たりと、

    あしらうのに大変でした。

  • 昼過ぎ、<br />ようやくロシア国境の町「ナウシキ(Наушки )」に到着。<br /><br />ここで、<br />謎の4時間半という1日の6分の1の待機を命じられる。<br /><br />いったん車両から降ろされ、<br />2、3時間後に戻ってこい、とのこと。<br /><br />こんな、何もないところで…<br />

    昼過ぎ、
    ようやくロシア国境の町「ナウシキ(Наушки )」に到着。

    ここで、
    謎の4時間半という1日の6分の1の待機を命じられる。

    いったん車両から降ろされ、
    2、3時間後に戻ってこい、とのこと。

    こんな、何もないところで…

  • 駅構内にいた野良犬。<br /><br />何故か、瞑想に入る。<br />

    駅構内にいた野良犬。

    何故か、瞑想に入る。

  • 駅構内をぶらついてみる。<br /><br />モザイク画が美しい。<br /><br />でも、<br />5分で観終わる。

    駅構内をぶらついてみる。

    モザイク画が美しい。

    でも、
    5分で観終わる。

  • 駅の外に出てみる。<br /><br />シーン・・・<br /><br />という虚しい音が響く。

    駅の外に出てみる。

    シーン・・・

    という虚しい音が響く。

  • 4時間半後、<br />先頭車両は衣替えして戻ってきました。<br /><br />客室車両は当然そのまま。<br /><br />そして、ようやくロシア側の出国審査開始。<br /><br />非常にアナログなやり方で、<br />こんな調子で車両の中で行われる。<br /><br />こんな出国のやり方、長い旅人生で初の経験だ。<br />

    4時間半後、
    先頭車両は衣替えして戻ってきました。

    客室車両は当然そのまま。

    そして、ようやくロシア側の出国審査開始。

    非常にアナログなやり方で、
    こんな調子で車両の中で行われる。

    こんな出国のやり方、長い旅人生で初の経験だ。

  • 必要なのはパスポートとVISAと出国カード。<br /><br />出国カードは、入国の際に渡されたものを失くさないようにしましょう。<br /><br />出国審査が終わると、<br />今度は荷物検査。<br />麻薬犬?も出動です。<br /><br />大きなスーツケースの方を、全開にして中をまさぐられます。<br /><br />でも、想定していたほどかき回されませんでしたね。<br />

    必要なのはパスポートとVISAと出国カード。

    出国カードは、入国の際に渡されたものを失くさないようにしましょう。

    出国審査が終わると、
    今度は荷物検査。
    麻薬犬?も出動です。

    大きなスーツケースの方を、全開にして中をまさぐられます。

    でも、想定していたほどかき回されませんでしたね。

  • 一通りロシア側の出国審査が終わると、<br /><br />鉄道スタッフよりモンゴル国へのエントリーカードを受け取ります。<br /><br />モンゴル国境の町、スフ・バートル(С?хбаатар)で<br />またしても車両内で、今度はモンゴル人の検査官によって<br />同様の入国審査を受けます。

    一通りロシア側の出国審査が終わると、

    鉄道スタッフよりモンゴル国へのエントリーカードを受け取ります。

    モンゴル国境の町、スフ・バートル(С?хбаатар)で
    またしても車両内で、今度はモンゴル人の検査官によって
    同様の入国審査を受けます。

  • 検査が終わると、<br />ふたたび3時間程度の待機時間。<br /><br />そしてふたたび、車両衣替え。<br /><br />今度は草原色のモンゴル仕様です。

    検査が終わると、
    ふたたび3時間程度の待機時間。

    そしてふたたび、車両衣替え。

    今度は草原色のモンゴル仕様です。

  • モンゴル国境の町、<br />スフバートルの駅舎。<br /><br />立派に見えて、<br />何もない…

    モンゴル国境の町、
    スフバートルの駅舎。

    立派に見えて、
    何もない…

  • おもむろに、怪しげな男が入ってくる。<br /><br />闇の両替商らしく、<br />手持ちのロシアルーブルを両替してもらうと、<br />あとで、非常にレートが悪いことに気づく。<br /><br />ここでは、せいぜい1000円程度の両替でよいと思います。<br /><br />市内には公定レートレベルの良い両替所があります。<br />

    おもむろに、怪しげな男が入ってくる。

    闇の両替商らしく、
    手持ちのロシアルーブルを両替してもらうと、
    あとで、非常にレートが悪いことに気づく。

    ここでは、せいぜい1000円程度の両替でよいと思います。

    市内には公定レートレベルの良い両替所があります。

  • そうして夜も更け、ようやくスフバートル駅を発車。<br /><br />これからふたたび11時間の鉄道の旅が始まります。<br /><br />すでに読むものもなく、<br />写真の整理をしたり、これまでの情報をメモで整理したり、<br />物思いにふけったり、・・・<br /><br />こんなに贅沢に時間を使ったのは<br />ひさびさです。

    そうして夜も更け、ようやくスフバートル駅を発車。

    これからふたたび11時間の鉄道の旅が始まります。

    すでに読むものもなく、
    写真の整理をしたり、これまでの情報をメモで整理したり、
    物思いにふけったり、・・・

    こんなに贅沢に時間を使ったのは
    ひさびさです。

  • ようやくウランバートル駅に到着。<br />夜明け前の午前6時ごろ。<br /><br />駅ホームには、<br />ホテルに事前にお願いした送迎タクシーの運転手が待機しており、<br />迷わずホテルにたどり着けました。<br /><br />凍てつくウランバートルもまた、マイナス20℃。<br />寒いっ!<br /><br /><br />こうして2泊3日のシベリア鉄道の旅は幕を閉じました。<br /><br />終わり<br /><br />--------------------------------------<br />最後までご覧いただきありがとうございました。<br /><br />▼詳細はこちらも併せてご覧ください。(写真・コメント多し)<br />http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/russia/irkutsk/

    ようやくウランバートル駅に到着。
    夜明け前の午前6時ごろ。

    駅ホームには、
    ホテルに事前にお願いした送迎タクシーの運転手が待機しており、
    迷わずホテルにたどり着けました。

    凍てつくウランバートルもまた、マイナス20℃。
    寒いっ!


    こうして2泊3日のシベリア鉄道の旅は幕を閉じました。

    終わり

    --------------------------------------
    最後までご覧いただきありがとうございました。

    ▼詳細はこちらも併せてご覧ください。(写真・コメント多し)
    http://tabinomori.com/travel-blogs/europe/russia/irkutsk/

    ウランバートル駅

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